ナマズ釣りにシーバスロッドは使える?条件やメリットデメリットを解説!

河川に入ったシーバスを狙っていると、トッププラグにナマズがヒットすることがあります。

特に梅雨の時期は、ナマズが積極的にカエルを捕食するため、シーバスよりもよい反応をみせることも少なくありません。

そのため、ナマズに興味を持ち、手持ちのシーバスロッドでナマズを狙いたいと思った方も多いことでしょう。

そこで今回は、ナマズ釣りにシーバスロッドを使うメリット・デメリットについて解説します。

手頃な価格で購入できる、ナマズ専用ロッドもご紹介させていただきますのでご検討ください。

柏崎隆之
執筆者
  • 釣り歴20年
  • 釣り大会の出場経験あり

静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。

釣具販売開始 タックルノート ストア

新製品や人気製品をどこよりも安く販売中!
少量入荷のため売り切れ注意!

お支払方法
  • クレジットカード決済
  • Amazon Pay
  • コンビニ払い
※AmazonPayなら面倒な配送先等の入力なしですぐ購入可能

ナマズ釣りにシーバスロッドは使えるのか?

シーバスとナマズは性質が全く異なる魚ですので、それぞれの専用ロッドを手にしただけでも違いが判ります。

ルアーの操作に関しては、腕でカバーすることはできても、調子の違い、ロッドの長さはどうにもなりません。

そのため、ポイントが被る場所で、ナマズを狙うことはできても、期待するような釣果は得られません。

シーバスロッドはナマズロッドのような柔らかさをもっていないため、食い込みが悪くバイトだけで終わることもあります。

また、用水路や小川で本格的にナマズを狙うときには、ロッドの長さが邪魔をして、釣りにならないこともあります。

手頃な価格で購入できるナマズ専用ロッドも多くあるため、わざわざ大事なシーバスロッドを持ち出す必要はありません。

ナマズ釣りにシーバスロッドを使うメリット

ナマズ釣りにシーバスロッドを使う、唯一のメリットはシーバスを狙いながらナマズも狙えることです。

シーバスロッドのほとんどが、ナマズ釣りの定番ルアーとして有名な「ジッターバグ」をキャストできます。

ナイトゲームをイメージしてデッドスローで巻くだけですので、シーバスロッドでも簡単に扱えます。

ルアーさえ用意しておけば、ナマズとシーバスの反応をみながら両者を狙えるでしょう。

ナマズ釣りにシーバスロッドを使うデメリット

シーバスロッドを手にして、ナマズの実績が高いポイントへ足を運ぶと、まず竿の長さが邪魔になります。

足場の低い用水路や小川では釣りにならず、キャストできる限られた場所を探し回ることになります。

また、長いシーバスロッドは至近距離のピンスポットを撃ち抜く釣りに適しません。

何度もキャストミスを繰り返しているうちに、スレやルアーのロストにつながります。

そして、ナマズのバイトを拾っても弾いてしまい、フッキングに持ち込める確率が大幅に下がります。

ナマズにプレッシャーをかけるので、セカンドバイトも期待することができません。

そのため、シーバスロッドで本格的にナマズ釣りを楽しむことは諦めた方がよいでしょう。

ナマズ釣りに使えるシーバスロッドの条件

長さは6.5~8ft

開けた河川でシーバスとナマズをあわせて狙う方は、8ftのシーバスロッドを選択してください。

軸足をシーバスに置きながら、ストラクチャーを意識したキャストでアプローチできます。

シーバスロッドを使ってナマズを本格的に狙う方は、長さ6.5~7ft前半のボートシーバスロッドを選択してください。

取り回しがよいので、足場の低い用水路や小川でもストレスなく使用できます。

ただし、あくまでもナマズ釣りに使えるシーバスロッドの条件であり、専用ロッドのような快適性は得られません。

柔らかいロッドであること

ナマズは大きな口をしていますが、シーバスのように大きく開けないため、ルアーを飲み込むのが下手です。

また、目が悪く6本のヒゲで感じた振動を頼りにバイトするので、横掛かりが多くなります。

じゃれつくようなバイトも多く、スレ掛かりになりやすいため、柔らかいロッドを使用しなければバラシを多発します。

そのため、普段のシーバス釣りでは選ぶことのない、安価なグラス含有率の高いロッドを選んでください。

ただし、バットパワーがなければフッキングミスが多くなり、ランディングの抜き上げも苦労します。

ベイトロッドが使いやすい

スピニングロッドも使えなくはないのですが、コントロール性が大事な釣りですので、ベイトロッドを選ぶ方がよいでしょう。

10~20mの近距離を手返し良く、確実にピンスポットを撃ち抜く釣りで、ナマズにアプローチできます。

太いラインを巻いて一気に寄せて抜き上げる釣りでテンポよく釣り場を回ることもできます。

リールのパワーを生かした巻きができるので、重量級のルアーも扱いやすくなるでしょう。

ナマズ専用ロッドおすすめ3選

本格的なナマズ釣りにチャレンジする方には、ナマズ専用ロッドをおすすめします。

シーバスロッドと違って食い込みがよいため、ミスバイトが大幅に減少します。

手頃な価格のロッドであっても、使いやすさはシーバスロッドと比較になりません。

巻きの釣りからブッシュへの打ち込みまで、思い通りの釣りが展開できるようになります。

製品
TURINGMONKEY
G 鯰レンジャー CT66II
テイルウォーク
NAMAZON G-MODEL C70H/G
FIVE STAR
NAMAZIST BC70
価格
9,800円
15,412円
4,720円
特徴 バラシを軽減してくれる安価なナマズ専用ロッド 大型のナマズも寄せるパワーが魅力的! 掛けにいくゲームに最適なナマズ専用ロッド
全長
6.6ft
7.0ft
7.0ft/212cm
継数
2
2
2
仕舞寸
-
110cm
112cm
重量
228g
160g
155g
適正ルアーウェイト
5~21g
10~25g
14~28g
適合ライン
12~20lb
-
-
素材
グラス
グラス
カーボン97%
詳細 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

TURINGMONKEY G 鯰レンジャー CT66II

全長 6.6ft
重量 228g
バラシを軽減してくれる安価なナマズ専用ロッド

ナマズ釣りに最適なレギュラーテーパーに仕上げられており、非常に柔らかいのでスレ掛かりでもバラシを軽減できます。

バッドまでしっかり曲がるロッドですので、しなるほど思い切りフッキングしてください。

また、細身のブランクスを採用していますが、頑丈で折れにくいため、抜き上げによる取り込みもできます。

継数 2
仕舞寸 -
適正ルアーウェイト 5~21g
適合ライン 12~20lb
素材 グラス
レビュー要点まとめ
メリット
  • 良く曲がるのに折れない
  • バラシを軽減できる
  • この竿でしか味わえない楽しみがある
デメリット
  • ロッドの自重だけがネック

テイルウォーク NAMAZON G-MODEL C70H/G

全長 7.0ft
重量 160g
大型のナマズも寄せるパワーが魅力的!

足場の高い釣り場でも、足元までルアーを泳がせやすいロングレングスのナマズ専用ロッドです。

バットパワーが強いので、重量級のジョイントプラグも楽に操作することができます。

また、ナマズを掛けると胴からしっかり曲がって粘るので、ランカーサイズを掛けても安心して寄せられます。

継数 2
仕舞寸 110cm
適正ルアーウェイト 10~25g
適合ライン -
素材 グラス
レビュー要点まとめ
メリット
  • 重めのルアーも投げやすい
  • 60㎝クラスなら余裕で抜き上げることができる
デメリット
  • グラスコンポジット少し重い

FIVE STAR NAMAZIST BC70

全長 7.0ft/212cm
重量 155g
掛けにいくゲームに最適なナマズ専用ロッド

ブランクスに張りをもたせることで、シーバス釣りのように掛けにいくゲームが可能となったナマズ専用ロッドです。

ファイト中はしなやかに曲がって、ロッド全体で衝撃を吸収できるので、バラシを軽減することができます。

頑丈なのでナマズを抜き上げやすく、外道の雷魚や鯉を掛けてもグイグイ寄せるパワーをもっています。

継数 2
仕舞寸 112cm
適正ルアーウェイト 14~28g
適合ライン -
素材 カーボン97%
レビュー要点まとめ
メリット
  • 張りがあるのでフッキングさせやすい
  • 大きいナマズも余裕で引き抜ける
  • 頑丈なので使い倒せる
デメリット
  • 慣れないとバイトを弾く

まとめ

シーバスロッドでナマズを狙うことはできますが、釣果に大きな差が出るため、おすすめできません。

まずは手頃な価格のナマズ専用ロッドを購入して、バイト丸見えの迫力ある釣りを体験してください。