近年釣りブームもあり、釣り場が混んでいて場所取りが大変、人気ポイントはいつも混雑している。
そんな悩みを一気に解決してくれるのがカヤックフィッシングです。
自由にポイントを選べるのが魅力ですが、それゆえに狙える魚種も多くなり、カヤックフィッシングを始める方には、長さや硬さなどロッド選びも悩みどころ。
そこで今回はカヤックフィッシングにおすすめの万能ロッドを紹介していきます。
- 釣り歴30年
- カヤック所有
子供の頃にブラックバスブームがあり見事にハマり、その後クロダイのヘチ、前打ち釣りとシーバス釣りに明け暮れる。 岩手へ移住したのをきっかけにロックフィッシュへ転向。 ランカーサイズのアイナメ、ソイを狙い続け、3年前からフィッシングカヤックを導入。 あまり釣りを難しくせずに、シンプルスタイルをモットーに楽しんでいます。
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目次
カヤックフィッシングで狙える魚種とは
カヤックフィッシングでは本当に沢山の魚種を狙うことができます。
夜間航行は危険なためナイトゲームはおススメできませんが、それを加味しても沢山のターゲットと遊ぶことができます。
主なターゲットとしては。
ロックフィッシュ
アイナメ、ソイ、ハタなど近年人気のターゲット。
狙うポイントや水深などを変えれば通年狙うことができます。
シーバス・ヒラメ
大人気ターゲットのシーバスをはじめ、サーフの人気者ヒラメ、コチも狙えます。
ショアからでは届かないポイントへ行けるメリットは計り知れません。
青物・回遊魚
ブリ、カンパチ、ヒラマサ、サワラ、サクラマスなど季節によって回遊してくる魚種。
エリアによっては10キロover!!も狙える夢のあるターゲット。
カヤックフィッシングで多魚種を狙える万能ロッドはある?
様々なターゲットが狙えるカヤックフィッシング。
以前からボートシーバスロッドなど専用ロッドの流用が一般的でした。
しかし近年のカヤックフィッシングブームにより、数社からカヤック・SUP用ロッドが登場しています。また、対象魚を定めないフリースタイルなロッドも増えています。
万能ロッドを選ぶのであれば、カヤック・SUP用、フリースタイルなロッドなども視野に入れて選ぶと良いと思います。
カヤックフィッシング万能ロッドのメリット・デメリット
カヤックフィッシングでは大きく分けて「キャスティング」と「バーチカル」の釣り方があり、ロッドには相反する特性が求められる部分もあります。
そこでどうしても出てくるメリット、デメリットを挙げてみたいと思います。
万能ロッドのメリット
様々な魚種に対応できる
対象魚が多いカヤックフィッシングではこれが最大の利点。
ジギングしていたらナブラが起きてプラグを投げたい、
逆にプラグを投げていたら魚探に良い反応が出てジグを落としたい、
ワームでロックフィッシュも釣りたいし、プラグでシーバスも釣りたい、
こんな状況にも万能ロッドなら一本で対応できてしまいます。
コスパが良い
カヤックフィッシングでは色々とお金がかかります。
カヤック、パドルなど釣り具以外にもお金がかかるので、どこかで節約したいところ。
タックルが1セットで済むことで数万円のコストを抑えられるのは大きいです。
また、タックルを不手際で海に落としてしまった、カヤックがひっくり返った際にロッドを折ってしまうなどの破損、紛失のリスクはカヤックでは起きうる事故。
そういった際のダメージも軽減できると思います。
万能ロッドのデメリット
専用ロッドには劣ることも
ジギング専用のロッドよりジグがしゃくりづらい、バッドエンドが短く脇挟みするには短いなんてことも。
またはワーム、プラグを投げつらい、感度がちょっと、なんて場面も出てくると思います。
全てにおいて優等生がゆえの悩みも
多くの魚種や釣り方に対応するロッドゆえに、一つの魚種、釣り方をやりこんでいくと歯がゆい部分が出てくることも考えられます。
大きな青物を浮かせるには、ジギングロッドが必要になる場面もあります。
ロックフィッシュでは根から離せずゲームセット、なんて悔しい思いをするかもしれません。
カヤックフィッシング万能ロッドの選び方
長さ
カヤックフィッシングにおいて、キャストは飛距離よりも精度が必要になることが多いです。
飛距離に関しては、漕げば解決できるのがカヤック。
それよりもストラクチャーなどをしっかり狙えることが釣果につながります。
ルアーを動かす際もロッドの長さが短いほどルアーの操作性がよく、フッキングも力を十分に伝えることができます。
また魚を水面まで浮かせ、ネットやフィッシュグリップでキャッチする場面でも、短いロッドが有利になってきます。
長すぎるロッドでは、フィッシュグリップでは掴めず、ネットも柄の長いものが必要となり、取り回しが悪くなります。
最悪無理に竿を立てすぎてロッド破損なんてことも、
ではもっと短いロッドはどうか?ですが、針にかかった魚が船底を通り反対側へ走ってしまった、などの場面ではカヤックの先端を越えて、反対側に回す必要が出てきます。
その際に、短すぎるロッドではカヤック先端を超えることができず、魚を逃がしてしまうかもしれません。
ですのでカヤック先端を超えられる最短の長さのロッドを選ぶことが、一つの目安になってきます。
硬さ
カヤックフィッシングは一人で思う存分魚とやり取りできるのもメリットのひとつ。
乗合船や混雑した釣り場では、他者とのおまつりなどを避けるために、あまり糸を出すことができない場面もあります。
しかしカヤックでは広い海に自分ひとり、ストラクチャーや根回りでなければ、周囲を気にせず糸を出してやり取りすることができます。
適正重量の範囲内でやわらかいロッドを選び、一匹の魚と思う存分やり取りを楽しんでみてください。
種類(ベイトロッド、スピニングロッド)
普段使い慣れていることも重要ですが、狙える魚種や釣るエリアによっても変わってくると思います。
スピニングタックルの長所は、キャストのしやすさ、トラブルレス、リトリーブスピードが速い。
ベイトタックルの長所は、巻き上げ力の強さ、細かいレンジコントロールがしやすい、手返しが良いなどがあります。
キャスティングが多くなりそうな方や、釣りに不慣れな方、とにかく色々釣ってみたい見たい方はスピニングロッド。
ジギングが多くなりそうな方や、不意に大物が釣れるエリアの方、岩が多く根がかりしてしまうことが予測できる方は、ベイトロッドがおすすめです。
カヤックフィッシング万能ロッドおすすめ8選
【シマノ】
クロスミッション(S66M-S)
オールラウンドかつスマートに釣りを楽しむことをコンセプトとしたオフショアゲームのマルチロッド。
とにかくバーチカルの釣りでの汎用性が凄い、そのうえでワームやプラグもそこそここなせるのも魅力的。
バッドエンドの長さも絶妙で、キャストで邪魔にならず脇挟みもできるのも好ポイント。
【シマノ】
クロスミッションbb(S66M-S)
発売直後から売り切れの人気モデル。
クロスミッションの下位グレードですが、バーチカルの汎用性は相変わらず、さらにコスパも最高の優等生。
初心者が使っても折れにくいように作ってあり、思う存分曲げても安心感があります。
【シマノ】
スコーピオン(2602R-5)
人気のフリースタイルロッド。
様々なレングス、パワーの設定がありその中から自分に合ったものを選べる。
タフさが売りで、全機種に大口径ステンレスフレームを採用し、ヘビーラインを想定しており不意の大物にも対応。
また5ピースモデルは別売りのエクステンションバッドを使用可能であり、まさにキャストもバーチカルも使える万能ロッド。
【シマノ】
スコーピオンVX(2602R-2)
海水、淡水問わず様々な釣りを楽しみたいフリースタイルロッドのエントリーモデル、このコスパは最強クラスです。
キャスティングメインの方で、ロックフィッシュ、シーバス、フラットフィッシュを釣りながら、たまにスーパーライトジギングなんてスタイルには最適。
【テイルウォーク】
PADDLERNA(S62/65)
カヤック・SUPなどに向けたニューコンセプトロッド。
不意の大物にも対応できるパワーを持ち、大口径ガイド搭載で太糸にも対応するモデルです。
カヤック・SUP専用設計ならでは、かゆいところに手が届くギミック、エクステンションハンドル。
キャスト時は短く、バーチカル時は長くして使えるのは魅力的。
【RGM】
Spec.4
SUPフィッシング対応したマルチパーパスロッドで、カヤックフィッシングにもおすすめ。
このロッドの特徴は1つのロッドにティップが2本ついてくること。
キャストが得意なティップLRAでは、プラグやワームでシーバスや根魚と遊び、SLJやタイラバなどのバーチカルではSRAと使い分けができるのが魅力的。
レッド、シルバー、ブルー3色から好みでカラーが選べるのも高ポイントです。
【ゼニス】
Schelm OFF SHORE SERIES(SCH-S-682ML)
ゼニスはロッドのほとんどの工程を自社生産で行うこだわりのメーカー。
バーチカルジギング、ジグキャスト、キャスティングトップゲームなど万能的に使用できるロッドで、青物中心に狙うならこれがおすすめ。
一本で青物攻略に必要なメソッドに対応できる応用力を備えており、カヤックフィッシングで大型青物を狙うならば、ぜひ候補に挙げてみてください。
【メジャークラフト】
3代目クロステージ ボートシーバス(CRX-662ML/S)
カヤックフィッシング黎明期から万能ロッドとして使われることが多いボートシーバスロッド。
十分な感度と強烈なシーバスの引きにも耐えるバットパワーが魅力です。
シーバスをメインに釣りを組み立てる方にはもちろんおすすめですし、キャストしやすい長さと、感度を活かしてワームで根魚を釣るのも面白いと思います。
そして何よりも実売1万円前後で買えるコスパが魅力の一本。
まとめ
カヤックフィッシングの魅力は「自由」に釣りができること。
対象魚も釣り方も気分次第で楽しめます。
万能ロッドを片手に、週末のんびりと気ままに楽しんでみてください。
カヤックフィッシングの万能ロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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