シマノのフラックシップリールの一つとして20年以上の歴史があるリールがアンタレスシリーズです。
そして歴代最強のアンタレスと言われているのがアンタレスDC MDなのです。
なぜ、最強なのか?その理由を紹介していきたいと思います。
- 釣り歴19年
- 元釣竿メーカー勤務
アニメで釣りに興味を持ち、長野県でバス釣りやエリアトラウトを楽しんでいます。 数釣りも大物釣りも楽しいですし、ビックベイトもライトリグも大好きです。 海の釣りも今後、本格的に参入予定。 夢は日本三大怪魚を制覇。アマゾンなどの海外釣行も夢見るおっさんです。
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目次
【シマノ】アンタレスDC MDのスペック
ギヤ比 | 7.8 |
---|---|
最大ドラグ力 | 6kg |
自重 | 235g |
スプール径 | 38mm/22mm |
糸巻量ナイロン | 12lb-165m 14lb-145m 16lb-120m 20lb-100m |
最大巻上長(ハンドル1回転) | 93cm |
ハンドル長さ | 45mm |
ベアリング数BB/ローラ― | 10/1 |
シマノ『アンタレスDC MD』デザイン・外観インプレ
アンタレスDCMDはアンタレス特有のシルバーベースの鏡面加工ではありませんが、ブラックを主体として、太陽光の下でギラギラと光るラメ加工がされています。
使用していると、どうしても傷がつくこともありますが、他のリールと比べて傷つきにくく目立ちにくいと感じます。
また、従来のベイトリールならば側面、ハンドル側にメカニカルブレーキが装着されていますがアンタレスDCMDはメカニカルブレーキがリール内部に設置されているので、全体的にスッキリとした印象を受けます。
私は他社品のカラーパーツとハンドルを付け替えてカスタムしています。挿し色的に一部分だけカラーを変えると自分専用機と言う雰囲気がでてカッコイイですよ。
ラインキャパが増えた
アンタレスDCMDの一つ目の特徴としてはスプール径が大きくなったことが上げられます。
従来のアンタレスはスプール径37㎜で16lbラインが100m巻ける設定になっていましたが、アンタレスDCMDは38㎜径で20lbラインが100mも巻けるようになりました。
これによりブラックバスの大物対応はもちろんですが、PEラインもたくさん巻けるようになったので海の魚まで対応できるように進化しました。
今までのラインキャパですと遠投した際には、ラインがすべて放出してしまう事があったのですがアンタレスDCMDでは数十メートルの余裕ができたので遠くで魚を掛けても安心です。
ドラグ性能のアップ
アンタレスDC MDのドラグ力はメーカー表示で6㎏ですが、6㎏ともなると本当に強いです。
バス釣りにおいて正直、ここまでのドラグ力は必要ありません。
このドラグ力に関しては海や怪魚と呼ばれる魚を相手にする時に必要とされるでしょう。
ギヤ比と巻き心地
アンタレスDC MDのギヤ比は7.8とハイギヤに設定されています。
これにより巻いているルアーの動きが手に取るようにわかってきます。
底の地形はもちろんですが、水草へのタッチまでもが手に伝わってくるのです。
巻き心地もシマノの技術が詰まった、小型精密ギアが密にかみ合う新型駆動システムであるマイクロモジュールギアのおかげでビックリするくらいのスムーズの巻き心地です。
現在、10年以上前のリールを使っているアングラーには、是非とも味わっていただきたい感触です。
ブレーキシステム
アンタレスDC MDにはナイロン、フロロ、PEの各ラインモードに対応したDCブレーキに咥えてXBモードと呼ばれる、超遠投モードとビックベイトモードを搭載したブレーキが登載されています。
1~8まであるブレーキの1~4に設定してメタルジグなどの空気抵抗が少ないルアーを投げれば果てしなく飛んでしまいます。
その一方で5~8はビックベイトなどの空気抵抗が大きいルアーがスムーズに投げる事ができます。
ビックベイトを投げると空気抵抗でクルクル回って飛距離が出せないと言う人もいるかもしれませんが、アンタレスDCMDでは、その煩わしさが解決するでしょう。
シマノ「アンタレスDCMD」のメリット、デメリットと思うところのインプレ
メリット
ラインキャパ
アンタレスDCMDはスプールを深溝とすることなく、スプール径を38mmとすることで大幅なラインキャパ増を実現しています。
このことからブラックバスで20lb以上のラインをメインに使っているような人やノーマルアンタレスのうように16lb100mと言うラインキャパに不満を持っていた人には待望のラインキャパと言えるでしょう。
海水対応
海でも使えるようになったのも大きなメリットです。
ベアリング等の海水対応や先に述べたラインキャパが増えたことによりPEラインもたくさん巻けるのでボートシーバス等の海の釣りでも大活躍するでしょう。
大物専用リール
かなりの大魚まで相手にできるようになったのがアンタレスDCMDの最大のメリットです。
ベイトタックルを使うような釣りでは世界中どこにでも持っていける相棒となることでしょう。
デメリット
重い
昨今の200gを切るようなリールと比べると235gは重く感じます。
ただロッドに合わせてみると、それほど気にならなくなるかもしれません。
軽量ルアーには不向き
7グラム以下の小さなルアーをキャストするのは快適とは言えません。
普通にベイトタックルで投げる様なルアーに関して扱うのは問題ないですが、ベイトフィネスと呼ばれる領域はカバーできないと言えるでしょう。
【まとめ】アンタレスDC MDは超名作の最強リール
2018年に販売されたアンタレスDC MDですが、その後、19アンタレス、21アンタレスDCとアンタレスシリーズの新機種が販売されていますが、現在でもアンタレスDCMDの能力は劣っているとは言えません。
絶対的な大物に対する信頼度は歴代アンタレス1位であり、それは今も変わりありません。
普通の大きな魚程度ではビクともしない堅固さがあります。
私の夢はアンタレスDCMDの性能限界ギリギリの大きな魚を釣る事ですが、それを叶えるには、記録級の魚を狙わないと厳しいかもしれませんね。