釣り竿は収納する時の違いによって、マルチピースロッドと振り出しロッドに分類されます。
そして、マルチピースロッドのうち、4つのパーツに分解できるのが4ピースロッド。
当記事は数あるロッドの中でも4ピースロッドに焦点を当てて、そのメリットやデメリットを解説するとともに、おすすめ製品をご紹介します。
さらにはバス釣りやシーバスフィッシングなど魚種毎の選び方もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 釣り歴15年
- 様々なジャンルの経験
兵庫県出身愛媛県在住。5歳頃から釣りを始め、今も毎週釣りに通うほどの釣り好き。得意な釣りはメバリングやエギングですが、ショアジギングやバスフィッシングなど、ほぼすべてのルアーフィッシングを経験しています。釣りの世間イメージを「充実した趣味」にすることが夢です。
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目次
- 1 4ピースロッドを使うメリット・デメリット
- 2 4ピースロッドの魚種毎の長さ・硬さ等の選び方
- 3 4ピースロッドおすすめ12選
- 3.1 【ダイワ】ラテオ モバイル(110MH-4)
- 3.2 【ダイワ】セブンハーフ(76MS)
- 3.3 【シマノ】ディアルーナMB(S900ML-4)
- 3.4 【シマノ】フリーゲームXT(B64L)
- 3.5 【シマノ】ゾディアス パックロッド(C58ML-4)
- 3.6 【メジャークラフト】三代目クロステージパックロッド アジング(CRX-S694AJI)
- 3.7 【メジャークラフト】三代目クロステージパックロッド ショアジギング(CRX-964LSJ)
- 3.8 【アブガルシア】ソルティースタイルカラーズ(STCS-554LS-PB)
- 3.9 【アブガルシア】ワールドモンスター(WMSC-734H)
- 3.10 【オリムピック】コンパット(745ML)
- 3.11 【パームス】クワトロ(QTRGS-77H+)
- 3.12 【テイルウォーク】ナマゾンモバイリー(C684H)
- 4 まとめ
4ピースロッドを使うメリット・デメリット
まずは4ピースロッドを使うメリット・デメリットを解説します。
良さと悪さを知ったうえで、購入するかどうか決めるのがおすすめです。
メリット
4ピースロッドを使う最大のメリットが、コンパクトになることです。
2ピースロッドなどと比べてかなり持ち運びしやすくなり、バイクや自転車での移動も楽に。
リュックに差し込めるサイズになるロッドも多いので、両手が空いた状態で動けるようになります。
また、同じコンパクトなロッドである振り出しロッドと比べて、軽さや感度などの性能が高い傾向にあります。
ルアーフィッシングをするのであれば、振り出しロッドよりもマルチピースロッドがおすすめです。
デメリット
4ピースロッドのデメリットは、2ピースロッドに比べると性能に劣ってしまうことです。
近年は2ピースロッドと変わらないものも多くなっていますが、それでもやはり快適性には劣ってしまいます。
また2ピースロッドよりも節点が多いので、破損しやすいこともデメリットです。
その他にも、準備や片付けに手間がかかることなどがデメリットとして挙げられます。
車で移動することのできる方であれば、わざわざマルチピースロッドを購入する必要はあまりないかもしれません。
4ピースロッドの魚種毎の長さ・硬さ等の選び方
それでは、ここからは魚種毎に4ピースロッドの選び方を解説していきます。
バス釣り
バス釣りでは6フィート前後で、MパワーもしくはMHパワーの4ピースロッドがおすすめ。
このスペックのロッドであれば、比較的さまざまなルアーを扱うことができます。
マルチピースロッドのメリットを活かすためにも複数本のロッドを持ち運ぶのではなく、できる限り1本で幅広く扱えるものを選ぶのがおすすめ。
シーバス
シーバスフィッシングでは9フィート前後、MHパワーもしくはHパワーのロッドがおすすめ。
あえて強めのロッドを選んでおくことで、2ピースロッドよりもパワーに劣るマルチピースロッドのデメリットを解消できます。
Hパワーのロッドであれば、青物を狙ったショアジギングも楽しめるでしょう。
シーバスロッドはエサ釣りにも使用しやすく、初心者が最初に購入するロッドとしてもおすすめです。
トラウト
トラウトロッドはエリアトラウトかネイティブトラウト、どちらを狙うのかによって適切なスペックが異なります。
エリアトラウトであれば、5フィート前後のULパワーのロッドがおすすめ。
ネイティブトラウトであれば、7フィート前後のMLパワーのロッドがおすすめです。
ネイティブトラウトでは山道を歩いてポイントまで行くことが多いので、4ピースロッドのメリットを存分に感じられるでしょう。
ライトゲーム(アジング・メバリング)
アジングやメバリングなどのライトゲームでは7フィート前後、Lパワーのロッドがおすすめです。
アジやメバルはそこまで引きが強い魚ではないので、マルチピースロッドのデメリットを感じにくいでしょう。
リュックに1本忍ばせておけばどこでも釣りが楽しめるので、旅行用としても良いかもしれません。
その他(エギング・ショアジギング等)
ここまでに紹介してきたロッド以外にも、さまざま対象魚種ごとに4ピースロッドが販売されています。
自分のしたい釣りが決まっているのであれば、その釣り専用に開発された4ピースロッドを選ぶのがベスト。
性能の高いロッドであれば、2ピースロッドに近い使用感で釣りを楽しめるでしょう。
エギングやショアジギングなど、自分のしたい釣りに合わせて選んでみてください。
4ピースロッドおすすめ12選
それでは、ここからは実際におすすめしたい4ピースロッドをご紹介します。
【ダイワ】
ラテオ モバイル(110MH-4)
ラテオモバイルはダイワから販売されている、4ピースのシーバスロッドです。
強化構造「X45」やステンレス製SiCガイドを採用するなどかなり本格的なスペックで、シーバスフィッシングを2ピースロッドと変わらない使用感で楽しめます。
110MH-4はシーバスフィッシングだけではなく、ショアジギングなど強めの釣りまでこなす番手。
大物を狙った釣りを楽しみたい方はぜひ購入を検討してみてください。
【ダイワ】
セブンハーフ(76MS)
セブンハーフは、ダイワが究極のオールラウンド・ルアーロッドとして開発。
全モデルが7フィート6インチという万能な長さになっており、魚種を問わずに楽しめることが特徴です。
その中も76MSはネイティブトラウトからエギング、シーバスフィッシングなどにピッタリな番手。
軽くて粘り強いブランクス素材「HVF」を「X45」で補強し、ガイドにはSiCリングのKガイドが採用されるなどスペックにも優れています。
【シマノ】
ディアルーナMB(S900ML-4)
ディアルーナMBは、シマノの大人気シーバスロッド「ディアルーナ」のマルチピースモデル。
基本構造「スパイラルX」に強化構造「ハイパワーX」が組み合わせられたブランクスは操作性が高く、マルチピースロッドであることを感じさせません。
S900ML-4は本格的にシーバスフィッシングを楽しみたい方におすすめの番手。
シーバスフィッシング以外にも、エギングやライトショアジギングを楽しめます。
【シマノ】
フリーゲームXT(B64L)
フリーゲームXTはシマノが販売しているパックロッドシリーズ。
フリーゲームという名にもある通り、対象魚種を特定せずにさまざまな魚をフリーに狙って楽しめます。
また、それぞれの番手にはベースとなるロッドがあり、かなり本格的なことも特徴。
B64Lはトラウトロッドをベースに開発された、ベイトフィネスの釣りにピッタリなモデルです。
【シマノ】
ゾディアス パックロッド(C58ML-4)
ゾディアスはシマノが販売しているバスロッドの中でも、特にコストパフォーマンスが高いロッドシリーズ。
そんなゾディアスのパックロッドバージョンであるこの製品は、2ピースと遜色ない使用感が特徴です。
スペック面では感度抜群のカーボンモノコックグリップや、CI4+などさまざまな技術が搭載されています。
C58ML-4は軽量ルアーの操作性が抜群の、テクニカルな釣りに対応したモデルです。
【メジャークラフト】
三代目クロステージパックロッド アジング(CRX-S694AJI)
三代目クロステージはメジャークラフトが販売している、高コストパフォーマンスなロッドシリーズです。
そんなクロステージのパックロッド版であるこの製品も、1万円台とは思えない軽さと操作性を実現。
2ピースロッドと変わらない感度が特徴であり、アジの小さなアタリもきちんと感じ取れます。
ライトゲームロッドは、出先でちょこっと小魚に遊んでもらう際にも大活躍してくれるでしょう。
【メジャークラフト】
三代目クロステージパックロッド ショアジギング(CRX-964LSJ)
三代目クロステージパックロッドシリーズの中でも、最も大物を狙えるショアジギングロッドです。
4ピースのショアジギングロッドは強度の面で不安が多いのですが、このロッドではそのような心配もなし。
マイクロピッチクロスフォースと呼ばれる補強技術によって、4ピースながら2ピースに近い粘り強さを実現しています。
40g前後のジグやルアーを使用する、堤防や漁港からの手軽なショアジギングにピッタリです。
【アブガルシア】
ソルティースタイルカラーズ(STCS-554LS-PB)
ソルティースタイルカラーズは、色によってロッドの長さや硬さが分類されたパックロッドシリーズ。
その中でも、水色の差し色がオシャレな554LSはエリアトラウトにピッタリなモデルです。
性能としては特別軽いわけではありませんが、1万円台のパックロッドとしては充分なスペックを持っています。
他にもさまざまなカラーがあり、長さや硬さのラインナップも充実しているので、ぜひ他のモデルも確認してみてください。
【アブガルシア】
ワールドモンスター(WMSC-734H)
ワールドモンスターは世界中の怪魚を釣るために開発された、パワーの強さが魅力の4ピースロッドです。
世界中を飛行機で旅することを前提としているので、遠征釣行が主となる方にはかなりおすすめ。
734HはMAX300gまでのルアーに対応したヘビーロッドであり、ライギョやバラマンディなど数多くの怪魚に対応しています。
国内であれば、アカメ釣りなどにもおすすめです。
【オリムピック】
コンパット(745ML)
コンパットは、オリムピックが販売している4ピースのパックロッドシリーズ。
オリムピックのロッドには高品質なブランクスが使用されており、スペック以上の粘り強さを持っていることが特徴です。
コンパットにも「グラファイトクロス」という、ロッドを軽くて丈夫にするための技術が使用されています。
745MLはエギングやシーバスフィッシングなどにおすすめです。
【パームス】
クワトロ(QTRGS-77H+)
4を意味するクワトロという名前が特徴の、全モデル4ピースのパックロッドシリーズ。
パックロッドであることを意識させないテーパーに調整されており、メインロッドとしても充分に使用できるスペックを備えています。
77H+はそんなクワトロの中でも最強モデル。
MAX70gまでのルアーを使って、世界中の大物を狙えるロッドに仕上がっています。
船からの釣りにもおすすめです。
【テイルウォーク】
ナマゾンモバイリー(C684H)
テイルウォークから販売されている、大人気パックロッド「ナマゾン モバイル」をブラッシュアップ。
よりパワーが強化され、しっかりとロッドを曲げて魚を浮かせられるロッドです。
日本ではバスフィッシングからシーバスフィッシング、海外であればバラマンディなど幅広い魚を狙えます。
強いロッドを探している方には、ぜひ候補としていただきたい1本です。
まとめ
ここまでご紹介してきた4ピースロッドは、持ち運びしやすく荷物を少なくしたい方にはピッタリなロッドです。
近年は2ピースロッドと変わらない性能を持つ製品も多くなっているので、これまでマルチピースロッドを避けていた方も一度検討してみるのはいかがでしょうか。
4ピースロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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