暑かった夏が終わり、秋から冬と寒くなる季節は、シーバスのベイトとなる小魚も大型になり、シーバスも産卵に向け荒食いするハイシーズンとなります。
代表的な落ち鮎やコノシロ、イワシなど大型のベイトパターンでは、ランカーサイズが釣りやすく、夢のメーターオーバーも夢ではありません。
大型のベイトを偏食しているシーバスには、ビッグミノーが特に有効となります。
通常メインとなる120㎜程のミノーと比べると非常に大きく、アピールが強くなります。
ベイトによって有効なアクションも有りますので、今回は、シチュエーションに合わせた使い方も含め、おすすめのビッグミノーをご紹介させて頂きます。
- 釣り歴25年
- 年間釣行150日超え
- 大会出場経験あり
新潟県下越地区出身。クリスマスや誕生日のプレゼントも釣り道具が第一希望でした。 最近では、特にソルトでのルアーゲームを主に、シーバス、ヒラメ、マダイなどショアから狙えるビッグゲームを楽しんでいます。 今後も季節ごとに釣れる魚を狙いつつ、まだ釣ったことのないシーバスのメーターオーバーが目標です。
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目次
シーバス用ビッグミノーのアクション等の使い方(釣り方)
ビッグミノーが効果的なシチュエーション
落ち鮎やコノシロなど、メインベイトが大きくなる秋や冬には、シーバスも大型のベイトに非常によく反応します。
地域性がありますが、新潟県や山形県、秋田県では冬のハタハタパターンや、九州地方で有名な筑後川では、エツパターンと言った特殊な大型ベイトパターンが存在します。
その中でも、落ち鮎やコノシロ、イワシパターンは、秋から冬にかけて全国で成立するパターンです。
この大型ベイトパターンには、ビッグミノーがとても効果的になります。
落ち鮎パターンでの使い方
10月や11月に産卵のため河川を集団で降り、産卵を終えた鮎は力尽き川を流れていきます。
この瀕死で弱った鮎を狙って、シーバスが川で捕食をするのが落ち鮎パターンです。
夏に活発に泳ぎ回る鮎とは違い、弱りきって流される程、遊泳力が無くなった鮎はシーバスの格好の餌食です。
その鮎を演出する為、落ち鮎パターンでは、川の上流側へキャストし、流れに身を任せてルアーをリトリーブする釣りかたになります。
ルアーのアクションを最小限に、弱った鮎を演出しましょう。
特に、表層付近での反応が良くなる為、レンジを入れすぎず、ゆっくりとルアーを漂わせることがポイントです。
イワシパターンでの使い方
11月から12月になると、イワシパターンが各地で発生します。
イワシが岸際に接岸し回遊する為、浅瀬に追い込んだイワシをシーバスは積極的に捕食します。
イワシは集団で回遊する為、シーバスも多く集まり、パターンにハマれば数釣りを楽しめることもあります。
ただし、回遊するポイントが日によって変わる為、情報を頼りにイワシを探すことが必要です。
情報がない場合には、過去に実績の高いポイントへ通うと良いです。
表層から中層を泳ぎ回る為、レンジの入るミノーでリトリーブすると高確率でヒットします。
コノシロパターンでの使い方
10月から2月までと地域によってコノシロのパターンが発生する時期は異なりますが、20センチから30センチとシーバスのベイトパターンでも、群を抜いて大きなベイトがコノシロです。
コノシロは集団で河口付近を回遊している事が多く、ルアーをリトリーブするとコツコツと手元に、コノシロが当たる感覚が伝わってきます。
表層から中層とコノシロが当たるレンジを意識してルアーをリトリーブしましょう。
使用するルアーも、強気に大きめをチョイスして問題ありません。
シーバス用ビッグミノーおすすめ6選
【アイマ】
コスケ170f
人気のコスケシリーズから出た17センチと大型のミノーです。
39gのウェイトがある為、ミディアムからミディアムヘビーのロッドで投げることをお勧めします。
30センチから80センチまでのレンジを攻略出来ますので、全てのベイトパターンに有効です。
ロールを主体とした艶かしいアクションが魅力で、しっかりとリップで水を掴む為、ルアーのアクションをしっかりと感じ取れるルアーです。
【アピア】
ラムタラジャイアント177
ドリフトを得意とするアピアのラムタラから、ビッグシーバスに特化したドリフトルアーがラムタラジャイアントです。
表層から30センチまでのレンジを艶かしくアクションするミノーの為、落ち鮎パターンやコノシロが浮いているシュチュエーションで有効です。
43gとヘビーウェイトなので、ミディアムヘビー以上のロッドでキャストする事をお勧めします。
レンジが入りにくい為、表層を漂わせる釣りかたに向いています。
【メガバス】
KANATA 鮎 160
鮎と商品名に表記されていますが、河川での使用以外にサーフや磯でも高い実績を誇るルアーです。
30gと16センチの大型ルアー中でも比較的軽めな為、ミディアムクラスのロッドでもキャスト可能です。
遠投性にも優れており、引き抵抗も軽い為、荒れたサーフや磯でも問題なく使用できます。
フラットなロングボディでロールアクションをする為、アピール力も抜群のルアーです。
【ロンジン 】
ハイスタンダード150
15センチのスリムなボディに、タングステンウェイトが入っている為、向かい風など荒れた状況下でも安定して抜群の飛距離が出せるルアーです。
ロールとウォブリングが合わさった艶かしいアクションで、水流の変化によってイレギュラーアクションも起こしバイトを誘発します。
イワシパターンなど、サーフや磯で特に有効なルアーです。
ルアーサイズの割に、34gとヘビーウェイトな為、ミディアムヘビーほどのロッドでの使用をお勧めします。
【シマノ】
サイレントアサシン160f
シーバスルアーで抜群の人気を誇るサイレントアサシンは、ランカーハントには欠かせないルアーの一つです。
天候の荒れた状況下でも、抜群の飛距離でしっかりと沖のブレイクを狙うことが出来ます。
ロールを主体としたアクションで、荒波でも飛び出すことなく、しっかりとアクションしてくれます。
大型ベイトパターン全てに有効で、シチュエーション問わず万能に使えるミノーです。
【エバーグリーン】
ストリームデーモン180
80センチを超えるランカーのみに狙いを絞ったビッグミノーです。
48gとヘビーウェイトなので、強めのベイトタックルなど、ミディアムヘビー以上のタックルがお勧めです。
20センチから40センチと表層のみに狙いを定めた設計は、落ち鮎パターンやコノシロパターンに特に有効です。
河川や河口域で、大型が潜みそうな水深な浅いポイントをゆったりと誘うことで、今まで口を使わなかったビッグサイズが反応します。
アピール力があるので、ルアーローテーションの最後に使用するのをお勧めします。
まとめ
人間的には、20センチ違いミノーはとても大きく感じ「こんな大きいのでつれるの?」と思いますが、シーバスが捕食しているベイトは、ルアーよりも遥かに大きいベイトを食べていることが有ります。
小さいベイトを沢山食べるよりも、捕食回数を減らし、大きいベイトで効率よく体力を付けているのかも知れません。
大型のベイトパターンは、バイト数こそ少ないものの、ヒットすれば高確率で大型のシーバスになります。
根気のある釣りとなる場合が多いですが、夢のメーターオーバーも夢では有りませんので、是非チャレンジしてみてください。
忘れられない一匹との出会いは、シーバス釣りをもっと楽しませてくれますよ。
シーバスのビッグミノーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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