シーバスアングラーの中にはシーバスの活性が低くなる冬でも安定して釣果を出している人も多くいます。
冬に安定した釣果を出すにはルアーセレクトが重要になります。
ルアーがポイントにマッチしていないと釣果はおろか、バイトすら得られなくなってしまいます。
また有効なルアーはデイゲームかナイトゲームかで大きく変わります。
そこで今回は、冬にシーバスの釣果が出せるおすすめのルアーを紹介します。
夜以外のシーバスが狙いやすい時間帯も解説します。
- 釣り歴18年
- 年間釣行300日超え
- 調理師資格あり
三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。
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目次
冬のシーバス釣りの特徴
冬はシーバスの活性が低く、釣果を出すのが非常に難しい時期です。
地域によってはバチ抜けやハクパターンでのシーバス釣りが可能ですが、一般的にはベイトが少なくなり、アミパターンが多くなります。
シーバスの活性が高くなる夏や秋は多少レンジがあっていなかったり、状況にルアーがあっていなかったりしても釣果が出やすいです。
しかし冬はしっかりとルアーを選び、レンジを意識して釣らないと釣果が出ません。
冬に釣果を出すにはルアーのカラーも重要な要素になりますが、特にルアーの種類が釣果につながる要素になります。
また冬はよりパターンを意識したルアーセレクトも重要になってきます。
さらに冬のシーバスでは有効なルアーがデイゲームかナイトゲームかで大きく変わってきます。
具体的にどのような時間帯が釣りやすいか、時間帯別に有効なルアーについて詳しく解説します。
冬のシーバス釣りで釣れる時間帯
冬であっても他のシーズンと変わらずに1日中釣果を出せます。
最も釣果を出しやすい時間帯として、朝マズメと夕マズメ、夜が挙げられます。
冬にシーバスを狙うねら今挙げた3つの時間帯を逃さないように釣行の計画を立てましょう。
冬にどうしても日中でないと釣りに行けない場合には、冬の日中に釣れるルアー選択とルアーの使い方を知っておく必要があります。
冬の日中はアングラーが少なく、一級ポイントでも独り占めできることが多くあります。
そのようなポイントに入り、ルアーの選択さえ正しければ、日中であっても十分に釣果を出せる可能性が高くなります。
【シーバス】冬のナイトゲーム向けルアーの選び方と使い分け
冬のナイトゲームで成立するパターンとして、アミパターン、ハクパターン、バチ抜けパターンの3つが挙げられます。
それぞれのパターンで有効なルアーやアクションが大きく異なります。
具体的にどのようなルアーでどのようにアクションして探ればいいかパターン別に解説します。
アミパターン
アミパターンとは、アミを捕食しているシーバスを狙うパターンです。
冬はベイトフィッシュが少なく、アミを捕食するシーバスが多くなります。
アミを捕食するシーバスにはレンジキープがしやすく、激しく泳がない70mm前後のミノーがおすすめです。
アミパターンで釣れるシーバスは、あまり泳がずにスローにリトリーブしてもレンジが入りすぎないミノーに反応が良くなります。
ミノーであってもスローシンキング気味に設定されているタイプやリップが短く激しく泳がないミノーを選択しましょう。
アクションはとにかくスローなただ巻きで、ほとんどドリフトのような動きが一番効果的です。
またアミパターンを意識して釣りをする時はクリアカラーのプラグに反応が良くなります。
ベイトが全くいない状況でシーバスを狙う時は必ずクリアカラーを用意しておきましょう。
ハクパターン
ボラの稚魚であるハクは地域にもよりますが、2月頃から河口のシャローに増えてきます。
ハクを捕食するシーバスには小型のシンキングペンシルが有効です。
サイズとしては50mm〜70mmがベストで、重量が軽めのタイプをおすすめします。
ハクパターンではただ巻きとトゥイッチで探ることが有効です。
軽めのシンキングペンシルであればハクパターンに有効なトゥイッチがより効果的な動きになります。
アクションとしては、まずただ巻きで探って反応がなければトゥイッチで探ってみましょう。
ルアーカラーとしてはクリアカラーがおすすめです。
シーバス用のプラグではなかなか小型ルアーのクリアカラーが見つけにくいことがあります。
そのような時にはメバリング用のプラグから探すと見つけやすいです。
バチ抜けパターン
冬の大潮や中潮で満潮から下げが効く時間帯はゴカイ類が産卵のため水面近くに漂います。
漂っているゴカイ類を捕食するシーバスを狙うことをバチ抜けパターンと呼びます。
バチ抜けパターンを狙う時は動きが控えめのフローティングミノーやシンキングペンシルで、サイズは70mm〜120mmがおすすめです。
アクションとしては、スローに流れに乗せるようなただ巻きが有効なアクションとなります。
目安のリーリング速度はハンドル1回転に2〜3秒です。
バチ抜けパターンを狙う時は赤や白、グローがおすすめのカラーになります。
その3色があれば、バチ抜けパターンはほとんど攻略できます。
【シーバス】冬のデイゲーム向けルアーの選び方と使い分け
冬のデイゲームは一年で最もシーバスを釣りにくい時期と時間帯となります。
その中でも成立するパターンとして、ハゼパターンとリアクションバイトパターンが挙げられます。
それらのパターンに有効なルアーとアクションについて解説します。
ハゼパターン
ハゼは冬でもシーバスが捕食できる貴重なベイトフィッシュです。
ハゼパターンには70mm〜100mmのシンキングペンシルとバイブレーションがおすすめのルアーです。
シンキングペンシルを使用する場合は、ボトムにコンタクトさせながらゆっくりとだただ巻きする方法が有効になります。
また流れがあるポイントでは、ボトムにコンタクトさせながらドリフトするボトムドリフトもおすすめです。
バイブレーションを使用する時はボトム付近でのただ巻きとボトムバンプが有効なアクションになります。
ルアーのカラーはゴールド系とシルバー系をおすすめします。
曇りの時はゴールド系を、晴れている時にはシルバー系のような使い分けをするとさらに釣果が出やすくなります。
リアクションバイトパターン
ルアーの動きで活性が低いシーバスの捕食スイッチを入れる釣り方をリアクションバイトパターンと言います。
リアクションバイトを誘発するにはキレのある動きをするルアーを使用する必要があります。
激しくキレのある動きをするルアーとして、ジャークベイトと鉄板バイブレーションが挙げられます。
ジャークベイトを使用して大きくロッドを煽ると、左右にルアーが激しく動き、シーバスが思わずバイトすることがあります。
鉄板バイブレーションは高速リトリーブをするとギラギラと強くフラッシングします。
スローな動きのルアーには全く反応しなくても、いつもよりも速い動きにシーバスが反応することがあります。
リアクションバイトを誘いたい時はフラッシングが出やすいシルバーやゴールドがおすすめです。
【シーバス】冬の攻略ルアーおすすめ10選
【アイマ】
K-太 58 SUSPEND
アイマのK-太58 SUSPENDは誰でも簡単にドリフトができるサスペンド設定のミノーです。
アミパターンやハクパターンをドリフトで攻略したい場面には最適のミノーとなります。
カラーラインナップが豊富で、アミパターンに効果のある一本も見つけやすい魅力もあります。
小型ミノーですが、マグネット重心移動システム搭載で遠投性能も高くなっています。
【スミス】
ガンシップ 45SS
スミスのガンシップ45SSはメバリング用のプラグですが、アミパターンのシーバスに役に立ちます。
45mmで4.3gと軽量ながらしっかりと飛距離を出せます。
またスローシンキングに設定されているため、アミパターン攻略に重要なレンジキープも簡単にできます。
クリアカラーが豊富にラインナップされているので、チェックしてみてください。
【アピア】
パンチライン 60
アピアのパンチライン 60はライトゲーム用に販売されているシンキングペンシルです。
シーバスにおいてはハクパターンを攻略する時に重宝します。
小型であっても遠投できる設計となっているので、シーバスロッドでも楽に飛距離を出せます。
ライトゲーム用プラグによくあるクリアカラーもラインナップされている魅力があります。
【アイマ】
アルデンテ 95S
アイマのアルデンテ 95Sはバチ抜けパターンとハクパターン攻略に使用できるおすすめのシンキングペンシルです。
特にバチ抜けパターンではアルデンテ 95Sでしか釣れない状況も多くあります。
スリムなボディで空気抵抗が少ないので、遠投して広範囲を探りたい場面にも相性抜群となっています。
冬に効果があるクリアカラーがラインナップされています。
【ダイワ】
スライ 95F
ダイワのスライ 95Fは水面直下を効率よく探れるおすすめのフローティングミノーです。
バチ抜けパターンとハクパターンに使用できます。
ゆっくりとリーリングするとシーバスに有効なV字波紋が出せます。
また重心移動システムが採用されていて広範囲を素早く探れるので、冬のパイロットルアーとして最適なルアーと言えます。
【ダイワ】
ガルバスリム 80S
ダイワのガルバスリム 80Sは小さなリップがついたおすすめのシンキングペンシルです。
小さなリップがついているため、素早く浮き上がりレンジキープしやすくなっています。
使い道としては、バチ抜けパターンとハクパターンが挙げられます。
長さがあってもかなりスリムに仕上がっているので、ハクパターンでも釣果を出せます。
【マドネスジャパン】
シリテン シンペン 90
マドネスジャパンのシリテン シンペン 90は遠投性能が高いおすすめのシンキングペンシルです。
沈む速度が速いので、デイゲームでのハゼパターン攻略に使用できます。
流れに乗せやすいため、ボトムドリフトで誰も狙っていない橋脚の裏も簡単に狙えるようになります。
シリコンボディで着水音が出にくく、シーバスに余計なプレッシャーを与えません。
【ダイワ】
モアザン リアルスティール 18g
ダイワのモアザンリアルスティール 18gは、ボトムにコンタクトしながら狙うハゼパターンに最適な鉄板バイブレーションです。
ボディの前方下部にタングステンボールがついていて、ボトム感知能力が高くなっています。
鉄板バイブレーションでよくある巻き重り感が軽減されているので巻き心地が軽く、長時間使用しても疲れにくいです。
【邪道】
冷音 14g
邪道の冷音 14gはリアクションバイトパターンにもハゼパターンにも使用できるおすすめの鉄板バイブレーションです。
前方のラインアイにセットするとバイブレーションが控えめになり、イレギュラーにダートしてリアクションバイトを誘えます。
後方のアイにセットするとボトムを探りやすくなるので、ハゼパターンに最適となります。
【オーエスピー】
ルドラ 130S
オーエスピーのルドラ 130Sはシーバスアングラーに人気が高いジャークベイトです。
ジャークすると激しく左右に動き、シーバスのリアクションバイトを誘えます。
ただ巻きでも激しく動くので、ただ巻きで探ってみることもおすすめします。
足場が高いポイントでも足元までしっかりと泳ぐため、足元まで探りたい状況にも最適となります。
まとめ
今回は攻略が難しい冬でもシーバスが釣れるおすすめのルアーを紹介しました。
冬にシーバスが釣れるようになれば、シーバスアングラーとしてワンランクアップしたと言っても過言ではありません。
攻略が難しい貴重な冬のシーバスを狙ってみましょう。
冬の攻略ルアーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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