肉厚で幅広な爪が特徴的なチャンク系ワーム「エグチャンク」がレイドジャパンの2020年新製品として登場しました。
名前に付いている通り、JBプロトーナメンターの江口俊介プロがプロディースしたソフトワームです。
昨年10月に情報がリリースされ、江口プロのインスタグラムでは度々登場していて、先日アップされたYouTube動画では水中映像も公開されています。
それでは、エグチャンクの特徴や使い方、フックサイズなどをまとめて紹介したいと思います。
追記:7月21日に発売されました!
また、別記事ではレイドジャパンの2021年新作ルアー&ワームを紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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目次
エグチャンクのスペック(サイズ、重さ、発売日、フックサイズなど)
メーカー | レイドジャパン |
製品名 | エグチャンク |
サイズ | 3.5インチ/4インチ |
重さ | 不明 |
カラー | 8色 |
フックサイズ | 3.5インチ:1/0 or 2/0 4インチ:3/0 or 4/0 |
発売日 | 2020年7月21日 |
エグチャンクの特徴
チャンクとは
エグチャンクはその名の通り、チャンク系ワームですが、そもそもチャンクという言葉にピンとこなかったので、どういった意味なのか調べてみました。
大きいかたまり、厚切れ、かなりの量、たんまり、どっさり、(ずんぐりして)がっちりした人
https://ejje.weblio.jp/content/chunk
総じて「ボリュームがある」といった意味合いのようです。チャンク系は幅が広めなイメージを持っていましたが「幅が広い」という意味は含まれないようです。
アクション
見た目的には大振りなアクションをしそうですが、フォールは意外と控えめなナチュラルアクション。
しかし、ピックアップやリフトをしたときに爪をバタバタと大きくはためかせるエスケープアクションになっています。
エグチャンクの使い方
エグチャンクは様々なリグに対応していて、ラバージグやスイムジグのトレーラーはもちろん、ヘビダン、フリーリグ、テキサスリグなど状況に合わせて幅広く使うことができます。
ここでは、各リグの具体的な特徴や使い方についても紹介したいと思います。
フリーリグのフォールで誘う
フリーリグとは韓国が発祥のリグであり、ラインに通したシンカーを固定しない状態で使うのが大きな特徴です。
シンカーを固定していないので、ワームより先にシンカーが着底。シンカー着底後のワームはノーシンカー状態になるので、バスに違和感を与えない自然なフォールアクションを出せます。これがフリーリグの一番のメリットと言えるでしょう。
バイトはフリーフォール中に起こること多いので、僅かなアタリでも感じ取れるように気を抜かずに集中することが大事です。
また、違和感なくフリーフォールさせるためにラインの張り過ぎにも注意しましょう。
ラバージグで撃つ、巻く、ズル引く
エグチャンクはラバージグやスイムジグのトレーラーとしても有効です。
カバーに撃ち込んだり、ボトムをゆっくりとズル引いたり、スイミングで広範囲を探ったりと、1つのリグでマルチな使い方ができるのがラバージグの良いところです。
バスの活性や地形などの状況に応じて使い分けると釣果に繋がるでしょう。
テキサスリグでカバー攻略
テキサスリグはオフセットフックとバレッドシンカーを組み合わせたリグで、すり抜け性能が高く、根掛りしにくいことが特徴です。
アシ際や倒木、ごみ溜まりなどの根掛りしそうなポイントを攻めるのに適しています。
使い方は比較的簡単です。カバーに投げ入れ、アタリを意識しながらフォール、着底後は少し放置したり、軽いアクションを加えてみて、アタリがないようであればピックアップ。カバーが多いフィールドであればこの繰り返しでひたすら撃っていきます。
また、ボトムのズル引きやスイミングも一応できるので、状況次第で使っていきましょう。
ヘビダンでリアクションバイトを狙う
ヘビダンとは、ヘビーダウンショットリグの略で、通常のダウンショットリグよりも重めのシンカーと太めのラインを使用したリグです。
スピニングではなくベイトタックルで扱うことが一般的です。
ヘビダンの特徴は、フォールはシンカーの重みで素早く、着底後はノーシンカー状態でナチュラルに動きます。緩急がつくのでリアクションバイトが狙いやすいのがメリットです。
また、カバー周りでも使えることや手返しの良さ、遠投性が高い、ディープでも使えることなども良い点です。
他社のチャンク系ワームも紹介
エグチャンクは発売しても絶対に品薄なので、他に代用できるチャンク系ワームにどんなものがあるか調べてみました。
キッカーバグ(エバーグリーン)
菊元俊文デザインの今や知名度の高いチャンク系ワームです。
アーム、レッグ、触覚の先端がポール状になっていて、各パーツが別々の動きをすることでデカバスの本能を刺激します。
AKチャンク(一誠)
極太肉厚テールが特徴のチャンク系ワーム。村上晴彦氏の弟子「赤松 健」さんがポークの代わりとして使えるように開発しました。
ソルト入りとノンソルトの2モデルあるので用途によって使い分けることもできます。
フレックスチャンク(ケイテック)
天然イカフレーバーが配合されて、より食わせる能力が高くなった水押し系のチャンクトレーラー。
ジグが着底した後の自発的で余韻アクションは必見です。
クローチャンク(ヤム)
アメリカンルアーのチャンク系ワームです。大きな爪が不規則にパタパタと動き、艶めかしいリアルな動きが魅力です。
チガークロー(バークレイ)
バスマスタークラシックのウイニングルアーという実績を持つワームです。
バークレイが独自に開発した味と匂いのマテリアルでバスのバイトを誘います。最大の食わせどころとなるのは、着底後のテールのユラユラと揺れるアクション。
ポーキーチャンク(ジャクソン)
保管が面倒なパークのかわりに使えるように開発されたチャンク系ワームです。
シンプル形状だからこそ、緩急のある艶かしいアクションを出すことができます。