気軽に楽しめるちょい投げ釣りも立派な投げ釣りの一種なので、オモリは重要なアイテムです。
ちょい投げに使うものは、ナス型オモリのようなシンプルなものから、天秤オモリやギミックを組み込んだシンカーまで様々あります。
もちろん号数なども考えながら、その中から適したものを選ばなければいけません。
そこで今回は、ちょい投げ釣りのオモリについて、重さやタイプなどの選び方から、おすすめ商品までご紹介します。
- 釣り歴15年
- 釣り具の販売経験あり
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
- 1 ちょい投げで使うオモリ（シンカー）の特徴
- 2 ちょい投げオモリの選び方
- 3 ちょい投げオモリおすすめ10選
- 3.1 【フジワラ】ケミブライトシンカー ナス 5号
- 3.2 【ささめ針】特選SLスカイシンカー 18g（TKS36）
- 3.3 【プロマリン】ちょこっと投天秤 3号（AGP003-3）
- 3.4 【ハヤブサ】ライトショット 立つ天秤 スマッシュ 5-2（P166）
- 3.5 【ささめ針】特選SLエアーシンカー 26g
- 3.6 【カツイチ】ショアグー ショア天 5g
- 3.7 【がまかつ】アッパーキャストジグ 15g（RG-115）
- 3.8 【富士工業】ミニミニジェット天秤 5号（2JO-SS）
- 3.9 【富士工業】ミニ遊動ジェット天秤 8号（2UJO-S）
- 3.10 【ハヤブサ】ぶっ飛び半遊動天秤 ビームキャスト 7号
- 4 まとめ
ちょい投げで使うオモリ（シンカー）の特徴
ちょい投げは本格的な投げ釣りと違い、遠くても30m程度仕掛けを投げる釣り方です。
また、使うタックルも本格的な投げ釣りよりもライトなものになるため、使うオモリは小さめで軽いものを使用します。
ちょい投げの完成仕掛けにはオモリが付属しているものも多いですが、状況に応じて交換することで、より使いやすくすることも可能です。
シンプルなオモリを使うこともありますが、仕掛けが絡みにくいタイプや、アピール力をアップさせるものもあります。
そういったものを使い分けることで、より釣果につなげることもできるので、オモリもこだわって選んでみましょう。
ちょい投げオモリの選び方
オモリにもいろいろな種類があり、それらを使い分けることでより釣果アップや快適な釣りを可能にします。
ではどのような違いがあるのか、選ぶ際にチェックするべきポイントを解説します。
仕掛け別に使い分ける
ちょい投げ釣りの仕掛けは「胴付き仕掛け」と「天秤仕掛け」の2種類あり、それぞれ使うオモリの種類が変わります。
胴付き仕掛け
胴付き仕掛けは、遠投性能は劣りますが広いタナにアピールでき、いろいろな魚を狙うことが可能です。
胴付き仕掛けのオモリは、安価で号数の小さいものも選びやすいナス型オモリを使うのがおすすめです。
天秤仕掛け
天秤仕掛けは、オモリから伸びるアームに道糸と仕掛けをそれぞれ結ぶ仕掛けで、道糸と仕掛けが絡みにくいメリットがあります。
天秤仕掛けの場合は、アームのついた天秤オモリを使うか、天秤アームにナス型オモリなどを付けて使用します。
天秤オモリには、アームやオモリの形などいろいろな種類があるので、それぞれ特性を見ながら選ぶといいでしょう。
重さ（号数）
オモリ選びで最も重要になると言っても過言ではないのが、オモリの号数です。
号数は重さを表していて、1号当たり約3.75gが基準になっています。
ちょい投げでよく使われるのが3～15号で、その中から求める飛距離などに応じて選びます。
重いほうが遠投しやすく、素早く底を取りやすいですが、魚のアタリが分かりにくくなったり、ロッドが耐えられないこともあります。
ロッドには適正錘負荷があり、それ以上の重さだと折れてしまうこともあるので、その範囲のオモリを使わなければいけません。
すでにロッドを用意している場合は、ロッドに適した号数から選ぶようにしましょう。
オモリの色
オモリは塗装されているものも多く、様々な色のものがあります。
基本的に魚は餌の匂いや動きで寄ってくるため、ちょい投げ釣りでは色によってそこまで大きく釣果には影響しないと言われています。
しかし夜釣りにおいては、暗い色のオモリでは仕掛けを見失いやすく、餌を付けるときなどは目につきやすい色のオモリがおすすめです。
また、蓄光で光るオモリの場合、暗い海中で光るオモリに気付いた魚が近づいてきて、餌に食いつくこともあります。
実際筆者も蓄光とそうでないもので釣果の違いを感じたので、夜釣りではなるべく蓄光を使うようにしています。
明るい時間の釣りではそこまで色による影響はないので、好みの色を選んでもいいでしょう。
ちょい投げオモリおすすめ10選
上記したポイントを踏まえて、ちょい投げ釣りにおすすめのオモリをご紹介します。
基本的には、同じ種類の商品に様々な号数が用意されているので、使いたい号数を探して購入してくださいね。
【フジワラ】
ケミブライトシンカー ナス 5号
ベーシックなナス型オモリで、号数のラインナップも多い、蓄光塗料で塗装されているタイプです。
ライトに当てればしっかり光るので夜の釣りに便利で、飛距離が分かりやすく、魚へのアピール力も向上します。
もし天秤仕掛けに使いたい場合は、天秤アームのばら売りを購入すれば、この商品を使いつつ糸がらみが予防できます。
【ささめ針】
特選SLスカイシンカー 18g（TKS36）
鉛と発砲素材のハイブリッド構造で、水中で立つオモリを使用した、胴付き仕掛けにおすすめのシンカーです。
下オモリの胴付き仕掛けは、タナを上げてアピールできるのが魅力ですが、立つオモリを使うことで、よりタナを広げて誘うことができます。
置き竿とも相性がいいので、比較的近距離で魚を待って釣りたいときにおすすめです。
【プロマリン】
ちょこっと投天秤 3号（AGP003-3）
一般的な固定式L型天秤で、軽いので小さめの魚におすすめの3号タイプです。
特別な設計はありませんが、その分価格が安いので、仕掛けをなくしやすい初心者の方にはありがたい商品ですね。
ライトなロッドでも投げやすいので、比較的浅めのエリアで近距離に投げて、ハゼなどの小型魚をたくさん釣りたい場合におすすめです。
【ハヤブサ】
ライトショット 立つ天秤 スマッシュ 5-2（P166）
ちょい投げ用の天秤オモリとして非常に評価が高い、完成度の高いアイテムです。
独特なオモリの形状により、滑空姿勢が安定して糸がらみを防ぎ、水中では仕掛けを上にして立つ設計になっています。
これにより根掛かり防止だけでなく、仕掛けのアピール力がアップし、やや底から浮いて泳ぐ魚を釣り上げることもできる優れものです。
【ささめ針】
特選SLエアーシンカー 26g
L型天秤タイプですが、オモリがハイブリッド構造で水中で立つ構造になっている商品です。
オモリの先端に浮く発砲素材が内蔵されているので、着底したときにオモリが直立し、仕掛けを高い位置でキープすることができます。
この設計によって上下の誘いもかけやすいので、縦の動きでじっくり誘いたいときにおすすめです。
【カツイチ】
ショアグー ショア天 5g
天秤オモリとしては非常に軽いシリーズで、ライトゲーム用のルアーロッドなどと相性がいいアイテムです。
軽量なのでULなどのロッドでもキャストでき、小魚のアタリを弱めにくいので、ハゼなど小魚を中心に狙いたい場合に便利です。
ちなみに、遠投したいときなどに使う重めの号数は、ショア天ヘビーとして販売されています。
【がまかつ】
アッパーキャストジグ 15g（RG-115）
アームが仕掛け側一本で、道糸はオモリに直接結ぶ、操作性に長けた天秤オモリです。
オモリを直接操作できるため横の動きに強いので、根掛かりを防止しつつ、ジグヘッドのように底を取りながら巻き寄せて魚を誘うことができます。
滑空姿勢のバランスもいいので軽いオモリでも投げやすく、広範囲探るのに適した優れものです。
【富士工業】
ミニミニジェット天秤 5号（2JO-SS）
オモリにプラスチック製のハネがあり、水中で姿勢制御できるジェット天秤タイプのオモリです。
巻き寄せた時にハネが水を受けてアームを上に向けるので、根掛かりを回避し、アピール力も高めてくれます。
ジェット天秤は本格的な投げ釣り用に重いものが多いですが、このシリーズはちょい投げ用に軽めのものが多く使いやすいのも魅力的です。
【富士工業】
ミニ遊動ジェット天秤 8号（2UJO-S）
オモリをラインに固定せず、仕掛けをフリーにして使える誘導式の天秤オモリです。
これによってオモリの負荷を感じずに魚のアタリを取れて、アワセも決まりやすいので大きい魚などを狙うときにおすすめです。
オモリはジェット天秤型なので、仕掛けを上に向けて漂わせながら使えるハイブリッド設計なのも魅力です。
【ハヤブサ】
ぶっ飛び半遊動天秤 ビームキャスト 7号
ほかにはない細身のオモリを使用した、半誘導タイプの天秤オモリです。
細身に加えて先端重心なので空気抵抗を抑え、飛距離を稼げるだけでなく、着水音も抑えて魚への警戒心を抑えるメリットもあります。
7号がバランスよく使いやすいですが、半遊動でアタリも取りやすいので、やや重めを選んで飛距離を稼いで釣るのもおすすめです。
まとめ
仕掛けを投げるときにオモリは非常に重要で、オモリの選び方で投げやすさだけでなく、トラブル防止やアピール力のアップも可能です。
もちろん釣果にも影響するので、ぜひオモリにもこだわってちょい投げ釣りに挑戦してみてくださいね。
ちょい投げオモリの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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