釣り用コンビリングおすすめ7選!付け方は?青物にも?

ルアーを素早く交換するために開発されたスナップリングの弱点は、青物などの強い引きに耐えられないことです。

ルアー釣りで使用頻度の高い接続具ですが、金属疲労も起こしやすいため、せっかくのチャンスを逃すことも少なくありません。

そこで今回は、青物狙いでも安心して使える、強度と耐久性に優れたコンビリングについて解説します。

自分で作る手間を省ける、完成したコンビリングの市販品もご紹介させていただきます。

柏崎隆之
執筆者
  • 釣り歴20年
  • 釣り大会の出場経験あり

静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。

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釣り用コンビリングとは

コンビリングとは、溶接リング(ソリッドリング)に開閉できるスプリットリングを組み合わせた接続具のことです。

スナップリングに比べて直線強度に優れており、大型の青物を掛けても伸ばされることはありません。

素材は主にステンレスで作られているため、耐久性、耐遠征にも優れています。

市販品を購入することもできますが、溶接リング(ソリッドリング)とスプリットリングを自分で組み合わせて作ることもできます。

釣りでコンビリングを使うメリット

コンビリングを使う一番のメリットは、不意に大物を掛けてもバラシを軽減できることです。

真円なので、横方法に力が加わっても変形して伸ばされるようなことはありません。

一般的に青物狙いのジギングに使用されますが、金属疲労による破損も起きにくいため、シーバス釣りなどにも適しています。

また、開閉できるスプリットリングを接続しているため、オープナーを使えば素早くルアーを交換できます。

釣りでコンビリングを使うデメリット

コンビリングに使うスプリットリングは非常に復元力が強いため、手で開くことはできません。

そのため、専用のオープナーやスプリットリングを開ける機能が付いたプライヤーを準備する必要があります。

また、素早くルアーを交換できるものの、道具を使うのでスナップリングよりは交換に時間が掛かります。

しかし、慣れてしまえばスムーズに作業できるため、大きなデメリットに感じることはありません。

釣り用コンビリングの選び方

サイズについて

コンビリングは溶接リング(ソリッドリング)とスプリットリングが同じ大きさに作られています。

中には、溶接リング(ソリッドリング)よりもワンサイズ大きいスプリットリングを搭載したものも売られています。

このタイプは、溶接リング(ソリッドリング)を挟んでフックを装着するときに便利です。

コンビリングサイズに関しては、ルアーの重量、狙う魚によって使い分けてください。

青物を狙うジギングでは#6~9サイズを使いますが、SLJやシーバス釣りでは#3~4を目安位に選ぶとよいでしょう。

スプリットリングの復元力について

コンビリングの信頼性に関わるスプリットリング復元力は、商品選びにおいて非常に大事なポイントです。

復元力とは判りやすく表現すれば、開くときに感じる固さであり、復元力が高いほど開きにくくなります。

復元力の弱いものは開きやすいものの、ルアーのアイが引っ掛かるだけでも噛みこんでしまうことがあります。

そのため、オープナーに軽く力を加えないと、開かないスプリットリング搭載のものを選んでください。

復元力の強いものほど、繰り返し使用しても伸びて隙間ができにくいため、長く使えます。

コストパフォーマンスに優れたコンビリングを選ぶ

青物の地合いは短いため、ラインブレイクしたときには、素早く釣りに戻らなければ釣果は伸びません。

ラインブレイクに備えて、リーダーの先にコンビリングを接続した仕掛けを数本用意しておくと必要があります。

そのため、コストパフォーマンスに優れたコンビリングを選ぶようにしてください。

スプリットリングの劣化を感じたときには、消耗品として気軽に交換できます。

ただし、価格だけにとらわれると、強度にムラのあるコンビリングを掴むこともあるので注意してください。

釣り用コンビリングおすすめ7選

製品
Shout!
コンビリング 82-CR
メジャークラフト
オトク コンビリング
メロン工房
コンビリング
ゼスタ
ハードコンビリング
BOZLES
コンビネーションリング
ジャンプライズ
コンビリング
タカミヤ
ファルケン R ソルトウォーター コンビリング
価格
432円
377円
346円
639円
724円
566円
- 円
特徴 大物狙いに最適な強度抜群のコンビリング! スプリットリングの復元力が高い 耐久性の高いコンビリング 2~3号の小さいコンビリングもラインナップ! ソリッドリングが真円に近くリーダーが傷付けない シーバス釣りやショアジギングに最適なコンビリング コスパ最高のコンビリング
サイズ
#3/#4/#5/#6/#7/#8
#4/#5/#6
#4/#5/#6/#7
2-3号/2-4号/3-4号/3-5号/4-5号/4-6号/5-6号/6-7号
SS/S/M/L
#3/#4/#5
#4/#5/#6/#7
入り数
9/8/7/6/5/3
7
-
8/7/6/5
10
6/5
8/6
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Shout! コンビリング 82-CR

サイズ #3/#4/#5/#6/#7/#8
入り数 9/8/7/6/5/3
大物狙いに最適な強度抜群のコンビリング!

強度抜群のプレスリングに平打ち加工で作られたスプリットリングを、組み合わせたコンビリングです。

オフショアの釣りを得意とするメーカーのノウハウが注ぎ込まれているので、ファイトに安心感を与えてくれます。

小型の3号サイズもラインナップされているため、SLJの小物釣りにも使用できます。

スプリットリング強度 22lb/29lb/44lb/74lb/91lb/105lb
レビュー要点まとめ
メリット
  • 強度抜群で安心感を与えてくれる
  • 錆びに強い
デメリット
  • オトクパックがないことだけが不満

メジャークラフト オトク コンビリング

サイズ #4/#5/#6
入り数 7
スプリットリングの復元力が高い

強度の高いスプリットリングとラインを傷付けない研磨曲面加工のソリッドリングを、組み合わせたコンビリングです。

スプリットリングの復元力が高いので、ジグ交換の頻度が高い方でも安心して使えます。

手頃な価格で販売されており、耐久性も非常に高いため、コスパよい商品をお探しの方におすすめします。

レビュー要点まとめ
メリット
  • コスパ最高
  • 錆びにくく強度も高い
  • リーダーを傷付けにくい
デメリット
  • ソリッドリングの復元力が高いので開きにくい

メロン工房 コンビリング

サイズ #4/#5/#6/#7
入り数 -
耐久性の高いコンビリング

耐久性の高い太軸ワイヤーを溶接したスプリットリングを採用したコンビリングです。

ソリッドリングは表面をバレル研磨によって仕上げているので、リーダーを傷付ける心配がありません。

素材は厳選されたSUS304鋼を使用しているため錆にも強く、繰り返し使用しても強度が低下しにくい特長をもっています。

レビュー要点まとめ
メリット
  • リーダーを傷付けにくい
  • スプリットリングに隙間ができにくい
デメリット
  • SLJに適した小さいものがない

ゼスタ ハードコンビリング

サイズ 2-3号/2-4号/3-4号/3-5号/4-5号/4-6号/5-6号/6-7号
入り数 8/7/6/5
2~3号の小さいコンビリングもラインナップ!

2~3号の小さいコンビリングもラインナップされており、ショアからのプラッキングでも使用できます。

ソリッドリングの号数に対してスプリットリングの号数を2つ用意してあるのが、このコンビリングの特徴です。

アイの大きさやフック装着の有無によって使い分けると、ルアー交換を素早く行えます。

強度 50lb/80lb/140lb/170lb/220lb
レビュー要点まとめ
メリット
  • 2サイズのスプリットリングから選択できる
  • 小さいコンビリングもある
デメリット
  • スプリットリングに隙間ができやすい

BOZLES コンビネーションリング

サイズ SS/S/M/L
入り数 10
ソリッドリングが真円に近くリーダーが傷付けない

真円に近い滑らかなソリッドリングと復元力の高いスプリットチングを組み合わせて作られたコンビリングです。

ライトジギングではSS、大型のマグロや青物を狙うときにはLを選択するとよいでしょう。

強度が高く錆にも強いため、使用後が水洗いと乾燥の簡単なメンテナンスだけで、長く使用することができます。

SS 180lb×35lb
S 260lb×55lb
M 340lb×83lb
L 340lb×110lb
レビュー要点まとめ
メリット
  • 強度抜群で安心して使える
  • 長持ちする
デメリット
  • スプリットリングが硬くて開くのが大変

ジャンプライズ コンビリング

サイズ #3/#4/#5
入り数 6/5
シーバス釣りやショアジギングに最適なコンビリング

シーバス釣りや青物を狙うショアジギングに最適なサイズがラインナップされたコンビリングです。

従来品に比べて強度が格段にUPしており、より安心してファイトできるようになりました。

シーバス釣りでは#3、磯からの平スズキには#4、ショア・オフショアジギングの青物狙いでは#5を使用してください。

レビュー要点まとめ
メリット
  • 強度が高いので安心感が得られる
  • スプリットリングの復元力が高い
デメリット
  • 60kg負荷以上のコンビリングがラインナップされていない

タカミヤ ファルケン R ソルトウォーター コンビリング

サイズ #4/#5/#6/#7
入り数 8/6
コスパ最高のコンビリング

つなぎ目のないソリッドリングに、平打ち加工で作られた強度の高いスプリットリングを組み合わせたコンビリングです。

高品質なステンレス素材を使用しているため、耐久性、耐腐食性にも優れています。

#4~6のサイズがラインナップされており、磯からの平スズキ狙いやオフショアのジギングに使用できます。

レビュー要点まとめ
メリット
  • コスパ最高
  • 価格の割に耐久性、耐腐食性に優れている
デメリット
  • やや品質にバラツキがある

釣り用コンビリングの付け方

コンビリングは真円のソリッドリングと開閉できるスプリットリングで構成されています。

ソリッドリングにリーダーを結束し、オープナーでスプリットリングを開いてルアーへ接続してください。

リーダーの結束は「TNノット」または「イモムシノット」を用いれば、初心者でも素早くリーダーを結べます。

ジグのフロントにフックを装着する際は、ソリッドリングに装着するのが一般的です。

フックの交換頻度が高い場合は、ソリッドリングを挟んでスプリットリングに装着するとよいでしょう。

まとめ

コンビリングはスナップリングに比べて強度が高いため、大物とのファイトでも伸ばされる心配がありません。

オープナーを使用すれば、スプリットリングを簡単に開けられるため、ルアー交換も素早く行えます。