ティップランは通常のエギングよりも簡単に釣ることができるため、初心者の方も楽しめる釣りです。
人気の釣りであるため専用の道具も多く販売されており、初心者の方はどれを選べば良いのか迷うこともあるかと思います。
そこで今回は、ティップランに適したリールについて、選び方からおすすめ機種まで詳しく解説します。
＞＞ティップランリールのおすすめをすぐに見たい方はココをタップ
新製品や人気製品をどこよりも安く販売中！
少量入荷のため売り切れ注意！
- クレジットカード決済
- Amazon Pay
- コンビニ払い
目次
ティップランリールとは？特徴を紹介
通常のショアエギングとは異なり、ティップランエギングは船から水深10～40m程度の深場を狙います。
30～100gの自重が重いエギを使い、リールはスピニングの2500～3000番手を使用するのが特徴的です。
またティップランは糸ふけを早く巻き取る必要があり、その場合はハイギア仕様のリールが効果的でしょう。
深場で大物を狙うならパワーギアがおすすめで、シーバス用リールも使うことが可能です。
ティップランリールの選び方
ティップランリールと聞くと、なにか専門性があり選ぶのが難しいように思えるのですが実際そんなことはなく、基本的には通常のエギングと同じようなリールを使うことができます。
ここではリールを選ぶ際に重要な2つのポイントから、特にティップランに適したリールの選び方を解説します。
番手
ティップランは、通常のエギングと同じく2500番~3000番のリールであれば問題なく楽しめます。
しかし、ティップランでは深い水深のポイントを攻めることが多いため3000番クラスのリールが使用しやすいです。
ティップランでは通常のエギングよりも気持ち大きなリールの方が扱いやすいということを覚えておけば問題ないでしょう。
ギア比
一般的にギア比は大きければ大きいほど巻く力が強くなるものの、巻き心地が重たくなってしまう傾向にあります。
そのため、キャストする必要のある通常のエギングではローギアモデルが良いとされていますが、キャストをしないティップランではハイギアモデルでも問題なく使用できます。
特に数十ｍという深場を狙う際には、巻く力が強いハイギアモデルの方が楽に釣りができるので、自分が行くポイントの水深に合わせて使い分けるといいかもしれません。
ハンドル
ティップランエギングは、ダブルハンドルのメリットを活かせるゲーム性が魅力の釣りです。
ダブルハンドルは手を放しても勝手に回る事がないため、止めたいところでピタッと止められます。
シングルハンドルより回転バランスに優れ、初心者の方でもテンポよくシャクれるでしょう。
そして、エギを「確実に」かつ「繊細に」扱うことができるのが、ダブルハンドルをおすすめする大きな理由です。
スピニングリールとベイトリール
ティップランエギングは、スピニングリールとベイトリールのどちらも使用することが可能です。
ただし迷った場合は、トラブルレスで扱いやすく、エギをフォールさせやすいスピニングリールを選びましょう。
一方、ベイトリールを選択する大きな理由はパワーで、大型アオリイカに特化したゲームでメリットを発揮できます。
またベイトリールはサミングを覚えることで、キャストコントロールやフォールの微調整など、テクニカルな攻めが可能です。
ティップラン用リールのメリット・デメリット
メリット
ティップラン用のリールは、通常のショアエギング用リールと同じものが使えるのが大きなメリットです。
特に3000番手のスピニングリールは、シーバスや根魚などライトゲーム全般で使える汎用性を備えています。
すでに持っている方は、改めてティップラン用にリールを購入する必要はありません。
ティップランは狙って掛けるゲーム性のため、釣具のなかでもとりわけリールの重要度が増します。
最適なリールを選んでアタリを感じ取ることで、ティップランの楽しさを体感できるでしょう。
デメリット
ティップランエギングで使用するリールの選択を間違えると、エギの着底や小さなアタリを見落とす可能性があります。
初心者になるほどその傾向があるため、デメリットを消すには「感度」「軽さ」に優れたリールが必要です。
またアオリイカのアタリは全体的に小さいので、大きいリールでは気づかずにバラシてしまうことも。
ティップランエギングをこれから始める方は、軽量で感度に優れ、操作性の良いスピニングリールがおすすめです。
ベイトリールは、着底やアタリがしっかり分かるようになってから使用するのに適しています。
ティップランスピニングリールおすすめ12選
ここからは実際におすすめできるティップランリールを紹介していきます。まずはスピニングリールです。
【ダイワ】
エメラルダスAIR (LT3000S-CXH)
エメラルダスAIRはダイワが販売しているエギング専用スピニングリールの中でも最高峰のモデルです。
ダイワが誇る技術が結集されており、特に軽さが異次元のリールとなっています。
また、ドラグにはエギングに適したATDが採用されており、エギングのしやすさでは右に出る者はいないでしょう。
LT3000S-CXHは3000番ながら2500番のような軽さと扱いやすさをもった機種で、深場でのティップランでも活躍してくれること間違いなしです。
【ダイワ】
エメラルダスLT (3000S-H-DH)
エメラルダスLTはダイワが販売しているエギング専用スピニングリールの中でもっともリーズナブルなモデルです。
15000円前後という価格ながら、ATDを搭載するなどエギングのしやすさを追求した設計がされており、同価格帯の汎用型リールよりも圧倒的にエギングがしやすくなっています。
また、エメラルダスシリーズには同じくらいの価格のロッドもあるため、初心者の方でも簡単にダイワのエギングタックルを組むことができます。
ティップランを本気で始めたい方にぜひ購入を検討して頂きたいリールです。
【ダイワ】
イグジスト (LT2500)
イグジストはダイワを代表する最高峰スピニングリールです。
徹底的に使用感が追及されているため価格は高くなってしまうものの、繊細な使い心地は他のダイワリールにはない唯一無二のものとなっています。
特に、モノコックボディと呼ばれるボディ構造の技術は圧倒的な軽さと耐久性をもたらしており、一度購入すると何十年も使い続けることができます。
その性能の高さはティップランにおいても大活躍すること間違いなしで、購入して後悔することのない最強リールです。
【ダイワ】
20クレスト (LT2500S)
20クレストはダイワが販売している汎用型のスピニングリールで、購入しやすい価格が特徴的です。
クレストは以前から高い評価を受けており、2020年のモデルチェンジによってさらに良いリールになったと騒がれました。
特に2500Sは前モデルよりも40g軽量化されており、上位機種と変わらないくらいの重量となっています。
また、ATDなどエギングに適した技術が搭載されているため、これからティップランを始める方にもってこいのリールと言えるでしょう。
【シマノ】
セフィアBB (C3000S)
セフィアBBはセフィアシリーズの中で最もリーズナブルなエギング専用スピニングリールです。
ハガネギアやXシップが搭載されていながら2万円以下というのは他の汎用型スピニングリールにはないエギング専用リールならではの特徴となります。
同じセフィアシリーズのロッド、セフィアBBと組み合わせることによって非常にバランスの良い専用タックルを組むことができます。
セフィアBBシリーズは初心者の方はもちろん、中級者以上の方でも満足できるものですので、ロッドの買い替えを検討している方にもおすすめのスピニングリールです。
【シマノ】
ストラディック (2500S)
ストラディックはシマノから販売されている汎用型のスピニングリールで、コストパフォーマンスが最強です。
2万円前後という価格ながらマイクロモジュールギアが使用されており、上位機種と同等の巻き心地が長い間持続します。
迷ったらこれを買えと言われるくらい人気なリールで、ティップランリールとして選んでも失敗することはないでしょう。
また、初心者の方だけでなく、上級者の方にもサブリールとしてぜひ使って頂きたいリールの1つでもあります。
【アブガルシア】
レボALXθ (2500SH)
レボALXθはアブガルシアが販売しているレボシリーズの中でも2020年に発売されたばかりの最新モデルです。
タフとライトの両立を実現させたリールで、ダイワやシマノの同価格帯のリール以上のバランスをもったスピニングリールです。
また、ダイワやシマノのリールにはないカーボン製のハンドルが特徴的で、感度の向上はもちろん大きな軽量化に繋がっています。
デザインも非常にかっこいいため、性能とカッコよさを兼ね備えたリールが欲しい方におすすめのリールです。
【アブガルシア】
カーディナル2STX (2500S)
カーディナル2STXはアブガルシアが販売している初心者向けのエントリーモデルのスピニングリールです。
カーディナルシリーズは多くの人から初心者に勧めるリールとして支持を受けています。
そして、カーディナル2STXにはアルミ製の替えスプールが付属しているため、状況に応じてラインの太さを変えなければならないティップランにはピッタリなリールです。
初めから多くの手を使ってイカを狙いたい方にはぜひ購入を検討して頂きたいリールです。
s
シマノの定番エギングリールとして、ティップランエギングでの実釣性に優れた人気モデルです。
赤を基調にしたデザインは存在感を放ち、セフィアシリーズのロッドと組み合わせることで、アイデンティティの高さを垣間見ることができます。
ダブルハンドルは操作性と使用感に優れ、初心者の方でも容易にシャクれるでしょう。
浅場から深場まで、あらゆるシチュエーションに対応可能な汎用リールです。
【シマノ】
ヴァンフォード（C3000SDH）
エギング用スピニングリールのスタンダードとして、ショアだけでなくティップランでも活躍する高機能モデルです。
巻き取り力に優れたノーマルギアモデルで、ティップランでは深場の大物にもしっかり対応します。
またエギング向きのダブルハンドルが標準装備され、初心者の方でもテンポよく操作が行えるでしょう。
シマノならではの設計思想で、小型汎用クラスをリードするスピニングリールです。
【ダイワ】
エアリティ（PC LT2500-H）
革新的な「軽さ」と「強さ」を両立し、感度を求められるティップランエギングに最適なスペックのハイエンドモデルです。
かつてないほど軽量化されたボディは、持ち重りのない軽快な回転フィールと、着底やアタリを捉える感度を実現しました。
さらにマグシールドなどのダイワテクノロジーを多く搭載し、フルメタルによる耐久性も向上したタフなスピニングリールです。
ティップランベイトリールおすすめ5選
ここからはおすすめするベイトリールを紹介します。
【ダイワ】
ジリオンTW HLC (1514SH)
ジリオンはダイワが販売しているブラックバス釣りに向けて開発されたベイトリールです。
ブラックバス釣り用ではあるのですが海水対応であることから、ソルトルアー用として使う人が多いリールで、キャスティング力を追求して開発されました。
また、HLCシリーズは耐久性が高いことも特徴で、海での過酷な使用でも長い間愛用することができます。
そして、コルク性のグリップは他のリールにはあまりないスタイリッシュなデザインとなっています。
【シマノ】
エクスセンス DCSS (HG)
エクスセンスDCはシマノから販売されているソルトルアー用のベイトリールです。
DCというシマノ独自の電子制御ブレーキシステムが搭載されており、ベイトリールのデメリットであるバックラッシュを大幅に減らしてくれるため、初心者の方にもピッタリです。
もちろん耐久性にも不安要素となる部分はなく、ティップランでも大活躍してくれることは間違いなしです。
ソルトルアー用のベイトリールであるため、海水を気にすることなく使用できる点も大きなメリットとなるでしょう。
【アブガルシア】
レボ ビッグシューターコンパクト7
レボビックシューターコンパクトは、アブガルシアが販売しているベイトリールで、ソルトルアー用として利用している人が多いモデルです。
最も大きな特徴ともいえるのが耐久性の高さで、重たいエギを使う深場のティップランでも余裕をもってシャクリ続けることができます。
また、糸巻量が多くどのような水深にも対応できる点もビッグシューターコンパクトを選ぶメリットとなります。
【テイルウォーク】
BASAL（CA73R/L）
リーズナブルな価格とクラスを超えるスペックを両立し、初心者からベテランまで使いやすい人気ベイトリールです。
小型汎用ベイトリールとして、ボートシーバスやティップランエギングで大いに活躍します。
ハイギアならではのスピーディーさとパワーを兼ね備え、大物とのやり取りを快適に行えるでしょう。
初めてのベイトリールとしておすすめのエントリーモデルです。
【シマノ】
スコーピオンDC（150HG/151HG）
様々な釣りに使用可能なフリースタイルモデルで、高いキャスト性能が魅力的です。
ラインキャパシティが増えばーさタイル性がアップし、実践ではよく飛んでタフに使いこなせます。
ボートからのティップランエギングに適しており、バックラッシュ対策済みで快適性を損ないません。
シマノ独自テクノロジーが多く搭載され、淡水から海水まで幅広く使えるベイトキャスティングモデルです。
まとめ
ティップランは比較的幅広いリールを使うことができる気軽な釣りです。
それゆえにどのリールを選んだら良いのかわからなくなってしまうこともあるかと思いますが、今回解説した選び方を参考に選べばまず失敗することはありません。
また、ここで紹介した13種類のリールはどれも良いリールばかりなので、ぜひこの中からお気に入りの1台を見つけてみてください。
ティップランリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方