キャンプをはじめアウトドア全般で広く使われている〝モーラナイフ〟
雑誌やYouTubeを通じ名前だけは知っている方も多いのではないでしょうか。
モーラナイフは釣り用としても魚を絞めたり調理をするのに使い易く一つ持っておくと非常に便利なナイフです。
しかし「モーラーナイフについて名前だけは知っているけど人気の理由が分からない」と思いませんか。
本稿ではモーラナイフの特徴と性能の解説、釣りに持っていくと便利なおすすめモデルを厳選しご紹介します。
- 海外遠征経験あり
- 釣り歴30年
- 年間釣行100日程
千葉県在住の中年アングラー。 幼少期はブラックバスやブルーギル釣りを嗜む。 現在は、国内外を旅をしながら釣り歩くのがライフワーク。 ルアーやヘチ釣りのような隙間時間にふらっと行ける釣りを好む。 海外遠征経験は、中国、モンゴル、タイ、台湾、ミャンマー、ラオス、韓国等。
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目次
- 1 モーラナイフとは?釣りに使える?
- 2 モーラナイフの特徴
- 3 釣りにモーラナイフを使うメリット・デメリット
- 4 釣りに使えるモーラナイフの選び方
- 5 釣り用モーラナイフおすすめ10選
- 5.1 【モーラナイフ】 Moraknife BASIC 511 2021Edition
- 5.2 【モーラナイフ】モーラ Craftline Basic Allround Knife
- 5.3 【モーラナイフ】 Mora knife PRO C
- 5.4 【モーラナイフ】 Mora knife Allround 746
- 5.5 【モーラナイフ】 Morakniv Wood Carving Basic
- 5.6 【モーラナイフ】 モーラ COMPANION
- 5.7 【モーラナイフ】 Mora knife PRO FLEX
- 5.8 【モーラナイフ】 Mora knife Companion Heavy Duty MG
- 5.9 【モーラナイフ】Morakniv Companion Heavy Duty Burnt Orange
- 5.10 【モーラナイフ】 Moraknife Fishing Comfort Fillet 090
- 6 まとめ
モーラナイフとは?釣りに使える?
モーラナイフはスウェーデン中部モーラ地方で生まれた創業130年を誇る北欧スウェーデンを代表するナイフブランド。
やせた土地であったモーラ地方の主産業は農機具や狩猟具などの製造で、ナイフもその一つとして盛んに作られ技術が磨かれていきました。
その品質の高さからスウェーデン王国から「王室ご用達」の認定を受けています。
特に握りやすいグリップと丈夫で鋭利なブレードが特徴的なナイフですので、魚を絞めるのはもちろん、刺身にするのも使い易いです。
モーラナイフの特徴
滑りにくいハンドル
モーラナイフと言えばプラスチックやゴムなどで作られた滑りにくいハンドルです。
ハンドルの滑りにくさを追求した理由は、ハンドルが滑る事で手にけがを負うことが多かった食肉加工業者の依頼を受け開発したのが始まり。
握りやすく滑りにくいので力が入り、けがの防止につながるのでヌメリが強い魚類を捌くのにも頼もしいです。
一本の鉄板で形成されているフルタング仕様
フルタングとはブレードがハンドル内部に入っている仕様の事で、モーラナイフの特徴の一つと言えます。
一枚の鉄板ですから強度があり、また、シッカリと力がブレードの先端に伝わるので魚を絞めやすいです。
鞘に納めるシースナイフ
シース(鞘)に入れて収納するタイプのナイフはシースナイフという種類に分類されます。
ベルトに通して携帯でき出し入れもカンタンで「ここぞ」という時にスグに出せます。
魚が釣れた時に直ぐに締めないと徐々にストレスによって美味しさが半減するので、スグに使えるのは頼もしいですよね。
頑丈で切れるスカンジグラインド
グラインドとはナイフの刃の形成方法の事で、色々な技法があります。
なかでもモーラナイフに使われているのは、北欧発祥の技法〝スカンジグラインド〟。
スカンジグラインドは刃の中心にかけて鋭利に研ぎ澄まされており、断面はV字型になっています。
中心に力が加わりやすく、引いて切っても縦に切りおとすにも便利。
魚を絞めて捌いて刺身にするのも一本でこなせます。
価格を追求
モーラナイフは、高性能な上に手ごろな価格で販売されているのも特徴的です。
大量生産でコストを抑えている実用的なナイフを作っていることから、使用に支障のないレベルの小さい傷がついている事もあります。
手入れをする部分が残されている道具ほど、ユーザーに愛されるものです。
モーラナイフの歴史の長さの理由の一つかもしれません。
釣りにモーラナイフを使うメリット・デメリット
メリット
性能が良く丈夫な上に経済的な価格でヘビーデューティーに向いていますので、釣行回数の多いアングラーに好まれています。
また、研ぎやすく手入れもカンタンな上、握りやすくよく切れるので刃物をあまり扱ったことがない方にも入門用として最適です。
デメリット
雰囲気を重視する方や魚を絞めるのに特化した使い方をしたいアングラーには少し物足りないかもしれません。
見た目が工業的デザインであり、性能も汎用性が高いものの一点に特化したものではありませんのでコダワリが強い方には不向きかもしれませんね。
釣りに使えるモーラナイフの選び方
ブレードの長さ
魚を絞めて刺身にする汎用性を求めるなら10cmくらいの長さが欲しいところ。
刃物全般に言える事ですがブレードの長さが短いものは力が入りやすく、長いものは良く引いて切れますので肉や刺身を作るのに向いています。
モーラナイフの一般的な長さ90mm以上のものが締めるのも捌くのも使い勝手が良いでしょう。
ブレードの素材
ブレードの素材はステンレススチールが釣りとの相性がバツグンです。
ステンレススチールよりも高価な素材であるカーボンスチールは、切れ味や軽さは優れていますが錆びに弱いという弱点も抱えています。
水辺で使用する事が基本の釣りでは防錆効果が出来るだけ高い金属で出来ているナイフが好ましいです。
ハンドルの素材
モーラナイフの中でも昔ならではの木製のハンドルのモデルもあります。
しかし、実用性を研究し開発されたハンドルであるプラスチックやラバーで出来たハンドルは滑りにくく、力が逃げないので安全かつ使い易いです。
刃物は自分の手になじむものが最も安全ですのでプラスチックやラバー製のハンドルを選びましょう。
釣り用モーラナイフおすすめ10選
【モーラナイフ】
Moraknife BASIC 511 2021Edition
1500円前後で購入できる価格帯も魅力ですが、プラスチック製のハンドルのグリップ力とブレードの切れ味は流石モーラナイフといったところ。
ブレードの素材が錆びやすいカーボンスチールなので小まめな手入れが必須ですが、切れ味は折り紙付きです。
【モーラナイフ】
モーラ Craftline Basic Allround Knife
あらゆるシーンでの使用を想定して作られているモデル。
ステンレス製のブレードは防錆効果があり切れ味も良いので、釣り目的の携行には打って付けです。
グリップはポリプロピレン製、もちろん滑りにくいので初心者におススメです。
【モーラナイフ】
Mora knife PRO C
ブレードの素材は手入れが必要ながら切れ味が鋭いカーボンスチール、ハンドルは滑りにくく力が入るラバー素材で出来ているモデル。
ブレードに厚みもあるので魚の頭を切り落とすこともできます。
スカンジグラインドで形成された先の薄いブレードは魚の皮を引くのにも便利。
高性能且つ価格の安いコスパの良いモデルです。
【モーラナイフ】
Mora knife Allround 746
防錆効果が高く釣りに向いているステンレス製のブレードで作られたモデル。
ゴム製のハンドルはヌメリの強い魚を捌く際も心強く、シッカリと力がブレードに伝わります。
また、長さ10cmのブレードは切り身にしたり刺身にするのにも使い易いでしょう。
【モーラナイフ】
Morakniv Wood Carving Basic
ブレードの長さは短く8cmだからこそ魚を活き締めする際に使い易さが光ります。
元々は木材を加工する用途で作られているので、細かい作業がしやすいように作られているプラスチック製のハンドルは、魚の鰓を切ったり内臓を出したりする際に使い易いでしょう。
【モーラナイフ】
モーラ COMPANION
ブレードは防錆効果が高いステンレス製、長さもあり魚の活き締めから調理まで幅広くこなせます。
また、ブレードに厚みがあるので焚火をおこす際に木を割ったり、焚き付け用のフェザニングもしやすいです。
アウトドア全般で活躍するモデルです。
【モーラナイフ】
Mora knife PRO FLEX
魚を活き締めにするのには少し薄い刃の厚さですが、皮をはいだり刺身にするなどの調理に向いているモデル。
活き締め用に刃の厚いモデルを、そして調理用にこのモデルと使い分けるのをおススメします。
【モーラナイフ】
Mora knife Companion Heavy Duty MG
刃が厚く切れ味もするどいので大型魚を捌くのに便利なモデルです。
また、焚火用に木材を加工するのにも丁度良いので、アウトドア全般で使い易い仕様です。
ブレードがカーボンスチールなので、こまめな手入れをしないと錆びますのでその点はご注意ください。
【モーラナイフ】
Morakniv Companion Heavy Duty Burnt Orange
ハードな使用も耐えられるヘビーデューティーモデルのモーラナイフ。
フルタングで厚みのあるブレードは、大型魚を捌いたり、ぶつ切りにすることも可能。
その際は滑りにくいラバー製のハンドルのおかげで力が入り頼もしさを感じるでしょう。
また、ステンレス製なので錆びに強いのも嬉しいですよね。
【モーラナイフ】
Moraknife Fishing Comfort Fillet 090
釣り専用に作られたナイフなので、サビに強いステンレス製なのは勿論、やや薄い刃の厚さが刺身や切り身にしやすく便利です。
活き締めをするにはやや弱さを感じますが、エラから血抜きをする締め方でしたら十分に役立ちます。
まとめ
長い歴史の中で使い易さを追求しているナイフブランド〝モーラナイフ〟。
釣りだけでなくアウトドア全般に向いているモーラナイフを携帯し、釣りをはじめ冒険に出てみてはいかがでしょうか。
本稿がモーラナイフのご購入の参考になれば幸いです。
釣り用モーラナイフの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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