釣り方やフィールドにもよりますが、必要な道具全てを揃えて持って行こうとすると荷物が多くなってしまい、どう小さくまとめるかが悩みどころとなります。
その点、水汲みバケツは折りたたみのできる製品が多く、なかでも小型サイズのものはコンパクトに収まるので便利です。
今回は小型の水汲みバケツのメリット、デメリットをお伝えするとともに、おすすめのミニサイズの製品をご紹介します。
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目次
水汲みバケツの小型サイズとはどれくらいの大きさ？
水汲みバケツもさまざまなサイズの製品がラインナップされていますので、ご自分の釣りのスタイルに合わせて最適なサイズが選べます。
高さ寸法に多少の違いはあるものの、よく見かけるのは開口部寸法（横×奥行き）が18×18cm～21×21cmあたりのもので、これらが一般的なサイズといえるでしょう。
したがって、小型サイズとはおおむね17×17cm以下のものを指し、なかには12×12cmと非常にコンパクトな製品もあります。
コンパクトな小型水汲みバケツを使うメリット・デメリット
メリット
小型の水汲みバケツは、そのままバッカンにすっぽり収まるサイズもありますので、バケツに他の道具を入れるなど、空いたスペースを有効に活用できます。
水汲みバケツはEVA樹脂製のものが多く、一部のセミハードタイプを除いて、コンパクトに折りたためるので、かさばりません。
小型サイズの中でも特に小さなものは、フィッシングバッグにも入りますし、ポーチバッグのように身に付けられますので、ランガンのときに重宝します。
また、一度に汲める水量が少ない分、楽に汲み上げられるため、女性や子供でも取り扱いやすいです。
デメリット
コンパクトさを求めるとやはり折りたたみタイプのものが便利ですが、デメリットとして次のことが挙げられます。
折りたたみバケツに採用されているEVA素材は水に強く、軽くて丈夫なのはいいのですが熱の影響を受けやすい性質を持っています。
そのため、折りたたんだまま車内などに長時間放置していると折れグセがついてしまい、そのままでは水汲みがスムーズにいきません。
（折れグセがついてしまった場合、バケツに熱めのお湯を張ってしばらくすれば比較的きれいに取れます）
また、一度に汲める水量が少ないことは、上で述べたようにメリットでもあるのですが、釣り座の汚れを洗い流す場合を考えると、何回も汲み上げなければなりません。
特に磯釣りでは堤防のように垂直に汲み上げることが難しいため、途中でこぼれる水が多く、さらに汲み上げる回数が増えてしまいます。
コンパクトな小型水汲みバケツおすすめ5選
【ティクト】
マイクロバケツ（W12×D12×H14cm）
小型のバケツのなかでもひときわ小さいマイクロバケツです。
ただ小さいだけでなく、スムーズな水汲みには欠かせないオモリ、5mロープ、ホルダーなどのオプションも標準装備。
また、付属の専用ケースは、乾きやすくするためにメッシュ仕様になっているなど、細やかなところにメーカーこだわりが感じられます。
【がまかつ】
水汲みバケツGM2517（W17×D17×H18cm）
型崩れしにくいフレーム仕様の頑丈でコンパクトな水汲みバケツです。
付属のロープには、手が滑らないように樹脂製ストッパーが等間隔に付いているため、無駄な力を入れることなく楽に汲み上げることができるでしょう。
バケツ内面は鏡面仕上げが施され、汚れが付きにくく、きれいに洗い落とせるので、洗い残しによる匂いからも解放されます。
【マルキュー】
パワー水くみバケツ15TRⅣ（W15×D15×H17cm）
バケツ内面に水量目盛が付いており、コマセ作りなどにも配慮されているため、フカセやダンゴ釣りに最適な水汲みバケツです。
また、長さ8mのロープとロープホルダーが標準で付属しており、ロープには30cm間隔でグリップボールという滑り止めが付いています。
水を汲み上げるときに滑りにくいので、握力の弱い女性や子供にも扱いやすいでしょう。
【ダイワ】
ポータブル活かし水くみ15（A）（W15×D15×H18cm）
このバケツの一番の特徴はクリアカラーのEVA素材が採用されているところです。
釣った魚の状態をいろいろな方向から観察しやすく、見て楽しむこともできますから子供連れのファミリーフィッシングに最適なモデルといえるでしょう。
上蓋はメッシュ仕様になっており、魚の飛び出しを防ぐだけでなく、魚を入れたまま水だけを交換したいときに便利です。
【シマノ】
水汲みバッカン（W17×D19×H16cm）
磯での水汲みで一番厄介なのが、途中でバケツが岩に引っ掛かり、その度に水がこぼれてしまうことではないでしょうか。
その点、このモデルは楕円形状をしているので、引っ掛かりが抑えられ、丸形バケツのように回転してしまうこともありませんので磯釣りに最適です。
付属のロープには滑りにくいソフト素材が採用され、水が汲みやすく手が疲れません。
まとめ
釣りを快適に楽しむには、使用用途の多い水汲みバケツは欠かせません。
小型サイズの折りたたみタイプであればちょっとした釣りでもかさばらず、気軽に持って行けるのでぜひお試しください。
コンパクトな小型水汲みバケツの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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