クーラーボックスは釣った魚を新鮮なまま持ち帰り、美味しく食べるためには欠かせないアイテムです。
今回はそんなクーラーボックスの中でも、発泡ウレタンを使用したものを紹介。
発泡ウレタンとはどのようなものなのか、そのメリットやデメリット、おすすめ商品まで詳しく解説します。
小型のものや、コスパに優れたものもピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- 釣り歴15年
- 様々なジャンルの経験
兵庫県出身愛媛県在住。5歳頃から釣りを始め、今も毎週釣りに通うほどの釣り好き。得意な釣りはメバリングやエギングですが、ショアジギングやバスフィッシングなど、ほぼすべてのルアーフィッシングを経験しています。釣りの世間イメージを「充実した趣味」にすることが夢です。
新製品や人気製品をどこよりも安く販売中!
少量入荷のため売り切れ注意!
- クレジットカード決済
- Amazon Pay
- コンビニ払い
発泡ウレタンとは
発泡ウレタンとはウレタン樹脂に発泡剤を混ぜた素材。
熱伝導率が約0.03[W/m・k]と材料素材の中でもかなり低く、熱を通しにくいという性質を持っています。
この性質を活かして断熱材や防音材として使われることが多く、クーラーボックスにおいても断熱材として幅広く使用されています。
また、発泡ウレタンは発泡剤を混ぜているため、素材の中に空気の層が多いことが特徴。
そのため、金属や木などの素材と比較して大幅に軽くなっています。
発泡ウレタンのクーラーボックスを使うメリット・デメリット
それでは、発泡ウレタンをクーラーボックスの素材として使った場合のメリットやデメリットを紹介します。
メリット
発泡ウレタンを使う最も大きなメリットは、保冷力と価格の安さ、重さのバランスに優れていることです。
クーラーボックスの素材には発泡ウレタンのほかに、発泡スチロールや真空パネルなどがあります。
発泡スチロールは発泡ウレタンよりも低価格で軽いものの、保冷力は低め。
一方、真空パネルは発泡ウレタンより保冷力が高いものの、重く、価格もかなり高くなってしまいます。
発泡スチロールと真空パネルの間の性質を持っているのが発泡ウレタンなのです。
デメリット
メリットで紹介した、価格と保冷力と重さのバランスに優れているという事は、言い換えればどの性能もまあまあだという事になります。
実際に発泡ウレタンよりも発泡スチロールのクーラーボックスの方が持ち歩きやすいですし、夏場でも氷が溶けにくいのは真空パネルです。
つまり、自分が優先したい性能が明確に決まっているのであれば、発泡ウレタン以外の2つのどちらかを選んだ方が良いでしょう。
発泡ウレタンのクーラーボックスは最初の1つのクーラーボックスとして、どんな状況にもある程度対応させたい、そんな方におすすめです。
クーラーボックスの基本的な選び方
クーラーボックスは基本的にどうやって選べば良いのか、ここではその選び方を詳しく解説します。
サイズ(容量・大きさ)
クーラーボックスを選ぶうえで最も大切なのは、容量と大きさです。
容量と大きさは、まずは釣る予定の魚に合わせて選ぶようにしてください。
アジやメバルなどの小型魚を狙うのであれば15L以下の小型タイプ。
チヌやハマチなどの中型魚を狙うのであれば、15Lから30Lの中型タイプ。
ブリやサワラといった大型魚を狙うのであれば30L以上の大型タイプがおすすめです。
またクーラーボックスの大きさは、魚を折らずに丸ごと入れられるものであればなお良いでしょう。
断熱材の素材
断熱材は、クーラーボックスの心臓とも言える大事な要素です。
クーラーボックスに使われる断熱材は保冷力の低い順に、発泡スチロール、発泡ウレタン、真空パネルの3種類。
保冷力が高くなるにつれて価格と重量が増していきます。
この中でどれを選ぶべきかわからない、そんな方におすすめなのが発泡ウレタンです。
発泡ウレタンは保冷力、重さ、価格のどれをとってもバランスが良く、最初のクーラーボックスとして最適です。
機能性
やはりクーラーボックスを釣りのために使うのであれば、ロッドホルダーなどの機能性が重要。
クーラーボックスにはロッドホルダーなどのオプションパーツを付けられるものと、そうではないものがあります。
オプションパーツを付けられるものは自分好みにカスタムできるため、クーラーボックスを選ぶのであればオプションパーツが多いものがおすすめ。
今回はオプションパーツを多く取り付けられるクーラーボックスをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
発泡ウレタンのクーラーボックスおすすめ10選
クーラーボックスの選び方を解説したところで、ここからは実際におすすめしたい発泡ウレタンのクーラーボックスを紹介していきます。
【ダイワ】
プロバイザーHD(GU2700)
プロバイザーHDはダイワが販売しているウレタンのクーラーボックスの中でも、汎用性の高いモデルです。
27Lサイズはルアーフィッシングからエサ釣りまで幅広く使うことができ、持ち運びも苦ではないサイズ。
座っても大丈夫な高い耐久性が魅力的です。
フタは両開きで取り外し可能であることや、ダイヤル式の水栓など、お手入れもしやすくなっています。
【ダイワ】
クールラインキャリーⅡ(GU1500)
クールラインキャリーⅡはダイワが販売している、キャリー付きのクーラーボックスです。
しかもキャリーは静音タイプであるため、ゴロゴロという音も気になりません。
15Lサイズはエギングやメバリングなど、移動をする釣りに最適。
飲み物やお昼ご飯を入れる余裕があるため、荷物をクーラーボックス内に入れてラクに移動ができるでしょう。
【ダイワ】
トランク大将Ⅲ(GU5000X)
トランク大将Ⅲはブリやサワラなどの大物を狙う方におすすめの、大型クーラーボックスです。
内寸が73㎝であり、大きな魚も折り曲げずに丸ごと入れることが可能。
ハンドルとキャリーが付いているので、大漁でもラクに家まで帰れます。
氷を直接クーラーボックスの中に入れる方がお手入れしやすい、完全に取り外せるフタを採用しています。
【ダイワ】
クールラインαライトソルト(GU1000X LS)
クールラインαライトソルトは、メバリングやアジングといったライトソルトのルアーフィッシングに最適なクーラーボックスです。
ロッドホルダー2つに小物入れ、ロングハンドルが付属しており、その他のオプションパーツも豊富。
ルアーチェンジなどを素早くしやすいクーラーボックスとなっています。
釣った魚を入れるときに冷気を逃がしにくい投入口が付いていることも特徴です。
【ダイワ】
ライトトランクα(GU3200)
ライトトランクαは32Lモデルで内寸が56.5㎝と、ある程度大きな魚でも入れられるクーラーボックスです。
重量が5㎏とウレタンのクーラーボックスの中でも軽量でありながら、座れるほどの耐久性を実現。
どんな釣りでも活躍してくれるでしょう。
取り外し可能なフタや水栓など、お手入れがしやすくなるような機能もしっかりと揃っています。
【シマノ】
フィクセルベイシス30L
フィクセルベイシス30Lはシマノが販売している、汎用性の高いクーラーボックスです。
発泡ウレタンを断熱材として使用したこのクーラーボックスは、ルアーフィッシングからエサ釣りまで幅広く使用可能。
初心者の1つ目のクーラーボックスとしてもおすすめです。
抗菌剤配合のプラスティックがインナー部分に採用されており、清潔に庫内を保てます。
【シマノ】
フィクセルベイシス9L
フィクセルベイシス9Lは小型のクーラーボックスを探している方にピッタリの商品です。
9Lのサイズは持ち運びがしやすく、サクッと釣りに出掛ける際にも大活躍。
小さくて軽いにもかかわらず、座ることもできてしまいます。
発泡ウレタンの高い保冷力も兼ね備えているため、丸一日釣りをされる方であっても問題なく使用できるでしょう。
【コールマン】
エクスカーションクーラー16QT
エクスカーションクーラー16QTは容量が約15Lと、持ち運びにも適したクーラーボックスです。
大きめのハンドルが付いているため、頻繫に移動する釣りに最適。
また価格が約3000円となっており、他の発泡ウレタンを利用したクーラーボックスに比べて安いことも特徴です。
釣りメーカーのクーラーボックスは高くて買えない、そんな方におすすめ。
【コールマン】
ステンレススチールベルトクーラー54QT
本体素材にステンレススチールを使用した、サビに強いコールマンのクーラーボックスです。
保冷力も氷を4日間保存可能なほど高い性能を実現。
サイズが51Lサイズで7.5㎏と少し大きめであることから、持ち運びの少ない船釣りなどにおすすめです。
釣り以外にもバーベキューやキャンプなど、さまざまな状況で活躍してくれるでしょう。
【イグルー】
MARINE BREEZE ULTRA28ROLLER
MARINE BREEZE ULTRA28ROLLERは北米のクーラーボックスメーカー、イグルーのキャリー付きクーラーボックスです。
キャリーのおかげで持ち運びがしやすく、駐車場から釣り場までの距離が長い状況でも安心。
もちろん保冷力は発泡ウレタンを使用していることから、かなり高いものとなっています。
価格も釣り具メーカーのクーラーボックスほど高価ではないので、釣り初心者の方にもおすすめです。
まとめ
クーラーボックスは、釣った魚を新鮮な状態で持ち帰るために必須のアイテムです。
その中でも発泡ウレタンを断熱材として使用したものは、軽さ・価格・保冷力のバランスに優れ、汎用性が高いことが特徴。
初心者の方の最初の1つとしてもおすすめできるクーラーボックスですので、これからクーラーボックスの購入を検討している方はぜひ当記事を参考にしてみてください。
発泡ウレタンのクーラーボックスの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方