釣り用の水中カメラおすすめ10選!リアルタイムや小型製品も!

釣り人なら、魚がルアーや仕掛けにどう反応しているか、どう泳いでいるのかなど、一度は見てみたいと思うものでしょう。

そこでおすすめなのが水中カメラで、最近はYouTubeにも釣りの水中バイトシーンを収めた動画がたくさんありますよね。

水中映像だけでなく釣行記録にもおすすめですが、水中カメラもグレードが様々あり、釣り用に適したスペックでなければなりません。

そこで今回は、釣りにおける水中カメラの活用法や選び方と、おすすめモデルをご紹介します。

塩谷純一郎
執筆者
  • 釣り歴15年
  • 釣り具の販売経験あり
  • 全国10都道府県へ遠征

北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。

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釣りで水中撮影カメラを使うメリット・デメリット

水中映像を撮影するには様々なメリットがありますが、気を付けなければならないことも多いです。

購入前に、釣りに水中撮影カメラを使用するメリットとデメリットを考えてみましょう。

メリット

釣りが上手くなる

水中カメラで撮った動画があれば、ルアーや仕掛けに魚がどう反応しているか見ることも可能です。

リアルな映像をもとに、ルアーアクションや仕掛けの大きさなどを変えていけば、より釣果を上げることも可能になります。

腕を磨くうえでこれは非常に大きいので、ライバルに差をつける強い武器になりますね。

魚群探知機のような使い方ができる

水中を撮影できるということは、魚がどこにいるかを正確に見ることも可能になります。

どんなところに魚が居るのか場所を読む能力も付きますし、そこに仕掛けを落とし込めば、高確率で釣りあげることが可能になりますよね。

リアルタイムで確認できるものなら、まるで高性能な魚群探知機のように、魚が居る場所を狙った釣りもできるようになります。

自分が釣っている姿の撮影にもおすすめ

防水性能の高いカメラは水中映像だけでなく、水に入れない状態での撮影への使い道も広がります。

普通のカメラが使えない雨の日でも安心して使用できますし、ウェーディングしながらの釣りでも使用できます。

自分のキャスト姿勢などはなかなか自分で見ることはできないので、どこかに固定してキャスティングフォームチェックなどにもおすすめです。

デメリット

魚を警戒させる可能性がある

カメラは魚からすると異質なもので、警戒心の強い魚はカメラがあることで逃げてしまうこともあります。

水にカメラを入れるときは、なるべく慎重に落としたり、落としてからしばらく待って撮影しないと、思い通りの映像が取れないことも多いです。

せっかく水中カメラを買っても撮れなければ意味がないので、使い方も工夫しながら撮影するようにしましょう。

故障・紛失のリスクが高い

防水性能があるとはいえ、防水性能が劣化すれば浸水しますし、衝撃での故障など、水中での使用はやはり壊れるリスクが大きいです。

また、最近の水中カメラは小型化して扱いやすいのですが、反面紛失のリスクもあります。

つまり、一般的なカメラを普段使いするよりも運用コストはかかる趣味になるとも言えますね。

撮影できない場所も多い

水中カメラは水中の映像を撮影できますが、それはあくまで水中の環境が整った状況に限られます。

例えば濁りのある場所では上手く映りませんし、カバーの濃い場所でも撮影できず、暗い場所も苦手な場合が多いです。

釣りのジャンルによってはこういった撮影しにくい環境も多いので、買ったけど何も映らなかったという可能性もあります。

釣りに適した水中カメラの選び方

水中カメラにも様々なモデルがあり、すべてが釣り用に適しているわけではありません。

では、釣り用に水中カメラを購入する場合、どういったものがいいのか、選び方のポイントをご紹介します。

水深に合わせた防水性能

まず何より重要になるのが、その防水カメラがどれだけの防水性能を有しているかです。

水中撮影では、水がかかるのではなく水に沈めて使うため、一般的な防水性能とは違う考え方が必要になります。

防水だから水に入れても大丈夫というわけでなく、どれだけの深さに耐えられるか把握しておくことが重要です。

例えば防水・防塵性能を表すIPコードがありますが、これはあくまで状況に応じた水濡れ、水没への耐性を表すものです。

数値が高いからと言って、深い場所の水圧に耐えられるわけではないので注意しましょう。

水中での撮影を前提にしているものは、「防水深度」の表記があるので、そこをチェックするといいでしょう。

動画の撮影能力

釣りでの水中撮影は、やはり動画で撮影したい方が多いですよね。

商品説明に画素数が表記されている場合もありますが、それが動画ではなく静止画の性能表記である場合もあります。

同じカメラでも動画と静止画の撮影能力は違う場合があるので、動画を重視したい方は必ず動画の撮影能力を確認しておきましょう。

画質とともに重要なのがフレームレート(fps)で、1秒間にどれだけの画像で動画が記録されているかの表記です。

魚の動きは速いので、フレームレートが低いと上手く撮影できません。

ほかにも細かなスペックはありますが、わかりにくい場合は実際にそのカメラで撮影した水中映像のサンプルを参照するのがおすすめです。

静止画(写真)の撮影能力

ワンシーンにこだわった撮影をしたい場合、静止画の撮影能力を確認しておく必要があります。

魚を撮影するうえで重要なのが、シャッタースピードとISO感度です。

シャッタースピードがいいカメラは素早いものを撮影する性能に長けていて、魚を上手く撮影するためには重視するべきポイントです。

シャッタースピードが速いと、センサーが受ける光の量が減り暗くなってしまうのですが、簡単に言えばISO感度はそれを補うための性能です。

こういった性能は一眼レフタイプが優れていますが、コンデジタイプでも設定できるものが多いです。

動画重視のカメラはこういった機能の設定ができないものもあるので、動画と静止画どちらを重視するかで選び分けましょう。

本体のサイズ・重さ

本来の目的である釣りを邪魔しないためには、カメラ本体の大きさや重さも重視するべきポイントです。

水中で魚を撮影する場合、サイズが小さければ魚の警戒心にも影響するので、特に重視したいポイントですね。

もし渓流で撮影したい場合、狭い範囲にカメラを落として撮影することも増えるため、大きいカメラは物理的に使えなかったりもします。

いわゆるアクションカメラと言われるタイプは、ウェアやヘッドギアなどに取り付けて撮影するので、小型で軽量になっています。

釣行記録などを撮影したい方は、アクションカメラタイプを選ぶといいでしょう。

静止画撮影を重視したい場合、アクションカメラは安定しにくいので、コンデジ型を選ぶと扱いやすくなります。

バッテリー持ち

釣りの撮影はいつ撮影タイミングが来るかわからず、電源を入れっぱなしにしたり、録画しっぱなしにすることも多いです。

このためバッテリーの消耗が激しいので、バッテリー持ちはいいに越したことはありません。

アクションカメラタイプは本体が小さいため、そこに入っているバッテリーも小さく、バッテリー持ちがいいとは言えません。

製品や録画画質にもよりますが、いいものでも連続撮影時間は一時間前後と考えておきましょう。

コンデジタイプも基本的には写真撮影用なので、動画撮影するとバッテリー持ちは厳しいです。

長時間の釣りに使用したい場合は、予備バッテリーが発売されているものがおすすめです。

釣りに使える水中カメラおすすめ10選

上記したポイントも踏まえ、釣りのお供におすすめの水中カメラを厳選してご紹介します。

小型モデルやリアルタイム視聴なものなど、様々なモデルをピックアップしたので、ぜひ参考にしてくださいね。

【GoPro】
HERO10

引用:Amazon

やはり水中撮影でいえばGoProは最高クラスで、高い耐久性と広画角・高画質撮影が可能なスペックでは右に出るものはないでしょう。

アクセサリーも豊富なので、使い方次第で様々な状況での撮影が可能です。

本体も5m防水になっていますが、より深い場所の撮影や、傷防止などのために40m防水のハウジングを用意しておくと安心です。

【DJI】
OSMO Action

引用:Amazon

GoProに並んでレジャーでの撮影に人気のアクションカメラです。

画角や画質こそGoProに劣りますが、十分な画角は確保でき、手振れ補正もよく効くので、不安定な水中撮影にも使いやすいでしょう。

ボタンの圧しやすさやUIなど、使い勝手はGoProよりもいいという声もあるので、初心者の方にもおすすめです。

【Insta360】
GO 2

引用:Amazon

コンパクトなボディが魅力で、サブの撮影機材としてもおすすめのアクションカメラです。

大人の親指と同じぐらいのサイズなので、スペースの限られる小渓流などでの撮影にもおすすめです。

もちろん持ち運びの邪魔にもならないので、メインの撮影機材は別に用意して、ちょっとした水中撮影に使用できるものが欲しい時におすすめです。

【Apexcam】
アクションカメラ

引用:Amazon

水中撮影とはどんなものか、お試しでも使いやすいアクションカメラです。

最新スマホ並みとまではいきませんが、画質も十分で、昼間の撮影に使うには十分な映像が撮影できるでしょう。

比較的バッテリー持ちもよく、予備バッテリーも付属しているので、ワンセットあればスターターパック的に使えますね。

【AKASO】
Brave4

引用:Amazon

充実のアクセサリーと、価格以上の性能で人気のアクションカメラです。

特別な機能こそありませんが、高画質モードであれば画質もよく、本体性能も高いことが分かります。

人気モデルなので、YouTubeなどにBrave4で撮影した映像がたくさんあり、使い方解説も多いので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

【Nikon】
COOLPIX W300

カメラメーカーの名に恥じないスペックと、アウトドアでの使用に欲しい耐久性を有するコンパクトデジタルカメラです。

高耐久ながらシャッタースピードは‎1/4000秒、‎ISO感度は125~6400と、一昔前のデジタル一眼レフにも遜色のないスペックを有しています。

写真の水中撮影を楽しみたい方に、ぜひおすすめしたいモデルです。

【RICOH】
WG-60

引用:Amazon

フィッシングシーンでの使用も前提に作られた、コンパクトデジタルカメラです。

14m防水で耐衝撃設計なのでハードな使用にも耐え、耐荷重も強いので万が一の転倒などでも安心感があります。

撮影能力としてはマクロ撮影の性能が非常に高いので、釣った魚を観察しながら、様々な形での撮影も楽しめます。

【FUJIFILM】
XP140(FX-XP140SB)

引用:Amazon

薄型コンパクトながら、高い剛性で安定した動作が得られる、気軽な使い方におすすめのコンパクトデジタルカメラです。

コンデジなりではありますが動画撮影の画質もよく、バランスよく使える機種と言っていいでしょう。

スマホとBluetooth接続できるので、撮影した映像をSNSにアップロードするのも楽なのもうれしいですね。

【LUCKYLAKER】
魚群探知機 水中カメラ(FL-180AR)

引用:Amazon

リアルタイムで水中の様子を確認できる、釣り用の水中カメラです。

ロッドに画面を取り付け、ラインの先にカメラを取り付ける形なので、釣りをしながらリアルタイムで映像を確認し、録画もできます。

細かい映像の質についてはやはり撮影重視の機種には敵わないものの、釣り専用の機材としては非常に面白い製品です。

【Gladius】
GLADIUS MINI

引用:Amazon

ある意味究極の水中撮影機材ともいえるのが、水中ドローン搭載型の水中カメラでしょう。

本体が遊泳しながら撮影していくので、人がたどり着けない深い場所や、岸から遠い場所での撮影も可能になります。

操作する面白さもありますし、特に自撮り棒などでは対応できない広い海や湖での撮影は楽しめそうですね。

釣り用の水中カメラは自作可能?

電気を使った精密機械なので、注意するべきではありますが、一般的なカメラで水中撮影すること自体はそう難しいことではありません。

防水カメラは本体に防水処理されているか、防水ハウジングに入れて水中撮影を可能にしているので、それと同じことができれば水中撮影可能です。

筆者も、古いデジタルカメラを大きなガラス瓶に入れて、川に沈めて撮影したことがあります。

ただガラス瓶なども、外から水圧がかかる想定で設計されていないため、あまり深い場所は不可能です。

簡易的に水中を撮影するなら、水中観察用の箱メガネを使うのもありですが、やはり深場は撮影できません。

最近はスマホ用の水中撮影用ケースが売られているので、そういったものを使ったほうが用途は広いかもしれませんね。

まとめ

水中撮影は一つの趣味としても確立していますが、釣りをより楽しむためにもおすすめです。

ぜひ水中カメラもタックルボックスに入れて、釣りの思い出や迫力のバイトシーンの撮影に挑戦してみてくださいね。

紹介アイテム一覧

釣り用の水中カメラの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

GoPro
HERO10
DJI
OSMO Action
Insta360
GO 2
Apexcam
アクションカメラ
AKASO
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Nikon
COOLPIX W300
RICOH
WG-60
FUJIFILM
XP140(FX-XP140SB)
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魚群探知機 水中カメラ(FL-180AR)
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