ルアーフィッシングの中でも人気が高いエギングですが、オフショアでより楽しくイカを狙えるティップランエギングも見逃せません。
船から狙うティップランは使用するエギもショアより重さが必要になってくるため、基本的にエギのサイズは3.5号が人気となっています。
ただ、状況や時期によっては3号のエギもマッチすることも多く、用意しておかない手はありません。
そこで、今回はおすすめの3号のティップランエギをご紹介するとともに、3号のエギの重さについてや有効な状況などについても解説していきます。
三重県在住。基本ルアーフィッシングが好きでシーバスやエギング、アジングにのめり込んでいます。ガッツリ釣りをやるのも好きですが、のんびりアウトドアをしながら自然を満喫するのも大好きです。釣り道具も大好きでいろいろ調べるのも趣味のひとつとなっています。今後はオフショアやエサ釣りなど、釣りのジャンルを広げたいと思っています。
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3号のティップランエギの重さはどれくらい？
3号のティップランエギはメーカーによって多少の差はあるものの、だいたい20〜30g程度が一般的といえるでしょう。
ショアエギングの3号はだいたい15g程度となっているため、ティップランエギの方がやや重く作られていることがわかります。
ショアエギングと違って、ティップランはオフショアの釣りであり、エギングを行うポイントも水深が深い場合や潮流が速い状況などもあります。
そういった場合はある程度重さがないとエギがしっかりと沈んでくれないため、エギングでも重要な底取りが難しくなるといっても過言ではありません。
ティップランに関しても底取りの重要性は例外ではないため、オフショアで使用する3号エギはある程度重さが必要になってきます。
ティップランで3号エギが有効な状況と理由
秋の新子狙いに有効
エギングの数釣りとしても最適なシーズンである秋の新子狙いに関して3号エギは非常にマッチしたサイズとなりますが、ティップランでも同様です。
ある程度サイズが大きくなってきているとはいえ、秋はまだまだイカの大きさもそれほどありません。
新子サイズのイカが捕食するエサのサイズも大きくないため、3号サイズのエギがちょうどいいといえるでしょう。
また、新子サイズのイカは非常に好奇心も旺盛で動きが活発なベイトを捕食しやすい傾向にもあります。
3号エギの場合は3.5号に比べるとよりダートアクションもキレがあり、よりハイアピールも可能な面も見逃せません。
ほかにも、3号のエギは単純に重さも3.5号のエギに比べれば軽くなりやすいです。
そのため、水深が浅いポイントや潮流が緩やかな状況などでは3.5号のエギに比べるとしっかりとエギをイカに見せることが可能となります。
基本的には重さが必要なティップラン用のエギですが、状況によってはあまり重すぎない方がメリットに働く場合もあるといえるでしょう。
もちろん、3号エギのみを用意しておくのではなく、3.5号エギと併せて用意しておくことであらゆる状況にも対応しやすくなるといえます。
シルエットを小さくしたい場合
3号のティップラン用エギを使用するメリットのひとつとして挙げられる理由がシルエットを小さくできるということです。
3.5号のエギに比べると3号のエギはサイズが一回り小さくなっているため、警戒心の高いイカにもあまりプレッシャーを与えることなく抱かせることができます。
基本的にイカは活性が高いと自分と同じ大きさ程度のベイトも積極的に捕食する傾向がありますが、それでも状況に左右されることもしばしばです。
特に秋の新子狙いのシーズンでは3.5号のエギはやや大きすぎる場合もあるといえるでしょう。
そんな時にシルエットを小さくできる3号エギはまさに活躍する選択肢のひとつといっても過言ではありません。
もちろん、新子の数釣りが狙いやすい秋以外の活躍の場もあり、春の親イカ狙いとなる状況下でも効果を発揮するシーンも多いでしょう。
シルエットが大きい3.5号のエギでアピールをさせて活性を上げておいてから、抱ききらないイカを3号エギで警戒心なく拾っていく方法もあります。
ティップランエギングにおいても3.5号のエギと組み合わせることで釣果をよりアップさせることは例外ではないといえるでしょう。
3.5号をベースにティップランを楽しんでいるアングラーの方も、ここぞという場面で活用できる幅が広がる3号エギをいくつか用意しておくこともおすすめです。
アクションでアピールを際立たせる
3号のエギの場合は3.5号のエギよりも軽量かつフォルムも小さいため、アクション時のキレのある動きが演出しやすくなります。
より高活性のイカをテンポよく効率的に拾っていきたい場合においては3号エギの方がマッチするシーンも少なくありません。
また、ショアではキャスト飛距離が出せる3.5号エギの方が広範囲を探れるため、アドバンテージがありますが、ティップランではあまり恩恵がないといえるでしょう。
その理由として、ティップランはショアのエギングと違ってキャストが必要なく、船から真下に落とすバーチカルな釣りになります。
そのため、3号のエギのデメリットとなる飛距離が短くなるといったデメリットもあまり影響を受けにくくなります。
あくまで、水深の深さや潮の流れの速さなどの要因で3号エギか3.5号エギを使い分けるといった選択肢がティップランでは基本となるでしょう。
また、イカの活性が高く数釣りをメインに楽しみたい場合には、より動きのアピール力が高い3号エギを積極的にチョイスすることも効果的です。
ベイトサイズとしても一回り小さい3号エギは抱かせやすいため、状況下によってはある意味3.5号のエギよりもバーサタイルに使用できます。
3号のティップランエギおすすめ10選
【メジャークラフト】
餌木蔵 ベイトフェザー TR
メリハリのある誘いとしっかり止まる動きでイカを抱かせる
しっかりとアクションを演出しつつ、イカにアピールするとともに、ピタッと止まって抱かせる間を演出する使いやすいティップラン用エギです。
最大の目玉は逆付け鳥毛のベイトフェザーで、ベイトとなる小魚の胸ビレをイミテートしつつ、エギの引き抵抗を軽減する機能もあります。
これにより、エギが予測以上に船から流れにくく離れにくいため、しっかりとフォールで誘うことが可能です。
ほかにもダート性能を高めたシャープスナッグレスシンカーやエギを安定させるスタビライザーなども効果的といえるでしょう。
【ヤマシタ】
エギ王TR
新形状ウエイト仕様で安定感も抜群なティップラン用エギ
ティップランエギングにおいて重視されているフォール時の安定性をより追求した新形状のウエイトによって、抜群の姿勢キープ力を誇ります。
エギ王独自のハイドロボディやハイドロフィン、ハイドロシンカーによって、潮流が速い状況でも安定したフォール姿勢でイカを誘い出せる点は見逃せません。
また、イカがもっとも見やすいとされている光量を再現した490グローをハイドロフィンに備えるなど抜かりなしです。
デカ針仕様で、3号エギながら大型のイカに対しても十分に大応できるところも嬉しいポイントといえるでしょう。
【OGK】
烏賊墨TR
圧倒的コストパフォーマンスで性能も十分なティップラン用エギ
本格的なティップラン用エギながら価格が非常に抑えられているところが魅力で、初心者の方でも気兼ねなく安心して使えます。
キレのあるダートアクションを生み出せるバランスボディをはじめ、水切りのよりシンカー形状やシンカー追加しやすいアイなども搭載しています。
低価格とは思えないディティールと完成度ながら、クセのないティップラン用のエギとなっており、誰でも使いやすいところも見逃せません。
3号エギでは重めの35gのため、ディープエリアや潮の流れが速い状況などでも真価を発揮しやすいです。
【バレーヒル】
スクイッドシーカー
あらゆるシーンでも汎用性が高いバーサタイルなパイロットエギ
どのような条件下でも安定して使いやすい往年のティップラン好きにも愛されているバーサタイルともいえるティップラン用エギとなっています。
ややスリムかつスモールに作られたウエイトシンカーは水切れもよく、ダート時のアクションを邪魔しません。
ベーシックな流曲線ボディによってあらゆる潮流の変化にも柔軟に対応し、フォールの安定性も抜群です。
カラーラインナップは非常に豊富となっており、上地と下地で使い分けるなどアングラーの発想や攻略にしっかりと対応してくれます。
【クレイジーオーシャン】
ティップランナー
ティップランに必要な要素を詰め込んだ高性能なモデル
ティップランにおいて重要なフォールの速さからフォールの姿勢、メリハリのある動きと止めた時の安定性などすべてにおいて追求されています。
メーカー曰く究極ともいえるにふさわしい性能を誇る人気のティップラン用エギといえるでしょう。
特徴は薄型ヘッドとキールシンカーによって生み出されるダート性能の高さと止めた際のステイの安定性がよりイカにも効果的となっています。
それでいてスムースフォルムボディによりシャクリの軽さでアングラーも操作しやすいなどまさに逸品といって間違いありません。
【デュエル】
EZ-Q フィンプラス TR
安定フィンを搭載することで誰でもピタッと止めて誘える
ティップランエギングは初心者の方にも人気の手軽な釣りですが、より誰でも扱いやすいエギは重宝されます。
独自の上下左右に設置された2箇所の安定フィンによって抜群の姿勢保持が可能で、フォールの安定性は無類です。
イカがもっとも抱きやすいタイミングはフォール時となっており、ティップランにおいても例外ではありません。
さらに、わずかな潮流の変化でもフィンがバイブレーションを起こしアピールすることが可能なパタパタフィンなども効果的といえるでしょう。
初心者の方はもちろん、熟練者でも愛用する使いやすいティップラン用エギです。
【ダイワ】
エメラルダス ボートⅡ ノーマル
総合力が高い誰でも使いやすく性能も十分なティップラン用エギ
クセがなくロッドワークに対しても素直にレスポンスしてくれる、扱いやすいベーシックなティップラン用エギです。
それでいながら全体のバランスもよくシンカーと一体型になったヘッドはコンパクトに作る上で貢献しており、ブレのない動きとステイを演出します。
フォールスピードも速く安定しており、それでいて絶妙なボディ設計でバランスもしっかりと取れるように作られている点は見逃せません。
ダート性能やステイ、フォールの安定性など総合力の高いハイパフォーマンスなモデルといえるでしょう。
【バレーヒル】
スクイッドシーカー ミクロスライトチューン
潮止まりやシャローエリアでの攻略にマッチしたモデル
オフショアの釣りであるティップランエギングは無風のベタ凪や浅場となるシャローエリアを攻略する状況もあります。
そんなシーンにも活躍すること間違いなしの専用チューンドモデルとなっており、速すぎず遅すぎないフォール速度でイカを誘い出せます。
もちろん、秋の数釣りメインとなる新子狙いにもマッチするモデルとなっており、ノーマルモデルとの使い分けでより釣果をアップできること間違いなしです。
船の上ではその時の条件にマッチした釣り方をチョイスすることが非常に重要なため、選択肢のひとつとして用意しておくと攻略の幅も広がるでしょう。
【ハリミツ】
墨族BB
ラトルでサイズ以上のアピール力とデカ針でしっかりキャッチ
ティップラン専用といえるバランスのよい性能を軸にラトルインによって広範囲にもアピール可能な使いやすいモデルとなっています。
イカを集めやすく捕食スイッチを入れる上でも効果的な低音域のサウンドを生み出せるラトルで広範囲のイカにアピールすることが可能です。
さらに、デカ針によって親イカなどのデカイカ攻略だけでなく、警戒心の高いイカのイカパンチもすかさず逃さない高いキャッチ率を実現しています。
独自のカラーラインナップも豊富で、選ぶ楽しさも味わえる使って楽しいティップラン用のエギといって間違いありません。
【エコギア】
エギリー ダートマックスTR
ティップランといえばコレといえるほどスペシャルなモデル
往年のティップランエギンガーには定番といえるほど人気の高いティップラン用エギとなっており、その性能は確かな信頼と実績を誇ります。
ダートのアクションから停止時のエギの静止姿勢など細部までこだわり抜いて作られた本格的なモデルとなっており、このエギにしか反応しないケースもあるほどです。
ウエイト一体成型のコンパクトヘッドはあえて布を排除し、ダート時の水切りをアップさせるとともに、フォール時の安定性を実現しています。
また、ティップランにおいて重要なイカのキャッチ率を上げるカンナのサイズも大きめに作られており、モンスターサイズも余裕で対応できるでしょう。
3号のティップランエギの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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