バス釣りの人気ブランド「ジャッカル」から小さなジョインテッドミノー「ハンプリー」が登場しました。
プロデュースしたのはシザーコーム、ポンパドール、カワシマイキーなどの人気ルアーを数多く手がけた川島勉 氏です。
フィッシングショーで公開された際は、川島ジョインテッドミノーという仮の名前でしたが、ハンプリーという名称で決まりました。
名前の由来は「半分プリっとしてるから」だそうです。(半分がハード素材、もう半分がソフト素材)
このハンプリーは、カワシマイキーをワカサギサイズまで小型化させたルアーになっていて、ダムや湖などでワカサギをメインで捕食しているようなバスをターゲットとして開発されました。
このページでは、特徴や使い方、デメリット、推奨タックル、参考動画などをまとめて紹介します。
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目次
ハンプリーの発売日、サイズ、重さ
メーカー | ジャッカル |
製品名 | ハンプリー |
タイプ | フローティング |
発売日 | 10月31日 |
サイズ | 65mm |
重さ | 3g弱 |
ハンプリーの特徴
ハンプリーはカワシマイキーを小型化させたルアーですが、サイズ以外で大きく異なるものは素材です。
カワシマイキーはハード素材(プラスチック)で使われていましたが、ハンプリーは半分がエラストマー素材で作られています。
エラストマー素材とは、通常のワーム素材とは異なり、ゴムのような靭やかさと簡単には壊れない耐久性を兼ね揃えていることが特徴的な素材です。
ジョイント部分をハード素材で作ると厚みを出す必要があるが、エラストマー素材を使うことによって、ワカサギのシルエットにより近い状態でジョイント機能を持たせることができています。
ハンプリーの使い方
ミノー的な使い方がメインですが、I字形ルアーや虫ルアーのような使い方もできるので、状況によってアクションを出し分けることが可能です。
ただ巻き
広い範囲をサーチベイト的に使うのなら少し早めのただ巻きが効果的です。
ミノーのような動きで小魚が水面で逃げ惑うようなアクションをするので、周囲のバスを引き寄せて食わすことが可能です。
ただ巻きで寄せて、トゥイッチで食わす
ただ巻きで追ってはくるけど、バイトしてこない…という状況では、トゥイッチを時折いれることで、リアクションでバスに口を使わせることが可能です。
連続トゥイッチで食わす
ただ巻きよりも強くアピールしたいときは連続でトゥイッチすることで、小魚が水面直下を激しく逃げ惑っている様子を再現することできます。
マズメ時などでバスが頻繁にボイルしているような状況では非常に効果的です。
トゥイッチ&ポーズ
ストラクチャー周りやバスが低活性の時は、ポーズを入れてアクションにメリハリを付けたほうが反応が良いことも多々あります。
推奨タックル
ハンプリーが扱いやすいタックルはUL~Lパワーのスピニングタックルが適しています。
ラインは状況によって変える必要はありますが、オカッパリであれば4~6lb、ボートであれば3lbでも問題ないと思います。
ロッド
ハンプリーは3g程しかない軽量ルアーなので、しなやかなロッドのほうがキャストしやすいです。
飛距離やアクションのしやすさを重視するのであればULパワーのロッド、バスに主導権を与えたくない状況であればLパワー以上のロッドのほうが安心です。
リール
リールはバス釣りで一般的に使われるスピニングリールの2000番または2500番あたりで、ドラグ性能がそれなりの機種であれば問題ないでしょう。
ギア比はただ巻きをメインで使うのであれば、ハイギアよりもノーマルギアまたはローギアのほうがリトリーブスピードが丁度良いかもしれません。
ライン
ラインの種類については特に縛りはなく、ナイロン、フロロ、PEラインのどれでも扱えます。
ナイロン、フロロであれば3~6lb、PEラインであれば0.6~1.2号あたりが無難です。
状況によってベストな太さは変わるので、自身のフィールドや攻めるポイントに最適だと思うラインを選びましょう。
川島勉 氏のタックルデータ
ロッド:ポイズングロリアス 264UL
リール:ステラ C2500SHG
ライン:FCスナイパーBMS AZAYAKA 3lb