ヒラスズキ用パックロッドおすすめ5選!4ピースも紹介!特徴やメリット・デメリット!

コンパクトで持ち運びにとても便利なパックロッドの中には、ヒラスズキ用として使えるアイテムもたくさんあります。

今回は、そんなパックロッドのメリット・デメリットや選び方のコツについて、さらにはおすすめのアイテム5選もご紹介します。

パックロッドとして、最も人気の高い4ピースのアイテムも取り挙げていますので、ぜひ参考にしてください。

酒井
執筆者
  • 釣り歴20年
  • 元釣具屋店員
  • 船舶免許あり

友人の誘いがきっかけでバス釣りの楽しさにハマり釣りを始める。その後、ヒラマサキャスティングゲームの発祥の地とも言われる佐賀県の呼子に移動。自身も船舶免許を取得し、ショア&オフショアでの青物やヒラスズキ等を中心に様々なジャンルのルアーフィッシングに魅了されつつ今日に至る。

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パックロッドとは

パックロッドとは、持ち運びに便利な携帯性に優れたロッドのことです。

一般的なルアーロッドは、1ピースか2ピースのものがほとんどですが、これらは仕舞寸法があまりコンパクトではなく、遠征や旅行での携帯には少し不便さを感じることがあります。

パックロッドは、それらよりもさらにロッドを分割することによって、コンパクトに持ち運びできるように設計されており、3~5本継ぎのものが主流となっています。

ヒラスズキでパックロッドを使うメリット・デメリット

ヒラスズキに使用できるスペックのパックロッドが、各メーカーからいくつもリリースされていますが、実際にヒラスズキ釣りにパックロッドを使うメリットとデメリットについて見ていきましょう。

メリット

ヒラスズキ釣りでパックロッドを使用するメリットは、なんといってもその持ち運びやすさであると言えます。

ポイントによっては、車ではなくバイクで近くまでアプローチして、磯を降りていくというシチュエーションもありますが、そのような時にも楽にポイントまでもっていくことが可能です。

また、目当ての磯までたどり着くために長い時間をかけて山道を進んで行かなくてはいけない状況でも、コンパクトに仕舞うことができるロッドは有利です。

さらには、コンパクトなので家族に新しいロッドを購入したことがバレにくいというメリットも付いてきます。

デメリット

パックロッドのデメリットは、やはりロッドを組み立てる時の手間とリスクです。

継ぎ目が多いとガイドをまっすぐに揃えるために、少し神経を使うことになりますし、使用中も何らかの衝撃で緩みが出て、いつの間にかねじれが入ってしまうということもあり得ます。

また、継ぎ手の部分での割れなどの破損のリスクもワンピースロッドや2ピースロッドよりも高くなるため、扱いには少し注意が必要です。

ヒラスズキに適したパックロッドの選び方

では実際にヒラスズキに適したパックロッドを選ぶ際に、どのようなことに気を付ければ良いのか、3つのポイントについて見ていきましょう。

長さの選び方

ヒラスズキ用のロッドということで、パックロッドとはいえある程度の長さは必要となることをまずは覚えておきましょう。

波の荒い日に、磯場でルアーを操作するというヒラスズキ釣りの性質から考えると、少なくとも10~11ft前後のロッドが必要となります。

また、ヒラスズキゲームでは飛距離が必要なポイントも多く、この場合も長めのロッドの方が有利です

硬さの選び方

硬さ(竿の調子)としては、レギュラー~ファストテーパーのものが風の強いなかでもシャープに振りぬいてキャストしやすくなるため、ヒラスズキ釣りに向いています。

またロッドのパワーとしては、メインラインにPE2号前後を使用することができ、40g前後のルアーをしっかりとキャストできるものを選ぶと良いでしょう。

継数の選び方

パックロッドを選ぶ際には、継ぎ手の数がいくつのものにするかも考える必要があります。

最も扱いやすくトラブルが少ないのは3~4ピースですが、一層のコンパクトさを求めるなら5本継ぎのものも選択肢に入れることができます。

自分がパックロッドに何を求めるのかをはっきりさせて、継数を選んでいくことが大事です。

ヒラスズキ用パックロッドおすすめ5選

【ダイワ】
ラテオ モバイル 110MH-4

4ピース仕様でレングスが11ftある、ダイワの人気ロッド「ラテオ モバイル」です。

継ぎ手の部分にはV-ジョイント構造が採用されており、スムーズな荷重移動が行われることによってパワーロスが少なくなるよう設計されています。

ルアーも60gまでに対応しているため、大型ミノーの操作はもちろんのこと、メタルジグ等で遠くのサラシを打っていくパワフルなスタイルにもぴったりなモデルとなっています。

【ダイワ】
21 オーバーゼア AGS 1010M/MH

こちらも11ftで4ピースとなっており、ヒラスズキ用ロッドとして非常に扱いやすいアイテムです。

パックロッドながらも、遠投性と感度に優れた設計が施されており、良い意味で4ピースロッドということを忘れさせてくれます。

60g前後までのルアーを余裕で扱うことのできるブランクスを纏っているため、ヘビーシンキングミノーやメタルジグも自在に操ることが可能です。

【ダイワ】
モアザンモバイル 100ML/MS-5

10ftで5ピースという非常に携帯性に優れた、ダイワの「モアザンモバイル」シリーズのロッドです。

10ftとヒラスズキ用としては少し短めということもあり、軽快にピンポイント打ちでターゲットを狙っていくのに適しています。

持ち運びに便利な、モアザンモバイル専用のショルダーバッグが付属しているのもプラスポイントです。

【シマノ】
ネッサ BB S1102MMH

3ピースで全長3.4mと11ftよりも少しだけ長めの、シマノのネッサBBシリーズのロッドです。

40g前後のルアーを問題なく背負うことができ、ハイパワーXの搭載によるパワフルなファイトも可能となっています。

3ピースロッドなので仕舞寸法は他のパックロッドよりも長くなりますが、継ぎ手部分のトラブルが気になる方にはおすすめのモデルです。

【プロックス】
ワールドトラベラー 1104MH

非常にコスパの良いプロックスのパックロッドですが、50gまでのルアーをしっかりとコントロールできるブランクスや、ライントラブルを回避してくれるK-ガイドの使用など本格的なロッドとなっています。

あまり費用を掛けずに、実戦で使えるヒラスズキ用パックロッドをお探しの方にはおすすめの1本です。

まとめ

ヒラスズキゲームにおけるパックロッドの使用には、いくつかのデメリットも存在しますが、同時にたくさんのメリットや可能性をも引き出してくれます。

しっかりと自分のニーズに合わせた選び方をして、エキサイティングなヒラスズキゲームをさらに快適に楽しんでいきましょう。

紹介アイテム一覧

ヒラスズキのパックロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ダイワ
ラテオ モバイル 110MH-4
ダイワ
21 オーバーゼア AGS 1010M/MH
ダイワ
モアザンモバイル 100ML/MS-5
シマノ
ネッサ BB S1102MMH
プロックス
ワールドトラベラー 1104MH