これまでスピニングタックルが主流だったチニングですが、近年はベイトロッドを使用する釣り人が増えています。
ベイトリールの海水使用とPEラインへの対応が進んだことに加え、日々新しいメソッドが確立されるなかで、ベイトタックルの利点が活きるシチュエーションは多く、これは当然の流れといえるでしょう。
今回はチニングに最適なおすすめベイトロッドをご紹介します。
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目次
- 1 チニング用ベイトロッドの選び方
- 2 チニング用ベイトロッドおすすめ12選
- 2.1 【ダイワ】シルバーウルフMX(78MLB)
- 2.2 【アピア】グランデージライト(C76)
- 2.3 【ヤマガブランクス】ブルーカレントⅢ(82/B)
- 2.4 【アブガルシア】ソルティースタイル ベイトフィネスカスタム(STBC-732MLS-KR)
- 2.5 【アブガルシア】ソルティースタイル ベイトフィネスカスタム(STBC-792LT-KR)
- 2.6 【アブガルシア】ソルティーステージ・KR-X・ベイトフィネスカスタム(SBFC-772MLT-PF-KR)
- 2.7 【アブガルシア】ソルティーステージ・KR-X・ベイトフィネスカスタム(SBFC-832MLT-LA-KR)
- 2.8 【アブガルシア】エラディケーターベイトフィネス (BFC EBTC-74MLS)
- 2.9 【アブガルシア】エラディケーター ベイトフィネス(EBTC-710MLT+PF)
- 2.10 【オリムピック】シルベラード(GSIC-762ML)
- 2.11 【オリムピック】シルベラード プロトタイプ(20GSILPC-762ML)
- 2.12 【オリムピック】シルベラード プロトタイプ(20GSILPC-792M)
- 3 まとめ
チニング用ベイトロッドの選び方
チニング用ベイトロッドは、どのような位置づけで考えるのかで選択が変わります。
1本でほとんどの釣りをカバーできるものを選ぶ場合は、多くのリグやシチュエーションに対応できるものを選ぶのが良いでしょう。
一方で、スピニングタックルとの併用を前提としたタックルの拡充が目的なら、特定のリグや使用ウェイトに対応するタックルとして加えるのも一つの考え方です。
これらを総合的に判断したうえで選ぶことが賢い選択といえるでしょう。
7フィート後半から8フィートがおすすめ
ボトムでの細かい操作を多用するチニングロッドでは、7ft前半から8ft強までラインナップされています。
操作性重視なら短め、飛距離重視や足場が高いポイントでの使用なら長めのものを選ぶのが一般的な考え方ですが、軽いリグを細いPEラインで使用するベイトチニングの場合、ピシっ!と鋭く振りぬくようなキャストはバックラッシュの危険性が高くなります。
バックラッシュを抑えつつ、より飛距離を出すには、ロッド全体にリグの重み分の負荷を掛けながら、やや力を抜いたキャストがベストなため、長めのものを選んだ方がキャストしやすくなります。
また、テトラやゴロタエリアなど、ボトムが粗いポイントが主戦場になるチニングでは、フッキングと同時に魚を浮かせることも重要です。
これらを考慮した、操作性を損なわない範囲で7ft後半から8ft強の長めのものを選ぶことでアドバンテージも高くなります。
硬さはMLとMがベスト
チニング用ベイトロッドでは、多くが L(ライト) ML(ミディアムライト) M(ミディアム) を中心にラインナップされています。
ベイトタックルで敢えてLを選ぶのは、よほど釣り場が限定されている、もしくは軽量リグを使用しなければいけない場合など、明確な目的がある場合だと思います。
そのため、ベイトチニングでは、MLかM、このどちらかを選ぶのが基本的な選択基準になります。
チニングにおける使用頻度が高いリグ全般、もしくは、1本で色んなルアーを幅広く扱うならMLを選ぶのが良いでしょう。
また、スピニングタックルにある程度軽いルアーを任せて、最大20g程度までのやや重めのリグに対応するMを選べば、対応域もぐっと広がります。
ただし、硬さを選択する際、単にMやMLというパワーだけでなく、ルアーの適合ウェイトをよく確認することで硬めのMLや軟らかめのMなど、よりロッドの性格を判断しやすくなります。
チニング用ベイトロッドおすすめ12選
【ダイワ】
シルバーウルフMX(78MLB)
ダイワのチニング専用シリーズからのピックアップです。
通常のカーボンソリッドよりも強度が高いメガトップを搭載したソリッドティップは、細さの中に張りとしなやかさを兼ね備え、高い食い込み性能も両立したモデルに仕上がっています。
対応ルアーウェイトも4~18gと幅広く、ボトム系リグからトップウォータープラグまで広く対応します。
1本で多くのシチュエーションに対応できる、オールラウンドモデルです。
全長 | 2.34m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 121cm |
自重 | 100g |
先径/元径 | 1.9/10.9mm |
ルアーウェイト | 4~18g |
適正ライン(PE) | 0.2~1.0号 |
【アピア】
グランデージライト(C76)
グランデージシリーズは、特にシーバスロッドで多くのアングラーから高く評価されているアピアの幅広いソルトゲームに対応するシリーズです。
C76は、適応ウェイト3~15gのややライト寄りのバーサタイルモデルです。
自重88gという軽さは、軽快かつ繊細なロッドワークでベイトロッドの特性をさらに引き出し、ルアーを操作する楽しさを体感できるモデルです。
ボトムゲームからプラグの釣りまで対応できるのも嬉しいところです。
全長 | 7.6ft |
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自重 | 88g |
ルアーウェイト | 3~15g |
適正ライン(PE) | 0.6~1.0号 |
【ヤマガブランクス】
ブルーカレントⅢ(82/B)
設計から出荷まで、すべてを国内で行う「メイドインジャパン品質」で、多くのアングラーから支持されるヤマガブランクスからの1本。
2~20gという幅広いルアー対応域に加え、ロングキャスト性能が高い8ft超えのレングスながら、7ft半ばの操作性を実現しています。
繊細なティップ、良型の突進も食い止める復元力が強いバット、長さを感じさせない操作性は、足場の高いポイントやテトラ帯、根の粗いポイントでの良型とのファイトで活きるモデルです。
全長 | 2.49m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 128cm |
自重 | 93g |
ルアーウェイト | MAX 20g |
適正ライン(PE) | 0.4~0.8号 |
【アブガルシア】
ソルティースタイル ベイトフィネスカスタム(STBC-732MLS-KR)
ベイトチニング入門ロッドに適した実売価格1万2千円前後で購入できる低価格帯のシリーズです。
高弾性ショートソリッドティップの採用によって、鋭敏かつ繊細なソリッドティップの利点を生かしながら、強靭なベリー~バットで大型のチヌにも負けないパワーを実現しています。
2~18gまでの幅広いルアーウェイトへの適合性とフィールドを選ばない対応力の広さは、
オールラウンドに使えるソリッドモデルとして価格帯を超えた仕上がりとなっています。
全長 | 2.21m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 113.5cm |
自重 | 106g |
先径/元径 | 1.0/11.5mm |
ルアーウェイト | 2~18g |
適正ライン | 6~14lb |
【アブガルシア】
ソルティースタイル ベイトフィネスカスタム(STBC-792LT-KR)
ショートソリッドティップのMLパワーモデル732MLS-KRと全く同じ適合ウェイトを持ちながら、Lパワーのチューブラティップで7.9ftに仕上げられたモデルです。
2~18gに適合するML寄りのLパワーは、チューブラティップならではの感度とシャープさで、河口域から足場の高い防波堤までポイントを選ばず対応できます。
幅広いウェイトをロングキャストで広範囲に探り、大きなストロークで掛けて浮かせる、長さを活かした操作が活きるロッドです。
全長 | 2.36m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 121.0cm |
自重 | 114g |
先径/元径 | 1.0/11.8mm |
ルアーウェイト | 2~18g |
適正ライン | 6~12lb |
【アブガルシア】
ソルティーステージ・KR-X・ベイトフィネスカスタム(SBFC-772MLT-PF-KR)
高弾性カーボンで反発力を高めた強めのMLパワーで、ストラクチャー周りや、流れの強いポイントに潜む大型を果敢に狙えるパワーフィネスモデルです。
重めのリグでもキビキビと操作し、瞬時に掛けるフッキングと同時に一気に障害物から引き離す攻撃的なゲームを可能にしてくれます。
1.0号や1.2号の強めのラインを使って、時には強引なファイトで抑え込む、ベイトタックルならではの釣りを展開できる1本です。
全長 | 2.31m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 118.8cm |
自重 | 121g |
ルアーウェイト | 2.0~24g |
適正ライン(PE) | 0.4~1.0号 |
【アブガルシア】
ソルティーステージ・KR-X・ベイトフィネスカスタム(SBFC-832MLT-LA-KR)
モデル名にLA(ロングアドバンテージ)の名を冠した、飛距離重視のロングレングスを誇るモデルです。
広い河口域のシャローエリアや足場の高いフィールドがメインなら、大きなアドバンテージをもたらしてくるでしょう。
2.5gの軽量ルアーから22gまで対応できるので、ボトム系リグはもちろん、ミノー、バイブレーションなどのやや重めのルアーまで幅広く扱える対応力は、大型のチヌはもちろん、シーバスやロックフィッシュにも対応可能です。
全長 | 2.52m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 129cm |
自重 | 131g |
ルアーウェイト | 2.5~22g |
【アブガルシア】
エラディケーターベイトフィネス (BFC EBTC-74MLS)
超々高弾性55tナノカーボンを「強度、重量、感度」を向上させる革新的ブランク製法TAFで仕上げられた、アブガルシアのハイエンドシリーズです。
シリーズ中最強のバットパワーにショートソリッドティップを組み合わせた、操作性重視の7.4ftです。
ほんのわずかな重みでも感じとるほどの、繊細かつ食い込みの良い高弾性ショートソリッドティップでバイトを捉え、強靭なベリーとバットで一気にフッキングとファイトを制する、ベイトタックルの利点を最大限に引き出したモデルです。
全長 | 2.23m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 114.5cm |
自重 | 75g |
ルアーウェイト | 1.5~20g |
適正ライン(PE) | 0.5~1.5号 |
【アブガルシア】
エラディケーター ベイトフィネス(EBTC-710MLT+PF)
軽量かつ超高感度、驚異的強さと耐久性を誇る東レのナノアロイ製法によるカーボンを使用したブランクスに、最新のトルザイトガイドを使用した最上位機種です。
ゴロタエリアやテトラ帯など、ストラクチャーにもひるむことなく勝負できるチューブラティップのパワーフィネスモデル。
フィネスな中に十分なパワーを持たせた長めのブランク設計は、大型を狙うアングラーにもおすすめの1本です。
全長 | 2.39m |
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継数 | 2ピース |
仕舞寸法 | 122.1cm |
自重 | 82g |
ルアーウェイト | 2~24g |
適正ライン(PE) | 0.8~1.5号 |
【オリムピック】
シルベラード(GSIC-762ML)
オリムピックがリリースするシルベラードは、チニングでは最も人気が高いシリーズの一つですが、中でもこのベイトモデルは特に注目度の高い1本です。
3~16gが対応ウェイトになりますが、中でも特に多用する3.5~7gを安心してキャストするために設計された高反発ブランクスは、スピニングタックルに匹敵する飛距離を実現しています。
また、100gを切る軽さは操作性と感度を高め、ボトム専用モデルとして抜群の性能を発揮してくれます。
全長 | 2.28m |
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仕舞寸法 | 117.2cm |
自重 | 98g |
ルアーウェイト | 3~16g |
適正ライン(PE) | 0.5~1.2号 |
【オリムピック】
シルベラード プロトタイプ(20GSILPC-762ML)
国産ロッドメーカーオリムピックが高品質カーボンに高い技術を注ぎ込み2020年にリリースされたばかりのハイエンドモデルです。
チニングの有名フィールドであり、常に新しいメソッドが発信され続ける大阪・淀川河口域でのテストで鍛えられた高品質ロッドとして、地域を問わず高い評価を受けるロッドです。
強烈なチヌのファイトをブランクス全体で受け止めるパワーと抜群のキャスタビリティを備え、張りをキープしつつしっかり曲がるテーパーで喰わせとフッキング性能も両立した、ベイトチニング最高峰ロッドです。
全長 | 2.29m |
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仕舞寸法 | 117.2cm |
自重 | 103g |
ルアーウェイト | 3~18g |
適正ライン(PE) | 0.6~1.0号 |
【オリムピック】
シルベラード プロトタイプ(20GSILPC-792M)
20GSILPC-762MLをベースに、5~20gのやや重めのボトム系リグに対応させるため、高弾性カーボンの使用量を増やしてパワーアップさせたモデルです。
肉厚なのに細身に仕上げられたブランクスは、フッキング、ファイト、キャストを力強く行えるパワーと、ボトム系リグを緻密に操作可能な軽さと感度を同時に実現。
ライト寄りスピニングタックルと組み合わせて使用すれば、殆どのチニングフィールドを攻略できる布陣が完成するでしょう。
全長 | 2.36m |
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仕舞寸法 | 121.1cm |
自重 | 107g |
ルアーウェイト | 5~20g |
適正ライン(PE) | 0.6~1.2号 |
まとめ
今のところ、チニング用ベイトロッドはそれほど選択肢が多くないのが現状です。
今後、注目度が高まるにつれ増えていくかもしれませんが、この記事が現状でのチニング用ベイトロッド選びのお役に立てることを願っています。
チニングベイトロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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