13ft台のヒラスズキロッドおすすめ5選!メリットデメリットを解説!

ヒラスズキ用として使用するロッドの中では、ロングの部類に入る13ft台のロッド。

日本全国で広く使用されているアイテムではありませんが、フィールドによってはかなり重宝する状況も多く、このタイプのロッドを探している方も少なくありません。

今回は、そんな13ft台のヒラスズキロッドを使用するメリット・デメリットについて、さらにはおすすめのアイテム3選もご紹介します。

酒井
執筆者
  • 釣り歴20年
  • 元釣具屋店員
  • 船舶免許あり

友人の誘いがきっかけでバス釣りの楽しさにハマり釣りを始める。その後、ヒラマサキャスティングゲームの発祥の地とも言われる佐賀県の呼子に移動。自身も船舶免許を取得し、ショア&オフショアでの青物やヒラスズキ等を中心に様々なジャンルのルアーフィッシングに魅了されつつ今日に至る。

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13ft台のヒラスズキロッドが活きる状況とは

まず13ft台のヒラスズキロッドが活きる状況としては、足場が高いポイントや、迫ってくるうねりが比較的大きい状況などです。

11ft前後の比較的ショートなロッドでは、ヒラスズキが潜む足元周辺のおいしいポイントを攻めにくいことも意外と多く、そのような状況下で13ft台のヒラスズキロッドは活きてきます。

13ft台のヒラスズキロッドを使うメリット・デメリット

では、13ft台のヒラスズキロッドを使用するメリットとデメリットについて、少し詳しく見ていきましょう。

メリット

13ft台を使用するメリットはいくつかありますが、先にも述べたように足場が高い磯場などで、足元まできっちりとルアーをトレースしてアピールさせることができるという点があります。

ヒラスズキを狙う際には、沖に広がるサラシポイントだけでなく足元の磯場のサラシ周りも非常に有効なポイントとなり、この部分に効果的にアプローチできるかどうかによって、釣果にもかなりの差が出てきます。

また、ヒラスズキ釣りではある程度波高のある状況での釣りが多くなるわけですが、13ft以上のロングロッドであれば、波が洗う磯の先端に立つことなく、1歩下がった状態で安全な立ち位置をキープしながら、釣りを組み立てていくことができるため、安全面でも非常に大きなアドバンテージがあります。

デメリット

どんなタイプのロッドにも、メリットがあればその分デメリットも存在しており、13ft台のヒラスズキロッドにもいくつかのデメリットがあります。

そのうちの一つとして、ロッドが長い分風の影響を受けやすいため、かなりの強風時には持ち重りしやすくなるというものがあります。

また、13ft台のロッドはラインナップが少ないため、ロッド購入時の選択肢があまりないというのも難点と言えるでしょう。

13ft台のヒラスズキロッドおすすめ5選

13ft台のヒラスズキロッドを扱っているメーカーは少し限られていますが、その中でもおすすめの5選をご紹介します。

【ダイワ】
モアザン WISEMEN AGS 130M-4

13ftでありながら、215gという驚異の自重を実現しているダイワの人気ロッドシリーズ「モアザン WSEMEN AGS」の130M-4です。

継ぎ数は4本、仕舞寸法は105cmとなっているため、持ち運びやすさも抜群で 、ポイントまで険しい道のりを進んで行かなくてはいけないようなヒラスズキのポイントまでも、快適に携帯して持ち運ぶことができるようになっています。

【バレーヒル】
カミワザ トビワタリ 138

非常にシャープな作りでありながら、パワフルなファイトにもしっかりと対応できるバレーヒルの”カミワザ”シリーズの「トビワタリ 138」です。

強風が吹き荒れる中でも、軽量で張りのあるそのブランクスにより、しっかりと振り抜いてピンポイントにキャストしながら、ヒラスズキを狙っていくことが可能となっています。

ブリやヒラマサ等の、不意の中型程度の青物にも十分対応可能なパワーを秘めているロッドで、安心感が違います。

【パームス】
レラカムイ RKSS-136H+

適合ルアーウェイトは20~70gまでとなっており、比較的重めのルアーをしっかりとブランクスに乗せてロングキャストしていく釣りに最適のロッドとなっています。

ヒラスズキゲームにおいて、足元のサラシを探る時はもちろんのこと、遠くに点在している離れ瀬周りのサラシをピンポイントで狙っていきたいような状況下でも重宝します。

【シマノ】
エクスセンス ジェノス S116-130M/RF

1本のロッドでレングスを11.6ftから13ftまで変更させて使用することができる、シマノの高品質ヒラスズキロッドです。

飛距離重視の場合や足場の高い磯場での釣りでは、13ftにズームアウトして使用しながら、比較的近場のサラシをピンポイントで狙っていく場合や取り回しを重視したい時には、11.6ftのレングスを選択してゲームを組み立てていくことが可能となっています。

【がまかつ】
レオザ 130M

13ftという長さを確保しながら、軽量バランス設計で持ち重りを感じにくく軽快に操作していくことができる、がまかつの人気ヒラスズキロッド「レオザ 130M」です。

コルクグリップ仕様による個性的なデザインを兼ね備えたこのアイテムは、現在は廃盤となっており、中古でしか購入できない可能性が非常に高い希少アイテムとなっています。

まとめ

過酷な条件下で、神経を研ぎ澄ませながら適材適所のタックルを駆使しつつ、ゲームを組み立てていく必要のあるヒラスズキ釣り。

そんなエキサイティングな釣りにおいて、13ftという一見ルアーゲームでは独特なスペックのロッドが必要とされる状況も非常に多くあります。

自分の通うフィールドの特性をしっかりと把握して、状況にぴったりのタックルを選び、ヒラスズキゲームを楽しんでいきましょう。

紹介アイテム一覧

13ft台のヒラスズキロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ダイワ
モアザン WISEMEN AGS 130M-4
バレーヒル
カミワザ トビワタリ 138
パームス
レラカムイ RKSS-136H+
シマノ
エクスセンス ジェノス S116-130M/RF
がまかつ
レオザ 130M