フットボールジグは、ボトムを素早く広範囲に探り、バスの居場所や地形を探ることができるルアーです。
さらに、厳寒期やタフコンディションでなかなか口を使わない難しいバスをリクションで釣ることを得意とします。
スイミングで使用すれば、広範囲に横の釣りを展開することもでき、非常に使い勝手のよいルアーです。
今回は、フットボールジグに使いやすいロッドの解説とおすすめアイテムの紹介です。
- 釣り歴20年
- 年間釣行300日超え
- 大会出場歴あり
和歌山県をホームに、ほぼ毎日ルアーフィッシングを楽しんでおります。 バスフィッシングを中学生から始め、ルアーで釣れた時の感動が忘れられず、今では釣りは日課となっています。 現在はシーバス・エギングなどのルアーで狙えるターゲットは幅広く釣っています。インスタグラムもやっています。
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目次
フットボールジグに適したロッドの特徴
フットボールジグは大きく分けて2つの使い方に分類されます。
一つは、ズル引きやボトムバンピングのようなボトムで使用する方法です。
キビキビと動かし、リアクションバイトを誘発する、最もポピュラーでオーソドックスなテクニックになります。
もう一つのテクニックが中層をただ巻きで泳がせるスイミングです。
ボトムにはつけず、任意のレンジを横方向に探る釣り方になります。
どちらもしっかりとフッキングさせるために、MH以上の硬めのロッドを使用するのがオススメです。
リアクションバイトはわずかなアタリを瞬時にフッキングし、スイミングジグは吸い込みバイトを感じ取りフッキングしなければいけません。
どちらに使用するにも、感度は非常に重要となるので、できる限り感度の高いモデルがオススメです。
フットボールジグに適したロッドの選び方
長さ
フットボールジグをボトムで使用する場合、リアクション要素が非常に重要となります。
キビキビとメリハリのあるアクションをつけるためには、5フィート後半から6フィート後半の短めのロッドを使うのがオススメです。
短いロッドは取り回しがよく、ショートストロークでジグを動かせる上、バイトがあった瞬間に即座にフッキングできるのが最大のメリットです。
フットボールジグをスイミングで使用する場合は、広範囲を探るための遠投性能や、バラさないためのロッドの曲がりが必要となります。
少し余裕をもったストロークをとれる6フィート後半から7フィート代のロッドがオススメですよ。
ボトム・スイミングどちらも1本でこなしたい場合、6フィート中盤から後半くらいの長さを選ぶと良いでしょう。
硬さ
フットボールジグを使用する際は、最低でもMHパワー以上のロッドを選びましょう。
ガードレスで、フックが剥き出しのフットボールジグはフッキング性能が高いので、柔らかいロッドでも掛けることは可能です。
しかし、フットボールジグで重要なことはメリハリのあるアクションでバスを反応させることにあります。
加えて、フットボールジグはディープレンジで使用することが多いので、ディープまでしっかりとアクションを伝達できる硬さが必要となります。
スイミングで使用する場合にも、遠くでしっかりフッキングさせることができるパワーが必要なので、MH以上のロッドがオススメです。
フットボールジグ用ロッドおすすめ8選
【シマノ】
ポイズングロリアス 164MH
フットボールジグや高比重ワームのボトムジャークに特化してデザインされたショートレングスロッド。
軽快な使い心地が、ボトムでのルアーアクションにキレと生命感を与えます。
バイトを弾かない適度なティップのハリと粘り強いベリーからバット部分が、ディープのランカーバスを引きずり上げます。
フットボールジグを極めたいアングラーには欠かせない1本です。
【シマノ】
バンタム168MH
ボトムの釣りやカバーゲームに特化した性能のジグ・ワームロッドです。
長すぎず、取り回しの良い6フィート8インチのレングスは、あらゆる角度からのキャスティング・アクション・フッキングに対応します。
繊細なティップがバイトを弾かず、粘るベリー部分がバラシを軽減しながらもバスを浮かせてきます。
フッキングパワーと喰わせの繊細さを高バランスにまとめた1本です。
【シマノ】
スコーピオン1703R−2
ジャンルにとらわれず、全世界のあらゆるゲームフィッシュをターゲットにできるフリースタイルロッドです。
ヘビー級ルアーをバーサタイルに扱うことができ、スイミングからボトムまで、フットボールジグも快適に使用できます。
ハリのあるヘビーロッド ながら、素直なレギュラーテーパーにより、キャスティングの際には適度に曲がり、バスのバイトも弾くことなくフッキングできます。
【ダイワ】
ブラックレーベルSG 671MHFB-FR
ティップまでハリを持たせ、ファーストテーパーに仕上げられたラバージグ特化ロッドです。
取り回しの良い6フィート7インチのレングスと、先までシャキッとした特性を活かし、瞬発的なフッキングとキレのあるアクションをおこなえます。
必要以上に食い込まないティップにより、ジグが岩などにスタックしにくくなっています。
【ダイワ】
リベリオン 6102MHRB
バーサタイルな6フィート10インチレングスで、オカッパリでも使いやすいヘビーバーサタイルロッドです。
レギュラーファーストテーパーにより、遠投先やディープレンジでのジグの操作性も問題ありません。
ボトムのジグはもちろん、スイミングジグロッドとしても非常に使いやすいデザインとなっています。
タックルの数を絞りたい状況で、スイミングジグからボトム・カバーまで、ラバージグのマルチロッドとして使用するのもオススメです。
【ダイワ】
ブレイゾン C610MH
接近戦からロングキャストまで、バーサタイルに扱えるヘビーバーサタイルロッドです。
14gクラスを中心としたフットボールジグが使いやすく、高感度カーボンモノコックグリップがボトムでのわずかな変化も伝達してくれます。
素直なテーパーにより、スイミングジグにも高次元に対応できます。
リーズナブルな価格ながら、非常に高性能なロッドに仕上がっています。
【ジャッカル】
BPM B1−C68MH
コストパフォーマンスにすぐれ、クセがなく、非常に使いやすいベーシックなジグ・ワーミングロッドです。
軽快な取り回しとアクションでキャストを繰り返し、テンポよく釣りを展開することができます。
7g〜20g前後のジグが使いやすく、ボトムバンプからスイミングジグまで、オールマイティに使用できます。
【レジットデザイン】
スタンドアウトSOC 611H -2
リーズナブルな価格帯ながら、基本性能を高め、多彩な釣りを追求した高品質ロッドシリーズです。
14g以上のホビーウェイトフットボールジグが使用しやすく、食わせ要素では反応しないタフコンディションのバスをリアクションで誘うことができるロッドです。
レジットデザインの特徴である粘りを活かし、重めのスイミングジグを使用したディープレンジ攻略にも適したロッドとなっています。
まとめ
ボトムから中層まで、幅広い使い方があるフットボールジグ。
使用するロッドでさらに使いやすくなり、釣果が激変することもあります。
バランスの良いタックルセッティングで、さらなる1匹を狙ってみてください。
フットボールジグのロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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