バスフィッシングにおいての定番のレングスとも言える6ft台や7ft台のロッドは多くのアングラーが使用しておりますが、8ftや9ftの超ロングロッドを使用しているアングラーはまだまだ多くなく一部のコアなアングラーに留まっています。
ロッドが進化し軽量化が進んだ現代だからこそ手にできる8ft,9ftロッドを使用して特に得られるアドバンテージは大きく、使いこなせれば非常に強い味方になること間違いありません。今回はそんな8ft,9ftのおすすめバスロッドをご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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目次
- 1 ロングレングスロッドのメリット
- 2 8ft・9ftのバスロッドおすすめ12選
- 2.1 【シマノ】エクスプライド（286ML-2）
- 2.2 【シマノ】エクスプライド（1910H-2）
- 2.3 【シマノ】エクスプライド（190XXH-2）
- 2.4 【シマノ】バンタム（180XXH-SB）
- 2.5 【シマノ】スコーピオン（2832RS-2）
- 2.6 【シマノ】ワールドシャウラ（1832R-2）
- 2.7 【ダイワ】ハートランド（802MHFS-SV13）
- 2.8 【ダイワ】ハートランドAGS（832MSB-SV AGS21）
- 2.9 【アブガルシア】ホーネットスティンガープラス（HSPS-832ML-LD MGS）
- 2.10 【デプス】サイドワインダー（HGC-962HR/GP）
- 2.11 【メガバス】オロチXXX（F6.1/2-86K）
- 2.12 【エバーグリーン】ヘラクレス（HCSC-82XX）
- 3 まとめ
ロングレングスロッドのメリット
遠投性
ロングレングスのロッドを使用するメリットとして第一に挙げられるのが、遠投性と言えるでしょう。
特にビックレイクを中心としたおかっぱりの釣りでは、この遠投性は狙いたいブレイクまでルアーを届かせるために、欠かせない要素となっており、釣果に直結する部分でもあります。
ルアーの操作性
ワームやジグなどをアップヒルでアプローチする場合、ライン角度が大きい程、根掛かりなどのトラブルが少なくストレスフリーな釣りが出来ます。
また、スイムジグなどのレンジコントロールが必要なルアーを使用する場合でも、ロングロッド使用時には手元の操作で大きくルアーレンジを変えることが出来るので、ロングロッドが非常に有利になります。
8ft・9ftのバスロッドおすすめ12選
【シマノ】
エクスプライド（286ML-2）
エクスプライドはシマノがバスフィッシングの本場であるアメリカを想定して開発を行ってきたロッドシリーズとなっています。
数多くの番手が存在するエクスプライドですが、8ft,9ft台のロッドはアメリカから逆輸入されたロッドとなっています。
286ML-2は8ft 6inchのロングスピニングロッドですが、繊細なティップを持っており、巻物から底物までバーサタイルに使用することが出来るロッドとなっています。
ビックバスハンターの奥田プロがほれ込んだモデルでもあり、スピニングロッド一本でビックレイクを攻略することが出来るロッドとなっています。
【シマノ】
エクスプライド（1910H-2）
エクスプライドの9ftロッドとしてラインナップされているのが、1910H-2です。
このロッドはクランキング用ロッドとして、開発がされており、ロングシャフトによるロングディスタンスアプローチから、最短距離でクランクベイトを狙いのレンジまで到達させることが出来る様になっているモデルです。
ブランクスパワーはヘビーですが、ハリの強り仕上がりとなっているので、ディープエリアであってもしっかりとクランクベイトのウォブルを感じてアプローチすることが出来る様になっています。
今までのクランクベイトで到達できなかったレンジまで攻略することが出来るロッドです。
【シマノ】
エクスプライド（190XXH-2）
ビックベイトやマグナムベイト用のロッドとして出されているのが190XXH-2です。
一般的な大型ルアー用のロッドとは異なり、ロングレングス&ハイパワーバットを持ちながら、軽量且つ、ティップ部分が非常に繊細に作られているので、長さを感じさせないロッドとなっています。
このロッドはワン&ハーフが採用されているので、9ftのロングロッドであって持ち運び易く、あらゆるフィールドに持ち込むことが可能です。
繊細なビックベイトゲームを楽しみたい方には特におすすめの一本です。
【シマノ】
バンタム（180XXH-SB）
シマノのハイパフォーマンスロッドとして人気を集めているバンタムシリーズにラインナップされているのが180XXH-SBです。
バンタムシリーズはシマノの先端技術が使われていますが軽量化のみではなく、バスフィッシングの本質を見極めて作られており、しっかりと曲げとトルクを持っているロッドとなっているのが特徴です。
180XXH-SBは8ftのロングロッドとなっており、ビックベイトやジャイアントベイト専用のロッドとしてラインナップされているので、ロングキャストからの巻きを主体とした釣りを展開したい方には是非おすすめしたいロッドです。
【シマノ】
スコーピオン（2832RS-2）
シマノの代表ロッドとも言えるスコーピオンシリーズはフリースタイルフィッシングの中核としてラインナップされているシリーズです。
スコーピオンシリーズにはワン&ハーフの構造が取られている他、サイズが大きいガイドが取り付けられているので、通常の同レングスロッドより飛距離を出しやすく汎用性が高いのが特徴となっています。
2832RS-2は8ft2inchレングスのスピニングロッドとなっており、レギュラースローテーパーとなっています。
巻物ルアーに特化しているロッドですので、スピニングロッドで巻物ルアーを遠投したい方には最適なロッドです。
【シマノ】
ワールドシャウラ（1832R-2）
シマノのフリースタイルロッドの最高峰に位置するのがワールドシャウラです。
スコーピオンと同様にワン&ハーフの構造とサイズの大きいガイドが取り付けられていますがスパイラルXのほかにスパイラルXコアなどシマノ最新のブランクス技術が詰め込まれています。
1832R-2は8ft3inchのベイトロッドであり、バス釣りに最も適したミディアムパワーのレギュラーテーパーロッドとなっています。
非常に癖がなく扱いやすいロングロッドとなっているので、ビックレイクのおかっぱりをこの一本で完結することも出来る性能の高さを持っているロッドです。
【ダイワ】
ハートランド（802MHFS-SV13）
村上晴彦監修によって製作されるダイワのフラッグシップに位置するロッドがハートランドシリーズです。
ハートランドシリーズはティップからバットまでロッド全体が曲がる独特の世界観を持っているロッドとなっており、おかっぱりアングラーから絶大な支持を得ているロッドです。
802MHFS-SV13は8ftのロングスピニングロッドですが、更に遠投が可能なPEラインの使用も前提に設計された仕様となっています。
ロングキャストを行い繊細でフィネスな釣りを展開したい方におすすめのロッドです。
【ダイワ】
ハートランドAGS（832MSB-SV AGS21）
ダイワのハートランドシリーズ内でハイエンドに位置するのがハートランドAGSです。
832MSB-SV AGS21はロングディスタンスで行う岸釣り用のベイトフィネスロッドとして作られており、スティッフなティップとしなやかなベリーとバットを持っているロッドです。
ロングレングスにて遠投した先での繊細なリグ操作を可能とし、バイト時にはバットからティップまで淀みなくベントするしなやかなロッドとなっています。
今までに無いロングシャフトのベイトフィネスロッドとして、おかっぱりアングラーから欠かせない一本になるはずです。
【アブガルシア】
ホーネットスティンガープラス（HSPS-832ML-LD MGS）
アブガルシアのホーネットスティンガープラスに用途特化モデルとしてラインナップされているのがHSPS-832ML-LD MGSです。
8.3ftのスピニングモデルとなりますが、扱いやすいMLパワーとなっているので、小型の巻物ルアーはもちろん、ライトリグまで汎用性の高い一本となっています。
ブランクスには最新のナノカーボンブランクスが採用されているので、繊細なティップと強靭なバットを持ち合わせており、ロッドレングスとの相乗効果でデカバスをブレイクから引きはがすパワーをもっているロッドです。
【デプス】
サイドワインダー（HGC-962HR/GP）
デカバスハンターから根強い人気を誇っているデプスがプロデュースしてスーパーロングロッドがHGC-962HR/GPです。
このロッドは9.6ftのヘビーアクションのロッドとなっており、フリッピングをはじめとしたカバー撃ちやビックベイトなどに適したロッドとしてラインナップがされています。
他を圧倒するロングロッドとなっていますが、あふれるトルクと相まって今まで攻めきれなかったポイントへのアプローチを可能としてくれます。
デカバスハンターであれば抑えておきたい超ロングシャフトロッドです。
【メガバス】
オロチXXX（F6.1/2-86K）
メガバスの8ftを超えるロングロッドとしてラインナップされているロッドがオロチXXXシリーズのF6.1/2-86Kです。
F6.1/2-86Kはハイパーディスタンスのサブネームが付けられているロッドとなっており、ショアからのロングディスタンスキャストにて沖のポイントを狙い撃つロッドとなっています。
形状記憶合金を身にまとっているシャフトで粘りが強く、そしてシャープな振り心地を実現しているロッドとなっています。
ビッグレイクでのヘビキャロやバイブレーションの遠投には最適なモデルです。
【エバーグリーン】
ヘラクレス（HCSC-82XX）
エバーグリーンがラインナップするヘラクレスのHCSC-82XXはビックベイト&ジャイアントベイト用のロッドです。
ダブルエクストラヘビーのハイパワーはもちろんの事、ビックベイト&ジャイアントベイト用を可能な限りロングキャストするために、非常に長いグリップが搭載されているモデルとなっています。
池原ダムで数々のビックフィッシュを手にしているサタン島田の監修によって作られてロッドとなっているので、ジャイアントベイト主体で記録級を狙いたい方におすすめの一本です。
まとめ
バス釣りにおいて8ft,9ftのロングロッドは、まだまだ一般アングラーで使用している方も少ないのが現状ですが、使用した際のアドバンテージは多くあり、コアなアングラーは既にその利点に着目しています。
今回ご紹介したロッドのを参考にしていただき、ロングロッドのアドバンテージを手にしてみてはいかがでしょうか。
8ft9ftバスロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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