船から気軽に大型魚を狙うことのできるブリのジギングゲームは、各地で高い人気を誇っています。
その中でも一層の釣果を伸ばしていくには、長時間ジグをしゃくり続ける必要があり、それを可能にする扱いやすくて軽量なタックルを選ぶことは大切な要素となります。
また、ブリの中でも1mあるいは10kgを超える個体は非常に引きが強烈で、タックルにも大きな負荷がかかるため、単に軽いだけでなく強さや耐久性も求められます。
今回は、そんなブリジギングにおけるリールの番手やギア比等の選び方、またおすすめのアイテムについてもご紹介します。
- 釣り歴20年
- 元釣具屋店員
- 船舶免許あり
友人の誘いがきっかけでバス釣りの楽しさにハマり釣りを始める。その後、ヒラマサキャスティングゲームの発祥の地とも言われる佐賀県の呼子に移動。自身も船舶免許を取得し、ショア&オフショアでの青物やヒラスズキ等を中心に様々なジャンルのルアーフィッシングに魅了されつつ今日に至る。
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目次
- 1 ブリジギングリールの選び方
- 2 ブリジギングリールおすすめ12選
- 2.1 【シマノ】21 ツインパワー SW 8000PG
- 2.2 【シマノ】19 ステラ SW 8000PG
- 2.3 【シマノ】19 ステラ SW 10000PG
- 2.4 【シマノ】14 スフェロス SW 8000PG
- 2.5 【シマノ】20 ストラディックSW 8000PG
- 2.6 【ダイワ】20 ソルティガ 8000-P
- 2.7 【ダイワ】20 ソルティガ 10000-P
- 2.8 【ダイワ】21 セルテートSW 8000-P
- 2.9 【ダイワ】17 ソルティガ BJ 4000
- 2.10 【スタジオオーシャンマーク】ブルーヘブン L50Hi
- 2.11 【ダイワ】15 ソルティガ 35N
- 2.12 【シマノ】17 オシアジガー 1501PG
- 3 まとめ
ブリジギングリールの選び方
では、ブリジギングのリールの選び方として大切な3つの要素、番手とギア比、そしてベイトリールとスピニングリールどちらを選択すればよいのか、という点について見ていきましょう。
番手
まず番手についてですが、ベイトリールとスピニングリールどちらにも言えることとして、PEの3号前後を300m程度巻くことのできるものを選びましょう。
スピニングリールで言えば、シマノ製のもので6000~8000番、ダイワ製の2020年以前のものでは4000番以上、2020年以降のモデルでは8000番前後のものがおすすめです。
大は小を兼ねるとは言いますが、ブリジギングにおいては4号以上のメインラインを使用する機会は少なく、リールの軽量性も考えたいので、ぜひ軽さの面も考慮に入れて選択してください。
ギア比
ブリジギングに限らずジギング全般に言えることとして、深場までジグを落としてアクションしていく必要があるため、リールの巻き上げパワーは大切なポイントとなります。
パワーギアとハイギアでは、パワーギアの方が巻き上げ力が強いため、ジグをアクションさせやすく、ヒット後もリールの力で強引に巻き上げることが可能となります。
キャスティングも兼ねてリール選びをされているのであれば、ハイギアを兼用することもできますが、巻取り量を格段に増やしているエクストラハイギア仕様のものはジギングには不向きですので、避けた方が良いでしょう。
ベイトリールとスピニングリール
ブリジギングは、ベイトリールとスピニングリールのどちらでも楽しむことができます。
スピニングリールの方は軽めのジグも扱いやすく、バックラッシュなどのライントラブルも少ないという特徴があります。
ベイトリールはフォール時のアタリが取りやすく、アクションの途中で片手で簡単にフォールを入れたりするなど、多彩な攻め方も可能です。
それぞれに特徴があり、アングラーの好みにもなりますが、これからブリジギングを始めようとされている方であれば、まずは扱いやすいスピニングリールから始めることをおすすめします。
ブリジギングリールおすすめ12選
【シマノ】
21 ツインパワー SW 8000PG
シマノの人気スピニングリールツインパワーSWの8000PGです。
ギア比はジギングにぴったりの4:9で、ハンドル1回転あたり94cmの巻取り長となっています。
価格帯は実質5万円台で購入することも可能なモデルですが、性能はシマノのハイエンドモデルであるステラにも肉薄するほどのパフォーマンスで、耐久性能やパワーも申し分ありません。
【シマノ】
19 ステラ SW 8000PG
言わずとしれた、シマノの最高機種ステラSWの8000PGは、ブリジギングにおいても安定感抜群のパフォーマンスを発揮します。
13年モデルのステラSWも非常に完成度が高く人気があるモデルでしたが、この19ステラはさらにその上を行くパワフルさとタフさを実現しており、その巻取りの軽さで大型ブリを狙うアングラーを一日中サポートし続けます。
【シマノ】
19 ステラ SW 10000PG
こちらは、ステラSWの10000番のパワーギアモデルとなります。
ラインキャパシティが多く、4号PEでも400m程巻くことのできるスプールを搭載しています。
特に、深場で底の方に潜む大型魚を重めのジグで狙っていく際にぴったりのモデルと言えます。
【シマノ】
14 スフェロス SW 8000PG
コスパ抜群のリールで、特に入門用のジギングリールをお探しの方におすすめしたいアイテムです。
最大ドラグ力は10kgあり、ドラグをうまく利用しながらファイトしていく必要のあるブリジギングにも実用十分の性能を持ち合わせています。
価格帯は1万円台で購入できる設定となっているので、メインリールが故障した際の緊急時用のサブ機としての利用もおすすめです。
【シマノ】
20 ストラディックSW 8000PG
軽くてパワフルな巻き上げを実現させる、インフィニティドライブが搭載されているため、ブリの乱暴な引きにも余裕で対処することができます。
さらにHAGANEギアやHAGANEボディも使用されており、耐久性や剛性の面でも安心感があります。
非常にお手頃な価格でありながら、シマノの最新のテクノロジーがふんだんに搭載されているモデルで、初心者~中級者の方も十分に満足できるリールと言えます。
【ダイワ】
20 ソルティガ 8000-P
ダイワのハイエンドモデル「ソルティガ」の8000番パワーギアモデルです。
ギア比は4.8となっており、ハンドル1回転あたり92cmの巻取り長、ラインキャパシティは4号で300mとなっています。
ダイワが独自開発したモノコックボディ搭載により、リールのパワーを生み出すドライブギアが大口径化されているため、驚くほどの巻取りの軽さを体感できる素晴らしいリールです。
【ダイワ】
20 ソルティガ 10000-P
こちらはソルティガの10000番モデルで、さらにラインキャパシティが増えており、PE4号で400m、5号でも300m巻くことが可能です。
大型がいることが分かっているポイントや、カンパチやヒラマサがヒットする可能性の高い場所では、ラインの号数を上げて勝負することがあります。
そんな時に、太めのラインをたくさん巻くことができ、なおかつパワーも申し分のない、このソルティガ10000PGはとても重宝するでしょう。
【ダイワ】
21 セルテートSW 8000-P
ソルティガよりもグレードが一つ下のミドルクラスの位置づけとなる、セルテートSWシリーズの8000番パワーギアです。
価格設定としては、ソルティガシリーズよりもかなり落ちますが、どこでそれほどの価格差ができているのかわからないほどの高性能モデルで、好んで使用している上級者アングラーも多くいます。
こちらのセルテートSWは、実釣性能を追求する本格派の方にぜひおすすめしたいアイテムです。
【ダイワ】
17 ソルティガ BJ 4000
ソルティガBJの4000番は、特に細めのラインを使用してブリを狙うことが多い方におすすめしたいリールです。
モノコックボディが使用され、その中に抜群の強度を誇る大口径のハイパーデジギアが搭載されているため、剛性やパワーと共に長く使い続けていくことができるリールとなっています。
PE2.5号を300m巻くことのできるラインキャパシティとなっており、水深が浅く根も荒くないようなポイントでのジギングに最適です。
【スタジオオーシャンマーク】
ブルーヘブン L50Hi
PE4号でも450mものラインキャパシティを有している、スタジオオーシャンマークのジギング用ベイトリールです。
ディープジギングで、パワフルな釣りをしたい時にもマッチするモデルで、超大型アンギュラベアリングの採用により、ドラグテンションをかけた大型魚とのファイトにおいても、パワフルな巻き心地でアングラーをしっかりとサポートします。
【ダイワ】
15 ソルティガ 35N
丸型ながら、しっかりとパーミングしやすく設計されたボディに、防水性抜群のマグシールドボールベアリングや、大口径ハイパーデジギアを搭載したソルティガのベイトリールです。
ブリジギングにおいて高いパフォーマンスが求められるドラグ部には、急激なターゲットの走りにも柔軟に対応してくれる、信頼のATDが搭載されており、安心してファイトを楽しめます。
【シマノ】
17 オシアジガー 1501PG
回転抵抗をかなりの程度軽減することに成功したシマノの「インフィニティドライブ」が採用されているので、巻き心地はなめらかでファイト時にもパワフルな巻き上げが可能になっています。
ドラグ設定も微調整を施すことができる設計となっているため、細めのラインを使用したファイトも安心して行うことのできるベイトリールです。
まとめ
軽量性&耐久性という、一見相反する性能がタックルに求められるブリジギング。
そんなわがままな要望を可能にするタックルが、昨今の技術の進歩によって比較的簡単に手にすることのできる時代となりました。
ブリジギングという、楽しいながらもある意味過酷なゲームに対応することのできるリールも、現在数多くリリースされています。
ぜひその中から、自分に合ったリールを上手に選んで、快適にこのエキサイティングな釣りを楽しんでいきましょう。
ブリジギングリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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