チニング用ペンシルおすすめ10選！カラーやサイズ選び！アクションも！

近場でエントリー可能で一年を通して狙うことができるチニングはルアーフィッシングにおいても人気のカテゴリーのひとつといえるでしょう。

特に真夏のトップチニングは迫力のバイトシーンも見られよりゲーム性が高く楽しめます。

トップチヌゲームではポッパーに並んでなくてはならないのがペンシルの存在です。

ペンシルには独自のアクションもあり、トップチヌを攻略する上で非常に重要なルアーですが、初心者の方はどういったものを選べばよいかわからない方も多いのではないでしょうか。

今回はおすすめのチニング用ペンシルをピックアップするとともに、ペンシルの特徴やカラー、サイズ選び、使い方などについてもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

【チニング】ペンシルとは

チニングで扱うペンシルとはペンシルベイトのことで、真夏のトップウォーターでのチヌゲームでは必須ともいえるルアーとなっています。

ペンシルの名の通り形状はまっすぐな棒のような形をしているもので、全体的には短くややファットなボディが特徴です。

ペンシルに並んで真夏のチヌトップで使用されるポッパーは激しいスプラッシュとポップ音でチヌを誘いますが、ペンシルは引き波やパニックアクションとなる独自のドッグウォークと呼ばれる動きでチヌを誘い出すことが特徴的といえるでしょう。

ポッパーで釣れない、口を使わないチヌもペンシルでのアピールならばバイトしてくるほど使い分けが非常に重要なトップウォータールアーといって間違いありません。

チニングでペンシルを使うメリット・デメリット

チニングでペンシルを使う場合においてメリットとデメリットは存在します。

この長所と短所を知っておくことで使いどころやマッチした状況で有効に使うことができるでしょう。

メリット

チニングにおけるペンシルのメリットはやはり水面攻略に非常に向いている点といって間違いありません。

真夏のチヌは活性が高く水面を意識している場合が多いため、ペンシルで水面をアピールする方法はチヌトップゲームの基本ともいえる攻略法です。

また、ペンシルは流曲線状のボディのためキャスト時の空気抵抗がリップ付きのミノーなどに比べ少ないため、キャスト飛距離がでやすいといった点もメリットといえるでしょう。

水中での動きに関してもリップがなく丸みを帯びた形状のため、ダート性能も高くロッドアクションに対して素直に反応してくれる点も特徴となっています。

ペンシル独自のアクションともいえるドッグウォークはまさに最適なアピール方法といっても過言はありません。

デメリット

夏のチヌトップゲームにおいて必須ともいえるペンシルですが、使用する上でのデメリットもあります。

シンプルで丸みのあるボディはクセがなく、あらゆるアクションともマッチしやすいですが、その分ただ巻きなどの基本的なテクニックだけではアピール力に欠ける面もあり、ドッグウォークやトゥイッチなどのアクションを付ける必要があるため、初心者の方は多少練習する必要が出てくる点がデメリットといえるでしょう。

ただ、基本となるただ巻きも決して釣れないアクションではないため、状況に応じて使い分けることやアクションの強弱などで入れていくことは有効となります。

あとは、水面～水面直下の攻略には最適ですが、トップウォータールアーであるためそれ以下のレンジでの攻略には適していない点も覚えておくとよいです。

チニングに適したペンシルの選び方

チニングに適したペンシルを選ぶ上で注目すべきポイントがいくつかあります。

この点を把握しておくことでチニングでも使いやすいペンシルを手に入れることができるでしょう。

重さ

チニングで扱うペンシルの重さは5～10gまでがおすすめで、特に6～8g程度が特に使いやすい重さといえるでしょう。

トップウォータールアーであるため、重量はあっても浮力があるものがほとんどですが、重量がある分キャスト時の飛距離がアップするため広範囲を探れ、遠くのチヌにもアピールすることができる点は魅力です。

ただ、あまり重量が大きすぎるとミスバイト率が高まる要因ともなるため、この重さの範囲で選ぶことをおすすめします。

サイズ（大きさ・長さ）

チニングで扱うペンシルの大きさや長さは6～8cm程度のサイズがおすすめですが、5cm以下や9cm程度の大きさのサイズを扱うアングラーもいます。

あまりにも大きいサイズはチヌのベイトとマッチしていないため、警戒心を与えプレッシャーが高くなってしまう点など注意が必要です。

ただ、5cm程度のサイズは8cm台でのペンシルでは喰わない状況などにルアーチェンジを行うことでバイトが出る場合もあるなど、サイズの違いで反応が変わる場合も十分にあります。

基本は7cm程度のサイズで揃えつつ、状況に応じてサイズを変えることでチヌの反応を上手く引き出せる場合もあるでしょう。

水中姿勢

チニングで扱うペンシルを選ぶ上で水中姿勢も注目すべきポイントといえるでしょう。

ペンシルの水中での姿勢には垂直浮き姿勢や斜め浮き姿勢などありますが、チニングでのおすすめは水平での浮き姿勢のものが効果的とされています。

チヌは動くルアーの後ろに追尾する習性があり、これはエサなのかをしっかりと吟味してバイトに至るため、水平姿勢以外の場合には見切られてしまう可能性があり、チヌに警戒心を与えないためにも水平姿勢のペンシルが効果的といえるでしょう。

カラー

チニングで扱うペンシルのカラーは状況に応じてチョイスする必要があります。

基本的には夏のデイゲームで行うチヌトップゲームですが晴天時や曇天時、水色が澄んでいる状況や濁っている状況で使い分けるとバイトチャンスもアップするといって間違いありません。

晴天時や水色が澄んでいる状況など水中に十分な光量が届く条件ではクリアカラーのものが効果的です。

また、紫外線発光でよりアピールするケイムラカラーも有効といえ、フラッシング効果などでより広範囲にアピールするこができるでしょう。

反対に曇天時や水色が濁っている状況など光量が少ない場合はチャートカラーなどがアピール力も高く有効です。

他にはナチュラルカラーやメッキ系のカラーもデイゲームにおいては幅広い条件で使えるバーサタイルなカラーであるため、このあたりも手元にひとつ用意しておくことをおすすめします。

チニング用ペンシルおすすめ10選

ここからはおすすめのチニング用ペンシルについてご紹介していきます。

どれもチヌトップゲームでは人気と実績の高いモデルをチョイスしてありますので、選ぶ上での参考にしていただければ幸いです。

チニングのペンシルの使い方（アクション等）

チニングでペンシルを使う上でいくつか覚えておくとよいアクションがあり、これを知っているだけでも攻略法が広がるといっても過言ではありません。

基本的なテクニックから応用的なものまでありますが、初心者の方でも練習すればすぐにできるものばかりですので、ぜひ覚えておくことをおすすめします。

ただ巻き

全てのルアーフィッシングにおいてもっとも基本的なテクニックとなりますが、それゆえに奥が深い部分でもあります。

ただ、それほど難しく考えずに初心者の方はまず一定のリトリーブが行えるように心掛けるとよいでしょう。

キャストして着水後に余分な糸ふけを回収したら、一定のリトリーブスピードで巻いてくるだけでOKです。

ルアー本来のアクションをしっかりと引き出せる基本的なテクニックながら、万能なアクションともいって間違いありません。巻いてくるスピードは速くても遅くても大丈夫ですが、重要なのは一定のスピードで巻き続けることがポイントで意外と難しい場合がありますが、ある程度で構わないのでやりながら慣れていくとよいでしょう。

ストップ&ゴー

ただ巻きと組み合わせることでチニングにおいても非常に効果絶大なテクニックながら方法も非常に簡単な点も魅力的といって間違いありません。

キャストして着水後に余分な糸ふけを回収したら、リトリーブを開始します。

この際にリトリーブを一時止めるアクションを入れ、またリトリーブを再開するといった方法で、簡単ながらも非常に効果的なテクニックです。

リトリーブも3回転して1秒止める、4回転し2秒止める、または2回転して1秒止めて3回転して1秒止めるなど、いろいろな組み合わせを試せる自由度の高さもこのテクニックのよい特徴といえるでしょう。

特にチヌはルアーの後ろでじっくりと追尾しながらバイトチャンスを狙っているため、時にはこのストップ&ゴーがばっちりとハマる場面も少なくないかもしれません。

トゥイッチ

こちらもただ巻きと組み合わせることで魚に喰わせの間を演出したりと効果的なアクションを生み出せるテクニックとなっています。

方法も簡単で、キャストして着水後に余分な糸ふけを回収した後にリトリーブを開始して、アピールしたいタイミングやポイントにルアーが近づいた際にチョンチョンとロッドを軽くあおることでルアーを不規則に動かすことができ、変化を生み出すことが可能です。

ただ巻きで一定のリトリーブでアピールしながら、ここぞという場面でふらつくようなアクションを生むことで、意図的に魚にバイトチャンスをアピールすることができる点が特徴といえるでしょう。

ペンシルではトゥイッチを入れた際の引き波の波紋も変化するため、より喰わせの間を演出する上でも最適なアクションのひとつといっても過言ではありません。

ドッグウォーク

ペンシルベイト独自のアクションともいえる代表的なテクニックで、非常にチヌに長い時間ルアーをみせることができる効果抜群なアクションです。

名前の由来通り犬が首を振りながら歩くような動きが特徴的で、ただ巻きなどに比べると同じ距離でもアピール時間がこちらの方が長く誘える点も魅力といえるでしょう。

やり方はキャストして着水後に余分な糸ふけを回収した後リトリーブを開始し、その際にロッドを軽く揺らしながら巻いてくることでヘッド部分が左右に動きドッグウォークアクションとなります。

うまくアクションさせるコツは、巻いてくる際にラインはピンと張るのではなく、多少たわませてラインスラッグを作ることでよりヘッドが左右に揺れやすくなるため、難しい方はぜひ試してみてください。

まとめ

ペンシルはチヌトップゲームにおいて必須ともいえる選択肢で、自分のアクションで喰わせた感覚をより味わえる魅力にあふれたルアーといって間違いありません。

ぜひ、この機会にお気に入りのペンシルを手に入れて、エキサイティングなチヌトップゲームをより満喫してみてはいかがでしょうか。