ワインド釣法の人気が高まるとともに専用タックルも非常に充実してきました。
ワインド釣法の要であるダートアクション。その演出に欠かせないジグヘッドもバラエティに富んでいます。
今回はボトムワインドに適したジグヘッドの重さ、形状などの選び方をご紹介するとともに、特におすすめの製品をピックアップしました。
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目次
ボトムワインド用ジグヘッドの重さ等の選び方や使い分け方
重さの選び方や使い分け
ボトムワインドは底を重点的に攻めますので、着底までのスピード、潮の流れなどを考えると重いジグヘッドほうが有利なうえ、ロングキャストや底取りも容易になります。
デメリットとして、根掛かりがしやすく、フォールスピードが速いためミスバイトが増える場合があります。
この点、軽いジグヘッドほどゆっくりフォールしていくのでワームの動きがナチュラルになり、魚が口を使いやすくなるためミスバイトが減ります。
しかし、風が強いなかではキャストが安定しませんし、潮がはやいと底取りも難しくなるでしょう。
カサゴ、アコウ、ソイ(以下、ロックフィッシュ)狙いでは3g、5g、7gを用意しておけば対応できるでしょう。
マゴチやヒラメ(以下、フラットフィッシュ)で10g、14gを中心に、フィールド状況に応じて7g、21gを使い分けます。
形状の選び方
ヘッドの形状は釣り方によっておおよそ決まってきます。
ワインド釣法のようにワームをダートさせたいのであれば、矢尻型のものを選ぶとよいでしょう。「ダート用」「ワインド用」として売られているものはほぼこの形状に近いです。
矢尻型の多くは着底時にワームの姿勢が安定するので、底を中心に攻めるボトムワインドでは特に有利です。
他にも独特のヘッド形状をしたワインド対応モデルもあります。それぞれメーカー独自のコンセプトに基づいて設計されていますので、いろいろ試してみるのも楽しいでしょう。
フックの選び方
ジグヘッドはヘッドとシングルフックが一体化したものですが、中にはトリプルフック仕様のものやアシストアイが付いたものもあります。
ヘッドが同じ重さでもフックサイズにバリエーションを持たせたシリーズもあり、状況に応じて使い分けできるので便利です。
アシストアイ付きのモデルは、フックの追加によりフラットフィッシュにも対応できますし、アイにガン玉を打って重さを調節するといった使い方もできます。
ロックフィッシュなど根回りを中心に攻める場合、シングルフックのみのシンプルなセッティングのほうがトラブルも少ないのでおすすめです。
ボトムワインド用ジグヘッドおすすめ6選
【カツイチ】
デコイ(デルタマジックヘビー)
シャープなエッジと適度にえぐれたカーブライン形状がキレのあるダートアクションを演出してくれます。
ワームキーパーが繊細に作られているおかげで、細いワームをセットしても形が崩れず、アクションの邪魔をしません。
また、アシストアイを装備しており、フックを追加することでフッキング率を上げることはもちろんさまざまな対象魚にも対応できます。
【ジャズ】
尺ヘッドDX(マイクロバーブ D type)
一見シンプルなヘッド形状ですが、非常にキビキビした振れ幅の大きなダートアクションをします。
このシリーズの特徴の一つがフックに0.7mmのワイヤーが採用されていることです。この太軸のおかげで良型がヒットしてもフック曲がりによるバラシの心配がありません。
さらに、カエシがマイクロバーブレスに仕上がっており、フッキング率を上げつつ魚へのダメージにも配慮されています。
【がまかつ】
ラグゼ(マイクロダーター)
ダートアクションに特化したマイクロダーターは、ヘッド先端がシャープにできており、軽くシャクるだけで強烈にダートします。
大型ワームキーパーはワームのズレをしっかり防いでくれるだけでなく、細いワームの場合はカエシを狭めることで使用できるように設計されています。
フックの先端はストレートポイント&マイクロバーブ仕様なのでフッキング性能が高いです。
【メジャークラフト】
ジグパラヘッド(ダートタイプ)
ヘッドがデルタ形状になっており簡単にダートアクションを演出できます。また、フォールスピードがゆったりしているのでミスバイトも発生しにくいでしょう。
フックには播州の職人製オリジナルフックが採用されており、妥協を許さないメーカーのこだわりがうかがえます。
3gまでのラインナップなので、それ以上の重さが必要であればジグパラヘッドブン太シリーズのダートタイプもおすすめです。
【ゼスタ】
スターヘッド(タッチダウン)
ダート性能、フォール性能、スイミング性能、3要素全ての性能が高次元でまとまっているバランスのいいモデルです。
リトリーブ中の水圧でワームのテールがウォブリングアクションするように、ヘッド部には特殊な窪みが設けられています。
ボトムワインドはもちろん、リフト&フォール、スイミングなどいろいろな釣法に使えるオールラウンダージグヘッドです。
【ダイワ】
月下美人(SWライトジグヘッド鏃 SS パワーフック)
ワインドに最適な矢尻型ヘッドなので、軽くシャクるだけできれいにダートアクションします。
良型の強烈な引きにも対応できるようにフックには太軸ワイヤーを採用。フック曲がりを気にせずに魚とのやりとりが楽しめるでしょう。
また、フックには特殊な表面処理が施されており、刺さり性能が従来品のものに比べ最大40%アップしています。
まとめ
一見すると単純なジグヘッドですが、ヘッドやフックをそれぞれ細かく見ていくと非常に奥が深いことに驚かれるはずです。
今回ご紹介したジグヘッドはいずれもキレのあるダートアクションを演出してくれますので、ぜひお試しください。
ボトムワインドのジグヘッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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