ジャッカルから2019年新製品の「バグドッグ」が発売されました。( 2019年6月27日 )
バグドッグは従来の虫系ルアーで大きな課題であった「飛距離」と「ナチュラル感」をさまざまな工夫を凝らして解決した今までにはない虫ルアーです。
加藤誠司プロが10年以上もかけて完成させたルアーだけあって、デザインと機能性を兼ね揃えた凄いルアーだなという印象です。
今回はそんなバグドッグの特徴や使い方、サイズ、重さ、推奨タックルなどをインプレも混じえてまとめて紹介します。
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目次
バグドッグのスペック(サイズ・重さ・発売日)
製品名 | バグドッグ |
発売日 | 2019年6月27日 |
サイズ | 3.7cm |
重さ | 3.1g |
金額 | 1,280円 |
重さを測定
重さを計ったところ、3.27gでした。
メーカー公式からは3.1gと発表されていましたが、羽根や足のパーツを含まない重さかもしれません。
DUOレアリスの小真虫とほぼ同じ重さですが、バグドッグのほうが空気抵抗の多いパーツが少ない分、飛距離は圧倒的に長いです。
バグドッグの特徴
バグドッグは虫系のハードルアーとソフトルアーの良いとこ取りをしたハイブリッドなルアーに仕上がっています。
抜群に飛距離が出る
虫系ルアーは飛距離が出しにくいことがネックですが、バグドッグはボディーがハードプラグで出来ていることに加えて、空気抵抗を受けやすいパーツを極力排除しているため、虫系でありながらストレスのない飛距離が出せます。
これより飛ぶ虫系ルアーあるの?って思うくらいに気持ちよく飛ぶので、かなり驚きました。
フロロラインでこれだけ飛ぶなら、PEだったら本当にストレスフリーです。
バスに違和感を与えないシルエット
水に浮いている姿は完全に”虫”でした。
虫ルアーはクリアウォーターの方が有効になることが多いので、シルエットが非常に重要な要素です。
バグドッグは極薄の羽やシリコン製の足が昆虫のシルエットや質感をリアルに再現しています。
また、ハードプラグでは通常はトレブルフックが使われることが多いですが、バスの違和感を限りなく少なくするために、バグドッグはマスばりのチョン掛けで使う仕様になっています。
安定した水中姿勢(動画あり)
動画を見ていただければわかると思いますが、どんな角度で着水しても裏返ること無く、理想的な姿勢になります。
虫ルアーの多くは、着水に失敗すると裏返った状態になってしまいますが、バグドッグではこの心配がありません。
バグドッグのデメリット
羽と足は壊れることが前提
羽と足は破損・交換することを前提に設計されています。
そのため、パーケージの中には、交換用の羽と足が1つずつ入っています。
スペアが最初から用意されていると、カバー周りでも気兼ねなく使えるのはいいですね。
羽はすぐ破れると思っていたのですが、使ってみると意外と強度がありました。
フッキング性能は少し劣る?
マスバリを固定する穴はエラストマー素材で出来ていて、かなりがっちりとフックが固定されます。
キャスト時にルアーだけ飛んでいってしまうことは無さそうですが、その反面、ズレなさすぎてバグドッグのボディーがフッキングの邪魔をするような気がしました。気にしすぎかもしれませんが…。
バグドッグの使い方
基本的な使い方は他の虫系ルアーと特に変わりません。
ロングポーズ
メインの使い方は、キャスト→着水→放置(ポーズ)です。
気持ち長めにポーズを入れます。1分くらい放置した後にバイトすることもあるので、その時の状況に合わせて放置時間を変えてみてください。
この際、ルアーをむやみに動かしたり、風でラインが張った状態になってルアーが微妙に動いたりすると、バスがルアーを嫌うことが多々あるので気をつけましょう。
シェイキング
ルアーからわずかに波紋が出る程度にロッドやラインでシェイクします。
ルアーが動きすぎるとバスに警戒されるので丁寧に行うことが重要です。
バスが見えている場合、ルアーにバスが気付いた段階でポーズに切り替えたほうがバイト率が高い気がします。
提灯釣り
提灯釣りとは、ラインを木の枝などに引っ掛けて、ルアーを一箇所に留めた状態で、バスを誘う釣り方です。
この釣り方はラインが水に着かないので、ラインの存在をバスに気付かれないことが大きなメリットです。
うまい具合に引っ掛けないといけないので、なかなか難しいですが、スレたバスにはかなり効果的です。
バグドッグのカラーバリエーション
カラーは10色が予定されています。
1.グリーンカナブン
2.スズメバチ
3.ホワイトシロヒトリ
4.バグブラック
5.バグスケルトン
6.バグチャート
7.バグピンク
8.チャートバックゴーストシケーダー
9.ピンクバックシケーダー
10.羽化ゼミ
個人的にはスズメバチカラーが視認性高くていいなと思います。
バグドッグにおすすめのタックル(ロッド・リール・ライン)
バグドッグは重さが3.2gと軽いため、ベイトタックルやベイトフィネスで扱うには難しい重さです。
スピニングタックルのほうが確実にストレスなく投げれます。
ロッド
スピニングロッドが推奨です。
ロッドの硬さは、ライトカバーやストラクチャーが絡む場所はLまたはML、オープンウォーターやスモールマウスバスレイクのフラットの釣りがメインの場合はULまたはLあたりがオススメです。
リール
リールはスピニングリールの2000番または2500番あたりが無難です。
これからリールを買う人は、19ストラディックがコスパ最高なのでオススメです。
ライン
トップウォーターの釣りなので、ラインはPEラインが断然オススメです。
太さは0.6〜1号あたりだと、飛距離と強度のバランスが良いです。
フロロやナイロンラインを使う場合は、3〜5lbあたりだと扱いやすいと思います。
公式動画
バグドッグの釣果情報
バス発見?✨
— 松本 直 (@naomokokuromasu) 2019年6月30日
泳いで行くよどこまでも?笑
どっかに着かないかなと思いながら追っかけるとやっとステイ✨
でもバスの真正面からしかアプローチできない?バスとの距離2、3メーターぐらい?笑
でも逃げないしとりあえずダイレクトにバスの真上にバグドッグ✨
食うんかーい?笑
バグドッグ中毒? pic.twitter.com/pyqNXMG4Ba
今日はバグドッグの日‼️
— 松本 直 (@naomokokuromasu) 2019年6月28日
というか本当にヤバイルアー?
トータル5本✨バイトは8バイト?
最長は45?
見切られにくく普通に食い直し数回✨ pic.twitter.com/UuXwRZwxyg
バグドッグin金砂湖 pic.twitter.com/UfB8mgs4U1
— @なにやん (@naniyaaaan) 2019年6月29日
今日の釣果
— 和歌山バス釣り (@20lADEV5oK940zO) 2019年6月29日
3匹
買ったばかりのバグドッグ、バスに羽を先に取られ、その後に本体も取られる無くなることないと思っていたのに
(T ^ T)シクシク
あとは、拾ったルアーにマス針つけて
使ってたら奇跡的に釣れた!! pic.twitter.com/jLvzsUi68S
まとめ
これから迎える真夏に大活躍すること間違い無しの虫ルアーだと思います。