ブラックバスの世界記録を狙うアングラーであれば、ビックバスをキャッチするために必ず使いたいと思っているルアーがジャイアントベイトではないでしょうか。
そのサイズ感からどのようなサイズでも釣れるルアーではありませんが、最大級のルアーサイズにバイトバイトしてきたバスは必ず良型となるはずです。
そんなジャイアントベイトは専用のタックルが必要不可欠となっているので、今回はそんなジャイアントベイトを扱うのに最適なリールをご紹介します。
- バス釣り歴20年
- 年間釣行100日超え
中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。
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目次
- 1 ジャイアントベイトに求められるリールの特徴
- 2 ジャイアントベイトリールの選び方
- 3 ジャイアントベイト用リールおすすめ15選
- 3.1 【シマノ】アンタレス DCMD
- 3.2 【シマノ】カルカッタコンクエスト DC200
- 3.3 【シマノ】カルカッタコンクエスト 300
- 3.4 【シマノ】バンタム MGL
- 3.5 【ダイワ】リョウガ (1520-CC)
- 3.6 【ダイワ】DR-Z2020 XH/XHL LTD
- 3.7 【ダイワ】ジリオン TW HD
- 3.8 【ダイワ】Z BLACK LTD
- 3.9 【アブガルシア】REVO BEAST
- 3.10 【アブガルシア】REVO BIGSHOOTER COMPACT 8/7
- 3.11 【シマノ】スコーピオンMD
- 3.12 【ダイワ】タトゥーラ TW400
- 3.13 【ダイワ】タトゥーラ TW300
- 3.14 【ダイワ】リョウガ シュラプネル
- 3.15 【アブガルシア】レボ トロ ロケット
- 4 まとめ
ジャイアントベイトに求められるリールの特徴
非常に大型なルアーであるジャイアントベイトを扱うリールを選択する時には、一般的なサイズを扱うリールとは違った視点でリールを選ぶことが重要となります。
ジャイアントベイトに使用するリールに求められるのは、絶対的な剛性感とジャイアントベイトを使用することに欠かすことが出来ない極太ラインに対するキャパシティーにあります。
ジャイアントベイトの釣りはロッド、リール、ライン、そしてアングラーにも非常に高い負荷が掛かる釣りとなっているので、高い剛性感を持っていないリールを使用してしまうと、安定感のあるリーリングができなくなる他、高い負荷に耐えることが出来ず、ロングスパンで使用するとリールの寿命が短くなってしまいます。
使用するラインもフロロカーボンや、ナイロンラインを使用する場合は、極太のラインを使用することになるので、必要十分なラインキャパを持っていないと、狙いの水深を攻めることが出来ない他、キャスト飛距離も制限させてしまいます。
ジャイアントベイトリールの選び方
種類(ベイトリール)
ジャイアントベイトリールを選ぶ時には、ベイトリールを選択する必要があります。
バス釣りで使用されるリールには、ベイトリールの他、スピニングリールが存在しますが、スピニングリールは巻き取りの力がベイトリールより弱い為、巻き抵抗が大きいジャイアントベイトには不向きとなってしまいます。
ジャイアントベイトには、特にベイトリールの中でもパワフルで剛性感の強いリールを選ぶことがおすすめとなります。
剛性・耐久性
ジャイアントベイトリールの中でも非常に重要なポイントとなるのが、リールが持ってる剛性や耐久性です。
リールへ非常に大きな負荷が掛かる釣りであるジャイアントベイトの釣りで、剛性や耐久性が低いモデルを使うと、心地よいリーリングが出来ない他、ロングスパンでの使用が困難になってしまう場合があります。
現在のリールは高い剛性を出すために鍛造素材から削り出されているリールや、強度の高いマグネシウムを使用する他、ボディを一体成型で作り上げてボディーパーツ点数を少なくするなどの高剛性を確保するための技術が取り入れられているモデルがあります。
更にボディーの内部ではリールのドライブギアに大きな負荷が掛かるため、ギアに使用されている素材もブラス(真鍮)などの高い耐久性を持っていることがジャイアントベイトリールとして欠かせない条件となります。
ラインキャパ(糸巻き量)
ジャイアントベイトリールを選ぶ時に事前に必ず確認しておくべきポイントとなるのが、リールが持っているラインキャパです。
ジャイアントベイトの釣りでは強度が高いラインを使用する必要があり、ライン強度として30lbクラスのラインを使用する場合も多くあります。
ナイロンラインやフロロカーボンラインなどのモノフィラメントラインでは、非常にライン自体が太くなるので、一般的なリールが持っているラインキャパでは巻き取ることが出来るラインが少なくなり、狙いの水深をやキャスト飛距離を出すことが出来なくなります。
ジャイアントベイトを使用するリールには十分なラインキャパを持っている深溝スプールを持っていることに加えて、事前に使用が想定されるラインの太さのキャパをカタログ等から確認しておくと良いでしょう。
ギア比
ジャイアントベイトのリールを選ぶ時のギア比選択は、ジャイアントベイトの使い方を考慮して選び出すことがおすすめです。
リールのギア比は高くなるほどハンドル一回転あたりに巻き取ることが出来るラインの量が多くなりますが、巻き取る力は弱くなる傾向にあります。
巻き取りの力が弱くなるので、リーリング時にアングラー側に疲労が溜まりやすくなってしまいますが、巻き感度が高くなるメリットを持っています。
ギア比が低いモデルはハイギアリールと逆の特性を持っており、パワーがあるのでリーリングの負荷が弱くなる半面、巻取り時の感度は低下する傾向にあります。
巻き抵抗が大きいジャイアントベイトやただ巻きを中心として使い方とする場合は、ローギアタイプを選択し、リーリングジャークによるアクションや巻き感度を重視したいアングラーはハイギアリールを選択することがおすすめとなります。
特に近年ではテクニカルなジャイアントベイト操作が必要とされる場合が多いので、ハイギアリールが人気となっています。
ボディ形状(ロープロ/丸型)
一言でベイトリールと言っても、ベイトリールの中にはロープロファイル型と丸形リールが存在しています。
ロープロファイル型はリールシートに低くマウントすることができるので、パーミングしやすく、ジャイアントベイトのロッド操作が行い易くなります。
丸形は剛性が高いリールが多くラインナップされている他、近年ではロープロファイルに近いパーミング性能が確保できるようになっています。
近年のリールは共に高い実用性能を発揮することが出来るようになっているので、アングラーの好みによって選択しても問題ありません。
ジャイアントベイト用リールおすすめ15選
【シマノ】
アンタレス DCMD
シマノの最高峰リールであるアンタレスDCに対して、世界の怪魚とも戦えるようにチューンナップされたモデルがアンタレスDCMDです。
通常のアンタレスDCとは異なり20lbのラインが100m巻きとることが出来るスプールが搭載され、最大ドラグが6.0kgまでUpしているので、デカバスの突進であってもしっかりと受け止めることが可能となっています。
DCブレーキもジャイアントベイトなど空気抵抗が大きいルアーをキャスト出来る設定がされていますので、ジャイアントベイトをロングディスタンスアプローチしたい方にお勧めです。
【シマノ】
カルカッタコンクエスト DC200
シルキーな巻き心地と高い強度で巻きものルアー全般に高い評価を得ているリールがカルカッタコンクエストDC200です。
20lbを100m巻きとることが出来るスプール装着されている他、ギヤ比が4.8:1とスーパーローギヤとなっているため、重量や巻き抵抗が大きいルアーであっても非常にトルクフルに巻き取ることが出来るようになっているリールです。
また、このカルカッタコンクエストDCのブレーキにはウインドモードが設定されているので、空気抵抗が大きいルアーでも突発的な向かい風を恐れることなく、キャストすることが出来ます。
【シマノ】
カルカッタコンクエスト 300
金庫のようなガッチリとしたボディーとシルキーな巻き心地を持っていることで、根強いファンを持っているリールがカルカッタコンクエスト 300です。
20lbを160m巻きとることが出来るスプールを搭載し、最大ドラグ力は7.0kgとなっているハイパワーモデルとなっています。
この300シリーズではキャスト時にレベルワインダーが追従して動く設定となっているので、ジャイアントベイトのキャスト精度を飛躍的に上昇させています。
シルキーな巻き心地とボディー剛性からくる絶対的な安心感を持ったリールです。
【シマノ】
バンタム MGL
ジャイアントベイトに対してテクニカルなキャストでアプローチしたい方にお勧めしたいのが、バンタムMGLです。
このモデルにはシマノのリールボディー技術であるコアソリッドボディーが採用されており、アルミの一体成型にてボディーが作られているため、ジャイアントベイトを使用した場合であってもボディーが軋むことがありません。
ボディー剛性がありコンパクトなリールとなっているので、テクニカルな釣りを好むアングラーから厚い支持を得ているリールです。
【ダイワ】
リョウガ (1520-CC)
徹底的に巻きの感度を高めた強固なリールを好むのであれば、ダイワのリョウガがおすすめのリールです。
リョウガにはダイワのスーパーメタルハウジングが採用されておりボディー剛性が高められている他、精度の高い大型のギヤがコンパクトにボディー内に収められているため、パーミングしやすく、そしてダイレクトな巻き感度を味わうことが出来るようになっています。
ジャイアントベイトの後ろにチェイスした時の水流変化を感じ取りアングラーから仕掛けることも可能とする繊細な釣りを行うことが出来るリールです。
【ダイワ】
DR-Z2020 XH/XHL LTD
デカバス専門のブランドであるデプスとダイワのコラボレーションによって誕生したリールがDR-Z2020 XH/XHL LTDです。
このリールには超剛性のスーパーメタルハウジング、20lbを100m巻きとれるφ38のスプール、そして、100mのカーボンクランクハンドルが搭載されているパワー仕様のリールとなっています。
また、8.4:1のハイスピードギヤ設定がされているリールなので、ジャイアントベイトを使用した時のリーリングジャークは非常にやりやすく、アングラーから食わせのアクションをリールで演出出来る様になっています。
【ダイワ】
ジリオン TW HD
ハイパフォーマンスリールとして、ベテランアングラーから高い支持を得ているリールがジリオン TW HDです。
20lbを100m巻きとれるスプールにはG1ジュラルミンが使用されているので、太いラインを使用しても非常にスムーズな回転を出してくれる仕様となっています。
また、100mのハンドルにつけられたラウンドノブなども採用されているので、アングラー側での力も入れ易く、ジャイアントベイトなどの抵抗が大きいルアーであっても疲労を最小限に抑えて釣りを行うことが出来る様になっています。
【ダイワ】
Z BLACK LTD
ダイワのロープロファイルリールの中で最強のタフさを誇るリールがZ BLACK LTDです。
このリールにはスーパーメタルハウジングやタフデジギヤが採用されており、これまでにないタフさを手に入れています。
また、タフさ以外の使い勝手も非常に高く、ブレーキシステムにはマグフォース3Dが使われているので、太いラインを使用した時でも最適なブレーキ設定が出来、常に最高のポテンシャルを発揮できるようになっています。
デカバスはもちろん、他のモンスターフィッシュまで視野に入れる方におすすめのリールです。
【アブガルシア】
REVO BEAST
アブガルシアがプロデュースした規格外ハイパワーリールがREVO BEASTです。
ライン30lbを100m巻きとる糸巻量に、最大ドラグ力14kgのパワーを秘めた超ヘビー級用のリールとなっています。
大口径のブラスギヤはもちろん、4mmの厚さをもつ95mmハンドルが採用されているので、通常のリールでは余裕を持った取り扱いが出来ないジャイアントベイトであっても、このリールを使用すれば余裕の取り扱いが出来るリールです。
ジャイアントベイトを極めるのにふさわしいパワーを持ったリールです。
【アブガルシア】
REVO BIGSHOOTER COMPACT 8/7
アブガルシアのリールの中でコンパクトでありながら、ジャイアントベイトの釣りまで対応できる設計が施されているのがREVO BIGSHOOTER COMPACT 8/7です。
このリールはフルメタルのボディーを持っており、コンパクトながらジャイアントベイトをキャストしてもボディーが歪むことが無いよう設計されています。
その他にもパワースタックカーボンマトリックスドラグが採用されているなど、世界のビックフィッシュと渡り合える力を秘めたリールとなっています。
【シマノ】
スコーピオンMD
シマノの数あるベイトリールの中でもウルトラストロングリールとしてラインナップされているのが、スコーピオンMDです。
スプールは43mmの大口径スプールとなっており、SVSブレーキピンが8本も搭載されているので、大型ルアーの遠投性能とトラブルレス性能が向上されています。
このスプールは20lbクラスのラインを160mストックすることが出来るようになっているので、あらゆるジャイアントベイトに使用することが出来るようになっています。
シマノの伸びのある遠心ブレーキであらゆるジャイアントベイトを使用したいアングラーにおすすめなモデルです。
【ダイワ】
タトゥーラ TW400
ダイワのハイパフォーマンスリールとして人気なタトゥーラシリーズのビッグベイト&ジャイアントベイト対応モデルとしてリリースされているのが、タトゥーラ TW400です。
このタトゥーラ TW400にはダイワの新しい技術であるハイパードライブデザインが導入されており、高い剛性を持ちながら、初期性能を長く維持することが出来る設計が施されているので、抵抗の大きいルアーをメインに長時間使用を繰り返しても常に高い巻き心地を得ることが出来るようになっています。
ブレーキにはダイワのマグフォースが搭載されており、常に安定したブレーキを発揮することが出来るので、ジャイアントベイトを使用した時にトラブルの少ないリールとなっています。
【ダイワ】
タトゥーラ TW300
タトゥーラ TW400よりワンサイズ小型なモデルとなるのが、タトゥーラ TW300です。
タトゥーラ TW400と同じようにハイパードライブデザインやマグフォースが搭載されている他、最大で8.1:1のエクストラハイギア仕様も選択することが出来るようになっているので、テクニカルなジャイアントベイトゲームを楽しむことも可能となっています。
タトゥーラTW400と取り付けられているスプール径は同じで、幅が異なる仕様となっているので、ビッグベイトとジャイアントベイトの両方を1台でこなしたいアングラーにおすすめなモデルとなります。
【ダイワ】
リョウガ シュラプネル
バスフィッシングに限ることなく、淡水でのビックフィッシュゲームに対応する為に作り上げられているリールです。
38mmの超々ジュラルミン製スプールの大型スプールは、PEライン8号を120m巻き取ることが出来るキャパシティーを持っている他、最大ドラグ力は10kgと言う非常に強力なパワーを秘めているリールとなっています。
特徴的なサーペントバイトハンドルノブが取り付けられているので、力を込めたリーリングを行うことが出来、ジャイアントベイトのパワーはもちろん、ビッグバスとのファイトも圧倒的な力でねじ伏せることが出来るパワーを持っています。
【アブガルシア】
レボ トロ ロケット
アブガルシアが作りだしたビッグゲーム専用リールとしてラインナップされているモデルです。
大口径のブラスギアに加えて、ハイギア&大型のダブルラウンドノブが取り付けられているので、ジャイアントベイトやビッグベイトを使用した時にも高速でスピディーなゲーム展開を行うことが出来るようになります。
搭載されているブレーキシステムは、マグネットと遠心の両立が出来ているインフィニマックスブレーキシステムが搭載されているので、トラブルレス性能を維持しながら、ルアーごとに細かなブレーキ調整を行うことが出来るようになっています。
まとめ
ジャイアントベイトの釣りは世界記録も狙える大型バスに特化して釣り方の一つです。
大型のバス程スレておりキャッチが難しくなりますが、その一匹を釣り上げた時の喜びは格別なものとなります。
今回ご紹介したジャイアントベイトに対応できるリールを使用して、世界記録級のバスを狙ってみてはいかがでしょうか。
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