シーバス釣りには様々なパターンがあり、パターンごとに攻略方法が異なります。
難易度が高いと言われているパターンの1つにアミパターンがあります。
アミを偏食しているシーバスを釣ることは非常に難しいですが、ルアーのカラー選択や使い方を理解しておくと攻略できる可能性が高くなります。
アミパターンを攻略できるようになれば、アングラーとしてワンランクアップしたと言っていいでしょう。
今回はアミパターンについて詳しく解説するので、アミパターンでのシーバス攻略の参考になれば幸いです。
- 釣り歴18年
- 年間釣行300日超え
- 調理師資格あり
三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。
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目次
【シーバス釣り】アミパターンとは
アミパターンとは、アミを偏食するシーバスを狙うパターンのことです。
釣れるサイズは小さいことが多いですが、ハマると数釣りもできるため、絶対に見逃せないパターンとなります。
アミとはプランクトンのことで、大きさは1センチ以下とシーバスにとっては非常に小さな餌となります。
そのためシーバスがアミを捕食するときは、アミの群れを一気に吸い込み捕食しています。
またアミパターンはマイクロベイトパターンと同様で、難攻不落とも言われる攻略が難しいパターンです。
このパターンを攻略できるようになれば、ベイトフィッシュがいない時でもシーバスが釣れるようになるため、シーバスを攻略する方法の引き出しが一つ増えます。
【シーバス釣り】アミパターンの時期
アミは冬から春にかけて河川や河口などに発生します。
そのため12月から5月にアミパターンでシーバスを狙える可能性が高くなります。
この時期は水温が低く、シーバスの活性もあまり高くありません。
活性が低いシーバスでも流れに漂うだけのアミは捕食しやすく、この時期のシーバスにとっては格好の餌となります。
このパターンで釣れる時はシーバスが同じ場所に留まって、流れてくるアミを待っていることが多いので、同じポイントで複数匹釣れることが多いです。
【シーバス釣り】アミパターンの釣り方、ルアーの使い方のコツ
先ほども述べたようにアミは流れに漂うだけで、シーバスが近くに来ても逃げることはありません。
そのためルアーの操作方法も流れに漂うようにドリフトや超スローリトリーブで狙うことが多くなります。
ただ巻きで狙う場合はおおよその目安としてハンドル1回転に1〜2秒かけて、スローに引いてくると釣果につながりやすいです。
このようなスローな釣り方は、メバリングやアジングをしたことあるアングラーならイメージがつきやすいのではないでしょうか。
速めのリトリーブをしてルアーがブリブリと動くと、その動きを嫌がりシーバスがヒットする可能性が低くなるので注意しましょう。
【シーバス釣り】アミパターンに適したルアー&ワームの選び方
ルアー種類
アミパターンで使用するルアーは動くが強くない、アクションが弱めのルアーを必ず選択しましょう。
またアミは流れに漂っているだけなので、ルアーも流れと同調できるものが使いやすいです。
具体的にはサスペンドミノーやシンキングペンシル、ワームが有効となります。
アミパターンではレンジを攻略することが釣果アップにつながることがあるので、レンジごとにルアーを用意しておくことをおすすめします。
またワームを使用する時には軽量のジグヘッドを使用しましょう。
重たいジグヘッドだとゆっくりとリトリーブすると沈みすぎてしまい、アミパターン攻略が難しくなります。
サイズ(大きさ)
アミパターンには通常のパターンで使用するルアーのサイズと同じ70mm〜100mmが有効となります。
まずはお手持ちのルアーで攻略できるか試してみましょう。
アミを偏食しているシーバスは、稀に大きめのルアーには反応しないことがあります。
そのような場面では隣のアングラーは入れ食いになっているのに、ルアーのサイズがあっていない自分だけ反応がなく、全く釣れないこともあるので注意しましょう。
そのような時は50mm前後のルアーも有効になることがあるので用意しておきましょう。
50mm前後の小型ルアーはメバリング用のプラグから選ぶと選択肢が多いのでチェックしましょう。
カラー(色)
アミパターンではクリア系とパール系のカラーをおすすめします。
この2つのカラーを用意しておけばアミパターンを攻略できるでしょう。
クリア系はルアーのアミが群がっているように見えるカラーです。
そのためアミパターンとしてはマッチザベイトの状態に近くなります。
水色がクリアーに近い時や常夜灯周りではクリア系カラーが最強のカラーと言えます。
パール系カラーは水の中で目立つので、濁りがある時や光量が少ないポイントで使用してみましょう。
【シーバス釣り】アミパターン用ルアー&ワームおすすめ8選
【アピア】
パンチライン カービィ70SS
アピアのパンチラインカービィはルアーの後方が太い独特な形状をしています。
ルアー後方に浮力を持たせていて、沈下速度が非常に遅くできています。
そのためアミパターンに有効なドリフトが誰でも簡単にできます。
また超スローリトリーブにも対応しているので、アミパターンには欠かせないルアーと言えるでしょう。
【アピア】
パンチライン 60
アピアのパンチライン60はライトゲーム用に作られたシンキングペンシルです。
5gと軽量ですが、遠投性能に長けているため、シーバスロッドでもかっ飛ばすことができます。
60mmとサイズが小さめのため、大きめのルアーで反応がない時に使用してみましょう。
ライトゲーム用であるため、カラーもクリア系が数多くラインナップされています。
【アイマ】
コモモ SF-95Slim
アイマのコモモは長年シーバスアングラーに人気が高いルアーです。
コモモSF-95Slimは細身ボディでアクションが控えめのため、アミパターンに有効なルアーとなります。
探ることができるレンジが15〜30cmと浅いため、パイロットルアーとしても有効です。
まずはこのルアーで反応があるか試してから他のルアーでレンジを入れて探りましょう。
【ダイワ】
モアザン ガルバスリム 80S
ダイワのモアザンシリーズはシーバスアングラーに人気が高く、信頼も厚いです。
ガルバスリム80Sは水面直下から水面下20cmまでを探ることができる表層系のルアーとなります。
アミパターンはもちろんのことバチ抜けパターンなど他のパターンでも使用できるため一本持っておくと便利でおすすすめです。
【アイマ】
K-太 58 SUSPEND
アイマのK-太 58 SUSPENDはアミパターンで有効なドリフトが簡単にできるおすすめのミノーです。
ドリフトに苦手意識があるアングラーはまずこのルアーを使用してドリフトをどのようにするか習得しましょう。
58mmと小型のルアーですが、重心移動システムを採用しているので遠投できます。
春のマイクロベイトパターンにも使用できるので一本持っておくことをおすすめします。
【邪道】
ヨレヨレ 80
邪道のヨレヨレは長年人気が高いシンキングペンシルです。
ルアーの動きが激しくないので、アミパターンでは使用しやすくおすすめです。
遠投性能に優れているため、広範囲を効率よく探ることができます。
レンジとしてはやや深めまで探ることができるので、表層系のルアーで反応がない時に使用してみましょう。
【ダイワ】
モアザン ミドルアッパー3.5
ダイワのミドルアッパー3.5はどのような状況でも使用できる汎用性が高いワームです。
もちろんアミパターンにも有効なので、ワームで攻略したい場面ではおすすめします。
アミパターンではシーバスのバイトが弱くショートバイトになることが多いです。
このワームは柔軟なためシーバスが吸い込みやすく、ショートバイトでもヒットに持ち込めます。
【ワンズ】
しぼり
ワンズのしぼりは湾奧でシーバスを狙うアングラーに人気が高いワームです。
サイズが3インチで、細身のストレート形状に仕上がっています。
アミパターンのようなタフなコンディションでも効果抜群で、シーバスに有効なアピールをします。
ショートバイトでヒットに至らないなど、状況に応じてワームをカットして使用することもできます。
まとめ
今回は攻略が難しいアミパターンについて解説しました。
アミパターンではレンジを細かく変えて攻めることが重要なので、色々なルアーを用意して釣りに臨みましょう。
紹介したルアーはどれもおすすめなので要チェックです。
ミパターンのルアー&ワームの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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