釣った魚を美味しく食べるにはすぐに釣りナイフで活〆をして血を抜く事が大切です。
また、魚種によってその場で内臓を出さなければ身に臭みが移ってしまうこともあります。
そこで今回は魚を活〆したり、釣り場で捌くのにおすすめのフィッシングナイフをご紹介させて頂きます。
皆さんが気になる銃刀法との関係やフィッシングナイフのメリット・デメリットをまとめました。
すぐに購入出来るよう、おすすめ商品も紹介させて頂きますから活用して頂ければ幸いです。
- 釣り歴20年
- 釣り大会の出場経験あり
静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。
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釣りナイフの所持は銃刀法になる?ならないケースは?
銃刀法の文章には「刃渡り6センチメートル以上の刃物を携帯してはならない」と記されています。
しかし、正当な理由があれば違反にならないので、魚を〆る目的でしたら携帯しても構いません。
万が一、警察に職務質問されたとしても釣りで使う目的を告げれば大丈夫です。
ただし、すぐに使用出来る状態にしておくと別の目的を疑われるので注意して下さい。
また、釣りナイフを所有した際、特に注意して頂きたいのが車へ置き忘れです。
置き忘れとはいえ、目的の無い所持と判断され銃刀法違反になる恐れがあるのです。
その為、釣りに行かないときは自宅の決まった場所で保管するクセを付けて下さい。
どうしても銃刀法が気になる方は刃渡り6cm以下のナイフを購入すれば安心です。
フィッシングナイフのメリット・デメリット
メリット
魚を美味しく食べられる
魚は釣ったらすぐに活〆をして血を抜くと、臭みが出ませんし身に血が回る事を防げます。
特にブリなどの青物は血が多いのでしっかりフィッシングナイフで〆て血を抜かなければいけません。
この一手間を加えなければ、釣りたての魚でも本来の美味しさを感じる事が出来ないのです。
しっかり背骨を断ち切って海水に血の色が出なくなるまで漬けておけば血抜きが完了します。
釣り場で捌く事が出来る
フィッシングナイフを携帯しておけば、釣ったその場で内臓を取り出す事も出来ます。
内臓の臭みが身に移りやすいサンノジやアイゴも美味しく食べられるのです。
また、自己責任にはなりますがアニサキスが多いと言われるサバも素早く内臓を取り出せば刺身やしめ鯖に出来ます。
釣り場で内臓まで処理しておけば、家に帰ってからの調理も楽になりますし、キッチンを汚しません。
釣った魚を餌に加工出来る
食べない魚はフィッシングナイフを使って、その場で短冊状に刻めば餌にする事が出来ます。
サビキ釣りをしながら餌を確保して、カサゴなどの穴釣りを楽しむ事も出来るのです。
沖釣りでも同じようにイカやサバを刻めば根魚を初めとする様々な魚が狙えます。
ルアー釣りで本命魚が釣れないときに、餌釣りへ転換出来る事は大きなメリットになります。
魚を苦しませない
釣った魚をそのままクーラーボックスへ放り込むと苦しんで暴れてしまいます。
特に大きな魚はクーラーボックスが動くほど、暴れ回るので見ていて辛いものがあります。
しかし、フィッシングナイフがあれば苦しむ時間を最小限に抑えてあげる事が出来るのです。
無駄に暴れさせる事もないので身割れも起きにくく、美味しくお刺身で食べられます。
デメリット
メンテナンスが面倒
釣り場でフィッシングナイフを使用した際、すぐに洗って乾燥させる事が出来ません。
その為、自宅に帰るとすぐに洗って可動部がある場合は油を差してあげなければ初期性能を維持出来ないのです。
また、急いで魚を〆て地面に刃先を当てることも多いので、家庭の包丁よりも刃を研ぎ直す頻度が高くなります。
銃刀法違反を疑われる
目的が明確になっているので銃刀法違反に当たりませんが、検問などで所持品検査をされれば必ず警察に目を付けられます。
釣り目的なので捕まることはありませんが、疑われるのは気持ちが良い事ではありません。
警察も服装や道具を見て判っているでしょうが、仕事なので確認する必要がある事を理解して受け答えして下さい。
釣りナイフ(フィッシングナイフ)の選び方
錆びにくい素材を選択する
海で使う事も考えて錆びにくいステンレス素材で作られた商品を選ぶようにして下さい。
耐久性も高いので刃こぼれしにくく、研ぐ頻度を減らして快適に使用する事が出来ます。
安価な商品は錆びやすい素材で出来ている事が多いので必ず素材のチェックをして下さい。
同時に、柄の部分も天然木やアルミ、樹脂など作られた耐久性の高いものを選択すると長持ちします。
安全性の高い商品を選ぶ
折りたたみ式やスライド式の商品はしっかり刃をロック出来る機能の商品を選ばなければ力を加える事が出来ません。
また、ナイフの扱いに慣れていない人は指をガードする形状になった商品を選んで下さい。
また、持ち運んでいるときも刃先が飛び出て怪我をしないようにセーフティロック機能を搭載した商品をおすすめします。
魚のサイズに合わせて刃渡りを決める
刃先が長くなると細かい作業を行いにくくなるので、魚に合わせた選択をして下さい。
大型の青物や真鯛を釣る事が多い方は刃渡り9cm以上のナイフをおすすめします。
エラ蓋から刃先を突っ込んでもしっかり背骨をカットする事が出来るので魚体を傷つけません。
逆にライトゲームが主体の方は刃渡り6cm以下のコンパクトサイズをおすすめします。
釣りナイフおすすめ12選
【ダイワ】
フィッシング ナイフ
右利き、左利きの方どちらでも使用出来るように作られたフィッシングナイフです。
刃はステンレスで作られているので刃こぼれしにくく、海でも使用出来ます。
刃先はスライド構造で収納出来、安全ストッパーが付いているので力を加えて〆られます。
グリップ部分も握り込みやすく作られているので大型の青物の背骨も切断しやすいです。
【シマノ】
シースナイフ ロング CT-513N
付属のケースには水抜き穴が付いているので、中に湿気がこもりにくく錆から守ってくれます。
刃渡りは9cmあるので大型青物や真鯛のエラから刃先を突っ込んで、魚体を傷つけず〆る事も出来ます。
また、シャープな切れ味を持ったスレンレス製の刃先は厚みが薄いので、刃を通しやすくお腹を割る時にも便利です。
【Chonmage Fishing】
折りたたみナイフ
刃渡り6cmのコンパクトなフィッシングナイフで、アジなどの小型魚を〆るのにおすすめです。
コンパクトに折り畳む事も出来ますし、カラナビでバッグやゲームベストに装着すれば無くす心配もありません。
刃渡りが短いのでナイフの扱いに慣れていない方でも魚を〆たり捌いたりと自在に使いこなす事が出来ます。
【Wlikn】
フォールディングナイフ
安全ロック機能、指のガードポイントが付いているので初めてナイフを扱う方でも安心なフィッシングナイフです。
車の窓を割る事が出来る、緊急脱出用のハンマーとしても使用出来るので釣りで車ごと落水しても命を守る事が出来ます。
切れ味が良く、刃こぼれしにくいステンレス製の刃を使用しているのでロープの切断なども可能です。
【ラパラ】
フォールディング フィレナイフ
刃渡り12cmのロングナイフで魚を〆るだけでなく、その場で捌く時にも便利です。
折りたたみ式になっていますが、使用時にはしっかり刃を固定出来るので力を目一杯加えて使用出来ます。
滑りにくいソフトグリップが採用されており、濡れたままの手でも安全に使えます。
グリップ部分にはRapalaのロゴも入っておりルアー釣りが好きな方におすすめです。
【ベルモント】
フィッシング フォールディングナイフ
刃渡り9cmのステンレスで作られた刃先は厚みが3mmあるので力が加えやすく大型魚も簡単に〆られます。
お尻の部分にカラナビが付いているのでD管の付いたバッグやゲームベストに装着して持ち歩くことも可能です。
ハンドル部分はアルミで作られていますが滑り止め加工もされていますし、しっかり手に馴染む形をしているので安全に使えます。
【Yongern】
フィッシングナイフ
ハンドガードが付いているので初心者でも怪我をする事無く扱えるフィッシングナイフです。
特殊な鍛造方法で作られた刃先は切れ味が鋭く、包丁の3倍切れるので魚を綺麗に捌く事も出来ます。
コストパフォーマンスに優れた商品ですが、装飾品のような美しいデザインで作られているので保有する喜びも味わえます。
【グローリーフィッシュ】
KN-01 フィッシングナイフ I
スライドロック式の携帯しやすいフィッシングナイフで、耐久性に優れたステンレスの刃で作られています。
ハンドル部分がしっかり握り込める形状に加工されているので、ブリなど大型魚の骨も切断しやすいです。
収納時にはセーフティロックが掛かるので、ゲームベストのポケットに入れても安全に携帯出来ます。
【αスペース】
コンパクトナイフ
刃渡りが6cm以下なので車の中に置き忘れても銃刀法には該当しないので安心です。
アジやメバルのような小型魚を〆るのに便利なサイズで、ラインの切断に使えます。
カラナビが付いているのでそのままゲームベストに付けて携帯すれば必要なときにすぐ取り出せます。
折り畳めば親指ほどのサイズになるので持ち歩いても邪魔になる事がありません。
【AUBEY】
折りたたみナイフ
刃渡り4.6cmと短いので普段から車に積んでいても銃刀法が適応されないコンパクトなフィッシングナイフです。
刃がダマスカス鋼で作られているので独特の模様が浮き出ており、刃物が好きな方におすすめします。
ハンドル部分はローズウッドが使われており、見た目もかっこ良く自然に溶け込むので渓流釣りなどに最適です。
【がまかつ】
フィッシングナイフ
持ち手が長く、刃渡りも9cmあるので大型の魚を〆るのに便利なフィッシングナイフです。
丈夫に作られた専用の収納ケースが付属しているので安全に持ち運ぶ事が出来ます。
直刃タイプなので魚に突き立てて思い切り力を込めれば一発で〆られるので魚に苦痛を与えません。
錆びにくいステンレス素材で出来ているので海で使用してもメンテナンスの手間が省けます。
【第一精工】
フィッシングナイフ
刃渡り5.5cmのフィッシングナイフで銃刀法の基準である6cm以下なので気にせず持ち運ぶ事が出来ます。
オルファ製ステンレス刃を使用しているので切れ味が抜群でPEラインをカットする時にも役立ちます。
カッタータイプの小型ナイフですから、メバリングなどのライトゲームを楽しむ時におすすめです。
まとめ
フィッシングナイフは釣りに行く時でしたら刃渡り6cm以上のものを携帯しても銃刀法違反にはなりません。
大型の青物を〆る時は9cm以上の大型ナイフが便利ですから気にせず購入して下さい。
ただし、車に置き忘れて検問に引っかかると銃刀法違反と判断される可能性もゼロではありませんから気を付けて下さい。
フィッシングナイフの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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