釣ったサワラを美味しく食べたいと思うなら、クーラーボックスの選択がとても重要です。
各メーカーからは、容量や保冷力が異なる様々なタイプのものが発売されています。
では、サワラを入れるのに適したクーラーボックスはどのように選べばよいのでしょうか。
そこで今回は、サワラ釣りにおすすめのクーラーボックスを厳選して紹介いたします。
最適なアイテムで、釣ったサワラの鮮度を保ったまま持ち帰りましょう。
- 釣り歴20年
- 元釣具屋店員
- 船舶免許あり
友人の誘いがきっかけでバス釣りの楽しさにハマり釣りを始める。その後、ヒラマサキャスティングゲームの発祥の地とも言われる佐賀県の呼子に移動。自身も船舶免許を取得し、ショア＆オフショアでの青物やヒラスズキ等を中心に様々なジャンルのルアーフィッシングに魅了されつつ今日に至る。
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サワラ釣りでクーラーボックスにこだわる理由
サワラを折り曲げずに入れれる
サワラに適したクーラーボックスを使うことで、魚体を折り曲げることなく入れることが可能です。
釣った魚を曲げてしまうと傷つくだけでなく、帰宅までに鮮度がかなり落ちてしまいます。
大型のクラーボックスを選択すれば、サワラを真っ直ぐな状態で数匹程度入れることも可能でしょう。
そのため家に持ち帰っても臭みがなく、美味しくいただけます。
大型青物にも対応可能
スリリングですが初心者の方でも釣りやすいサワラは、体長が60㎝以上で最盛期には80㎝以上に成長します。
そのため用意するクーラーボックスは、大型タイプのものが一般的です。
サワラを狙っていると青物が掛かることがよくあり、不意の大物であってもクーラーボックスの心配をする必要がありません。
容量に余裕があるので、小型から大型まで様々な魚に対応できます。
機能的に使える
サワラに適したクーラーボックスは、小型クーラーにはない機能が備わっています。
代表的なのはキャスターと持ち手ハンドルで、釣り場まで快適に持ち運びができるでしょう。
また釣具メーカーの製品は、サワラ以外の釣りでも役立つ機能がついており、抗菌や消臭機能は長く使ううえで非常に便利です。
保冷機能も様々あり、予算に合わせて選ぶことができます。
サワラ用クーラーボックスの選び方
タイプ（ソフト・ハード）
サワラなど70㎝以上の魚を収納するにはハードタイプがおすすめですが、青物用ソフトタイプも選ぶことが可能です。
ハードタイプは硬い素材で作られており、ソフトタイプより耐衝撃性に優れています。
とても堅牢なため、座っても壊れにくいでしょう。
一方ソフトタイプは携帯性に優れていますが、収納力や保冷力はハードタイプにかないません。
初めてクーラーボックスを選ぶのであれば、総合力にすぐれているハードタイプが最適です。
容量（サイズ）
クーラーボックスを選ぶにあたり、サイズの選択が最大の悩みどころです。
サワラは出世魚で、サゴシより一回り大きい60㎝以上に成長し、シーズンによっては80㎝を超えるものが出やすくなります。
そのため余裕を持った容量が必要で、60㎝以上のサワラであれば最低でも50L程度の容量を確保しましょう。
分かりにくい場合は、クラーボックスの内寸を確認して、狙うサワラの大きさに合わせることが大切です。
保冷性能・断熱素材
クーラーボックスの保冷力は、使われている断熱材の種類によって異なります。
断熱材には「発泡スチロール」「ポリウレタン」「真空パネル」があり、予算や使い方で選ぶことが可能です。
真空パネル構造が最も保冷力が高いですが、そのぶん価格も上昇するでしょう。
また安価な発泡スチロールに氷を多めに入れることで、保冷効果を持続させることも可能です。
帰宅までの時間や釣行スタイルに合わせて、最適な保冷性能のものを選んでください。
運びやすさ（取っ手・キャスター）
キャスターや取っ手が装備されていることで、釣り場までの持ち運びのしやすさが劇的に向上します。
特にサワラのような60～80㎝クラスの魚を入れる場合、クラーボックス自体が大型になるのが一般的です。
釣行時は他の荷物もあるため、キャスターがあれば片手で運べるでしょう。
釣りでは収納性はもちろん、快適性を上げることも重要な要素です。
水抜き栓の有無
クーラーボックスに欠かせない機能が水栓で、これがあることで簡単に内部の水を抜くことが可能です。
また使用後のメンテナンス時も簡単に排水できることから、面倒なお手入れが全く苦になりません。
水抜き栓が付いていれば釣りだけでなく、キャンプなどアウトドア全般に活躍の幅が広がります。
クラーボックスを選ぶ際は、水抜き栓の有無をしっかり確認してください。
サワラ用クーラーボックスおすすめ10選
【シマノ】
スペーザホエールライト45L（LC-045L）
70㎝サイズも折り曲げず収納可能な軽量モデル
シマノ独自設計のタフ＆軽量ボディで、価格を抑えたコスパモデルです。
堅牢な耐荷重設計がされており、座っても踏んでも大丈夫な強度を確保しました。
692㎜の内寸はサワラを収納するのに最適で、内部は抗菌仕様でいつも清潔にお使いいただけます。
発泡ポリスチレンの断熱構造は45時間の保冷力を誇るスペックで、日をまたいでの釣行にも適しています。
大型クーラーとしてはリーズナブルで、初心者用としておすすめです。
【シマノ】
スペーザホエールリミテッド45L（HC-045L）
クラス最高性能でサワラを長時間保存可能
3面真空パネル構造＋スチロールパネルで、45Lクラス最高の保冷性能を誇るハイスペックモデルです。
保冷持続効果は約70時間となり、長時間釣行や遠征でも活躍します。
70㎝のサワラを複数収納できる容量があり、青物や大型根魚にもしっかり対応できるでしょう。
従来より強度をアップした独自設計のボディはとても堅牢で、釣行中はイスとして使用しても全く問題ありません。
キャスターやハンドルなど、持ち運びしやすく快適性の高いサワラ用クーラーです。
【シマノ】
スペーザホエールベイシス65L（NS-365T）
保冷力と利便性を追求したオフショアスタンダード
圧倒的な容量を誇る65Lモデルで、80㎝を超える大型サワラから青物まで様々な大型魚に対応する人気モデルです。
大型クーラーのため重量が増えますが、そのぶん機能性も充実しています。
一体型真空パネルを採用した断熱構造は、トップクラスの保冷力を実現しました。
また厚底設計が保冷力の持続に効果的で、暑い時期でもしっかり内部を保冷できます。
セーフティロックや両開きの上フタなど、抜群の快適性を兼ね備えています。
【シマノ】
スペーザホエールリミテッド65L（NS-265T）
ICE値「90」を誇る65Lの大型クーラーボックス
サワラの数釣りでも安心の大型モデルで、80㎝を超える大物を楽々入れることができます。
主にオフショアに求めらる性能を十分満たし、抜群の機能性を備えたハイエンドモデルです。
大型キャスターや持ち手ハンドルなど、快適に持ち運べる機能が充実しました。
上フタは両開き構造になっており、狭いオフショアで便利に使えます。
利便性や快適性、保冷力を徹底的に追求し、初心者からベテランまで幅広く愛用される機能的クーラーボックスです。
【伸和】
ホリデーランドクーラー76H
76Lの大容量で大型魚に対応するハードタイプ
80㎝クラスのサワラを楽に入れることができ、キャスター付きで軽々と運べる大型クーラーボックスです。
サイドハンドルは2人で運ぶのに最適で、その用途はキャンプなどアウトドア全般をカバーします。
釣具メーカーより保冷力は劣りますが、投入口付きで内部の冷気を逃しにくいでしょう。
水抜き栓など機能面も充実しており、コストパフォーマンスに優れたクラーボックスとして、これからサワラ釣りを始める方に適しています。
【ダイワ】
トランクマスターHD Ⅱ（S4800）
安心の大容量で大物がすっぽり入るハードクーラー
内寸75㎝のロングボディで、大型のサワラまでしっかり対応する機能的モデルです。
スタイルや使い勝手に合わせ4種類の断熱構造から選べますが、スチロール製でも抜群の保冷力を発揮します。
キャスター付きで、ハンドルを持てば一人で簡単に運搬できるでしょう。
使い勝手の良い両開きのフタは取り外し可能で、丸ごと洗うことができます。
さらにサイズアップの60Lモデルと共に、高い人気を誇る大型クーラーボックすです。
【ダイワ】
ビッグトランクⅡ8000（SU8000）
80㎝のサワラも折り曲げずに入るハードクーラー
最盛期になると出現する大型のサワラをカバーする、ビッグサイズのクーラーボックスです。
またその用途は釣りだけに限らず、アウトドア全般に活躍の幅を広げます。
サイズに合わせた大型キャスターを採用し、一人でも楽に持ち運びができるでしょう。
真空パネル＋発泡ウレタンの断熱構造は保冷力に優れ、長時間釣行に適しています。
サワラからブリヒラマサなどの大型青物まで、抜群の収納力で人気の高機能モデルです。
【JEJアステージ】
コロラド
ショアからオフショアまで！釣り場を選ばない大型モデル
釣ったサワラを曲げることなく、魚体を傷つけずに持ち帰ることが可能な大型クーラーボックスです。
安価な割に保冷力に優れ、抜群のコストパフォーマンスを誇っています。
またサワラのみならず、ブリやヒラマサなどワンサイズ大きな青物を入れるのに最適でしょう。
キャスター付きで持ち運びしやすく、メッシュトレイ装備などの機能性も必要十分に備わっています。
初めての方やコスト重視のアングラーにおすすめの注目モデルです。
【ダイワ】
ソフトクール4500
高保冷力かつコンパクト収納で便利なソフトタイプ
サゴシサイズの小ぶりなサワラを入れるのに適した、携帯性に優れたソフトクーラーです。
バッグ内部はPVCインナーが装着され、氷や魚をそのまま入れることができます。
大型のサワラには対応していませんが、あらゆる釣りやツールバッグとしても活躍できるでしょう。
ソフトタイプとしては高い保冷力を誇り、コンパクトで折りたたみできるのが魅力です。
釣りからキャンプまで、用途を限定せず使えるのもいいですね。
【タカ産業】
青物用クーラーバッグ（776-角）
サワラを入れるのに適した80㎝サイズの簡易クーラー
ハードタイプが主流の中で、サワラや青物を保管するのに適したソフトタイプのクーラーバッグです。
ハードほどの保冷力は期待できませんが、全面ウレタン入りで簡易的にお使いいただけます。
本体は軽くて持ち運びがしやすく、さらに丈夫なことから、魚を入れない時は道具入れとしても重宝するでしょう。
ショア・オフショアを問わず使え、短時間釣行でサワラを狙う場合におすすめのクーラーバッグです。
サワラのクーラーボックスの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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