現代のルアーフィッシング全般においてベイト、スピニングともハイギアリールの全盛期とも言えるほどリールラインナップは偏っています。
シーバスフィッシングでもハイギアリールを推奨されていることが多いですが、ローギアリールが必要な場面もあり使い分けることが重要です。
そんなシーバスフィッシングでローギアリールを使うメリットやデメリットを踏まえて、おすすめのリールを紹介します。
- 釣り歴13年
初めまして。 kazu-wanと言います。 釣りと愛犬が大好きな人間です。 バスから始まりナマズやシーバス、ロックフィッシュなどを経て、現在はライトソルトゲームをメインにしています。 ベイトタックルが好きで、いつか全ての釣りをベイトタックルでできる様になることを目標としています。 自分が今まで調べてきたことや、発見したことなどの有益な情報を少しでも発信していけたらと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
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ローギアのシーバスリールとは?
リールのギア比はハンドルを1回転させた時にローターもしくはスプールが何回転するかによってハイギアやノーマルギア、ローギアと区別されます。
ローギアのリールはハンドルを回転させた際、ハイギアやノーマルギアよりもラインの巻き取り量が少なくスローな釣りに向いたリールになります。
シーバスは身近なターゲットですが、大きいものでは1mを超えるフィッシュイーターでルアーフィッシングでは人気の対象魚です。
なので大型魚にも対応できるパワーやラインキャパを備えたギア比の低いリールが、シーバスに適したローギアリールです。
ローギアのシーバスリールを使うメリット
巻き取りパワー
シーバスは最大で1mを超えることもある巨体を持ち、海から流れの速い河川の中流域まで遡上することもある大きくパワフルな魚です。
リールはギア比がハイギアになるほど必要な力は大きくなるけれども巻き取り量が多くなり、ローギアになるほど巻き取り量は減るけれど少ない力で巻くことができます。
特に引きが強く流れに乗った時などハイギアでは手に負えないことが多々あります。
そのような時に少ない力でパワフルに巻き取れるローギアのリールはとても強みになります。
巻き重り
現在のシーバスフィッシングではバイブレーションやビックベイトから、バスフィッシングでよく使われるクランクやスピナーベイトなども使用されることがあります。
これらのルアーは水の抵抗を強く受けて泳ぐタイプになるので、巻きの抵抗がとても強くなります。
特にスピニングのハイギアリールでこの様なルアーを長時間使用すると腕の負担がとても激しいです。
ローギアリールは少ない力で巻けるので、抵抗の大きいルアーを長時間使用しても疲れづらく釣りに集中することができます。
一定速度のリトリーブ
ルアーフィッシングでは一定速度でのリトリーブは基本中の基本となりますが、巻き重りなどの要因によって、ハイギアでは早巻きや巻きのスピードにブレが出てしまうことがあります。
巻きのスピードは釣果に直結する部分であり、上達するには欠かせないことです。
練習で克服はできますが、特に初心者にはスピードがブレづらいローギアリールはとてもメリットになります。
ローギアのシーバスリールを使うデメリット
テンポが悪くなる
ローギアリールは巻き取り量が少なくラインを回収するのが遅くなりますが、シーバスフィッシングでは遠投することが多いです。
朝まづめや夕まづめなどの時合いの時などは、いかに多くキャストをするかによって釣果に差が出る場合があります。
巻き取り量が少なくラインの回収が遅いローギアでは、ルアー回収に時間を要してしまうので釣りのテンポが悪くなってしまいます。
速い釣りができない
ローギアが得意とするのはスローなアクションでの喰わせの釣りで、早巻きやメタルジグなどのリアクションで反応させる釣りには不向きになります。
具体的にはサーフなどでの釣りではメタルジグを使用してのリアクションバイトを狙うことが多いので、速い釣りができないことはデメリットになってしまいます。
万能性に欠ける
難易度は高くなりますが、練習と技術によってハイギアでもある程度のスローリトリーブやスローな釣りは可能になります。
ですがローギアではハイギアの様なハイギアで行う様な釣りは限界があります。
万能性に欠けるのであらゆる場面で使用出来るわけではないことがローギアリールの欠点でもあります。
ローギアのシーバスリールおすすめ10選
【ダイワ】
20レブロス LT3000-CH
ダイワのコスパリールの決定版
ダイワのコスパリールと言ったらレブロスと言われる程、価格以上の完成度のスピニングリールです。
ライトタフと呼ばれるLTモデルになり、従来のダイワのスピニングリールより小型軽量化されています。
ギア比: 5.6のハンドル一回転の巻き取り長84cmのローギアタイプで、ボディの扱いやすい大きさと相まってスローでテクニカルな釣りを可能にしてくれます。
【シマノ】
カルカッタコンクエスト200/201
誰もが憧れる丸型金色ボディのハイエンドベイトリール
シーバスフィッシングにおいて近年では秋のビッグベイトゲームは定番化されていますが、非力なスピニングやハイギアリールでは物足りない時に大活躍してくれるリールです。
リール自体の堅牢性とローギア特有の巻き取りパワーで、巻き重りなど皆無かつ大型シーバスにも主導権を渡しません。
リバービッグシーバスを狙う方には是非おすすめのリールです。
【シマノ】
23エクスセンス XR C-3000M
シマノシーバス専用機シリーズの中堅機
シマノでシーバス専用モデルとして展開されているエクスセンスシリーズの中でも中堅機にあたります。
上位機種にも迫る機構を盛り込み、軽量かつパワフルに使うことができます。
ギア比:5.3 ハンドル1回転あたり巻き取り長78cmと最近のリールの中ではかなりローギアの仕様になっています。
喰わせのスローな釣りにぴったりなリールです。
【シマノ】
21エクスセンス C3000M
シマノのシーバス専用リールといえばこのリール
上記のエクスセンスXRの上位モデルで、シーバスの専用リールと言えばシマノのエクスセンスを思い浮かべる人も少なくないはずです。
シマノのハイエンドリールらしく巻き心地は最高かつ、シーバス専用にチューニングされ1段階上の釣りが可能になります。
シーバス専用モデルでは数少ないローギアモデルなので、是非おすすめのリールです。
【アブガルシア 】
REVO BEAST パワーギア
モンスタークラスをも相手にできるハイパワーベイトリール
ギア比:5.8:1の大口径ギアに、MAXドラグ14kgとモンスタークラスの魚とのやり取りを前提としたベイトリールです。
片手で収まるコンパクトボディに、ローギアの操作性がマッチしてシーバスでのテクニカルな釣りに適しています。
シーバスだけでなく大型魚をバンバン狙って行く方におすすめです。
【ダイワ】
17モアザン 3012
シマノのエクスセンスと双璧を成すダイワのシーバス専用リール
シーバス専用タックルではシマノのエクスセンス、ダイワのモアザンと言われる程の人気を二分するシリーズです。
ノーマルギア寄りのローギアで、ダイワのフラッグシップモデルなので高次元で幅広く使用することができます。
シーバスを本格的に狙う方には一度手に取っていただきたいリールです。
【ダイワ】
17モアザン LBD 2510PE-SH
「掛けたら獲る」をコンセプトに作られた他とは違うシーバスリール
モアザンシリーズをベースにレバーブレーキが搭載された特殊使用のシーバス専用リールです。
上記のモアザン3012とスペックに大きな違いはないですが、レバーブレーキがあることによって掛けてから獲ることがより確実になります。
ローギアのパワーとレバーブレーキの相性も良く、他の人と差をつけたい方にぴったりなリールです。
【ダイワ】
24TATULA TW 100
初登場から10年!進化続けるダイワのニューノーマルベイト
高い基本性能とタフさをコンセプトとした、シリーズ発売から10年目の最新ベイトリールです。
軽量ルアーからビッグベイトまで扱え、安定して伸びのあるブレーキ機構を搭載しています。
ローギアのパワーとリール本体のタフさがマッチして、大型シーバスにも負けない完成度になっています。
【アブガルシア 】
オーシャンフィールド 3000
高強度、ハイパワーボディのハイコスパスピニングリール
リールフットの部分まで金属一体ボディを採用し、どんな大物と無理なやり取りをしても歪むことのない強さを持ち合わせたリールです。
ローギアの強みであるパワーを活かすことのできるボディを持ち、完成度も高いながら本体価格も抑えられた逸品です。
シーバス以外にも大型魚を狙っていきたい方におすすめです。
【ダイワ】
23AIRITY PC LT3000
ダイワ史上屈指の強くて軽いスピニングリール
ボディにマグネシウムを使用し、強度を落とさずにとことん軽量化を目指したハイエンドスピニングリールです。
巻き取り長77cmの絶妙なローギアで、見せて喰わす釣りに最適な仕様になっています。
長時間の釣りでも疲れず、心ゆくまで釣りを楽しみたい方にぴったりです。
ローギアのシーバスリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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