バス釣りのサーチベイトとして、非常に有効に使うことが出来るハードプラグがバイブレーションです。
野池からビックレイクまで使えるバイブレーションは各メーカーから細かく種類が分けられて販売がされているルアーの一つです。
今回は時期に合わせた使い方から、おすすめの釣れるバイブレーションをご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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目次
- 1 バイブレーションとは?特徴やメリット・デメリットを紹介
- 2 バス釣り用バイブレーションの選び方や使い分け方
- 3 バス釣り用バイブレーションおすすめ18選
- 3.1 【ジャッカル】TN/60
- 3.2 【ジャッカル】TN 60トリゴン
- 3.3 【メガバス】バイブレーションXウルトラ
- 3.4 【メガバス】バイブレーションX
- 3.5 【デプス】MSバイブレーション
- 3.6 【ダイワ】T.D.バイブレーション
- 3.7 【RAID JAPAN】LEVEL VIB
- 3.8 【RAID JAPAN】LEVEL VIB B.I.G.
- 3.9 【DUO】レアリスバイブレーション 65ナイトロ
- 3.10 【DUO】レアリスバイブレーション 68 G-Fix
- 3.11 【エバーグリーン】ブザービーター
- 3.12 【エバーグリーン】ジータ
- 3.13 【一誠】G.C.ザリバイブ ズルビキ
- 3.14 【一誠】G.C.ザリバイブ
- 3.15 【ノリーズ】TG ラトリンジェッター
- 3.16 【ラッキークラフト】LV
- 3.17 【DUEL】ラトリンバイブ
- 3.18 【DUEL】3DS バイブ 60S
- 4 バス釣り用バイブレーションの動かし方(アクション)
- 5 バス釣り用バイブレーションの時期(季節)毎の使い方
- 6 まとめ
バイブレーションとは?特徴やメリット・デメリットを紹介
バイブレーションとは?
バイブレーションとはミノーなどと異なり、リップが付いておらず、ルアーの上部にラインアイが取り付けられているハードベイトプラグを指します。
バイブレーションをキャストしてリーリングをすると、ボディー全体でウォブルやローリングを行いバスへのアピールを行うことが出来ます。
一部のバイブレーションを除き、基本的にはシンキングタイプが基本となるため、水深のあるエリアへのアプローチもし易いルアーです。
メリット
バイブレーションは他のルアーを上回るキャスタビリティーの高さを持っているルアーです。
ルアー自体にリップ等の空気抵抗を大きくしてしまうパーツが付けられていないため、キャスト時に空気抵抗が少なく、遠投して幅広いエリアからバスを引き付けることが出来るようになっています。
また、高速巻きを行った際には、ニュートラルなバスへリアクションのスイッチを入れることが可能となります。
デメリット
バイブレーションのデメリットは障害物への回避性能が低いので、使用する状況が限定されてしまう場合があることです。
バイブレーションは基本的にシンキングモデルであるため、ルアーの浮力を利用しての障害物回避が出来ない他、リップもつけられていないため、障害物へスタックしやすくなっています。
障害物回避性能が低いので、入り組んだブッシュやロックエリア等で使用すると高確率で根掛かりとなってしまうので、オープンエリアでの使用がおすすめです。
バス釣り用バイブレーションの選び方や使い分け方
重さの使い分け方
バイブレーションは同じモデルであっても、異なる重量タイプが発売されているケースが多くあります。
これは、バイブレーションで狙いたい水深によってルアーの重量を変化されるためです。
重量のあるバイブレーションは水深のあるエリアで使用し、軽めのバイブレーションはシャローエリアで使用します。
ベテランアングラーは、水深の他にバイブレーションの巻取りスピードを考慮して重量を取り決めているので、異なる重さを準備するとフィールド攻略の幅が広がります。
大きさ(サイズ)の使い分け方
バイブレーションを選択する時に、サイズを使い分けは釣果やサイズに大きく影響を与えます。
特にフィールドのベイトフィッシュと同サイズのバイブレーションはあらゆるサイズのバスを幅広く狙えるようになります。
その他、ビックワンを狙う場合には、マッチザベイトのサイズよりもボリュームアップしたサイズを選ぶことで、ビックサイズを選んで釣り上げることが可能となります。
フィールドの規模やフィールドのベイトフィッシュサイズを基準としてサイズ選びを行うとよいでしょう。
色の使い分け方
バイブレーションは水押しが強くアピール力が強いルアーの一つです。
基本的なカラーチョイスは他のルアーと同じで、クリアレイクではナチュラル系を選択し、ステインやマッディーウォーターであれば、派手なチャート系を選択すると良いでしょう。
また、バイブレーション自体がアピール力が強めである為、通常選択するカラーリングよりも一段ナチュラルなカラーから投入したり、ディープエリアではフラッシングが強い色を試してみるのもおすすめです。
音(ラトルイン/サイレント)の使い分け方
バイブレーションにはライトルインタイプとサイレントタイプのモデルが存在します。
特にラトルインタイプはアピール力が強くなるので、フィールドが濁っている場合や、水面が波立ってルアー自体の存在が搔き消されてしまう場合に非常に有効となります。
逆にサイレントモデルはフィールドに濁りがない場合や、バスの警戒心が強くラトルの音などに怯えてしまう状況では、サイレントタイプのバイブレーションを選択するとよいでしょう。
フック(トリプル/ダブルフック)の使い分け方
障害物回避性能が低いバイブレーションプラグには、時としてダブルフックを使用すると根掛かりを軽減して有効的にフィールドを攻略することが出来ます。
特に重量のあるバイブレーションを使用して、ボトム周辺をサーチしたり、ズル引きしたり、リフト&フォールを行う時は根掛かりが多発する為、ダブルフックが有効であると言えます。
その他、中層や表層のただ巻きで使用で、根掛かりの懸念が少ない場合は、トリプルフックを使用すると良いでしょう。
バス釣り用バイブレーションおすすめ18選
【ジャッカル】
TN/60
釣れるバイブレーションプラグとして確固たる地位を確立しているのが、ジャッカルのTNシリーズです。
このTNシリーズには高比重タングステンがアウトメタルとして装着されているため、抜群の飛行姿勢と、ボトム着底時の安定した姿勢が出せるようになっています。
ラトルもノーマルとサイレントの他、フルタングステンのラインナップが出ている、人気モデルです。
【ジャッカル】
TN 60トリゴン
TNシリーズで定番となったアウトメタルを更に増大させて更なる飛距離とディープエリアへのアプローチを行えるようにしたモデルです。
特徴的なアウトメタルの形状にしたことで、ボトムでの姿勢安定はもちろん、スナッグレス効果もUpしているので、特におかっぱりで遠投が必要な場合や、ディープエリアの釣りにおすすめです。
【メガバス】
バイブレーションXウルトラ
メガバスのバイブレーションプラグでロングラーを築いているモデルです。
多くのバイブレーションがウォブル主体の動きをする中、ローリングアクションを基本としたバイブレーションとなっています。
飛行姿勢が考慮されて設計されているので、バイブレーションの中でも抜群の飛距離を出すことが出来る他、通常のバイブレーションでは獲れない魚から反応を得ることが出来るルアーです。
【メガバス】
バイブレーションX
メガバスのもう一つのバイブレーションがバイブレーションXです。
超低重心の設計がされているバイブレーションプラグなので、泳ぎ出しが速く、安定したスイム姿勢とレンジキープを行うことが可能となっています。
バイブレーションウルトラとは異なり、ウォブル主体のハイアピール型バイブレーションとなっているので、広大なエリアから魚を呼ぶことが可能です。
【デプス】
MSバイブレーション
バイブレーションの基本性能を高次元で纏めているバイブレーションとして人気のモデルです。
特に遠投性性能と引き抵抗には着目して設計がされており、一日中ロングディスタンスアプローチからのただ巻きを実施しても疲労が少なくて済むようになっています。
ルアーの動きを感じ取りながらも長時間使用も出来るビックレイク定番のルアーです。
【ダイワ】
T.D.バイブレーション
名作バイブレーションとして長い年月で衰えない人気を持っているのが、T.D.バイブレーションです。
飛行姿勢、ラトルサウンド、スイミング姿勢まで全てバランスよく作り上げられており、初心者からベテランアングラーまで幅広く使用されています。
2種類のサイズ展開がされているので、フィールドに合わせたサイズ選択が出来るのも嬉しいポイントとなっています。
【RAID JAPAN】
LEVEL VIB
岸釣りアングラーから特に人気が高いモデルとなっているのが、LEVEL VIBです。
岸釣りでバイブレーションを使用した際の難点を克服する設計となっており、高い飛距離はもちろん、ゴミを拾わずにリトリーブが出来るように、傾斜が付けられたフックアイが採用されています。
54mmの小型モデルとなっているので、野池などでは特に高い釣果が期待できるルアーです。
【RAID JAPAN】
LEVEL VIB B.I.G.
野池などで高い釣果が得られているLEVEL VIBのフルサイズバージョンがLEVEL VIB B.I.G.です。
フルサイズとなりボディーが大型化されていますが、あくまでもナチュラル重視のバイブレーションとして作られているので、動き、サウンド共に、控えめに作られています。
スレたビックレイクで有効なルアーです。
【DUO】
レアリスバイブレーション 65ナイトロ
DUOから出されているレアリスバイブレーションシリーズの中で、水をしっかりとつかみながら強波動によるパワーアピールを行うことが出来るモデルとなっています。
ハイパワーバイブレーションですが、フォールスピードがゆっくりと落ちるように設計されているので、リフトアンドフォールの釣りにも適した一品となっています。
【DUO】
レアリスバイブレーション 68 G-Fix
広大なビックレイクをバイブレーションで釣るために圧倒的な飛距離を出すことが出来るバイブレーションとして作られたモデルです。
飛距離を出すために超扁平ボディーが採用されている他、使用されているウェイトボールを全てタングステンにすることで重量アップがされています。
ビッグレイクでの釣りには持ち込んでいきたいバイブレーションです。
【エバーグリーン】
ブザービーター
数あるバイブレーションプラグの中でもアピールが強く、遠くの魚を引き付ける能力に長けているルアーです。
巻くだけで簡単に釣れることを前提に作られているので、初心者からベテランアングラーまで幅広い層で人気を得ている名作モデルです。
【エバーグリーン】
ジータ
清水盛三プロによって生み出されたバイブレーションで、力強い泳ぎをだすことが出来るバイブレーションです。
飛距離が出せることはもちろん、ゴミやウィード等の接触にも強く、多くのバイブレーションが動かなくなってしまう状況でもしっかりと動き、アピールを続けることが出来るようになっています。
ウィードエリアを中心に使用したいルアーです。
【一誠】
G.C.ザリバイブ ズルビキ
ボトムでのリトリーブで甲殻類のベイトを意識したバスを狙いたい方におすすめのルアーです。
このルアーはボトムで自立することが出来るように設計されており、且つ、ダブルフック使用となっているので、ボトムでウォブルさせながらのアプローチが可能です。
特に夏場以降の甲殻類が増えるシーズンに合わせて使いたいルアーです。
【一誠】
G.C.ザリバイブ
一誠のバイブレーションで、強波動と力強い水押しを行うことが出来るルアーです。
バイブレーションとしては珍しく、シミーフォールができるように設計されているのもこのルアーの特徴となっています。
ただ巻きでの使用はもちろん、リフトアンドフォールも得意なバイブレーションです。
【ノリーズ】
TG ラトリンジェッター
ノリーズから出されているTGラトリンジェッターは、バイブレーションの釣りで大切となるレンジキープ力が高められたルアーとなっています。
非常に浮き上がりにくい設計がされているので、シャローエリアのみでなく、3mを超える水深でも高速リトリーブを行うことが可能となっています。
【ラッキークラフト】
LV
システマチックなバイブレーションとして人気が高いモデルが、ラッキークラフトのLVシリーズです。
狙うレンジによって適切なサイズとサウンドで設計されているので、常にフィールドに適したモデルを選択することが可能です。
数あるバイブレーションの中でも、ロングセラーとなっているルアーです。
【DUEL】
ラトリンバイブ
オールレンジで使用が出来る万能性の高さと、激しいラトルサンドを持っているバイブレーションです。
本場アメリカでも人気のバイブレーションとなっており、多くの実績が残されているバイブレーションです。
高い基本性能で広大なエリアを探ることが出来るルアーです。
【DUEL】
3DS バイブ 60S
小型シルエットのバイブレーションで、強烈なフラッシングを出すことが出来る3Dカラーが採用されているルアーです。
特にシャローエリアを中心とした水深設計がされているので、水深が浅い野池などでのサーチベイトとして非常に重宝するルアーとなるはずです。
バス釣り用バイブレーションの動かし方(アクション)
リフトアンドフォール
バイブレーションの使い方一つとしてリフトアンドフォールがあります。
操作方法は簡単で、着底したバイブレーションをロッドの縦捌きでリフトさせ、その後フォールをさせます。
特にバスが低活性な状況で有効な動かし方となっており、急に目の前にバイブレーションプラグをフォールさせることで、動かないナーバスなバスへのリアクションバイトを出すことが可能です。
ズル引き
バイブレーションをズル引きするのは、バイブレーションプラグを使用する時の高等テクニックの一つです。
根掛かりがしにくいようにボトムでの姿勢制御が優れているルアーを使用し、甲殻類が動くようにボトムをゆっくりと這わせます。
ボトムの起伏を感じなら行うことが重要となり、ルアーがボトムに着底していない状況はバイブレーションが動くギリギリのスピードでリーリングを行うと良いでしょう。
高速巻き
バイブレーションの高速巻きは、ハイシーズンにおけるリアクションバイトを誘発させるためのアプローチ方法とし有効な手段の一つです。
特にビックレイク等では、バイブレーションの遠投性能を利用して、ロングディスタンスにおける高速巻きで大きな釣果を得ているアングラーは多くいます。
可能な限り、高速リトリーブを行うので、使用するリールのギヤ比や使用するバイブレーションの重量にも気を掛けて実施すると良いでしょう。
バス釣り用バイブレーションの時期(季節)毎の使い方
春におすすめの使い方
早春の状態はまだまだ越冬による体力を消耗したバスは、積極的にルアーを追うことが出来ない状態にあります。
このため、春先にバイブレーションを使用する場合は、出来るだけスローリトリーブが可能なモデルを使用して、果敢にルアーを追ってこない状態でもバスからバイトを得ることを意識すると良いでしょう。
また、スポーニングを意識したバスが多い場合は、ラトルサウンドを利用して積極的に威嚇バイトを狙うのも有効です。
夏におすすめの使い方
ハイシーズンとなりバスから積極的なアプローチを得ることが出来るシーズンになったら、バイブレーションのただ巻きや、高速巻きは非常に有効な手段です。
特にウィードで形成されるシェードに身を潜めているバスに対して、意図的にウィードに絡めてバイブレーションをハングオフさせるテクニックは、フィールドの大小問わず、効果的な使用方法とも言えます。
秋におすすめの使い方
水温が下がり始め、バスの適水温に近づく秋は、バスがフィールドのあらゆるエリアに拡散するため、遠投性能に優れるバイブレーションの特性が活かせる季節です。
バスの居場所が特定できない状況下で可能な限りバイブレーションを遠投し、幅広くフィールドをただ巻きでサーチすると良いでしょう。
また、一つのバイブレーションでバスからの反応が悪い場合であっても、ラトルの有無やサイズの変更、そして、使用するルアー重量を交換して狙う水深を変えてみるのも忘れずに実施しましょう。
冬におすすめの使い方
冬になるとバスは果敢にルアーへのチェイスを行わなくなり、水温が安定する深場を越冬エリアとして過ごします。
このため冬にはバイブレーションの遠投性能を活かし、且つ、ボトムを意識した釣りが有効となります。
フィールドでの越冬ポイントへバイブレーションをロングディスタンスでキャストし、ボトムまで着底させたのち、ズル引きやリストアンドフォールでアプローチを行うと良いでしょう。
ルアーのフックをダブルフックへ交換したり、ボトムでの着底姿勢が安定しているルアーを選択することで、根掛かりなどのトラブルを軽減することが可能です。
まとめ
フィールドを手早くサーチできるバイブレーションはボートアングラーはもちろん、陸っぱりアングラーであっても欠かせないルアーの一つです。
今回ご紹介したように、バイブレーションもフィールド規模や水深、そして使い方によって適切なルアーが異なりますので、ご紹介した内容を参考に今まで以上にバイブレーションを使いこなしてみてくださいね。
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