誰でも手軽に釣ることが出来る夜釣りの定番「クロソイ」。
それでいて最大60cm超えのモンスターが釣れる可能性を秘めている事から、今でも根強い人気を誇るターゲットです。
近年、形状やカラー（色）をテクニカルに使い分けた数釣りや、ビッグワームでのモンスター狙いなど釣り方は様々。
そんな今注目のクロソイ釣りにおすすめのワーム選びや釣り方を紹介していきます。
- 大会出場経験あり
- ハンドメイドルアー販売
北海道札幌市在中。ロックフィッシュを中心に北海道のルアーゲーム全般を楽しんでいます。 北海道の島で産まれ育ち父の影響で餌釣りで釣りに出会い、成人し札幌へ出てからルアーフィッシングにハマり現在に至ります。 今ではメタルジグやジグミノーなどを製作し販売しており、ハンドメイドビルダーとして独立する事を夢に頑張っています。 またロックフィッシュトーナメントで上位入賞も目標の一つです。
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クロソイ釣り用ワームの選び方
形状の種類と選び方
シャッドテールワーム
クロソイを狙う上では一番王道と言っても過言ではない形状。
小魚をイミテイトしているものが多く、リトリーブするとテールが水を受け、ブリブリと泳ぎ魚にアピールします。
クロソイのレンジが浮いている時にスイミングで狙うのがおススメです。
ピンテールワーム
小魚をイミテイトしているものが多く、テールがボウリングのピンの様に細くなっているのが特徴。
テールが水を受けにくい形状のためアピールは弱く、魚の食いが渋い時などがおすすめです。
カーリーテール系ワーム
カールしたテールが特徴。テールが厚いとアピール力が増し、薄いとナチュラルな泳ぎの傾向があります。
ボディが細身の「カーリーテール」、イモムシのようにむっちりとしたボディの「グラブ」の2つの種類があり、状況に合わせた選択が釣果を伸ばすキモになりそうです。
またクロソイに有効なスイミングやリフト&フォールが得意な万能ワームとも言えます。
クロー系ワーム
甲殻類をイミテイトした見た目が特徴。
ボトムバンプやリフト&フォールなどボトム付近でのアクションが得意であり、クロソイの偏食パターンとしてぜひ1つは持っておきたい種類です。
カラー（色）の種類と選び方
どの釣りにおいてもカラー選択はとても重要でクロソイも同じ事が言えます。
デイの釣りとはまた違った考えのカラー選択をする必要があり、そこを上手くアジャストさせる事により釣果がガラッと変わってきます。
グロー（夜行）カラー
夜釣りでは外せないほどのド定番カラー。膨張色である白を基調としたグロー（夜行）カラーは視認性抜群、またキャップライトなどを当て蓄光させることで更にアピール抜群です。
プレッシャーの少ないフレッシュな魚には効果抜群ですが、その分見切られるスピードも早いデメリットもあります。
チャートカラー
グロー（夜行）カラーに次いでアピールカラーです。
主にイエロー、オレンジなどが挙げられますが、適度なアピール力や濁りに強い事から最初に投げるパイロットカラーとしても最適です。
非透過カラー
主にレッドやブラックなどが挙げられます。
夜に黒いカラーは見えないのでは？と思われがちですが、海中ではハッキリとしたシルエットで存在感を出してくれます。
アピールカラーにスレた場合などにも有効なので必要なカラーの1つでもあります。
ナチュラルカラー
グリーンやパンプキンなど自然界寄りなカラー。
人が多くプレッシャーのかかっているフィールドでは、価値のある1本を引き出せるカラーとも言えます。
クロソイが釣れる釣り方
スイミング
クロソイは夜になると幅広いレンジで活動するため、任意のレンジを攻めれるスイミングの釣りは必須。
主に姿勢の安定するジグヘッドにカーリーテールやシャッドテールのワームを合わせるのが主流です。
キャストしただ巻いてくるだけなので誰でも簡単に出来ますが、レンジキープ力が釣果に左右するため腕の差が出やすく奥が深い釣法でもあります。
リフト&フォール
主にクロソイが中層より下を意識している時に有効。着底後にロッドを水平位置辺りから縦にあおり、ルアーの上昇と下降を繰り返す釣法です。
ボトムを取る釣りなので何をしているかのイメージがしやすく、初心者にもおすすめのアクションです。
またリグやワームの形状に縛られないので選択肢の広い釣法でもあります。
ボトムバンプ
クロソイが甲殻類を偏食しボトムを意識している時に有効。
イメージはリフト&フォールより小刻みに早くボトムを叩く感じです。
根がかりのリスクが増えるのでテキサスリグがおすすめで、チャートカラーのクロー系ワームなどで逃げ惑う甲殻類を上手く演出出来るかが釣果にも繋がります。
またピンテールを使う事によって、餌を探しボトムを小突くベイトフィッシュも演出できます。
クロソイ釣りワームおすすめ12選
【バークレー】
パルスワーム
誰もが知っているロックフィッシングの超ド定番ワーム。
スイミングからボトムを叩く釣りまで幅広く対応、サイズやカラー展開も豊富で使い勝手が良いのも魅力の一つです。
クロソイの夜釣りには最適なグローやチャートは人気色なので必ず用意しておきたいワームです。
【エコギア】
グラスミノー
こちらもロングセラーの定番ワーム。
シンプルな形のシャッドテールワームですがジグヘッドとの相性は抜群で、安定したスイミング姿勢が持ち味。
特にカラーバリエーションはトップクラスで今では約50種類以上あります。
クロソイにはチカチカ室蘭やチャートリュースシャイナーなどが一般的ですが、自分の好みや合う色を探すのも楽しみの1つ。
【フィッシュアロー】
フラッシュJ
本物のベイトフィッシュの様にリアルな見た目が特徴のワームです。
アルミホイルが内蔵されており、フラッシング効果で集魚力は抜群。カラーバリエーションは約20種類、サイズは2.3.4.5インチの4展開。
またピンテール、シャッドテール、カーリーテールとテールの形状にもバリエーションがあり、フラッシュJだけで色んなパターンに対応できるのも魅力です。
【ダイワ】
フラットジャンキー グラビンシャッド
強い波動とリアルな食感をもたらすリブボディに、緩い流れでもしっかり水を受けアピールするテールが持ち味のワームです。
ヒラメ用ワームとして販売されていますが、アピール力抜群なカラーバリエーションからクロソイにも人気のワームです。
【サワムラ】
ワンナップシャッド
昔からクロソイに効くと有名なワームの1つです。
ワームの上部にスリットがありオフセットフックはフックポイントが隠せれるのでスナッグレス性が良いです。
水受けが強くフォールをゆっくり見せる事ができるので集魚力は抜群。
サイズは2～6インチまで展開していますので、ビッグワームといてモンスターサイズを狙えます。
【ハイドアップ】
スタッガーオリジナル
派手すぎないゆっくりしたローピッチアクションが絶妙なワーム。
クロソイに有効なチャートやホワイトソリッドなどもありながら、モエビなどのナチュラルカラーも人気です。
サイズは1.5～6.7インチの9サイズがラインナップされており、サイズを下げての数釣りやビッグワームでのモンスター狙いなど幅が広いワームです。
【エコギア】
バルト
フラットサイドボディが生むローリングアクションにより、発生するフラッシングが魅力のワーム。
小魚をイミテイトした見た目にクロソイに効きそうなカラーリング、ラメは集魚効果に期待できます。
ワームを上手に泳がすリグセッティングが釣果を伸ばすキモになります。
【フラッシュユニオン】
アバカスシャッド
人気カラーは売り切れ続出の今流行りのワーム。
バスワームとしての展開のためナチュラルカラーが多く、クロソイやヒラメに人気のチャートカラーは時に入手困難に。
むちっとしたマテリアルに深めのリブが刻まれ、生命感あふれるアクション。
ソルトカラーの展開が進められているため今後も注目のワームです。
【デプス】
デスアダー
デカクロソイに実績が多く知る人ぞ知る優秀なワーム。
柔らかなマテリアルとピンテールが生み出す微波動は絶妙なアピールをしてくれます。
ジグヘッドリグでスイミングさせるも良し、テキサスリグでボトムを叩くも良しの使い勝手の良いワームです。
【マグバイト】
スナッチバイトシャッド
カラーは約10種類でサイズは3インチと4インチの2種類と少なめですが、ロックフィッシュやフラットフィッシュに向けて作られているため、どのカラーもとても魅力的です。柔らかいマテリアルボディの中に硬めのマテリアルのワームを入れている「ワームインワーム」が特徴。
中のワームがベイトフィッシュの内臓をイミテイトしているため、視覚的にも魚のスイッチを入れる効果も期待されています。
【エコギア】
バグアンツ
甲殻類ワームの定番ワーム。
一見シンプルデザインですが、各パーツがしっかり水を押しアピールしてくれます。
また癖のない設計が使い手を選ばず、誰にでも釣果の可能性を広げてくれます。
ベイトフィッシュ系のワームでのスイミングで釣れない時など、テキサスリグでリフト&フォールやボトムバンプに切り替えるのも手です。
【バークレー】
バブルクリーパー
「大型になればなるほど微波動を好む」の考えの下作られたワーム。
そのコンセプトを体現するかのように施された細かなパーツは、少ない動きでも確実に魚にアピールしてくれます。
また爪先に向かうにつれボリュームを持たせているクロー部分は強い動きでハイアピールに。
その特徴を生かしボトム付近のローアピールの釣りから、リフト中にスイミングを合わせ入れる事でハイアピールの釣りに展開もできます。
まとめ
夜釣りでのクロソイは基本を押さえれば誰にでも釣ることが可能で、これから釣りを始めたいという方にもピッタリの釣りとも言えます。
またテクニカルを追求する事で釣果に差が出るゲーム性が人気な釣りとも言えます。
しかし、人気と同時に広まる魚へのプレッシャーと個体数の減少は否めません。
「キープは必要な分だけ」など魚への配慮も考え、ぜひクロソイ釣りを楽しんで下さい。
クロソイ釣りのワームの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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