夏のバス釣り攻略ワームおすすめ5種!種類や使い方を解説!

夏は、バスのサイズ、数共に釣りやすく、初心者から上級者まで、様々なルアーでバス釣りを楽しめるシーズンです。

気温が上がってくると、シェードや流れ込みでの釣りが楽しくなってきます。

暑さで夏バテ気味のバスにはワーミングゲームが有効となり、「虫パターン」のように夏ならではの釣りも楽しめるでしょう。

今回は、夏のバス釣りに適したワームの使い方の解説です。

九野栄才
執筆者
  • 釣り歴20年
  • 年間釣行300日超え
  • 大会出場歴あり

和歌山県をホームに、ほぼ毎日ルアーフィッシングを楽しんでおります。 バスフィッシングを中学生から始め、ルアーで釣れた時の感動が忘れられず、今では釣りは日課となっています。 現在はシーバス・エギングなどのルアーで狙えるターゲットは幅広く釣っています。インスタグラムもやっています。

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夏バスの反応が良いワームの特徴

夏のバスはコンディションがどんどん移り変わります。

初旬はアフタースポーンと呼ばれる、産卵後で体力が最も低下した状態になります。

吸い込みやすい小さめのワームで、スローにゆっくりとしたアプローチが有効となります。

梅雨が明け、夏本番となる中旬以降はシェードになるカバーに潜むことが多くなり、バックスライドワームや虫系ワームが使いやすくなります。

水の動きのあるインレットや、水温の安定したディープエリアではストレートワームのネコリグなども効果的となります。

夏のバス釣りにおすすめなワームと使い方

虫系ワーム

虫系ワームは、夏を代表するワームと言えます。

夏のバスは、オーバーハング下のシェードでセミやトンボなどの昆虫が水面に落ちてくるのを待ち構えています。

オーバーハングに打ち込み、なるべく移動距離を抑え、1点で水面に波紋を出すようにシェイクしましょう。

意図的にラインを枝に引っ掛けてアプローチする「ちょうちん釣り」も虫系ワームが得意とする釣りかたです。

ストレートワーム

ストレートワームは、ノーシンカーリグ・ネコリグ・ワッキーリグ・ジグヘッドワッキーリグなど、非常に使い勝手のよいワームです。

アフター時期や暑さで動きがスローになってしまったバスでも、ノーシンカーリグやワッキーリグでスローに誘うことができます。

ネコリグやジグヘッドワッキーリグで使用した場合、ディープエリアや流れ込みでもしっかりとアクションをおこない、バスを誘うことができます。

クローワーム

夏はカバー攻略が非常に重要となるシーズンです。

テキサスリグ・ラバージグトレーラー・パンチングなど、あらゆるカバー攻略に使用できるのがクローワームです。

ヘビーキャロライナリグとの相性もよく、ディープへのバスにもアプローチ可能です。

ノーシンカーで、流れに乗せるドリフトでの使用もオススメです。

バックスライドワーム

バックスライドワームは、単体でも自重の重い高比重ワームとなっているのが特徴です。

着水ポイントからバックスライドしながらフォールすることで、さらにカバーの奥までルアーを送り込むことができます。

キャスタビリティが高く、カバー・インレット・ディープエリアと、様々なポイントで出番の多くなるワームです。

ソフトジャークベイト

フィッシュライクなシルエットで、ミノーのようにジャーキングして使用するのがジャーキングワームです。

小魚などのベイトフィッシュを捕食しているバスに効果的で、スピーディーに探ることができます。

スキッピングが非常にしやすく、オーバーハング奥まで簡単に滑り込ませられるので、夏のシェード攻略にピッタリのワームと言えるでしょう。

夏バスが好む場所や時間帯

流れ込み(インレット・アウトレット)

夏バスの定番ともいえる流れ込み(インレット)、流れ出し(アウトレット)。

河川では流心であったり、ダムであればバックウォーターなど、水が動くエリアは必ず攻めるようにしましょう。

流れのあるエリアは水の溶存酸素量が豊富で、フレッシュな水を求めてたくさんの魚が集まります。

捕食活動に上がってくるバスも豊富なので、朝マズメや夕マズメはもちろん、タイミングを変えながら何度もアプローチするのがオススメです。

オーバーハング等の日陰(シェード)

木の枝が水面まで飛び出している状態がオーバーハングと言われます。

オーバーハングの下にはシェードができ、バスの隠れ家となります。

オフセットフックを使用したストレートワーム・ジャークワームをスキッピングで送り込んだり、木に引っ掛かりにくいテキサスリグやラバージグを打ち込むのがオススメです。

また、オーバーハングした枝にラインを引っ掛け、水面で波紋を出す「ちょうちん釣り」も効果的となり、虫ルアーが最も適しています。

マヅメ(朝マヅメ・夕マヅメ)

オールシーズン外せないタイミングがマズメです。

バスの活性が上がり、積極的に捕食活動をするタイミングなので、比較的釣りやすくなります。

特に、日中の気温が30度を超えるような真夏は、水温が下がるマズメの時間帯は絶対に外せません。

バスがシャローレンジに上がってくるタイミングでもあるので、ジャークワームのジャーキング、ワッキーリグの表層引きなど、水面から水面直下のアプローチが効果的になりますよ。

深場(ディープ)

夏は水温が上がり、水の溶存酸素量も少なくなってしまうのが特徴です。

冷たい水は比重が重く、夏は平均的にディープレンジの方が水温が低くなります。

特に日中はディープレンジに集まる傾向があり、ラバージグやテキサスリグ、ネコリグなどが有効となります。

広範囲にディープレンジが広がるようなエリアならば、ヘビーキャロライナリグがオススメです。

まとめ

夏の暑さでスローになったバスや、シェードや流れ込みを攻略するには、ワームがオススメです。

マズメのシャローエリアや日中のディープエリア攻略でもワームは欠かせないアイテムとなります。

数あるワームを使いこなして、さらなる1匹をキャッチしましょう。