梅雨時期から秋口までのシーズンでフィーディングのバスを狙うのに、非常に有効となるのがトップウォータールアーです。
水面を割ってバイトするシーンは非常にエキサイティングでありその魅力の高さから、多くのトップウォーターフィッシングファンも存在します。
そんなトップウォーターですが、繊細なロッドワークが必要であり、上級者ほど専用のロッドを使用している釣りでもあります。
今回は、そんなトップウォーターの釣りに最適な専用ロッドと、安いけどトップウィーター用で使えるロッドをご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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目次
- 1 トップウォーターロッドに求められる性能とは
- 2 トップウォーター専用ロッドを使うメリット・デメリット
- 3 トップウォーターロッドの選び方
- 4 トップウォーターロッドおすすめ14選
- 4.1 【シマノ】ゾディアス(166ML)
- 4.2 【シマノ】バスワンXT(162ML-2)
- 4.3 【シマノ】ポイズンアドレナ(163ML)
- 4.4 【ダイワ】バスX(632MLB)
- 4.5 【ダイワ】ブレイゾン(C68L-BF)
- 4.6 【ダイワ】ブラックレーベル(SG551L+RB)
- 4.7 【メジャークラフト】スピードスタイル(SSC-66M)
- 4.8 【メジャークラフト】デイズ(DYC-652UL/BF)
- 4.9 【アブガルシア】ホーネットスティンガープラス(HSPC-681MH)
- 4.10 【メガバス】デストロイヤー(F1-63X)
- 4.11 【メガバス】レヴァンテ(F3-66LV)
- 4.12 【ジャクソン】ブラストビーツ(BBC-62ML-LST)
- 4.13 【テイルウォーク】グラッピー(60M)
- 4.14 【ティムコ】フェンウィック カームウォーター(CW50CMJ)
- 5 まとめ
トップウォーターロッドに求められる性能とは
トップウォーターロッドとして求められる性能は複数あります。
先ず初めにロングキャストが出来、そして、キャスト精度が高いロッドであることが挙げられます。
トップウォーターの使いどころは様々で、フィールドを広範囲に探る場合もあり、また、オーバーハング下や立ち木などピンポイントに高い精度でルアーを入れ込む状況が多々出てきますので、高いキャスト性能を持ったロッドは欠かせません。
次に大切なポイントがリズミカルなトゥイッチを行えることです。
連続ドッグウォーク等のアクションは、このリズミカルなトゥイッチで出来るラインスラッグが非常に重要となり、取り回しが良く、状況に合わせたアクションを生み出すことが出来る様になります。
最後にロッド全体でトップウォーターのアクションを受け止めることが出来るテーパーです。
特にポッパーなどの水をしっかりと掴んでアプールするルアーでは、ロッド全体でカップに受けた水を受け止めることで、きれいなポップ音やスプラッシュを出すことが出来る様になります。
トップウォーター専用ロッドを使うメリット・デメリット
メリット
トップウォーター専用ロッドを使用した場合、トップォーターを使用した時のアクションのし易さや、ルアーのキレは他のロッドと大きく変えることが可能です。
特にトップォータールアーがしっかりと水に絡むようにレギュラーやスローテーパーのデザインが採用されている他、ロッドティップを下げてアクションすることが多いトップウォータールアーを見越して、ティップが下がりやすいロッドの重量バランスが施されています。
また、グリップレングスも連続トゥイッチ等でグリップエンドが身体に当たらないように設計されているなど、細かな点ですが、使い易く、そして、アクションがし易くなっています。
デメリット
トップォーター専用のロッドのデメリットは、多種多様なルアーサイズに合わせるため、トップウォーター専用ロッドでも使用するルアーのサイズや重量によって最適なモデルが異なる場合があることです。
一般的にトップウォーターロッドはスローテーパー寄りに作られているので、ルアー適正重量の範囲は広く作られているものが多くありますが、年々大型化されたルアーが数多くだされているので、使用するルアーによってはパワー不足を感じてしまったり、組み合わせたリールと合わない場合があります。
また、スローテーパーで作られている場合、他の用途としては限定されやすいので、特にワーミング等の繊細な釣りに対しては使い勝手が悪くなってしまうことを事前に把握し、導入を行うと良いでしょう。
トップウォーターロッドの選び方
ロッドの長さ
トップウォーター用のロッドの長さを選ぶ場合は、どのようなフィールドで、どのようなアプローチを行いたいのかを考えて、レングスの設定を行うと良いでしょう。
オープンウォーターであったり、クリアレイクでストライクゾーンを長めにとる場合であれば、6フィート後半までのロングレングスのロッドを導入し、ディスタンスをとったアプローチが行えるロッドを導入すると良いでしょう。
また、オーバーハングの下や、バスが潜んでいそうなピンスポットへルアーを送り込む場合は、6フィート前半のロッドを選択し、キャスト精度を重視したロッドを導入することがおすすめです。
おかっぱりなどで足場が限定されている場合は、ロングレングスを使用することでファイト中にバスを強引に引き寄せることが出来ることも考慮しておくとよいポイントです。
ロッドの硬さ
一言でトップウォーター用のロッドと言っても、様々なロッドの硬さが存在します。
しかしながら、トップウォーターロッドの多くはライトパワーやミディアムライトパワーのロッドとなっており、アクション時にルアー抵抗をしっかりと受け止め、ルアー自体の移動距離を抑えることで、ピンポイントでのテープるターンが出来るようにしてあります。
使用するルアーのサイズやアクションのキレなどを考慮して、好みのアクションを出せるパワーを選び出すと、更にトップォーターフィッシングのテクニックが上昇するはずです。
ロッドのテーパー
一見すると繊細なトゥイッチによるアクションを行うため、ファーストテーパーのロッドが適しているように思われがちですが、トップウォーターロッドを選ぶ場合は、アクションのキレや水をしっかりと掴んだポップ音の出しやすさなどから、ミディアムからスローテーパーのロッドがおすすめです。
トップウォーター専用であれば、スローテーパーのものを選ぶと抜群の使用感を得ることが可能となります。
その反対で、トップウォーターロッドを導入したいけれど、軽めな巻物にも使用したいと考えている方であれば、ミディアムテーパーのロッドを選択すると他のルアーにも使用することができるバーサタイルな一本になります。
ルアーウェイト
トップウォータールアーのロッドを選ぶときには、事前にロッドが対応できるルアーウェイトの適正範囲を確認しておくと良いでしょう。
特にトップウォーターロッドはテーパーの構造上、適正範囲が非常に広く取られている場合があります。
ルアーのウェイトとロッドパワーのバランス、そして適切なリールの組み合わせが出来れば、トップウォータールアーの動きのキレはもちろん、キャスト精度も格段に上昇させることが可能です。
トップウォーターロッドおすすめ14選
【シマノ】
ゾディアス(166ML)
シマノのハイコストパフォーマンスロッドとしてラインナップされている、ゾディアスの166MLです。
バーサタイルに使用できるレングスでオープンウォーターでのトップウォータールアーの使用はもちろん、オーバーハングの下にピンポイントでキャストすることも出来るロッドです。
MLのパワー設定になっているので、小型ルアーはもちろん、少々ボリュームがあり、引き抵抗のある羽モノルアーも使用することが出来るロッドとなっています。
【シマノ】
バスワンXT(162ML-2)
シマノのエントリーロッドであるバスワンXTにラインナップされている162ML-2です。
6ft前半のショートレングスで癖のないレギュラーテーパーが採用されているので、特にピンポイントでのトップウォータールアーを使用するに適したルアーとなっています。
持ち運びが便利な2ピースタイプとなっているので、特にこれからトップウォータールアーを楽しみたいと思っている初心者にはお勧めしたい一本となっています。
【シマノ】
ポイズンアドレナ(163ML)
トップウォーターやシャッドなど手元の操作でルアーを動かす釣りに向いているロッドがポイズンアドレナの163MLです。
このロッドはミディアムライトパワーとしてライトプラグ用のロッドとして作られていますが、ロッド操作に対してパワーをダイレクトにルアーへ伝えるため、ベリー部分からバット部分の張りが非常に強く設計されているロッドです。
6.3ftのショートロッドであり、フルカーボンモノコックブリップも採用されているので、軽量且つ取り回しが良い一本です。
トップウォーターにはもちろん、小規模野池のおかっぱり用ロッドとしても最適です。
【ダイワ】
バスX(632MLB)
ダイワのエントリーモデルとしてラインナップされているのがバスXです。
コルクとEVAの洗練されたデザインで非常に人気の高いモデルになりますが、ロッド自体の重量も非常に軽量に出来ており632MLBではロッド自体の重量が103gまで軽量化されています。
取り回しの良い短めのレングスと、ロッド自重が軽いことが相まって気持ち良いシャープなキャスティングを行うことが出来るようになっています。
特にライトなトップウォータールアーを使いたい方におすすめのロッドです。
【ダイワ】
ブレイゾン(C68L-BF)
間違いのないロッドパフォーマンスで長い間多くの釣り人から支持をされているブレイゾンシリーズです。
ブレイゾンは2021年にフルモデルチェンジがされており、新たにエアセンサーシートが採用されることで、更なる軽量化と高感度化が行われています。
C68L-BFは6.8ftのレングで、ライトトップウォータープラグを遠投出来るレングスを持っている他、ベイトフィネスモデルとして繊細なティップと高い感度を持ち合わせているロッドです。
ソフトなアクションのトップウォータープラグに最適なロッドとなっています。
【ダイワ】
ブラックレーベル(SG551L+RB)
ダイワのブラックレーベルにラインナップされているSG551L+RBは、5.5ftの超ショートロッドです。
ショートロッドによるキャスト精度が高いことはもちろん、連続したトゥイッチやジャークを行った場合で、ロッドティップが水面を叩くことが無いので、トップウォータープラグでは魚に見切られない高速のドッグウィークを可能としています。
もちろん、トップウォータープラグ以外では、フルサイズのジャークベイトにも相性が良いロッドとなっています。
【メジャークラフト】
スピードスタイル(SSC-66M)
最新のバスロッドとしてナノカーボンブランクスを使用したメジャークラフトのロッドがスピードスタイルです。
SSC-66Mはバーサタイルロッドとしてラインナップされている番手で、ミディアムパワーで7gの軽量ルアーから使用できるロッドとなっており、あらゆるトップウォータープラグに使用可能となっています。
ナノブランクスが使用されているので、ライトプラグへの使用ができつつ強靭なバットパワーを持っているので、ビックバスとのファイトも安心して出来る一本となっています。
【メジャークラフト】
デイズ(DYC-652UL/BF)
2ピースロッドでトップウォーター専用として持っておきたいロッドとして、おすすめしたいロッドがデイズのDYC-652UL/BFです。
DYC-652UL/BFはベイトフィネスモデルとなっており、底物はもちろん、小型のシャッド、トップウォータールアーなどを高い感度と操作性を持って使用できるものとなっています。
年々タフ化するフィールドに対して、2ピースの持ち運びの良さを活かして釣りを行うことが出来るロッドです。
【アブガルシア】
ホーネットスティンガープラス(HSPC-681MH)
アブガルシアがトップウォーター専用ロッドとして開発したロッドが、ホーネットスティンガープラスにラインナップされているHSPC-681MHです。
フロッグをはじめとして、トップウォータールアーを操作するのに欠かすことが出来ないPEラインの使用を前提にガイドが取り付けられており、水面での機敏なアクションとピンポイントで高いキャスト精度が出せるようになっています。
フルサイズのトップウォータープラグやカバー周りでのフロッグフィッシングでは高いパフォーマンスを発揮するロッドです。
【メガバス】
デストロイヤー(F1-63X)
メガバスの最新テクノロジーを注ぎ込んで作られたトップウォータープラグ専用ロッドがF1-63Xです。
ブランクスにはメガバスオリジナルの5Dグラファイトが使用されており、キャストやトゥイッチなどで発生するブランクのスプリングバックを通常より早く戻すことが出来るようになっているので、余分なラインスラッグやパワーがルアーにかからず、きれいなドックウォークを誰でも演出できるようになっています。
デストロイヤーは極小のリールシートトリガーが採用されているので、あらゆるキャストフォームから適格にポイントへルアーを送りこめるようになっています。
【メガバス】
レヴァンテ(F3-66LV)
メガバスが出しているレヴァンテにラインナップされているF3-66LVは、ライトプラグを使用した時のロングディスタンスゲーム用ロッドです。
レヴァンテはエルゴノミクスを考慮して作られてグリップデザインが行われており、長時間の釣行での疲労低減はもちろん、キャストの力をしっかりとブランクスに伝えることが出来るので思い通りのキャストが出来るようになっています。
アメリカのトーナメントで高い成績を出し続けているクリス・ザルディン監修のモデルとなっているので、高い性能はお墨付きとなっています。
【ジャクソン】
ブラストビーツ(BBC-62ML-LST)
タフフィールドで多発する啄ばむようなショートバイトを確実にフックセットすることが出来る軽量ロッドブラストビーツのBBC-62ML-LSTです。
ティップ部分のみソリッドテイップが採用されているロッドとなっており、水面を掴みながら、丁寧なテーブルターンが出来る繊細なティップを持っています。
移動距離を抑えた動きを得意とする他、ベイトフィネスとして使用した場合であっても水中のストラクチャーを繊細なティップで丁寧に攻略することが出来るロッドとなっています。
【テイルウォーク】
グラッピー(60M)
トップウォーターロッドとしてグラス素材を使いたいと思っている方にお勧めしたいロッドがテイルウォークから出されているグラッピーです。
このロッドはシングルハンドで楽しむことが出来るグラスロッドとしてラインナップされており、グラスロッドの特性でトップウォータープラグの性能を最大限引き出すことが出来る他、しっかりとロッドを曲げてバスとトルクフルなファイトを味わうことが出来るようになっています。
60Mはミディアムですが、グラスの特性で2ozクラスまで対応可能なモデルとなっています。
【ティムコ】
フェンウィック カームウォーター(CW50CMJ)
トップウォーター愛好家から非常に強い支持を受けているのがフェンウィック カームウォーターシリーズです。
このフェンウィック カームウォーターはグラスとグラファイト素材でそれぞれモデル展開がされているトップウォーター専用ロッドとなっています。
レトロな雰囲気のロッドですが、使用されているブランクやパーツは最新技術のものが使用されており、高い操作性と高いトルクを持ったロッドとなっています。
CW50CMJはグラスモデルとなっており、特にビックサイズのトップウォーターに適したロッドとなっているので、トップウォーターでデカバス狙いの方にお勧めです。
まとめ
バスが水面を勢いよく割ってバイトしてくる、トップウォーターの釣りは他の釣り方では味わえない感動と興奮を与えてくれる釣りです。
年々タフ化する日本のフィールドではバスがルアーを見切るスピードも速く、タックルセッティングを入念に行うことは欠かせません。
トップウォーターの釣りを極めて他では味わうことが出来ない、感動を味わってみてはいかがでしょうか。
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