【インプレ】アルファスエア ストリームカスタムの使用感!渓流ベイトフィネスで初心者~上級者まで使える優秀なリール!

渓流用ベイトフィネスリールとして高いコストパフォーマンスを誇るダイワ(DAIWA)の「アルファスエア ストリームカスタム」。

渓流ベイトフィネス初心者~上級者まで満足させるとても懐の深いリールです。

今回は渓流ベイトフィネスをやる上で、アルファスエア ストリームカスタムを選ぶべき3つの理由を私が実際に使用したインプレッションも交えてご紹介していきます。

また、別記事ではおすすめの渓流ベイトフィネスリールを紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。

梶原
執筆者

    神奈川県在住。海釣りから渓流釣りまで幅広いジャンルをシーズンに合わせて楽しんでいます。友人にライトショアジギングに誘われたのをきっかけに釣りにハマり、今では毎週のように釣りに出かけています。渓流ベイトフィネスをメインに、渓流に行けないときは近所でシーバス、メバル、タチウオなどを狙っています。最近はボートでのロックフィッシュ、タイラバなどにも挑戦中です。

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    【ダイワ】アルファス エア ストリームカスタム とは

    ギア比 7.2:1
    巻き取り量 69cm(ハンドル1回転)
    自重 165g
    最大ドラグ力 4kg
    スプール径 31mm
    糸巻量(ナイロン) 6lb-40m、8lb-30m
    糸巻量(PE) 0.6号-40m

    アルファス エア ストリームカスタムは2018年にダイワ(DAIWA)が発表したベイトリールで、「アルファス」シリーズの中でも渓流に特化したモデルとして発売されました。

    渓流ベイトフィネスの第一人者としても知られる本山 博之氏の協力を得ながら累積500kmにも及ぶフィールドテストの末に生み出されたのがこの「アルファスエア ストリームカスタム」です。

    ジュラルミン製 超高精度スプールや、ダイワ(DAIWA)独自の腐食しないカーボン素材「ザイオン」を使ったサイドプレートなど、細部にもこだわったリールになっています。

    「アルファスエア ストリームカスタム」は右巻き仕様の7.2Rと、左巻き仕様の7.2Lがあります。

    私は右利きですが、キャスト後に素早くリーリングをするために左巻き仕様の7.2Lを使用しています。

    アルファスエア ストリームカスタムを使って感じたメリット・デメリット

    アルファスエア ストリームカスタムは渓流ベイトフィネスの入門用リールとして開発されているので初心者はもちろん、上級者でも十分に満足できる性能を持っています。

    ここでは、そんな渓流ベイトフィネス初心者~上級者までを満足させるアルファスエア ストリームカスタムを選ぶべき3つの理由とアルファスエア ストリームカスタムのちょっと残念なところをご紹介します。

    メリット
    • バックラッシュしにくい

    • 軽量&ロープロファイルで取り回しが楽

    • とにかく見た目がカッコいい

    デメリット
    • 下流域や湖などの飛距離が求められる場面は苦手

    アルファスエア ストリームカスタムのメリット!選ぶべき3つの理由

    バックラッシュしにくい

    ベイトリールの大敵といえば「バックラッシュ」です。

    特にカバーや障害物の多い渓流ではきちんとブレーキ調整をしたはずなのに、ちょっと油断しただけで「バックラッシュ」を連発・・・なんてこともよくあります。

    一度でも「バックラッシュ」が起こると、一気にテンションが下がっちゃいますよね。

    しかし、アルファスエア ストリームカスタムはこのバックラッシュが全然起こらないんです。

    「ストリームトラウトブレーキチューンスプール」と名付けられた31mmのジュラルミン製スプールを絶妙なブレーキ制御でコントロールしてくれます。

    そのため、軽量ルアーでもきちんとブレーキ調整してあげればノーサミングでもバックラッシュしないと言われています。

    実際私も源流域などの飛距離を必要としない場面ではブレーキをやや強めに設定して、ほぼノーサミングで快適に釣りを楽しんでいます。

    軽量&ロープロファイルで取り回しが楽

    最近は軽量化も進んできたものの、ベイトリールは200g前後のものが多いです。

    しかし、そんな中でもアルファスエア ストリームカスタムは自重が165gなのでとても軽量です。

    渓流釣行は渓流を上りながらポイントを攻めていく釣りです。

    下流域~中流域までならまだ歩きやすい川でも、源流域に近づくにつれて歩きにくさが顕著になってきます。

    時には急斜面を歩いたり、自分の背と同じくらいの高さの岩によじ登ったり・・・なんてこともよくあります。

    そんな険しい道のりを進むときは、なるべくタックルが軽いほうが疲労感も少なく済みますよね。

    また、ロープロファイルなボディはパーミングしやすく、キャストの際も本当に取り回しやすいです。

    木の枝が伸びてきてカバーになっている部分や、岩の間などの難しい場所にもピンポイントにルアーを撃ち込んでいくことができます。

    この操作性の良さもアルファスエア ストリームカスタムの魅力の一つです。

    とにかく見た目がカッコいい

    アルファスエア ストリームカスタムを選ぶべき理由3つ目は「とにかく見た目がカッコいい」です。

    アルファスエア ストリームカスタムは渓流専用に開発されたベイトリールです。

    渓流によく馴染む深い緑色のボディにカーボンクランクハンドル、Iシェイプのコルククリアノブなど、純正でここまで渓流に似合うリールは他にありません。

    最終的には見た目が気に入らないと長く使えるリールにはなりませんからね。

    性能面は上記で紹介した通り全く問題なしの高性能、見た目もかっこいいとなれば買わない理由が見つからないリールと言えます。

    アルファスエア ストリームカスタムのデメリット!残念なところ

    アルファスエア ストリームカスタムの残念なところはズバリ「飛距離が求められる場面が苦手」というところです。

    大きい川の下流域や湖などでは当然求められる飛距離も大きくなります。

    バックラッシュしにくいアルファスエア ストリームカスタムは、飛距離が求められる場面では、ブレーキ制御のせいか伸びがいまいちと感じることが多くありました。

    私は源流域~中流域くらいまでのエリアに限定してアルファスエア ストリームカスタムを使用しています。

    【まとめ】アルファスエア ストリームカスタムは初心者~上級者まで使える優秀なベイトフィネスリール

    今回はダイワ(DAIWA)の渓流専用ベイトリール「アルファスエア ストリームカスタム」を私の実際の体験も踏まえてご紹介してきました。

    「アルファスエア ストリームカスタム」は、軽量でバックラッシュしにくく、さらに見た目もカッコいい「3拍子揃った」とても優秀なベイトリールです。

    軽いルアーを扱うため、難しいイメージの多い渓流ベイトフィネスですが、この「アルファスエア ストリームカスタム」を使えば初心者でも簡単に渓流ベイトフィネスの世界を楽しむことができます。

    渓流ベイトフィネス初心者の方~上級者の方まで幅広くおすすめできる名作リールです。