SLJは通常のジギングに比べて細いラインを巻くため、3000または4000番のスピニングリールを使用します。
初心者の方は経験値が少ないので、この2サイズをどう使い分けてよいのか判りません。
リールは大きければよいというものではないため、目的に応じてサイズを選択することが大事です。
そこでこの記事では、3000番のSLJリールを使うメリット・デメリットについて解説します。
おすすめの3000番のSLJリールもご紹介しますので、リール選びの参考にしてください。
- 釣り歴20年
- 釣り大会の出場経験あり
静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。
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SLJで3000番リールは使える？
SLJはアジやイサキなどの小型魚からブリや真鯛などの大型魚まで幅広い魚種を狙うことができます。
使用するラインの太さはこれらのターゲットにあわせて、200m巻いておけば問題ありません。
3000番のリールはPEライン1.0号を200m巻けるラインキャパをもっているので使用できます。
ただし、4000番に比べてドラグ性能が低く、ボディやギアの強度も劣るので大型魚を狙うSLJには適していません。
3000番のSLJリールを使うメリット
コンパクトで使いやすい
3000番のSLJリールは4000番のリールよりもボディがコンパクトに仕上げられています。
アジやイサキなどを繊細なアクションでアプローチしながら狙うときに、ベストマッチする番手です。
また、ハンドルノブも小さいので手の小さいお子様や女性でもしっかり握り込んで巻き上げることができます。
細いラインを無駄なく巻ける
SLJでアジやイサキなどの小物を浅い場所で狙うときには、PEライン0.6号を使用することもあります。
また、シーバスやタチオウなど青物に比べて引きの弱い魚を狙うときにはPEライン0.8号を使用します。
3000番のSLJリールは1.0号以下のPEラインも無駄なく巻くことができるので、よりライトな釣りを楽しめるでしょう。
狭い指示ダナの攻略に最適
3000番のSLJリールはハンドル1回転あたりの巻き取り量が4000番に比べて少ないので、指示ダナを繊細にアプローチすることができます。
移動距離を抑えてジグを丁寧に操作することができるため、ボトム付近だけをアプローチする根魚狙いなどにマッチします。
また、スローなアプローチを行ってもラインテンションをシビアにコントロールできるので、ジグの動きが乱れません。
汎用性が高い
3000番のSLJリールは非常に汎用性が高く、ティップランエギングやバチコンアジなどでも活躍します。
SLJと他の釣りを組み合わせたリレー船に乗る方は、リール1台でカバーすることができます。
また、ショアからのシーバス釣りでも活躍する番手ですので、リールを使い倒すことができるでしょう。
3000番のSLJリールを使うデメリット
大型魚をバラしやすい
3000番のSLJリールを使う一番のデメリットは、大型の青物や真鯛を掛けたときにファイト時間が長くなりバラす確率が上がることです。
4000番に比べてドラグ性能、ボディ剛性が劣るため、主導権を握られてしまうことがあります。
そのため、SLJで大型魚を狙う方は4000番のリールを選択方がメリットを生かせます。
状況によってはライン不足に陥る
SLJは水深40mまでの浅い場所を狙うため、ドテラ流しでアプローチすることの多い釣りです。
3000番のSLJリールは、PEライン1.0号を最低限必要な200mしか巻くことができません。
潮の流れが速い場所でボトムから中層を狙うと、根掛かりでラインを失うこともあるため、ライン不足に陥ることがあります。
早いテンポのアプローチが苦手
活性の高い青物は、上へ上へと激しく誘い上げるアプローチに抜群の反応をみせます。
早いテンポで見切られない釣りを実践することが大事ですが、巻き取り量の少ない3000番のSLJリールでは追いつかないことがあります。
そのため、ゆっくり追わせる真鯛狙いでは3000番、早いテンポで食わせる青物狙いは4000番と使い分けるのがよいでしょう。
3000番のSLJリールおすすめ8選
【ダイワ】
レグザ（LT-3000-XH）
SLJ初心者におすすめのリール
カーボンハイブリット樹脂を使用して作られた、軽さと強度を兼ね備えたリールです。
魚の引きに対してスムーズのラインを出せる高性能なドラグを搭載しているため、初心者でも安心してファイトできます。
SLJの過酷な釣りシーンを想定してマグシールドを搭載しているため、初期性能が長く続きます。
巻き心地もノイズが少なく滑らかですので、ストレスのない釣りが展開できるでしょう。
【シマノ】
ヴァンキッシュ（3000MHG）
軽さと耐久性を両立させたコスパよいリール
サイレントドライブを搭載することで滑らかな巻き心地を実現したSLJに最適なリールです。
ボディは強化カーボン素材であるC14+を使用しているため、軽さと耐久性の両立を実現しています。
耐摩耗性に優れたデュラクロスドラグを搭載しているため、長時間のファイトで体力を奪って大物を仕留めることもできます。
また、アンチツイストフィンも装備されているため、スプール下部への糸落ちを気にせずシャクリ続けることができるでしょう。
【ダイワ】
カルディア（LT-3000-XH）
タフなリールをお探しの方におすすめ！
リールの心臓部であるギアを包み込むボディをモノコックボディに仕上げることで、耐久性を高めたタフなSLJリールです。
負荷が掛かった状態でもパワーのある巻き上げができるので、青物とも対峙できます。
また、ノイズレスな巻き心地を実現しており、引き抵抗の小さいジグの変化も掴むことができるでしょう。
キャスト性にも優れているため、潮止まりには船べりからジグを投げて広範囲を探れます。
【アブガルシア】
SUPERIOR（3000MSH）
ラインキャパが豊富な3000番リール
PEライン1.2号を200m以上巻くことができるので、ドテラ流しで大型の青物を狙うSLJに最適なリールです。
アルミで作られた一体型のボディがパワーロスを軽減してくれるので、パワフルに巻き上げることができるでしょう。
また、2WAY DRAGを搭載しているため、小物狙いに合せたドラグセッティングを行うこともできます。
SLJ全般をカバーすることができるので、初めの一台をお探しの方におすすめします。
【ダイワ】
ルビアス（LT3000-XH）
軽さを武器にアプローチできるリール
軽くて強度の高いカーボン樹脂素材を使用し、モノコックボディに仕上げることで耐久性をUPさせたリールです。
非常に軽く巻き心地が滑らかですので、繊細さを武器にアジやイサキをなどの小型魚を狙うことができます。
巻き感度にも優れているため、SLJ以外にボートシーバスやティップランエギングでも活躍します。
また、2BB仕様のラインローラーを搭載しているのでラインへの負荷が軽減されるため、ただ巻きジグとの相性もよいリールです。
【シマノ】
ツインパワー（3000MHG）
頑丈さが一段とパワーUPしたリール
初代からモデルチェンジをする度に頑丈さがUPしており、3000番サイズでありながら豪快なファイトが楽しめるリールです。
質実剛健のコンセプトを磨き上げてきたリールですので、大型の青物にもパワー負けしません。
ステラから譲り受けた技術を多く搭載しているため、SLJに求められる性能を高次元で満たしています。
金属製ローターを搭載した数少ない機種ですので、こだわりのある方におすすめします。
【テイルウォーク】
スピーキー（3000S XGX）
実釣性能の高いコスパ最強のリール
オフショアのガイドサービス行うキャプテンにテストをお願いして完成した、実釣性能の高いコスパ最強のリールです。
アルミマシンカット製法で仕上げられた精密なギアが、高級リールのような巻き心地を生み出します。
また、リトリーブ時のブレが少ないリールですので、ただ巻きでジグを追わせて食わせるSLJにも適しています。
エントリーモデルのリールですが、耐久性も抜群に高いので末永く愛用できるでしょう。
【シマノ】
ヴァンフォード（3000MHG）
テクニカルなアプローに適したリール
マグナムライトローターを採用することで、巻出しの軽さ、滑らかさを実現しています。
シビアなラインテンション管理でテクニカルな釣りを実践できるリールです。
また、ボディの軽量化、バランスの最適化によってクラスを超えた軽さを体験できます。
Xプロテクト、HAGANEギアによって耐久性を向上させているため、タフなSLJシーンでも安心して使えます。
SLJリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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