ちょい投げ釣りは気軽に様々な魚を狙える釣りで、その中には食べておいしい魚もたくさんいます。
食べるために持ち帰る際、傷んではいけないので、クーラーボックスに入れて保冷しておくのがおすすめです。
釣り用のクーラーボックスにもいろいろなものがあるので、ちょい投げ釣り用にサイズや保冷性能などを選ぶ必要があります。
そこで今回は、ちょい投げ釣り用のクーラーボックスの選び方と、おすすめ商品をご紹介します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
- 全国10都道府県へ遠征
北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
ちょい投げ釣りにクーラーボックスは必須？
ちょい投げ釣りに限らず、釣った魚を持ち帰って食べたいと思ったら、クーラーボックスは用意しておくべきアイテムです。
雪国の真冬を除けば、しっかり保冷しておかないと持ち帰る間に傷んでしまい、安全に食べられなくなってしまうリスクがあるからです。
また、真夏の釣りだと餌も暑さで傷んでしまうことがあるので、クーラーボックスで保冷しておく必要もあります。
ただし、ちょい投げ釣りはレジャー感覚で楽しむこともあり、あまりがっちりしたクーラーボックスは必要ない場合もあります。
せっかく気軽に楽しめるちょい投げ釣りをするなら、クーラーボックスも気軽に用意できるものがいいでしょう。
ちょい投げ用クーラーボックスの選び方
釣り用のクーラーボックスにも様々なものがあり、魚種や釣りのスタイルに合わせて選ぶのが適切です。
ではちょい投げ釣りを前提に選ぶ場合は、どのようなものが良いか考えてみましょう。
サイズ
クーラーボックスの大きさを選ぶときに重要になるのは幅で、入れる魚が曲がってしまわない十分な幅が必要になります。
ちょい投げ釣りの場合、そこまで大型の魚を狙うわけではないので、クーラーボックスも大型のものである必要はありません。
大型のものはその分値段も高くなるので、コストを考えても必要最低限のサイズで選ぶのがおすすめです。
具体的なサイズでいうと、内寸で幅30cm程度、容量は10リットルもあれば、保冷剤を入れるスペースを踏まえても十分でしょう。
このサイズであれば、サビキ釣りやヒイカ釣り、釣り堀でのマス釣りなど、ほかの気軽な釣りにも十分使えます。
保冷力
クーラーボックスには、使われている断熱材などによって、それぞれ保冷性能に違いがあります。
具体的にはどれだけの時間、内部を冷たく保てるかが変わるので、釣りに行く時間と、釣り場から帰る時間で選ぶといいでしょう。
基本的にはどんなクーラーボックスでも、しっかり保冷剤を入れておけば数時間なら十分保冷できます。
もし家から海まで遠かったり、長時間釣りをする場合は、長時間保冷を売りにしているものを選びましょう。
もし、そこまで本格的なものを用意したくないという場合は、道中のコンビニなどでこまめに氷などを買って入れるのも一つの方法です。
手入れのしやすさ
釣り用にクーラーボックスを使うということは、少なからずクーラーボックスが汚れてしまうのは覚悟しなければいけません。
魚の血やウロコが付いてしまったり、匂いが移ることも多く、帰宅後は早めに洗うことが重要です。
ドリンクを入れるためのレジャー用クーラーボックスでも保冷することはできますが、内部を丸洗いする前提で作られていないこともあります。
フタが外せるものや、下から水を放出できる水抜き栓があるものなら、丸洗いするときに便利ですね。
安い発泡スチロール箱を使い捨てするのもありですが、今後ちゃんと釣りをしたいなら、メンテナンス性も重視するのがおすすめです。
ちょい投げ用クーラーボックスおすすめ5選
ちょい投げ釣りにピッタリの、おすすめのクーラーボックスを厳選してご紹介します。
コスパや機能性など様々なものをピックアップしたので、ぜひ参考にしてくださいね。
【シマノ】
フィクセルライト（LF-009N）
非常に軽量でコンパクト、そして充実の機能性も魅力のクーラーボックスです。
フタは片手で簡単に開閉でき、さらに左右どちらからも開けられる両開き設計で、洗浄時に便利な水抜き栓も装備しています。
また、軽量ながら非常に頑丈な作りになっており、椅子代わりにすることもできるので、一台二役で荷物も軽減することができます。
【ダイワ】
クールライン 800（SU 800X）
こちらも軽量コンパクトで、さらに高い保冷力が魅力のクーラーボックスです。
真空パネルとウレタンの断熱材を採用しているため非常に高い保冷性があり、フタには投入口があるので、冷気を逃がしにくい設計になっています。
長時間の釣りはもちろん、真夏の釣りなど、特に保冷性を重視したいシチュエーションにおすすめです。
【ダイワ】
ミニクール 850（S850）
お手頃価格ながら多才で、釣り用だけでなくレジャー用にも使い勝手のいいおすすめクーラーボックスです。
縦長ボディなので車にも収納しやすく、頑丈で高さがあるので椅子として使いたい場合にも便利です。
防滑グリップや、生簀としても使えるようエアレーション用チューブが通せる設計など、安くても妥協のない作りが光ります。
【キャプテンスタッグ】
CSシャルマン 12L（UE-72）
シンプルな設計でコスパにも優れた、レジャー用クーラーボックスです。
釣り用として特筆する設計はないものの、釣り具メーカーではこの価格帯のものは見つからないですし、基本的な保冷能力は十分です。
フタが外せないため洗うのはやや大変なので、内側にビニール袋をかぶせて、汚れを防止しながら使うのがおすすめです。
【DRESS】
タックルクーラーバッカン
釣り用としてよく考えられた、ショルダーバッグタイプのソフトクーラーボックスです。
ソフトクーラーボックスは汚れに弱いデメリットがありますが、このモデルはビニール袋を付ける前提で、袋を付けても開閉しやすい設計になっています。
ハードタイプより軽量で持ち運びしやすいですし、ソフトクーラーを釣りに使うならベストな商品と言えます。
まとめ
ちょい投げ釣りでは食べられる魚も狙えるので、その魚を持って帰っておいしく食べるにはクーラーボックスが必須です。
ぜひちょい投げ釣りでいろいろな魚を釣って、クーラーボックスで安全に持ち帰り、料理や味も楽しんでみてくださいね。
ちょい投げ用クーラーボックスの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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