アキアジを狙うシーズンが始まると、浜辺には長い竿を並べた釣り人が集まります。
鮭釣りに12~13ftの長い竿を使うのには理由があり、長さによって適した釣り方や、シチュエーションがあります。
今回は鮭釣り用ロッドにおいて、12ft台、13ft台それぞれのメリットや、おすすめモデルをご紹介します。
- 釣り歴15年
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北国生まれのアマチュア釣り師。前職では量販店で釣り具の販売、企画も担当。釣った魚を調理して食べるのも大好きで、美味しい魚のためならフィールド問わずアクティブに挑戦します。
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目次
13ft台のアキアジ(鮭釣り)用ロッドが活躍する状況とは
ロッドを長くするメリットは、遠投に有利であるほかに、高さを稼げるので根掛かりに強いなどがあります。
逆に、扱いに体力が必要になるため、何度も投げる釣りでは扱いにくさを感じることもあります。
それらを総合的に考えると、13ft台のロッドは、投げる回数が少なく、置き竿が前提になるぶっこみ釣りに向いていると言えるでしょう。
体力に自信がある方なら、根掛かりが心配なポイントでの浮きルアーでも、長竿のメリットが生きてきます。
13ft台のアキアジ(鮭釣り)用ロッドおすすめ5選
13ftのロッドは希少ですが、アキアジ専用はもちろん、ほかの釣り用に設計されたものからもピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。
【パームス】
レラカムイ(RKSS-136H+)
数あるアキアジ用ロッドの中でも、特にアタリの取りやすさに定評のあるモデルです。
ブランクスはがっしりとした設計ながら、ティップに柔軟性があり、アキアジのついばむようなアタリをはじきにくいよう考えられています。
ティップの柔軟さはキャスティングの気持ちよさにも寄与しているので、浮きルアーにも適したモデルと言えるでしょう。
鮭釣りの少ないチャンスをものにするために、強い味方になってくれる一本です。
【ダイワ】
シルバークリーク(AK130H)
浮きルアーやぶっこみ、浮きフカセと、多様化する鮭釣りのスタイルに対応する、マルチなスペックを持つ鮭釣り専用モデルです。
高強度ながら、長時間の釣りでも快適に扱えるよう軽量化も重視されています。
鮭釣りで主流になりつつあるPEラインに対応し、グリップも臭いの強い餌の汚れを洗い流せるようEVAを採用する細かなこだわりも光ります。
アキアジ専用にロッドを用意するなら、満足感の高い選択肢になるでしょう。
【プロマリン】
トレンドキャスター(30-450)
格安な投げ竿ですが、鮭釣りにも使える商品です。
重さはありますが、置き竿ならそう気にならないですし、硬さもあり初心者の方にはむしろ投げやすい感覚でしょう。
筆者も丸1日使ったことがありますが、多少飛距離は犠牲になるものの、扱いにくさや強度的な不安はありませんでした。
アキアジ狙いのブッコミ釣りでは複数のロッドを用意することも多いので、この安さなら複数購入するのにもおすすめです。
【ダイワ】
プライムサーフT(33号-425・W)
低価格ながら、DAIWAのこだわりを感じられる人気の投げ竿です。
ぶっこみ釣りでは30号以上のオモリを使いたいシーンもありますが、低価格帯のロッドではその重さに耐えられるものはあまりありません。
プライムサーフTは低価格ながら35号まで対応するので、仕掛けに組み込むスプーンなどを加味しても十分な強度を確保できます。
強度の余裕はロッドの寿命にもつながるので、本格的にぶっこみ釣りをしたい方におすすめのモデルです。
【シマノ】
サーフリーダー(425BXT)
ミドルクラスのロッドながら、随所にこだわりが感じられる高コスパなモデルです。
仕掛けの重さを感じながら投げ込めるマイルドチューン設計で、投げ心地にクセのある鮭用仕掛けも快適に投げられるでしょう。
ラバーグリップなので、サーフスタンドを使って置き竿する場合にも気兼ねなく扱えるのも嬉しいポイントです。
なるべく価格を抑えながら、使い心地も重視したいなら、ぜひチェックしてほしいおすすめモデルです。
12ft台のアキアジ(鮭釣り)用ロッドが活躍する状況とは
長いロッドほど遠投に有利とされることもありますが、長さに比例して重さやロッドパワーも変わります。
それらの違いによって、13ftよりも12ftのほうが飛ばしやすいという方も多いですし、筆者もその一人です。
どちらが飛ばせるかは体力による部分が強いので、一概にどちらがいいと言えるものではなく、使い比べてみるのが一番でしょう。
取り回しやすさは明確に変わるので、常にロッドを持ってキャスティング回数も多い浮きルアーでは、12ft台のロッドのほうがおすすめです。
12ft台のアキアジ(鮭釣り)用ロッドおすすめ3選
長さの特性が生きる、浮きルアーにおすすめのアキアジ専用モデルをピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。
【メジャークラフト】
クロステージ北海道サーモンモデル(CRX-1203Salmon)
アキアジ用ロッドとしては低価格ながら、魅力的なスペックを持つおすすめモデルです。
近年の鮭釣りで重要になりやすい遠投性能を重視した設計で、浮きルアー仕掛けで何度もキャスティングを繰り返すことも前提に考えられています。
軽量なブランクスを採用しているのも、このモデルの魅力的なポイントの一つでしょう。
EVAグリップなので置き竿にも抵抗がなく、浮きルアーだけでなくぶっこみ釣りにも使用したい一本です。
【パームス】
レラカムイ(RKSS-126H+)
この価格帯のアキアジ専用ロッドで、1ft差でラインナップしているこだわりの商品です。
基本的なスペックは残しながら、13.6ftに比べて30g以上も軽量化されています。
キャスティングを繰り返すことを考えると、1ft短く、軽量化もされているなら、明確な違いを感じられるでしょう。
これらの特性を考えると、浮きルアーでアキアジを狙うなら、見逃せないおすすめモデルの一つと言えます。
【テイルウォーク】
KEISON GINSEI PLUS 126H
一から十までアキアジ釣りのことを考え抜いて設計された、まさにアキアジ専用ロッドと言える一本です。
投げやすいバットパワーを確保しながら、柔軟性も考慮され、アキアジとのやり取りに最適化されたセッティングになっています。
また、近年人気ポイントが混雑しやすいアキアジ釣りのシチュエーションまで考え、ロッドの傷や耐衝撃性まで考え抜かれています。
実戦の中で得られた、データと経験を盛り込んだこだわりが感じられる逸品です。
まとめ
ロッドの長さは、たとえ1ftであっても使えば違いを感じ取ることができ、それは鮭釣りでも同じです。
浮きルアーやぶっこみ、浮きフカセなど多様化する鮭釣りでは、その違いは釣果につながりやすいと言えるでしょう。
鮭釣りの少ないチャンスをものにするためにも、ロッドは長さにもこだわって、最適なものを選びましょう。
12ft・13ft台アキアジ用ロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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