バスアングラーをあらゆる面で支えているメーカーとして着実に知名度を高めているメーカーの一つにスタジオコンポジットがあります。
バスフィッシングに必要なリールのカスタムパーツを多くリリースしているスタジオコンポジットですが、オリジナルロッドも積極的にリリースしており、多くのアングラーの心を掴んでいます。
今回は、そんなスタジオコンポジットのバスロッドの全シリーズを、評価とおすすめを交えてご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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目次
スタジオコンポジットとは
スタジオコンポジットはバスフィッシングに欠かすことができないリールのカスタムパーツを製造、販売している会社です。
千葉県を拠点とするメーカーであり、2015年に設立された比較的新しいメーカーですが、バスプロもスタジオコンポジットのアイテムを使用していることから、瞬く間に人気のメーカーとなっています。
特にオリジナルのリールハンドルは多種多様なハンドルやシャフトがラインナップがされており、それぞれのアングラーが好みの一台を作り上げることが出来るようになっているので、タックルの細部まで拘りたアングラーからは高い支持を受けています。
バスロッドやリールハンドルの他にも、オリジナルフックもリリースされており、今まで以上にオリジナル製品の幅を広げてきている会社です。
スタジオコンポジットのバスロッドの特徴や評価、評判
スタジオコンポジットのロッドは全4シリーズでの展開が行われています。
オリジナルのモノコックカーボングリップやワン＆ハーフ構造が取られているので、すべての番手で高い汎用力と感度を実現している特徴を持っています。
全シリーズにラインナップされている番手は全て長めのレングスセッティングがされているので、ロングディスタンスアプローチが欠かせない琵琶湖等のビッグレイクのおかっぱりアングラーを中心に人気が高いモデルとなっています。
既にスタジオコンポジットのロッドを使用しているアングラーからは、バーサタイル性が高い点が評価されてる他、コストパフォーマンスが高い点も評価されています。
スタジオコンポジットのバスロッド全シリーズ一覧
パラドックス
スタジオコンポジットの代表的なロッドとして、バスフィッシング上級者を中心に高い人気を得ているモデルがパラドックスです。
軽量でありながら強く、高感度なロッドとして作り上げられているロッドとなっており、自社製のモノコックカーボングリップが搭載されていることでロッドの自重が飛躍的に軽量化されている他、ワン＆ハーフ構造を採用して異なる弾性率のカーボンを1つのロッドに使用することで高い強度と感度を実現しているモデルとなっています。
数あるバスロッドの中でも、先進的な技術が搭載されているロッドとなっているので、特にレベルの高い釣りを行いたいアングラーにおすすめしたいモデルです。
番手一覧
全番手
おすすめモデル
PARADOX 7102
PARADOXの中で最も使い勝手がよい一本として知られているモデルで、7フィート1インチのレングスにレギュラーファーストテーパーがつけられているロッドです。
最大で1ozクラスのルアーまで使用することが出来るロッドとなっているので、このロッド1本でおかっぱりの釣りを成立させることが出来るモデルとなっています。
PARADOX 7102はダブルフットガイドとシングルフットガイドの両方が使用されており、タフユースにも耐えることができるようになっているので、釣行回数が多い方や遠征もするアングラーにもおすすめです。
PARADOX 71106
PARADOXシリーズのラインナップ内で最もパワフル＆ロングレングスのモデルです。
7フィート11インチのロングレングスに秘められたパワーはmaxで4ozクラスのビックベイトまで使用することが出来るようになっており、フルサイズのビッグベイトを遥か彼方まで遠投することが可能となっています。
ビッグベイトの釣りの他にもカバーエリアの釣りにも高次元に対応することが出来、モノコックカーボングリップの高感度とロングブランクスでストロークを長くとったアプローチを実現することが可能です。
ビッグバス狙いのアングラーはもちろん、パワーフィッシングを好むアングラーには特におすすめです。
パラドックスCQC
日本のビッグフィッシュフィールドの一つである琵琶湖のおかっぱりでの使用を想定して作り上げられたシリーズです。
オリジナルのパラドックスが持っているモノコックカーボングリップやワン＆ハーフ構造をそのまま継承して更に、ハイプレッシャーレイクでデカバスをキャッチすることが出来るように作り上げられています。
強靭なバットと繊細なティップを持っているので、バーサタイル性が高いのも特徴の一つとなっています、
琵琶湖はもちろん、ビッグフィールドでおかっぱり中心の釣りを行うアングラーにおすすめです。
番手一覧
全番手
おすすめモデル
PARADOX CQC 83
8フィート3インチのバスロッドとしてかなりのロングレングスが採用されている1本です。
このロッドはビッグレイクの冬の釣りの定番とも言われるビッグベイトのデッドスローリトリーブの釣りを極めるために作り上げられたモデルとなっており、ロングレングスを活かした超遠投と衝撃緩和性を持っています。
冬のビッグバスには欠かせない一本として琵琶湖のローカルアングラーから高い評価を受けていることはもちろん、ロングディスタンスアプローチ＆巻物用ロッドとしても各地で高い評価を得ているモデルです。
フォーザビースト
スタジオコンポジットが未だ見ぬビッグバスに焦点を当てて作り出したシリーズとなっているのが、フォーザビーストです。
ビッグバスをキャッチする為に必要となるジャイアントベイトやマグナムベイトを使用することが出来るロッドがラインナップされており、ワールドクラスのバスに挑むことが出来るようになっています。
使用されているブランクは0°と90°のカーボン構成となっており、使用されているガイドは全てダブルフットガイドとなっています。
スタジオコンポジットのロッドの特徴でもあるモノコックカーボングリップやワン＆ハーフ構造も使用されているモデルです。
番手一覧
全番手
おすすめモデル
FTB8010
8フィートのロッドに与えられているパワーはMax10ozのマグナムベイト＆PEラインで80lbクラスまで使用することが出来るようになっています。
ワン＆ハーフ構造が採用されているので、マグナベイトをキャストする時にもしっかりとロッドのパワーでルアーを押し出すことが出来るようになっており、アングラーへの疲労を軽減させながら、精度の高いキャストを繰り出すことが出来るようになっています。
マグナムベイトやジャイアントベイトを使用した時に発生しやすいキスバイトも確実に手元に感じ取ることが出来る高感度なロッドです。
FTB807
フルサイズのビッグベイトの使用を中心にフィールドに存在するデカバスをキャッチしたいと考えているアングラーにおすすめのモデルです。
使用することが出来るルアー重量はmax6ozとなっていますが、ワン＆ハーフ構造が採用されていることでティップ部分がしなやかになっているので、比較的軽量なルアーもキャストしやすいロッドとなっています。
8フィートのロングレングスを活かしたロングディタンスアプローチと、フックセットした後にデカバスを軽々リフトアップさせることが出来るパワフルなロッドです。
トランスワールド
スタジオコンポジットが作り出したパックロッドシリーズがトランスワールドです。
その名の通り世界での釣りや、電車やバイクなどでの移動を考慮して作り上げられたロッドとなっており、開発に5年の期間を費やしたシリーズとなっています。
度重なるテストによって仕舞寸法55cm以内を実現しつつ、ワンピースロッドに近いベンディングカーブを実現することが出来るようになっています。
ロングレングス中心のラインナップとなっているので、遠征好きなおかっぱりアングラーには特におすすめしたいモデルです。
番手一覧
全番手
おすすめモデル
TRANSWORLD 7604-5
スタジオコンポジットが作り出したマルチピースロッドの中で最もロングレングスとなる1本です。
7フィート6インチのロングロッドは5pcsに分割され50cmの仕舞寸法で持ち運びすることが出来るようになっています。
既に使用しているアングラーの口コミでは、ロングレングスを活かしたロングディスタンスアプローチが出来ることが出来ることはもちろん、持ち重りしない重量セッティングが施されていることで、巻物ルアーはもちろん、ルアー操作が必要となるワーミングの釣りとも相性が良いとされています。
ビッグフィールドへの遠征には特におすすめしたいモデルです。
TRANSWORLD 61103-5
6フィート11インチのレングスでMax 2.5ozのルアーまで使用することが出来るバーサタイルロッドです。
近年のバサータイルレングスとして一般化してきている6フィート10インチよりも僅かに長めなロッドとなっており、他のアングラーよりももう一歩先へルアーをアプローチさせることが可能となっています。
多くのアングラーが使用する2ozクラスのビッグベイトには最適なパワーとなっているので、初めのマルチピースロッドとして先ずおすすめしたいモデルとなっています。
まとめ
今回ご紹介させていただいたスタジオコンポジットのロッドの他にも自分のオリジナルのロッドを作ることが出来るカスタムオーダーも行うことが可能となっています。
今回ご紹介したモデルとおすすめ番手を参考に、スタジオコンポジットで好みのロッド検索を行ってみてくださいね。