落として巻くだけで真鯛や青物が手軽に狙えるのがタイラバ最大の魅力です。
初心者からベテランまで楽しめ安定した釣果が期待できるので船釣りの定番として定着しました。
使用するロッドはスピニングロッド、ベイトロッドの2種類ですがどちらを選択したら良いのかはタイラバ永遠のテーマです。
そこで、今回は初心者でも扱いやすいスピニングロッドを紹介させていただきます。
メリット、デメリットがしっかり理解でき、おすすめのロッドまで紹介する内容です。
専用ロッドを使わずに代用できないかと言う悩みについても触れさせていただきます。
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目次
- 1 タイラバでスピニングロッドを使うメリット
- 2 タイラバでスピニングロッドを使うデメリット
- 3 タイラバ用スピニングロッドの選び方
- 4 タイラバ用スピニングロッドおすすめ10選
- 4.1 【ダイワ】紅牙 AIR タイジギング 610HS
- 4.2 【ダイワ】紅牙 AIR C610MS TG
- 4.3 【アブガルシア】OCEANFIELD TaiRubber OFTS-66LT-60
- 4.4 【ジャッカル】21 BINBIN STICK RB BSRB-S66ML
- 4.5 【ヤマガブランクス】シーウォーク タイジギング SWTJ-611ML
- 4.6 【テンリュウ】レッドフリップ RF682S-ML
- 4.7 【テンリュウ】レッドフリップ RF742S-M
- 4.8 【オリムピック】PAGRO GPPS-702ML
- 4.9 【エバーグリーン】スパリッドマスター PSMS-70M
- 4.10 【エバーグリーン】スパリッドマスター PSMS-68MLST
- 5 タイラバのスピニングロッドとして代用できる竿は?
- 6 まとめ
タイラバでスピニングロッドを使うメリット
フォール速度が速い
ベイトタックルと違って抵抗が無いのでフリーフォールで一気に底まで落とすことが出来ます。
人より先に着底出来るという事はフレッシュな魚を先に誘うことが出来るので釣果に繋がりやすいのです。
また、潮の流れが速い場合でも流される前に一気に着底できるので狙ったポイントに落とし込めます。
そして、フォール速度は釣果を伸ばすために最も大切な手返しの速さにも比例します。
活性が高い時はどんどん魚を掛けて回収し、低い時は広範囲を効率良く探り口を使う魚を掛けにいけるのです。
細いラインを使うことが出来る
スピニングリールは細かいドラグ調整が可能でファイト中でも状況に応じて素早い対応が出来ます。
その為、限界までラインを細くして魚の食いを良くすることが出来るのです。
80㎝オーバーの真鯛や不意に掛かる青物も細いラインで仕留めることが可能です。
また、潮の影響も受けにくいので狙ったポイントを的確に攻めることが出来ますから釣果の伸びも期待出来ます。
混み合った船内で潮に流されたラインが絡まる可能性も低いので初心者でも扱いやすいのです。
タイラバでスピニングロッドを使うデメリット
体への負担が大きい
ベイトタックルと違って巻き上げる力が弱いので水深のある場所では腕に大きな負荷が掛かります。
特にパラシュートアンカーを使用してラインが払い出されず真下にタイラバが沈んでいくような状況では負担の大きい釣りとなります。
ファイト中も同じで大物が掛かった時は疲れた腕でやり取りするので思わぬミスを招いてしまうことがあるので注意が必要です。
このデメリットを解消するには少しでもパワーのある大きめのリールを使う事をおすすめします。
また、ハンドルの長さを長くすることで軽い力で巻き上げて負担を軽減することも可能です。
根の掛かりが多くなる
スピニングゆえのフォールの速さは勢い良く根にタイラバを突っ込んでしまいます。
特に潮の流れが速い場所では着底が判りにくいので根掛りを多発してしまうことがあるのです。
起伏の激しい底の釣り場は勢いよく着底した後転がって根掛することもあります。
サミングしても防ぐことが難しいので岩礁地帯での釣りは非常に苦労します。
タイラバ用スピニングロッドの選び方
長さの選び方
タイラバ用スピニングロッドで使いやすいおすすめの長さは6~7フィートです。
タイラバで利用する遊漁船は小型のものが多いので一人当たりのスペースが広くありません。
基本的に落として巻くだけの釣りですから取り回しの良い短めのロッドの方が使いやすいのです。
短いロッドは重量も軽くなるので1日中、ロッドを持ってリールを巻き続けるタイラバには最適です。
迷った場合は6フィート前半の出来るだけ軽いロッドを選べば間違いありません。
硬さの選び方
ロッドの硬さはL(ライト)、M(ミディアム)、H(ハード)のように記号で表記されています。
扱うタイラバの重さによってロッドの硬さを選択するのが基本ですが汎用性を考えるとML(ミディアムライト)をおすすめします。
浅い場所の釣りが多くなる夏場はL(ライト)、深場の大物狙いの場合はM(ミディアム)からMH(ミディアムハード)がお勧めです。
ロッドの硬さは食い込みにも影響し、柔らかいほど食い込みが良くなり硬いほどバイトを弾き易くなります。
タイラバでの釣りは合わせより食い込み重視の釣りですから硬すぎるロッドは適しません。
調子(テーパー)について
調子(テーパー)とはロッドの曲がり方を表す言葉になり、食い込みを重視した胴調子、合わせを重視した先調子に分けられます。
巻くだけで合わせを入れないタイラバロッドは大半が胴調子で作られています。
オートマチックなフッキングと真鯛特有である首振りの衝撃をしっかり吸収してくれる仕様です。
先調子のロッドは感度の高さが特徴でバイトがあっても乗らないような状況で活躍します。
ラインを通して伝わる情報が多いので底が荒く根掛りの多い場所や潮の流れが速い場所にも最適です。
状況に応じた使い分けがベストですが初めの1本には胴調子のロッドをおすすめします。
タイラバ用スピニングロッドおすすめ10選
【ダイワ】
紅牙 AIR タイジギング 610HS
水深50m以上の釣り場で80~120gのタイラバを使用する人におすすめのロッドです。
操作性抜群で広範囲を探る釣りや潮の流れが速い場所でもストレスなく使用できます。
張りのあるティップは感度が高くシビアなコンディションでも期待通りの釣果をたたき出してくれます。
また、バッドパワーも強いので不意に掛かる大物や青物とのファイトにも安心です。
【ダイワ】
紅牙 AIR C610MS TG
このロッドの特徴は軽さと抜群の感度が体感できるAGSと呼ばれるガイドを搭載していることです。
また、タイラバに求められるしなやかさとパワーを兼ね備えたロッドですから大物とのスリリングなファイトが楽しめます。
縦の釣りでは勝負にならない日に持ち替えてキャスティングで広範囲を探るのに最適です。
5㎜以上のガイドをしているので春先や濁り潮のようにゴミが多い時でも安心です。
【アブガルシア】
OCEANFIELD TaiRubber OFTS-66LT-60
先調子のL(ライト)モデルでソリッドティップを使用しており感度抜群です。
落として巻くだけのバーチカルな釣りだけでなくキャストして広範囲を探る釣りにも便利なロッドです。
柔らかめのティップですがバッドパワーが強いので浅場での大物にも柔軟に対応できます。
見た目もかっこ良くコスパも最高ですから初めて購入する1本としておすすめです。
【ジャッカル】
21 BINBIN STICK RB BSRB-S66ML
ML(ミディアムライト)モデルで100gまでのタイラバ使用にお勧めのロッドです。
食いの悪い時はアンダーキャストでも簡単に飛距離が出せるセッティングとなっています。
穂先がマーキングされているので繊細なバイトもしっかり可視化してくれます。
ロッドがオートマチックな仕事をしてくれるので非常に扱いやすいロッドです。
夏場に攻めることが多いシャローエリアに特化した竿を探している人におすすめです。
【ヤマガブランクス】
シーウォーク タイジギング SWTJ-611ML
50m以上の深い場所を40~120gのタイラバで攻めたい人にお勧めのロッドです。
巻き上げ時にもたれるような嫌な感触が全くないので食いの渋い時に即合わせで掛けにいけます。
勿論、食い込みの良い柔軟なティップはただ巻きでオートマチックに乗せることも出来ます。
速い潮の流れの中でも操作しやすいのでエキスパートの方も満足できる1本です。
【テンリュウ】
レッドフリップ RF682S-ML
水深50mまでの比較的浅い釣り場で80gまでのタイラバを使用した釣りにお勧めのロッドです。
オートマチックに食わせる釣りより食いの渋い日に掛けに行く釣りを得意とします。
感度抜群のティップは繊細なアタリも見逃さず気持ち良く早合わせが決まります。
バーチカルな釣りではアタリが無い状況で広範囲を探る時にお勧めの1本です。
【テンリュウ】
レッドフリップ RF742S-M
タイラバに使うには少し長いモデルですが潮の流れや風により船を流すドテラ流しにお勧めのロッドです。
ロッドはパリッとしたハリがあり長く出たラインでもしっかり合わせを効かせることが可能です。
強い潮の流れや大物の引きにも負けないバッドパワーが特徴で大物とのファイトを存分に楽しめます。
ロングキャストも可能ですから長さを生かした広範囲を探るのにも最適なロッドです。
【オリムピック】
PAGRO GPPS-702ML
食い込み重視の低弾性ソリッドを搭載しているのでタイラバにピッタリです。
7fロッドとは思えない軽さが特徴で、柔軟なティップは繊細なアタリを逃さずバラシも軽減してくれます。
強靭でねじれに強く粘りのあるロッドですから安心して大物とファイト出来ます。
100gまでのタイラバを使って大物を狙いたいエキスパートにお勧めのロッドです。
【エバーグリーン】
スパリッドマスター PSMS-70M
チューブラーティップを採用したキャスティングにも対応出来るロッドです。
7fギリギリのサイズは狭い船内での取り回しも飛距離を武器に広範囲を探る釣りに最適です。
しっかりタイラバの重さを乗せてキャストできるので7fとは思えない飛距離が体感できます。
縦の釣りでは全く反応しない魚を横の釣りで掛けに行くときにおすすめのロッドです。
【エバーグリーン】
スパリッドマスター PSMS-68MLST
比較的浅い場所で80gまでのタイラバを使う人にお勧めのロッドでキャスティングも可能です。
ソリッドティップを採用したロッドですがソリッド部分が短くチューブラーティップのような感度を兼ね備えています。
重心がリールの取り付け位置付近に来るようセッティングしてあるのでアタリを感じたら即フッキングに持ち込むことも可能です。
タイラバのスピニングロッドとして代用できる竿は?
タイラバにはティップからベリーまでが柔らかくバッドがしっかりしているロッドが適しています。
ティップはオートマチックで掛けることが出来るソリッドティップが適しています。
この条件を満たす竿はジグングロッドとイカ釣りで使用するティップランロッドです。
予期せぬ大物や青物が掛かる可能性を考えるとティップランロッドは無理なファイトが出来ないのでジグングロッドをおすすめします。
少しバイトを弾く感覚はありますがスーパーライトジギングロッドでしたら問題ありません。
中でもタチウオ用のジギングロッドですとよりタイラバロッドに近い感触で使用出来ます。
タイラバは専用ロッドでなくて十分楽しめますから他の釣りとの併用も可能です。
まとめ
ベイトタックルが主流のタイラバですがスピニングタックルにしか無い魅力も沢山あります。
ベイトかスピニングか迷うとこではありますがどちらも正解ですから自分に合ったタックルで魚とギリギリのファイトを楽しんでください。
タイラバのスピニングロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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