SUPフィッシングを始めようと思いSUPボードを購入し、まず初めに思い浮かぶ装備がロッドホルダーではないでしょうか。
ロッドホルダー標準装備のSUPも販売されており、購入を考えている方もいらっしゃるかと思います。
標準装備でなくとも、ロッドホルダーは後付けで取り付ける事ができます。
ロッドホルダーは意外と種類が多く、取り付け場所や取り付け方も様々です。
今回は、SUPフィッシングに適したおすすめのロッドホルダーを、用途別にご紹介します。
自作も簡単に出来るため、自作方法もご紹介します。
- 釣り歴30年
愛知県出身在住。物心ついた時から竿を握り、小学生のころ近所の野池に釣りに行くようになり、完全にハマる。二十歳前後までバス釣りをメインに様々な釣りを経験し、現在はソルトをメインに日夜竿を振り回す。流行り、メディアに捕らわれない釣り方を日々模索中。マイボートを購入し、のんびりおにぎりを食べるのが目標。
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目次
SUPフィッシングでロッドホルダーは必要?
移動の際や魚を取り込んだときにロッドを確実に置ける場所がないと、誤って折ったり海に落とす危険性が高くなります。
私自身、小移動の際にめんどくさがって、ロッドホルダーにロッドを立てずにパドリングしたら、パドルにロッドを引っ掛けて海に落とした経験があります。
その時はランディングネットにルアーが引っかかっていて助かりましたが…引っかかっている事に気づくまで放心してました。
そんな経験からも、ロッドホルダーはSUPフィッシングの装備の中でも必須と言えます。
ロッドを立てる以外にも、ランディングネットを立てたり、ボートフラッグ(視認性を上げる安全装備)を立てたりと、用途は様々です。
SUPフィッシングに適したロッドホルダーの選び方
タイプ
SUPに使えるロッドホルダーは大まかに以下の種類があります(名前は適度につけてます)
ロッドホルダータイプ
思い付かなかったので名前のまんまですが、よく見る立てるタイプのスタンダードなロッドホルダーです。
ロッドを立てたり、ネットを立てたり、用途は様々で自作も容易です。
ロッドを多く持ち込む際に必須です。
必ず取り付けるためのカゴや、クーラーボックスが必要になります。
トローリングタイプ
釣り用SUPに標準で装備されていることが多いタイプです。
ホルダー自体に角度が付いていて、ロッドを立てたままパドリングする事でトローリングする、SUPトローリングに使用します。
海外で主流な釣り方なようです。
基本斜めになるため、搭載場所を考えないと邪魔になります。接着するため移動も出来ません。
ホルスタータイプ
SUPやカゴなどに搭載するのではなく、ライフジャケットのバックルに取り付けるタイプのロッドホルダーです。
ロッドを一本に絞ったライトなスタイルに適したロッドホルダーです。
しっかり固定していないと、出し入れが面倒なのと、バックルのないライフジャケットには取り付けできません。
サイズ
ロッドホルダーは用途に合わせてサイズは様々あります。
ロッドが入る口径だけでなく、取り付ける場所に収まるのか、グリップエンドからリールフットまでの距離は収まるのか、といったところを検討してから購入しましょう。
最近のジギングロッドは、グリップエンドがかなり長くなっているので、SUPでは底付きするものが多いです。
くるくる回ってしまいますが、その点は妥協がいるかもしれません。
取り付け可否
取り付けができなければただの筒です。
自分の使っているカゴや、クーラーに取り付けできるのか検討してから購入しましょう。
見落としがちなのが、取り付けた後の角度です。
特にカゴは側面が傾斜しているものが多いため、添わせると斜めになってしまいます。
SUPボードのロッドホルダーの取り付け方
スタンダードなロッドホルダーは、カゴにクランプや結束バンドで縛りつけたり、クーラボックスにビスどめしたりして取り付けします。
簡単に確実に取り付けることができます。
先述した通り、かごは側面が傾斜しているものが多いです。
側面に添わせると斜めになってしまうため、ものを挟んだり工夫して垂直にすることをおすすめします
トローリングタイプはボードに接着剤で固定します。後戻りは出来ません。
ウレタン系接着剤で、ベースマウントを取り付けます。より確実に接着するために、接着面を脱脂しておくことをおすすめします。
ボート上の動きをシミュレーションしてみて、邪魔にならなく使いやすい、間違いない場所に接着しましょう。
この接着剤はDカンの増設や、SUPの補修にも使えます。
ホルスタータイプは、製品の通し穴を、バックルのベルトに通すだけです。
穴が大きいものは、斜めになってしまうので、多少の改造をして、安定させることをおすすめします。
予期せぬ方向にロッドが動き、パドリングの邪魔になります。
SUPフィッシング用ロッドホルダーおすすめ8選
【BMO JAPAN】
ロッドホルダー3連(一体型)(C12731-S)
横に三連結しているロッドホルダーです。もともとボート用に作られている製品ですが、SUPでも使用できます。
形状に特徴があり、リールフットを確実にホールドすることでロッドのがたつきを抑えてくれます。
ベイトのトリガー用の切り込みも入っているため、トリガーが引っかかってがたがたになることもありません。
プライヤーなど小物を入れられる穴も開いています。
3連のほかにも4連やクランプ付属の製品もあります。
【ダイワ】
CPキーパー (885126)
シンプルな筒状のロッドホルダーで、直径約33mmまでのロッドを立てることができます。
クーラーボックス用に作られていて、ベースと本体が取り付け後でも分離できるようになっています。
車の積載時にかさばらないため便利です。
クーラーボックス用ですが、取り付け方次第でカゴにも搭載できます。
【ダイワ】
CPキーパーマルチ(866934)
上記CPキーパーと異なり、直径約44mmまでのロッドに対応しています。
直径に余裕があるため、ランディングネット等も入れることができます。
こちらは分離型ではないため、いったん取り付けると取り外すことができません。
よりシンプルでコンパクトなロッドホルダーを探している方におすすめです。
【第一精工】
MSロッドラックセパレート
セパレートタイプでコンパクトなロッドホルダーです。
カラーは2色、サイズも33mmと44mmがありますので、合ったほうを選択してください。
二つのセパレートになっているのが特徴で、取り付けの自由度が高いです。
カゴやクーラーボックスはもちろん、付属のプレートを使えばライフジャケットのベルトにも取り付けることが可能です。
【DRESS】
ロッドホルダー
筒状のハードタイプのロッドホルダーです。
カラーは三色あり、口径が広いためランディングネットホルダーとしても使用できます。
ロック用のゴムベルトがついているため、不意なロッドの飛び出しを防止してくれます。
カゴに縛り付ける他、背面にベルトを通せる構造になっているため、ライフジャケットやカバンのベルトに取り付けが可能です。
【Abu Garcia】
ロッドアンドボトルホルダー2(1506949)
カバンやベルトに取り付けるタイプのロッドホルダーです。
特徴はロッドだけでなくペットボトルやプライヤーも収納できる点です。
実際SUPフィッシングではペットボトルを腰につけておくことは少ないかもしれませんが、ごみ入れなど、それ以外の用途にも使えて便利です。
カラーはカモとブラックの2色ありますが、ペットボトルホルダーでブラックはどうか思います。
この手のロッドホルダーは、ロッドを入れると不安定になることが多く、搭載に少し工夫がいる場合があります。
【シマノ】
ロッドホルダー(BP-063S)
こちらもベルトに取り付けるタイプのロッドホルダーで、直径約30mmまで対応しています。
求めやすい価格で、シンプル、コンパクトなデザインで邪魔になりにくいです。
シンプルで必要最低限の機能を求めている方におすすめです。
やはりロッド搭載時に不安定になることがあるので、取り付けに工夫が必要です。
【BMO JAPAN】
マルチロッドホルダー極み(BM-B1RH-M)
SUPトローリングやエサ釣りに最適なロッドホルダーです。
このタイプのロッドホルダーは、ノーブランドでベースセットの格安製品も存在します。
しかし他のロッドホルダーと違い、トローリングなどで負荷がかかることになるため、信頼できるブランドの製品を選ぶことをおすすめします。
根元から折れてロッドが沈んでいくのは嫌ですよね。
こちらの製品は、完全に立てて使用することもできる他、ラインストッパーもついているため、狭いSUPではとても便利です。
こちらは本体のみなので、必ず”BMラバーベース (BM-RB)”を購入し取り付けて下さい。
このラバーベースがあれば、同メーカーの魚探マウントやテーブル等、いろいろな製品を取り付けることが可能になります。
SUPフィッシングでロッドホルダーの自作は可能なのか?
ロッドホルダーは簡単に自作できます。
極端な話、竿の入る筒状の何かならなんでも良いのです。
最も多いのは、塩ビパイプを適切な長さに切ってカゴに縛り付けておく方法です。塩ビパイプは、価格も安く、加工も容易にできるのが魅力です。
リールフット用の切れ目を開けておけば、より確実に固定できますし、それっぽくなります。
クーラーボックスにビスで止める場合は、100円ショップなどに売っている、自転車用の傘ホルダーを使うことが多いです。
塩ビパイプをサドルクランプと呼ばれる、半円上のクランプで固定する方法もおすすめです。
自作に使う素材を選定する際は、防水なのか、塩害を受けないかなどを調べてから購入するようにしましょう。
ホームセンターや100円ショップを徘徊して、ちょうどいい筒を見つけ、オリジナルのロッドホルダーを作ってみましょう。
まとめ
機能性の高い既製品を購入してもいいですが、自作すると自分のタックルに合ったものを作ることができます。
ロッドホルダー以外にも言えることですが、SUPフィッシングで道具を搭載する上で大事なことは、確実に固定することです。
一番頭を悩ませる部分ですが、ここが適当だと、ストレスになって釣りに集中できません。
自身が使っているカゴや、クーラーボックスのサイズや形状に合った製品を探して購入して下さい。
SUPフィッシングのロッドホルダーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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