バスが水面を割ってバイトするトップォーターフィッシングの代表的なルアーと言えるペンシルベイトは、ハイシーズンを中心として欠かすことが出来ないルアーです。
ペンシルベイトは古くから親しまれているルアータイプでもあり、これまで様々なルアーメーカーが数多くのバス釣り用のペンシルベイトをプロデュースしているので、アングラー側も釣れるペンシルベイトの選択が非常に重要となります。
今回は、そんな数あるペンシルベイトの中から、特におすすめなペンシルベイトを小型～大型のモデルまで幅広く、使い方を含めてご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
新製品や人気製品をどこよりも安く販売中！
少量入荷のため売り切れ注意！
- クレジットカード決済
- Amazon Pay
- コンビニ払い
目次
ペンシルベイトとは
ペンシルベイトとは、トップォータールアーと言われる水面に浮くルアージャンルの中に存在するルアータイプです。
細長くシンプルな形状であり、他のトップウォータールアーに備わっている大型のカップや羽根、ペラなどは取り付けられていないこともペンシルベイトの特徴となっています。
ペンシルベイトはロッド操作でアクションを付けることで、ルアーが左右に首を振るアクションを演出させることが可能です。
リーリングのみを行うオートマチックのルアーよりも操作感が高く、トップウォーターを好むアングラーの中でも安定した人気を誇っているルアータイプ。
バス釣りでペンシルベイトが活躍する時期
ペンシルベイトが活躍しやすい時期となるのが、初夏から晩秋まで時期です。
初夏の時期はバスが水面を意識し出す時期であり、ペンシルベイトを代表としたルアーに反応が良くなる、トップウォーターシーズンとも呼ばれています。
ハイシーズンと言われる時期であれば、フィールドの水温が適水温に近づくタイミングでバスも積極的にフィーディングを行い、ペンシルベイトの出番は非常に多くなります。
ペンシルベイトは他のトップウォータールアーよりもアクション時のスピードが速い特徴を持っているので、ルアーを見切りやすい秋にも有効なルアーとしても知られています。
年間を通じて使いどころが多いルアーなので、常にタックルボックスには入れおいても良いルアーと言えます。
バス釣りでペンシルベイトを使うメリット・デメリット
メリット
ペンシルベイトはトップウォータールアーの中でも最も汎用性に優れているルアーです。
ルアー自体が浮力を持っているので、アングラーが任意のタイミングでルアーをポーズさせることが出来、食わせのタイミングが作りやすくなります。
ペンシルベイトのアクションはナチュラル重視でアピール力に欠けますが、スピーディーでキレの良いことからルアー自体が見切られにくい特性も持っています。
シンプル形状で空気抵抗が少ない為、他のトップウォータールアーを凌駕するロングキャストが出来るようになっています。
アングラーの任意によって動きのスピードも変えることが出来るので、状況の変化にも対応しやすい特徴を持っています。
デメリット
ペンシルベイトは非常に便利なルアーですが、アピール力が他のルアーよりも劣る特徴を持っています。
このため、既に水面を意識しているバスに対しては効果的なルアーですが、水面を意識していないバスにルアーの存在を気付かせにくい場合が出てきます。
水面までバスを浮き上がらせる場合であれば、ペンシルベイトでもフラッシングや強いサウンドを演出出来るタイプを選び出す他、ポッパーなどのアピール力が比較的アピール力が強いルアーを使用する方が反応が良くなります。
フィールド状況を見極めてアピール力が必要な場合は、他のトップウォータープラグに切り替えるのもおすすめです。
バス釣りに適したペンシルベイトの選び方
種類（フローティング/シンキング）
ペンシルベイトには大きく分けて、フローティングモデルとシンキングモデルが存在します。
バス釣りに使用されるペンシルベイトは、フローティングモデルが一般的であり最も普及しているタイプとなります。
通常はこのフローティングタイプのペンシルベイトを使用して表層での攻略が可能ですが、バスの状態がタフになるほど、チェイスを行うが、水面を割ってバイトに至らない状況が多く発生します。
このような時に強いのが、シンキングタイプのペンシルベイトです。
アクションを加えた後に水面直下までルアーを落とし込むことで、水面を割らないバスに口を使わせることが可能になります。
他のルアーへ切り替える方法もありますが、シンキングペンシルを持っていると釣りの幅をグッと広げることが可能です。
サイズ（大きさ）
歴史あるルアージャンルであるペンシルベイトは、様々なサイズ展開がされています。
フィールドで使用するペンシルベイトのサイズを選ぶ時には、フィールドに存在するベイトフィッシュのサイズを基軸として選ぶことがおすすめです。
マッチザベイトは特にクリアレイクを攻略する時には非常に重要となり、視界が効くフィールドでは、サイズが合わないとバイトに持ちめ無くなる傾向が強くなります。
マッディーレイクでも基本は同じですが、バスがルアーの存在に気付かない場合も多くなるため、アピール力を上げるためにサイズUpを行うのも良いでしょう。
ルアーサイズは釣れるバスのサイズにも影響するため、自分の釣りたいサイズとフィールドの状況を合わせて選択すると良いでしょう。
カラー（色）
ペンシルベイトのルアーカラーを選ぶ時のポイントとなるのが、ペンシルベイトの側面とお腹側のカラーです。
これらの部分はバスが水面を見上げた時に確認される部分となりますので、ルアーカラーを選ぶ時のポイントとなります。
フィールドの水質によって、使用するカラーをナチュラルとチャートをベースとして選べば問題ありませんが、この時もルアーのお腹部分と側面はきちんと確認しておきましょう。
ヘッド部分や背中部分は水面から浮き出る部分となるので、ロングキャストでアプローチする時は視認性が高いチャート等のカラーリングがされていると、ルアーの位置が分かりやすくなります。
【小型】バス釣り用ペンシルベイトおすすめ8選
【ダイワ】
スティーズペンシル
2種類（60mm/75mm）のサイズ展開がされている小型のペンシルベイトです。
クリアウォーターである琵琶湖で誕生したルアーで、小型ですが後方重心設計が施されているので、PEラインを使用したスピニングタックルとの組み合わせでは、中型以上の飛距離も出すことが可能です。
浮き姿勢は垂直立ちに近く、小刻みで速いドッグウォークを連続して演出しやすくなっています。
使い易いペンシルベイトとして初心者にもおすすめです。
【メガバス】
DOG-X Jr.COAYU
小型ペンシルベイトの中でもロングセラーとして、長年多くのアングラーから使用されているルアーです。
ボディーは71mmのサイズで、内部構造に2つの慣性バランサーを仕込むことで、ドッグウォークの幅とキレをUpさせることが出来るようになっています。
力加減が難しいとされる小型お延知るですが、誰でも簡単にドッグアクションを演出することが可能となっています。
メガバスらしいリアルベイトを追求した外観となっていることもあり、クリアレイクでは高い実績を持つ小型ペンシルベイトです。
【メガバス】
COAYU SLIDE SINKER
DOG-X Jr.COAYUをベースとして作り上げられたシンキングタイプのペンシルベイトです。
フォール時にはその名の通りスライドフォールを行うことが出来るようになっているので、瀕死で力尽きそうなベイトを演出することが出来るようになっています。
水面直下のドッグウォークもこなすことが出来るので、他のペンシルベイトではキャッチすることが出来ないバスへのアプローチにおすすめです。
【DUO】
レアリスペンシル65
停止姿勢から素早くドッグウォークが開始することが出来るスタンダードな小型ペンシルベイトとして作り上げられています。
ルアーのアゴ部分には球形のコブが作られており、ルアーが動き出すタイミングで確実に左右どちらかに首振りが出来るようになっています。
ボディーは空気抵抗が計算された設計が行われているので、キャストアキュラシーもユーザーから高い評価を得ているペンシルベイトです。
壁際など初めの1アクションが重要となる状況では非常に頼りになるルアーです。
【OSP】
YAMATO Jr.
OSPから出されているオリジナルのYAMATOのダウンサイジングモデルです。
オリジナルのYAMATOの特徴であるスプラッシュ&バブルを増加することが出来るサイドカップとペンシルベイトの動きの質を変えることが出来る2アイを継承しています。
ペンシルベイトとして高いアピール力を持っているので、アピール力が損なわれがちな小型ペンシルベイトであっても、高い集魚能力を持っているルアーです。
ダウンサイジングを行ってもルアーパワーを下げたくないアングラーにもおすすめです。
【ラッキークラフト】
Sammy 65
誰でも簡単に扱うことが出来るペンシルベイトとして作り上げられている世界標準のルアーです。
小型ですがキレのよいアクションを演出することが出来るルアーで、ドッグはもちろん、ダイビングアクションまで演出することが出来る万能なトップウォータールアーです。
浮き姿勢は垂直浮きに近い状態となっているので、連続したドッグウォークを得意としているルアーです。
【HEDDON】
ザラパピー
世界各地から愛されているペンシルベイトであるザラスプークの小型Verとして、タフなフィールドにも対応できるように作り上げられたモデルです。
ボディーサイズは7cmまで縮小されていますが、オリジナルの水押しとキレの良さはそのままに作られています。
オリジナルのザラスプークでは対応しにくい、小型の野池等でも使い易いモデルとなっています。
【ティムコ】
レッドペッパーナノ
小型ペンシルベイトの中でも最小クラスのペンシルベイトです。
オリジナルのレッドペッパーで唯一無二のアクションと言われている水面直下での小魚が逃走するアクションを忠実に引き継いで演出することが出来るようになっています。
使用するタックルは限られてしまいますが、ライトなタックルを生み合わせることでデカバスから子バスの数釣りまで楽しむことが可能なモデルです。
超ハイプレッシャーなクリアレイクでは唯一無二の強さを持つルアーです。
【中型】バス釣り用ペンシルベイトおすすめ11選
【メガバス】
DOG-X QUICK WALKER
メガバスを代表とするトップウォーターで、登場以来その扱いやすさからペンシルベイトのスタンダードとして扱われることも多いルアーです。
DOG-Xは演出することが出来るアクションで2種類のモデル展開が行われており、QUICK WALKERはキレの良い高速ターンを得意とする設計が施されています。
高速ドッグウォーク専用設計とも言えるので、バスにルアーを見切らせることなく、バイトに持ち込むことが出来ます。
【メガバス】
DOG-X SPEED SLIDE
DOG-Xのもう一つのタイプとしてラインナップされているのが、SPEED SLIDEです。
数あるペンシルベイトルアーの中でもアクション時のスピードとキレはトップクラスとなっており、幅の広いドッグウォークで広範囲にサーチすることが可能です。
ルアーのアゴ部分にはウォータースルーギルと言うパーツの張り出しが付けられておるので、常に水面に絡みつくようなドッグウォークを可能としています。
誰でも簡単に操作できるトップウォータールアーとしてもおすすめです。
【メガバス】
GIANT DOG-X
水面下に対して強いアピール力を持っているペンシルベイトとしておすすめなモデルです。
非常にゆったりとしたドッグウォークを行うペンシルベイトですが、ドッグウォークを行う時に横倒れしながらスライディングするので、ボディー側面で水面下に強烈なフラッシングを出すことが可能です。
ルアーのアゴ部分には切れ込みが入れられているので、ドッグウォーク時にバブルが発生しやすい特徴も持ち合わせています。
水深のあるエリアからバスを水面まで引き上げる力を持っているルアーです。
【メガバス】
XPOD
ペンシルベイトとポッパーの両方の要素を一つにまとめ上げて作りあげられているルアーです。
特徴的なルアーの下アゴ部分は任意の角度で開閉することが出来るようになっており、完全に閉じている場合はペンシルベイトとして使用し、顎を開くことでポッパーとしても使用することが出来るようになっています。
ペンシルベイトのみのアピールでは弱い場合は、そのフィールドに合ったアピール力を追加することが出来る選択肢の多いルアーです。
【OSP】
YAMATO
ペンシルベイトでありながら、ポッパーの様に高いアピール力も兼ね揃えているルアーです。
フロント部分には小型のカップが取り付けられており、首振り時にはバブルとサウンドを作りながら、移動距離を抑てのテーブルターンを可能としています。
ラインアイが2つ付けられており、取り付け部分を変更することで、ルアーアピールの強弱を変えることが出来るようになっています
【DEPS】
ラドスケール
ビッグバスが釣れるペンシルベイトとして、2001年にリリースされてから現在まで高い信頼を勝ち取っているペルアーです。
ルアーのアゴ部分が非常にワイドに作られているので、アクション時の水押しが非常に強く、ビッグバスを効率よく引き付けることが出来るようになっています。
ルアー内部には前後に動くムービングバランサーシステムが搭載されているので、アクション時には独特の低音を奏でることが出来ます。
広大なフィールドで効率良くデカバスを狙うことが出来るルアーです。
【HEDDON】
ザラスプーク
世界中のペンシルベイトのベンチマークとして知られているルアーです。
今では当たり前となっているドッグウォークアクションを可能としたルアーでもあり、今でもアクションのキレと操作感はトップクラスのルアーとなっています。
ペンシルベイトの中でもとりわけシンプルなルアーですが、水押しとアピール力は強く、トーナメントでもキッカーフィッシュを狙うことが可能なルアーです。
【シマノ】
ラウドノッカー
その名のとおり、強烈なサウンドでバスを引き付けることが出来るペンシルベイトです。
強烈なサウンドは2つの金属ボールが接触することで発生させており、金属質で広範囲のバスを呼び寄せることが可能です。
そして、金属ボールはキャスト時にルアー後方へ固定されるので、ルアー自体を後方重心とすることができ、飛距離をUpにも貢献するように作り上げられています。
サウンドによるアピール力を重視したペンシルベイトです。
【エバーグリーン】
コンバットペンシルジャスティーン
ハイプレッシャーなクリアウォーターで確実にバスをバイトに持ち込むペンシルベイトとして作り上げられています。
動き自体はナチュラルに徹しており、首振りの幅は小さく、ノンラトルにて作りあげられています。
少ないバイトを確実にフックセットする為に、トレブルフックが3つ付けられている他、バイト時にルアーが弾き飛ばされない様に重量が重めに作りあげられています。
ハイプレッシャーレイクでの貴重なバイトをモノにできるルアーです。
【ティムコ】
レッドペッパー
水面でボイルしているバスに対して、極めて高い釣果能力を誇ることが出来るルアーです。
このルアーの特徴は、フローティングでありながらドッグウォークを行う時には水面直下にダイブして首振りを行うことが出来るようになっている点にあります。
水面直下でのアクションと浮き上がりアクションで、バスに追われて逃げ惑うベイトを演出することが出来るようになっています。
他のペンシルベイトには演出出来ない動きを持っているので、他のペンシルベイトで水面バイトが得られない時にもチャンスを出せるルアーです。
【DUEL】
3DR ペンシル（F）100mm
DUELから出されているこのペンシルベイトは、高い3Dプリズムフィニッシュとインナーリアルフィニッシュが施されており、ナチュラルなフォルムを持ちながら、フラッシングでアピールすることが可能となっています。
大型のウェイトボールが内臓されているので高音によるアピールで、バスを呼ぶ力も持ち合わせているルアーです。
基本性能が高いペンシルベイトにベイトフィッシュに似たナチュラルアピールが加えられているモデルです。
【大型】バス釣り用ペンシルベイトおすすめ6選
【DEPS】
ラドスプリンガー
ラフウォーターにも対応することが出来るペンシルベイトです。
一般的には、荒れた水面では動きが崩れやすいペンシルベイトですが、フロントの逆三角形のフラット形状が常に水を掴むように設計されているので、動きが崩れることがありません。
149mmの大型のペンシルベイトでラフウォーターに負けないアピールを出すことが出来るルアーです。
【DEPS】
ブラキオスティック
クリアレイクに欠かすことが出来ないロングディスタンスアプローチに特化した大型のペンシルベイトです。
大型&ロングディタンスの組み合わせは一般的に操作性が低くなってしまいがちですが、浮き姿勢を水平に近いセッティングとスプリングウェイトシステムで遠距離の操作性を大幅にUpさせています。
全長147mmの大型ですが、圧倒的なロングキャストが出来るペンシルベイトです。
【メガバス】
DOG-X DIAMANTE
全長120mmのロングボディーを持っているペンシルベイトです。
本場アメリカのトーナメントで釣り勝つために作られたルアーとなっており、大型ボディーのサイズとは異なり、動きは非常にフィネスで強すぎないアピール力を持っているルアーとなっています。
トップウォータールアーに定評があるメガバスのルアーらしく、アクションのし易さはトップクラスです。
プレッシャーの高いフィールドで、最大級のサイズを狙うことが出来るルアーです。
【エバーグリーン】
シャワーブローズビッグママ
全長150mmのペンシルベイトで、強烈な水押しを出すことが出来るハイアピール型のペンシルベイトです。
ボディー側面がフラットサイドで作られているので、テーブルターンを行った時に、大型のボディー全体で水を押すことが出来るようになっています。
ルアーの後部をワイド化することで必要十分な後方重心と空気室を確保し、水平に近い浮き姿勢をとること出来るようになっています。
幅の広いドッグウォークと水押しで強烈なアピールが可能です。
【イマカツ】
スラムドッグモンスター
バスアングラーの聖地である池原ダムのモンスターバスをキャッチする為に作り上げられている145mmのペンシルベイトです。
145gmmのボディーですが、40gの重量となっているので一般的に使われるMHからHクラスのロッドでもクイックに動かすことが出来る反応のよりペンシルベイトとなっています。
クリアレイクのビッグバス狙いのアングラーにおすすめしたいルアーの一つです。
【HEDDON】
スーパースプーク
オリジナルのザラスプークの性能を維持しながら、トーナメントでもキッカーフィッシュを獲ることが出来るようにサイズアップしたモデルです。
全長は120mmで24.5gのサイズですが、ボディーサイズ以上のパワーを出すことが出来るルアーとなっています。
日本に留まることなく、世界のビッグバスハンターから愛用されているモデルです。
バス釣り用ペンシルベイトの使い方
ドッグウォーク
ペンシルベイトを代表するアクションの一つです。
ロッドでトゥイッチを入れることで、ペンシルベイトは左右に首を振るドッグウォークアクションを演出することが出来るようになります。
リズミカルにラインスラッグを作ることが、ドッグウォークを行うコツです。
慣れてしまえば比較的簡単なアクションですが、トゥイッチ強さやテンポによってルアーアクションを大きく変えることも可能で、非常に奥が深い使い方です。
フィールドのコンディションを見てスローテンポなドッグウォークから、ハイスピードのドッグウォークアクションを組み合わせて使用することがおすすめです。
ダイビングアクション
ダイビングアクションは、ピンスポットでの食わせのテクニックとしておすすめしたい使い方です。
比較的強いトゥイッチを瞬間的に入れることで、ルアーが水面に潜りライズアップするアクションを出すことが可能です。
このアクションは使用するペンシルベイトに依存する部分が大きくあり、浮き姿勢が直角に近いタイプ程、ダイビングアクションが出しやすくなっています。
ドッグウォークと組み合わせて、確実にバスが潜んで居る場所で取り入れたいアクションの一つとなっています。
デッドスローリトリーブ
ペンシルベイトの中には、トゥイッチなどによるアクションを行わず、ただ巻きで使用することも可能なモデルも存在します。
ラインテンションが張らない様にスローリトリーブを行うことで、水面でV字波紋を作りながら、無防備なベイトを演出することが可能です。
全てのペンシルベイトが可能なテクニックではありませんが、デカバスな有効なテクニックとして覚えておくことがおすすめです。
バス釣り用ペンシルベイトに適したタックル
ロッド
ペンシルベイトで最適な動きを極めたいアングラーは、適切なロッドを見極める必要があります。
ロッドパワーは、ルアー重量に対してオーバーパワーのロッドよりも若干柔らかめのロッドを使用することがおすすめです。
少し柔らかめのロッドを使用することで、オーバーパワーによる不自然な動きが抑えられる他、バイトの瞬間にルアーを弾きにくくなるメリットも生まれます。
ペンシルベイトはトゥイッチを連続して使用するアイテムなので、ロッドレングスは7ft以下の短めのロッドを使用することで、操作性を上げることがおすすめです。
リール
ペンシルベイトはトゥイッチを連続する釣りなので、リールサイズが大きいとパーミングしにくく、疲労に繋がりやすくなります。
私用するリールはパーミングがし易い、ロープロファイル型のリールがおすすめです。
また、見落とし安いポイントですが、リールのギア比も重要なポイントです。
ハイギアでリーリングのスピードが速すぎるとトゥイッチによって生まれるラインスラッグの回収に留まらず、張ったラインも巻き上げてしまい、ルアーの動きを崩してしまう可能性があります。
ローギアリールは巻き取りが遅く、早いテンポのドッグウォークには向きません。
最もバーサタイルに使用することが出来るノーマルギアや、自分のトゥイッチのリズムに合うギア比を選ぶことが大切です。
ライン
ペンシルベイトを使用する時に重要となるのが、ラインです。
トップウォータールアーに適しているとされているのが、水に浮く特性を持っているナイロンラインとPEラインです。
ナイロンラインは伸びがあるラインとなっており、ロッドアクションに対してダイレクトにルアーが反応しすぎない特徴を持っています。
PEラインは伸びが無い為、ロッドアクションに対して非常にダイレクトにルアーを動かすことが出来るラインです。
ペンシルベイトをロングキャストして遠距離で使用する場合は、操作感が薄れるので、PEラインのダイレクト感をプラスし、近距離であれば、アクションが強くなりすぎない様にナイロンラインを使用する方法もおすすめです。
使用するロッドの強さとのバランスも重要となるので、ペンシルベイトの使用方法を含めてバランスの取れたライン選択を行うことが重要です。
まとめ
水面でルアーを動かしながらバイトを獲ることが出来るペンシルベイトは非常にエキサイティングな釣りの一つです。
最高のペンシルベイトに最適なタックルを組み合わせて、トップウォーターフィッシングの楽しみを広げてみてくださいね。
バス釣りのペンシルベイトの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方