船釣りにおいて案外重要な役割を果たすのが道具入れです。
船釣りに適したタックルボックスを揃えることで、快適性が格段に上がります。
タックルボックスと言っても多種多様ありますが、特にバッカンは良い例で、通常のバッグ等ですと海面の波しぶきで濡れてしまうところ、船用の防水バッカンがあれば荷物を濡らすことなく持ち運ぶことが可能です。
また、ものによっては快適性だけでなく、手返しの向上にも繋がり、釣果に直結することもあるのです。
今回はタックルボックスの選び方、そしておすすめ品を紹介していきます。
- 元大手釣具メーカー勤務
- 釣り歴20年
幼い頃、父親に連れられて行ったハゼ釣りをきっかけに釣りに大ハマり。 釣り好きが高じて、学生時代に釣具店で働き、大学卒業後は約4年間 釣具メーカーにてリール開発をしておりました。 メーカー勤務時代に釣りの幅が大きく広がり、ジャンルを問わず旬の魚を追い求めています。
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船釣りに最適なタックルボックスの選び方
耐久性
船釣りでは、どうしても激しい揺れが付きものです。
その揺れにより、どんなものでも船上に置いてあるものには断続的に大きな衝撃が加わります。
また、座席に置いていたものが揺れによって動いてしまい、落下するケースも多々あります。
特にタックルボックスは、中に入れるものによっては重くなるので、揺れや落下による負荷がより一層大きくなるのです。
そんな船釣りに使用するタックルボックスで重要なポイントが、耐久性です。
一言で耐久性と言っても様々ですが、特に耐衝撃に優れたものを選ぶ必要があります。
せっかく買ったのにすぐに割れてしまうということがないよう、予め調べた上で購入されることをおすすめします。
防水性
当然の話ですが、船上では波による水しぶきを被り、必ずと言って良い程荷物が濡れてしまいます。
天候によっては雨によって濡れることもあるでしょう。
防水バッカンの中に常に入れておくようなものでしたら良いかもしれませんが、それ以外のタックルボックスは外に出しておくことが多いかと思いますので、防水性のあるものをお選び頂くのが良いと思います。
例えば、仕掛け入れ用の小道具箱が防水性が無く濡れてしまったり、濡れないように都度バッカンにしまうとなると不快さが大きくなてしまいます。
そうならないためにも防水性の有るものをおすすめします。
船釣りタックルボックスおすすめ10選
ここからは、船釣りに適したおすすめのタックルボックスを紹介していきます。
できるだけ多釣種で使用できるものを掲載いたしますので、是非参考にして頂ければと思います。
【極東産機】
ドカット(D-4500)
耐衝撃性の高いポリプロピレン素材で作られており、船での衝撃にも充分対耐えられます。
元々工具等を入れる道具箱として販売されていたものですが、最近では釣具店でも見かけるようになり、多くの釣り人から高い評価を得ているそうです。
また驚くことに耐荷重が600kgを超えるとのことで、椅子にすることはもちろん、落下時にも充分耐えることができるだけの耐久性を備えているのでは無いかと思います。
価格も3000円程度とお手頃ですのでおすすめです。
【ダイワ】
タックルボックス TBシリーズ(TB5000)
上記のドカット同様に耐衝撃性に優れたポリプロピレン素材で作られており、オフショア釣り師からの人気が高いタックルボックスです。
ドカットと違うところが釣リ具専用設計ですので、道具を小分けにできるインナートレイが付いていたり、オプションでロッドホルダー等の装備をすることが可能なことが大きなメリットです。
ドカットと比較すると少し金額は高いのですが、ルアー釣り等で多種の道具を整頓して持ち運びたい方には非常におすすめです。
【明邦】
バケットマウス(BM-5000)
こちらもポリプロピレンの高耐久タックルボックスで、特にルアーマンから人気の製品です。
別売りのインナートレイやロッドホルダーといった多数のオプション製品が販売されており、自分好みにカスタムが可能です。
また、比較的安価なところも魅力の一つです。
ケース類を多数扱う明邦化学工業の製品ですから、コスパの良い洗練された製品であることでしょう。
【ダイワ】
VS タックルバッグ S(A)(S40(A))
最も汎用性の高いサイズのバッカンです。
私はいつもこのバッカンに、仕掛け、天秤に加えてライフジャケット、リールも入れて持ち運んでいます。
このバッカンに竿以外の全てが収まるので非常に便利です。
またルアー釣りをされる方には、使用済みルアートレイやプライヤーホルダーといったオプション品の装備も可能な仕様になっていますので、重宝するかと思います。
船釣りをする方なら持っていて損のないバッカンです。
【シマノ】
タックルボートバッグ(ハードタイプ)(32L)
非常に多機能で利便性に優れたバッカンです。
まず、ショルダーハンドルシステムが搭載されており、肩掛けベルトをワンタッチで取手に切替えることができます。
またファスナー付きのインナーケースが標準装備されており、それに加えてこのインナーケースの底面には滑り止めのラバーが付いているので、単体でケースとして使うことも可能です。
1万円を超える多少高価なバッカンですが、快適性をあげる上では役立つ商品かと思います。
今使っているバッカンに不便さを感じている方には是非おすすめしたいです。
【シマノ】
ライトタックルバック(32L)
折りたたみ可能なバッカンです。
折り畳み式でありながらセミハードタイプですので、他の折り畳みでないバッカンと比較しても荷物の保護性能は遜色なく使用することができます。
バッカンは収納時にかさばるので、保管スペースに悩まされる方が多くいるかと思います。
このバッカンでしたら、かさばりを最小限に抑えられるので、余計なスペースを使わずに済むためおすすめです。
【プロックス】
EVAタックルバッカン ロッドホルダー付(36)
竿4本分のロッドホルダーが標準装備で付いており、高機能なバッカンです。
もちろん防水性能も充分で、船釣りにおいて重宝する製品でしょう。
ロッドホルダーが装備可能なバッカンは他にもありますが、このバッカンはこの性能にしてはかなりリーズナブルです。
ダイワ、シマノはやはり1流メーカーと言われるだけあって価格は1万円を超えてくるのに対し、当製品は7000円台で購入することができるのでお財布面でもおすすめしたい商品です。
【ダイワ】
ミニバッグ PA(A)(M-1(A))
こちらは仕掛けや糸、ルアー釣りをする方にはリーダーやワームといった、ちょっとした小物を入れておくのに便利なケースです。
中に取り外し可能な仕切り板が入っており、整頓も楽々できて使い勝手が非常に良いのでおすすめです。
ソフトケースなので重いものを入れるのにはあまり向いていませんが、防水性が高いので絶対に濡らしたくない小物類をこちらのケースに保管することで海の水から守ってくれることでしょう。
【ダイワ】
プルーフボックス (PB-2000R)
ハードケースの小物入れですので、重量のある錘等でも収納が可能です。
ダイワの各種小物入れケースが内臓できる設計となっており、自分好みにカスタムすることも可能です。
特に複数種類の錘を収納したり、サイズ別の針を小分けにしておくカワハギ釣りでは、非常に重宝するアイテムかと思います。
もちろん耐衝撃性、防水性は充分にあり、船釣りで活躍すること間違いなしのタックルボックスです。
【ダイワ】
紅牙テンヤケース(レギュラー(浅底))
こちらは商品名にある通りテンヤの収納ケースです。
底面に付いているクッション部に針を固定し、テンヤを整列させて収納しておくことが可能です。
そのためテンヤ同士の絡みが無く、スピーディに取り出すことが可能になります。
またテンヤに限らず、ルアー用のアシストフックの収納やトリプルフックの収納にも適しており、素早く針を取り出してセッティングすることができるので、いざという時のチャンスをものにできる確率も大きく上がることでしょう。
まとめ
複数種類のタックルボックスを紹介してきましたが、タックルボックス1つで快適性及び手返しスピードの向上に繋がることをご理解頂けましたでしょうか。
竿やリールと並んで、案外バカにできない道具の一つがタックルボックスなのです。
今回紹介したもの以外にも便利な道具入れは多数あるかと思います。
是非重要な道具の一つと捉えて、より質の高い船釣りを目指し、タックルボックスをお探し頂ければと思います。
船釣りのタックルボックスの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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