古くからラバージグはボトムで使用するイメージが根付いていますが、現代のバス釣りでは、ラバージグを中層でスイミングさせて釣るスイムジグの釣りが一般的になっています。
ボートアングラーはもちろん、オカッパリアングラーからも人気が高いスイムジグの釣りは、ラバージグの釣りと同様に釣れるとサイズが大きいこともあり、ビッグレイクを中心に多くのアングラーにて使用されるルアーとなっています。
今回は数あるスイムジグの中から、おすすめのアイテムを色や重さそして使い方を交えてご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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目次
- 1 スイムジグとは
- 2 スイムジグを使うメリット・デメリット
- 3 スイムジグの選び方
- 4 最強スイムジグおすすめ23選
- 4.1 【デプス】ハイパーフットボールジグ
- 4.2 【デプス】マツラバ
- 4.3 【ボレアス】モザイクジグ
- 4.4 【ザップ】PDチョッパー
- 4.5 【ザップ】PDチョッパー改デッドスロー
- 4.6 【ザップ】PDチョッパー跳ねスペシャル
- 4.7 【OSP】Weed Rider
- 4.8 【OSP】SLIPPER
- 4.9 【メガバス】UOZE SWIMMER
- 4.10 【ジャクソン】バレッジスイマージグ
- 4.11 【ジャッカル】ビークロールスイマー
- 4.12 【Dstyle】ディースイマー
- 4.13 【ENGINE】スイミングマスター
- 4.14 【エバーグリーン】スイミングトゥルーパー
- 4.15 【エバーグリーン】グラスリッパー
- 4.16 【ダイワ】ラピッズスイマー
- 4.17 【DRT】スーパーシャトル
- 4.18 【一誠】bibibiマルチ
- 4.19 【KEITECH】MODEL Ⅲ Swim Jig
- 4.20 【HIDEUP】スライドスコーンジグ
- 4.21 【レイドジャパン】ヘッドスライド
- 4.22 【レイサム】グリムスイマー
- 4.23 【ティムコ】ロベルタスイムジグ
- 5 スイムジグの基本的な使い方(アクション)
- 6 スイムジグの季節毎の使い方やコツ
- 7 スイムジグのよくある質問
- 8 まとめ
スイムジグとは
スイムジグとは、スイミングに特化して作り上げられたラバージグの事を言い、一般的にボトムで使用するラバージグとは異なる特性を持たせたモデルの事を指します。
多くの場合でスイムジグはトレーラーとしてシャッドテールワームが装着されるので、テール部分のウォブリングやスイムジグ全体のローリングアクションでバスを引き付けることが出来るようになっています。
ラバージグと同様に様々なウェイトのモデルが存在しているので、表層以外の全レンジで対応することが出来る他、使用する水深によってウェイトを使い分けることができるのもスイムジグの特徴と言っても良いでしょう。
スイムジグを使うメリット・デメリット
メリット
スイムジグを使用するメリットとして、先ず挙げることが出来るのが、釣れるバスのサイズが大きい事です。
もともとビッグバスが釣れるルアーとして知られているらラバージグをスイミングで使用しているタイプであり、トレーラーワームによるボリュームが追加されるので、釣れるバスは非常に大きい傾向があることが知られています。
又、比較的空気抵抗が小さいルアーなので、ロングキャストが行いやすい他、巻きモノルアーの中でも比較的アピール力がナチュラルであり、プレッシャーの高いフィールドでも非常に有効である点もメリットとして挙げられています。
デメリット
デメリットとして挙げられる点は、スイムジグをリーリングした時の巻き感です。
一般的なプラグであれば、手元でルアーの振動をキャッチして実際にルアーが動いていることを確認しながら、スイミングさせることが出来ますが、スイムジグの多くはこの巻き感が無く、手元でトレーラーワームの動きを感じにくい点があります。
このため、アングラーは最適なリーリングスピードを感覚で見つけ出す必要があるので、経験が浅いアングラーはリーリングスピードがマッチしないために、スイムジグが最適に動いていない場合が多く発生してしまいます。
逆に言えば、抵抗が少なく非常にナチュラルなアピールができるルアーとなっているので、プレッシャーの高いフィールドでも効果が高いとも言えます。
スイムジグの選び方
ヘッド形状の種類と特徴
楕円形状(フットボールヘッド)
楕円形状は一見するとボトムで使用するラバージグにも見受けられてしまいますが、フットボール型はスイムジグとしても非常に優秀な特性を持っています。
フットボールタイプは数あるスイムジグのヘッド形状の中でも比較的低重心で作り上げられており、リーリング時に浮き上がりにくい特性をもっているので、同レンジをキッチリとトレースすることが出来るようになっています。
オーソドックスなタイプでもあるので、オープンウォーターでレンジを変えたアプローチを行うのにもおすすめのタイプです。
スリム形状(アーキーヘッド)
スリム根ヘッド形状を持っているスイムジグが持っている特徴となるのは、スナッグレス性能の高さです。
特にウィード等のソフトな障害物に対しても高いスナッグレス効果を発揮することが出来るので、障害物に邪魔されるストレスなく、リーリングを行うことが出来るようになっています。
また、このタイプはスナッグレス性能に特化しているモデルでもあるので、スイムジグにもブラシガード等も取り付けられてモデルも多く存在します。
すり抜け性能を重視する時には、アーキーヘッドタイプの使用がおすすめです。
フラット形状
スイムジグの中には、ジグのウェイト部分をフラットとしているモデルも存在しています。
このようなタイプはリーリング時に水の抵抗を非常に受けやすく、アングラー側でリーリングの抵抗感じ取り、レンジの調整やリーリングスピードが調整しやすくなる形状にあります。
また、水の抵抗を強く受けるので、スイムジグ自体も浮き上がり易くなっていますので、超デッドスローにもリーリングしてアプローチを行うことが出来る特徴も持っています。
重さの選び方や使い分け
スイムジグの釣りで悩ましいポイントの一つとなるのが、使用するスイムジグの重量の選び方です。
このスイムジグの釣りにおいてウェイトの選び方は、狙うレンジに直結します。
もちろん、一定層をキープすることが出来るリトリーブを行えば、ウェイトが重たいほど、レンジの深いリトリーブが出来るようになりますので、自分がスイムジグを使用するフィールドマッチしたウェイトのスイムジグを用意する必要があります。
また、一定レンジをキープする釣りでは、重量はルアースピードにも直結する要素も持っており、狙いたいレンジを異なるリーリングスピードで攻略出来るようにスイムジグのベテランのアングラーは異なるウェイト違いを持っています。
自分なりのウェイト基準を一つ作ることが出来れば、どんどん攻略の幅を広げることが可能となります。
ガードの有無
一部のスイムジグには、ヘッド部分にガードが取り付けられているものも存在します。
ヘッド部分にガードが取り付けられている為、通常のモデルよりもスナッグレス効果が高くなっているので、根掛かりが多発しそうなエリアでも積極的にスイムジグを投入することが出来るようになっています。
プロやベテランのアングラーは積極的にスイムジグを障害物にコンタクトさせて、リアクションバイトを誘発させるテクニックも使用しますので、ただ巻きだけではバイトを得ることが出来ないような状況に、積極的に障害物へコンタクトさせる場合は、ガード付きのスイムジグを使用すると良いでしょう。
ガードがない物はスナッグレス性能は劣りますが、フッキング率を高くすることが出来るので、オープンウォーターを中心とした使い方がおすすめです。
色(カラー)の選び方や使い分け
スイムジグのカラーをチョイスする時に気に掛けるべきポイントとなるのが、水の色です。
一般的なルアー選択と同じで、水質に溶け込むカラー選択を行えばよいですが、数ある巻物ルアーの中でも比較的ナチュラルな波動を出すことが出来るスイムジグなので、ある程度、視覚的にアピールできる要素を持たせることで、バイトチャンスを増やすことが出来る可能性も秘めています。
スイムジグを使用するフィールドに溶け込むナチュラル系のカラー、そして更にワントーン上げたカラー、最後にハイアピールカラーを準備しておくことで、あらゆるフィールドでも臨機応変にカラーチェンジを行い、バスからの反応を確かめることが出来るようになります。
最強スイムジグおすすめ23選
【デプス】
ハイパーフットボールジグ
シンプルなフットボール型のスイムジグですが、各地でデカバスが釣れるスイムジグとして非常に多くのアングラーから信頼と実績を得ているモデルです。
シンプルに見えるジグですが、スイムジグが水平姿勢で泳ぐことが出来るバランス設定が施されているので、バスへ違和感を与えることなく、バイトに持ち込むことが出来るようになっています。
また、超ロングシャンクのフックが取り付けられているので、デカバスのアゴも一撃で貫通させることが出来るようになっています。
【デプス】
マツラバ
ハイパーフットボールとは異なり、カバーでのすり抜け性能に特化して作り上げられたスイムジグです。
ガード付きでスナッグレス性能が高められていることはもちろん、ヘッド自体の重心を後方重心とすることで、スキッピングなどのキャスタビリティーの向上とカバーへのスタック防止が両立出来るようになっているモデルです。
スイムジグでカバーの奥を丁寧にアプローチしたいアングラーには、特におすすめしたいモデルとなっています。
【ボレアス】
モザイクジグ
ボレアスから出されているモザイクジグの特徴は、独自に作りあげられた独自アームアイ構造が採用されている点にあります。
アームアイ構造が採用されることで、スイムジグ自体が低重心化することが出来るようになっており、同一レンジを安定したスイミングで泳がせることが出来るようになっています。
また、アーム自体がガードの役割も果たすことが出来るので、ブラシガードなしでも高いスナッグレス効果を出せるようになっています。
琵琶湖を中心に高い人気を誇っているスイミングジグの一つです。
【ザップ】
PDチョッパー
フラット形状のヘッドを持つスイムジグで、各地で高い釣果を出している人気のモデルです。
通常のスイムジグの様に、フックに沿ったトレーラーを付ける方法の他、ヘッドに取り付けられているコークスクリュータイプのワームキーパーを活かしてワームをオフセットした形で使用することが出来るようになっているので、状況に応じたアレンジを行うことが出来るようになっています。
スイムジグとして安定していることはもちろん、ボトム着底時にはヘッド形状を活かしてジグを立たせることができるのも魅力の一つとなっています。
【ザップ】
PDチョッパー改デッドスロー
あらゆるフィールドで高い釣果を出せるスイムジグとして人気のPDチョッパーを更にスローリトリーブで使えるように改良を加えられたモデルです。
デッドスローリトリーブに対応するため、ヘッド部分には低比重のスペースメタルが採用されており、オリジナルのPDチョッパーと同サイズでスイムジグの重さを半分にして作り上げられています。
冬などのスロー展開はもちろん、ウィードや障害物の上を丁寧に探る時には、非常に重宝するモデルです。
【ザップ】
PDチョッパー跳ねスペシャル
オリジナルのPDチョッパーにリープ形状のマントが取り付けられているモデルです。
マントが取り付けられているので、シルエット自体に非常にボリュームを持たせることができるようになり、ブルーギルを意識したバスへも非常に高い効果を発揮できるようになっています。
また、ロッド操作によってリフトアンドフォールを加えたリーリングでは、マントを大きくなびかせることが出来るので、他のスイムジグよりも大きな波動でアピールすることが出来る様になっています。
春先はもちろん、ギルパターンでも非常に高い効果を発揮することが出来るスイムジグです。
【OSP】
Weed Rider
琵琶湖を代表としたウィードレイクを中心に高い評価を得ているスイムジグです。
その名の通り、ウィードのすり抜け性能を極限まで高めるために、ヘッドの形状はもちろん、動き自体もタイト化することで、高低差のあるウィードエリアであってもスイムジグがスタックすることなく、リトリーブすることが出来るように作り上げられています。
ストレスフリーなスイムジグとして非常に使い易くなっていますので、これからスイムジグの釣りを行う方にもおすすめ出来るモデルとなっています。
【OSP】
SLIPPER
シャローカバーの攻略用に作り上げられたスイムベイトです。
根掛かりを恐れることなくアプローチが出来るように、非常に強めのブラシガードが採用されいる他、低比重で素材によって作りあげられたすり抜け重視のヘッドが採用されています。
シャローカバー攻略時に発生しがちなトレーラーワームのズレを防止するために、ペグでトレーラーワームを固定するシステムが取られているので、ワームのズレを気にすることなくテンポよくシャロー攻略が出来るモデルです。
【メガバス】
UOZE SWIMMER
メガバスから出されているUOZE SWIMMERは形状記憶ワイヤーで取り付けられたブレードが特徴です。
比較的アピールが弱いスイムジグの釣りですが、ボディー下部に取り付けられているブレードによって、スイムジグの泳層よりも更に下のレンジに位置するバスまで効率良くアピールを行うことが出来るようになっている他、アングラー側にも動きの振動を確実に伝えることが出来るようになっています。
スイムジグとしてアピールが強めなモデルなので、効率良くフィールドサーチしたい方や、障害物からルアーパワーでバスを引き出したい方におすすめです。
【ジャクソン】
バレッジスイマージグ
一見するとすぐに根掛かりやスタックしてしまいそうなエリアを攻略することが出来るスイムジグとして作り上げられているモデルです。
特徴的なヘッドデザインを持っているこのスイムジグは、障害物に当たった時にテコの原理で常にフックが障害物と逆方向を向くように作り上げられているので、難攻不落とも思えるカバー周りでも根掛かりを恐れることなく、アプローチすることが出来るようになっています。
特に根掛かり回収が行いにくい、おかっぱりでは重宝するスイムジグです。
【ジャッカル】
ビークロールスイマー
ジャッカルからプロデュースされているビークロールスイマーはシャローエリアのカバーやブッシュ周りを攻略するために作り上げられたスイムジグです。
非常にロールアクションが出しやすいヘッド形状が採用されている他、ダブルガードで高いスナッグレス性能を維持することが出来るようになっています。
特に異なる重量でもヘッドサイズはを変更することなく作り上げられているので、異なる重量であっても同じ使い心地でローテーション出来るのもこのスイムジグの特徴となっています。
【Dstyle】
ディースイマー
日本のフィールドのみではなく、アメリカのトーナメントでも活躍している青木プロによって作り出されたスイムジグです。
フロントアームにプラスして、すり抜け性能の高いヘッドとブラシガードが付けられているので、ウィードエリアはもちろん、ロックエリアでもスイムジグで攻略出来る様になっています。
まだまだ登場して間もないスイムジグですが、各地で高い釣果が上げられているので、フィールドや攻略エリアを問わずストレスフリーに使用したいアングラーにおすすめです。
【ENGINE】
スイミングマスター
すり抜け性能はもちろん、一定層のレンジキープ力も高いバランス設定で高次元に両立することが出来るようになっているのが、スイミングマスターです。
オープンウォーターや地形変化が大きなエリアでもストレスなく使うことが出来るヘッドを持ち合わせているので、多くのフィールドをこのスイミングジグのみでランガンすることが可能です。
トータルバランスが優れている優れているので、あくまでもシンプルに使いこなしを行いたいアングラーにおすすめのスイムジグです。
【エバーグリーン】
スイミングトゥルーパー
エバーグリーンから出されているスイミングトゥルーパーは、数あるスイミングジグの中でもアピールが強めに設計されているモデルです。
ヘッドはすり抜け性能を高めつつ低重心設計が行われており、スイム姿勢が安定している他、ラトルホールドが設けられているので、音によるアピールをプラスすることも可能となり、遠距離のバスへも効率よくアプローチすることが出来るようになっています。
また、このスイムジグはオフセットフックを使用するモデルとなっているので、スナッグレス性能が各段に高くなっているのも魅力です。
【エバーグリーン】
グラスリッパー
エバーグリーンから出されているもう一つスイムジグがグラスリッパーです。
その名の通り、ウィード(グラス)エリアを攻略するためのラバージグとして作り上げられているモデルです。
スイミングを行うとヘッドウォブルを行いながら、高いアピール力でバスへ誘いをかけることが出来るようになっている他、しゃくり上げてウィードポケットに落とす通常のラバージグとしての使い方も出来るように設計されています。
ウィード攻略用として抑えておきたい一品です。
【ダイワ】
ラピッズスイマー
流れの強いリバーフィールドをスイムジグで攻略するためにつくりあげられたモデルです。
流れが強くスイムジグが浮き上がってしまいがちな状況であっても、リーリングによりダウンフォースが出せるヘッド形状が採用されているので、非常に浮き上がりにくく作りあげられている特徴を持っています。
この特徴は流れの少ないエリアでも高いレンジキープ力として活かされているので、ディープエリア攻略でも高い効果が発揮できるモデルとなっています。
【DRT】
スーパーシャトル
ビッグベイトを中心として、非常に実釣性能が高いルアーを作り上げているDRTから出されているスイムジグです。
カップ形状にも似たオリジナルのヘッド形状が採用されることで、スイムジグが非常に浮き上がりやすく作られていることが特徴です。
浮き上がりやすい為、一定のレンジをデカバスが好むデッドスローで攻略することができ、特に低水温時には非常に高い釣果を期待することが出来るスイムジグとなっています。
【一誠】
bibibiマルチ
スイムジグとしてはもちろん、通常のラバージグとしても使用したいアングラーにおすすめしたいモデルです。
このbibibiマルチには扁平形状のスカートと通常のスクエア状のスカートの両方が採用されているので、スイミング中にも艶めかしくスカートを揺らすことが可能となっています。
また、ボトムでの使用も考えられており、ボトムへの接地感や崩れにくい姿勢が出せるようになっているヘッド形状が採用されているのも特徴です。
一つのラバージグでスイミングとボトムの釣りの両方が出来るので、おかっぱりアングラーから高い評価がを受けています。
【KEITECH】
MODEL Ⅲ Swim Jig
バナナ型の小型タングステンヘッドが搭載されているスイムジグで、水面直下から中層を高いスナッグレス効果を活かしながら巻くことが出来るようになっているモデルです。
ヘッド部分にはスクリューロック式のトレーラーがセットされているので、オフセット式のスイムジグとして使用することが可能となっています。
オリジナル形状のヘッドとフックはユーザーの中でも評価が高く、安定したスイムとデカバスでも安定したファイトが出来るようになっています。
【HIDEUP】
スライドスコーンジグ
HIDEUPから出されているスライドスコーンジグは、強めのブラシガードが備え付けられている他、ウィードエリアをデッドスローで巻くことが出来るモデルとなっています。
このスライドスコーンジグのラインナップは3.5gの超軽量なモデルもラインナップが行われており、スピニングタックルで楽しむことが出来ることも特徴の一つと言えるでしょう。
形状で扱いやすいので、女性にもおすすめしたいスイムジグです。
【レイドジャパン】
ヘッドスライド
数々の人気ルアーを出しているレイドジャパンから出されているスイムジグの特徴は、重量別に異なるアプローチに特化したヘッド形状が採用されている点にあります。
軽量なモデルに対しては、流れのあるシャローエリアでも安定して泳がすことが出来るようになっている他、重量のあるモデルはディープエリアを攻略するための最適なヘッド形状が備え付けられています。
ボート、おかっぱり問わず、人気の高いスイムジグです。
【レイサム】
グリムスイマー
レイサムのグリムスイマーは、一般的に水押しが弱いと言われるスイムジグを更に強い水押しで使うことが出来るように作り上げられているモデルになります。
フラット形状のヘッドが採用されている他、ヘッド自体にスリット部分をもけることで、姿勢の安定化と後方への複雑な水流を送り出すことが出来るようになっています。
スイムジグの釣りの中でも引き抵抗はトップクラスなので、広大なフィールドでバスを探すのには、非常におすすめです。
【ティムコ】
ロベルタスイムジグ
ティムコから出されているスイムジグの特徴はスイムジグのヘッド部分の重量を極端に減らすことで、水面直下までデッドスローに攻略することが出来るモデルとなっています。
ヘッド部分はプラスチック製となっており、非常に軽量に仕上げられているので、トレーラーワームを取り付けた状態ではスキッピング等のテクニカルキャストも決まりやすくなっています。
シャローカバーエリアをスローに攻略するには、非常におすすめのモデルです。
スイムジグの基本的な使い方(アクション)
ただ巻き
スイムジグを使用する時に最も基本となる使い方が”ただ巻き”です。
ただ巻きの基本は、ロッドを固定した状態で常に一定の速度でリトリーブを行うことが非常に重要となります。
ただ巻きを行うことで、水平にスイムジグを引いてくることが理想ですが、使用するスイムジグのタイプや重量、そしてトレーラーワームによって最適なスピードが異なるので、最適なリーリングスピードをシャローエリアなどで事前に確認しておくと良いでしょう。
スイムジグを使用する時の基本テクニックですが、非常に奥が深いので、しっかりとマスターしておくことが大切です。
デッドスロー巻き
バスが果敢にスイムジグを追わないナーバスな状況で使用するテクニックです。
基本はただ巻きですが、可能な限りリーリングをデッドスローに行うテクニックです、
このテクニックを使用するには、浮き上がりやすいスイムジグやトレーラーワームを使用するなどのタックルセッティングも非常に重要になります。
事前にセッティングの中で使用するスイムジグが泳ぐギリギリのリーリング速度を把握しておくことがおすすめです。
このデッドスロー巻きはボトム攻略で使用する時は、スイムジグをボトムまで着底してからリーリングすることがおすすめです。
超高速巻き
デッドスローリトリーブと対象的なテクニックで、リーリングのスピードを最大限まで速めた方法です。
スローな攻めではバスがスイムジグを見切ってしまう場合に、非常に有効なテクニックとなっており、バスがルアーを見切る前にリアクションバイトさせることが可能です。
超高速リトリーブなので、使用するリールのギヤ比も可能な限り高めなものを使用した方が、スイムジグのスピードを効率良く上げることが可能です。
ボトムバンピング
スイムジグは巻きで使用するラバージグですが、通常のラバージグと近い性能も持ち合わせていますので、一般的なラバージグと同様にボトムでスローな展開を行うことも可能です。
常にボトムバンピングを行うルアーではありませんが、手早くリーリングでサーチを行いった後、バスが潜んで居そうなピンスポットに、ボトムバンピングを取り入れることで、万遍なく、アプローチを行うことが可能です。
ボトムバンピングは着水後、スイムジグをボトムまで着底させ、ロッドで数回スイムジグをしゃくり上げてアピールさせましょう。
スイムジグの季節毎の使い方やコツ
春
早春はバスが産卵を行うために、捕食活動を開始し始める時期ですが、まだまだ冬を引きずっている時期でもあり、バス自身もスピーディーに動くことが出来ない状態にあります。
このため、スイムジグを使用する時は、基本的に冬と同じようにスローリトリーブで攻略することが基本となります。
特にスポーニングの準備を行う直前は、シャローからの一段下のブレイクラインにステイしている場合が多いので、レンジコントロールをしっかり行うことが重要となります。
また、晩春になると、バスは表層を意識し出す傾向があるので、表層を攻略できるスイムジグを使用すると高い釣果を出すことが出来るようになります。
夏
夏にはバスはシェードが形成されるウィードエリアや、溶存酸素量が高いとされる水の動きがあるエリアにステイし始めます。
このため、ウィードが形成されるエリアではウィードの上をストレスなくリトリーブすることが重要となり、高いアピール力でバスをウィードエリアから引き出す必要があります。
また、水の動きがあるエリアでは、スイムジグの動きが崩れやすいので安定したスイム姿勢を維持するスイムジグを選択することが重要です。
基本的にこの季節のバスは産卵で失った体力が既に回復しているので、ノーマルリトリーブでの攻略で問題なく、バスが各ジグに潜んで居そうなピンスポットでは、通常のラバージグの様に、ボトムでの攻略も忘れずに実施すると良いでしょう。
秋
秋になると夏よりも適水温に近づくため、バスはあらゆるエリアに散ってしまうため、いかに効率良くバスを探すことができるかがポイントとなります。
特にこの時期のバスは最もルアーを見切り易いと言われていますので、スローに動かすのでなく、ファーストリトリーブでリアクションバイトを狙うことが有効です。
また、エリアが絞りこみにくい時期であるため、可能な限りロングキャストを行うと、フィールドサーチの効率を上げることが可能となります。
冬
最もバスの動きがスローになる時期が、冬です。
バス自体の動きが遅くなる他、捕食活動を行う時間が極端に短くなってしまう時期ですが、大きい個体であるバスほど体力があると言われており、釣れるとビッグサイズの可能性が高い時期です。
この時期で必要となるのが、デッドスローリトリーブです。
可能な限りボトム付近でデッドストローブリトリーブを行い、バスへのアプローチを試みることがおすすめです。
多くのバスは、水温が安定しやすいディープエリアに移動しますので、ディープエリアをデッドスローに攻略出来るスイムジグの選択が必要となります。
スイムジグのよくある質問
野池でスイムジグを使って釣るコツを教えて下さい。
野池は他のビッグフィールドと異なり、ウィードやブッシュなどの障害物が多くあります。
このため、スイムジグを使用する時には、いかにこれらの障害物を攻略出来るかが重要になり、スイムジグ自身にも高いスナッグレス効果が求められます。
誰もがテキサスリグや、ラバージグ等を送り込みたいポイントへスイムジグを積極的に送り込むことが、高い釣果への近道であると言えます。
また、野池の場合はバスのアベレージサイズが小さいことが多いので、バスの反応が少ない場合は、スイムジグのサイズをワンサイズ下げると反応が良くなる場合があります。
スイムジグの合わせ方を教えて下さい。
スイムジグのバイトの出方は独特とも言われており、ロッドで確実に”コンッ”とバイトを感じることが出来る場合もあれば、リーリングを行っていたスイム自体の重みを急に感じなくなってしまうバイトもあります。
確実にバイトを感じることが出来た場合には、バイトを感じた直後にロッドを体に引き寄せて合わせながら、高速でリーリング行う巻き合わせの状態を作ることがおすすめです。
また、明確にバイトが分からない場合に関してもロッドを体に寄せたり、リーリングを速くすることバイトの有無を判断することが可能です。
まとめ
全ての季節でオールマイティーに使用できるスイムジグは、ビッグフィールドの攻略にはもちろん、野池などの攻略にも使用でき高い汎用性を持っているルアーです。
そのような中でも、各メーカーから出されているスイムジグは、それぞれの得意とする特徴を持っているので、スイムジグで高い釣果を上げているアングラーは、それぞれの特徴を把握して、状況に合ったモデルを使いこなしています。
今回ご紹介したスイムジグの特徴を参考に、更なる釣果Upを目指してみてくださいね。
最強スイムジグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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