ソルティガIC 300H-SJをジギングに使った感想!実機インプレ!

オフショアの釣りでベテランアングラーから人気を集めるソルティガシリーズ。

その人気シリーズのカウンター付きリールで、ジギングで使用しているアングラーが多いのがソルティガICです。

ソルティガICには計12機種あり、その中で300H-SJを購入しようかどうか悩んでいる方も多いはず。

そこで今回は、ソルティガIC 300H-SJを実際に使用したインプレを紹介します。

使ってみてわかった魅力を紹介するので、購入をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。

山下洋太
執筆者
  • 釣り歴18年
  • 年間釣行300日超え
  • 調理師資格あり

三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。

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ソルティガIC 300H-SJを使ってできる釣り

スロージギング

ソルティガIC 300H-SJがもっとも活躍する釣りが、近年各地で盛り上がりを見せるスロージギングです。

青物や根魚狙いのスロージギングはもちろん、中深海のアカムツジギングにまで対応するパワーを備えています。

アカムツジギングでレベルワインダーなしのリールを使用するのが億劫だと感じる方は、ソルティガIC 300H-SJを要チェックです。

ジギング

ソルティガIC 300H-SJは、通常のジギングにも対応できます。

ギア比がやや高めのハイギアに設定されているため、ジグにスピーディーな動きを与えやすいのが魅力。

また、握りやすいハンドルノブを搭載していることで、力強い巻き上げもサポートします。

ソルティガICからギア比が高めのものが欲しい場合にも、ソルティガIC 300H-SJをチェクしておきましょう。

ソルティガIC 300H-SJの実機インプレ(青物ジギング)

青物相手にも余裕がある

ソルティガIC 300H-SJを使い始めてから、ブリ、カンパチを釣りましたが、引きの強い青物に対しても十分なパワーがあるのが特徴。

ボディがカチッとしていてガタつきが少なく、ハンドルが長めに設定されていることもあり、パワフルな巻き上げを可能にします。

リールに負荷がかかった状態でもハンドルの回転が軽く、アングラーへの負担も軽減。

写真にあげたようなブリクラスの青物でも、楽々とキャッチに持ち込めます。

青物の中でも引きが強いカンパチ相手でも、5kgクラスには楽なファイトが可能。

ハンドルノブが握り込みやすいこともあり、安定感のあるファイトでさらなる大物相手にも不足がなさそうです。

ギア比が高くてスピーディーな展開が可能

ソルティガIC 300H-SJはギア比が7.3に設定されていて、スピーディーな展開が可能。

早めのワンピッチジャークやじゃかじゃか巻きのような操作も楽々と行えます。

また、ギア比が高いことで深場からルアーを巻き上げるのも早く、手返しを早めやすいところも特徴的。

巻き上げ力の高さも相まって、100mほどの水深がある場所でもテンポ良く探れるところは嬉しいポイントだと感じています。

カウンターが便利

青物ジギングや中深海のジギングでは、カウンターがないリールを使用することもしばしば。

カウンターがないとラインの色からタナを確認することが必須です。

しかし、ソルティガIC 300H-SJはカウンター付きで、カウンターからタナを確認できるのは非常に便利。

特に中層を狙う場面も少なくない青物ジギングでは、このカウンターが大活躍します。

カウンターには、デプスアラームと呼ばれる音で仕掛けがどれだけ沈んだかを伝える機能も搭載。

リールをずっとみていなくてもタナをある程度把握できます。

カウンターをずっとみていると、船酔いしてしまいそう……。

そんな方にとっても、カウンターを見る回数を減らせるソルティガIC 300H-SJが大活躍するでしょう。

パーミング性能が高い

大型のカウンター付きリールであり、かつ丸型でパーミングしにくいのではと感じる方が多いはず。

しかし、パーミング性能についても問題なく、快適な握り心地を実現しているところも必見です。

手が痛くなることがなく、長時間の釣りにおいてもアングラーへの負担が少ないと感じています。

長時間ジギングをし続ける場面においては、特にこのパーミング性がもたらす疲れにくさは魅力的。

パーミング性能を重視する方も、ソルティガIC 300H-SJをチェックしておくのがおすすめです。

デザイン性が高い

ソルティガシリーズを象徴するネイビーとゴールドを採用しているところもソルティガIC 300H-SJの魅力。

見た目に高級感があり、まさにフラッグシップと呼ぶのにふさわしい仕上がりです。

デザイン性が高いリールを使用すると、釣りの楽しさが倍増すること間違いなし。

性能のみならず、デザインにこだわって選びたい方にも、ソルティガIC 300H-SJをおすすめします。

ソルティガIC 300H-SJをライバル機種と比較

【ダイワ】ソルティガ IC 300

引用:Amazon
比較表
 ソルティガICソルティガIC
番手300H-SJ300
ギア比7.36.3
最大ドラグ力(kg)1010
自重(g)405385
糸巻量PE(号-m)1.2-600,1.5-5001.2-600,1.5-500
最大巻上長(cm/ハンドル1回転)9884
メーカー価格71,500円71,500円

ソルティガIC 300H-SJと同シリーズのソルティガ IC 300ですが、違いはギア比とハンドルの2点。

ギア比に関してはソルティガ IC 300の方が低めの6.3に設定されています。

また、ハンドルはソルティガ IC 300の方が短めで、ノブにはラウンドノブを搭載。

巻き上げ力重視のソルティガ IC 300、スピード重視のソルティガIC 300H-SJのように選ぶのがおすすめです。

https://www.daiwa.com/jp/product/dtasxgh

【シマノ】オシアコンクエスト CT 300HG

引用:Amazon
比較表
 ソルティガICオシアコンクエストCT
番手300H-SJ300HG
ギア比7.36.2
最大ドラグ力(kg)107
自重(g)405390
糸巻量PE(号-m)1.2-600,1.5-5002-380,3-240
最大巻上長(cm/ハンドル1回転)9884
メーカー価格71,500円68,300円

ソルティガICの対抗馬として上がることが多いのが、オシアコンクエストCTです。

もっとも違うところは、ギア比と巻きの質感。

ソルティガIC 300H-SJの方がギア比が高く、スピーディーな巻き上げが可能です。

巻きの質感はソルティガICの方が軽く、オシアコンクエストCTはしっとりとしています。

この2機種に関しては、好みや目的に合わせて選択するようにしましょう。

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/ryojikuoffshorefunesmall/a071000001kvfsqaa5.html

【ダイワ】ティエラ LJ IC 300H

引用:Amazon
比較表
 ソルティガICティエラ LJ IC
番手300H-SJ300H
ギア比7.37.3
最大ドラグ力(kg)1010
自重(g)405370
糸巻量PE(号-m)1.2-600,1.5-5002-400,3-250
最大巻上長(cm/ハンドル1回転)9891
メーカー価格71,500円54,500円

ライトジギングに対応したモデルで、タフさと高いドラグ力を実現したティエラ LJ IC。

ソルティガIC 300の設計を受け継いで作られたモデルで、ソルティガICより低価格ながらも高い性能を有します。

ロープロ機でパーミング性能が高いところがティエラ LJ ICの魅力。

パーミング性能、価格の安さを重視する方は、ティエラ LJ ICをチェックしておきましょう。

https://www.daiwa.com/jp/product/op0tqqw