3ピースのヒラスズキロッドおすすめ6選!特徴やメリット・デメリットを紹介!

2ピースロッドが主流のヒラスズキゲームにおいて、特に最近では3ピースロッドの良さが見直されつつあります。

今回は3ピースのヒラスズキロッドの特徴や、使用するメリット・デメリットについて、さらにはおすすめのアイテム6選をご紹介します。

ヒラスズキロッドの選定で迷っておられる方は、是非参考にしてみてください。

酒井
執筆者
  • 釣り歴20年
  • 元釣具屋店員
  • 船舶免許あり

友人の誘いがきっかけでバス釣りの楽しさにハマり釣りを始める。その後、ヒラマサキャスティングゲームの発祥の地とも言われる佐賀県の呼子に移動。自身も船舶免許を取得し、ショア&オフショアでの青物やヒラスズキ等を中心に様々なジャンルのルアーフィッシングに魅了されつつ今日に至る。

3ピースのヒラスズキロッドの特徴

3ピースロッドとは、その名の通り3つのピースに分割することのできるロッドのことで、持ち運ぶ際にはコンパクトになるためとても重宝します。

一般的にロッドは、継ぎ目が多くなると竿自体のブレが生じやすいと言われており、実際最もポピュラーなのは2ピースロッドです。

それでも最近は、ロッド製造の精度も格段に上がってきており、ネックと言われている”ブレ”の部分も、さほど気にするほどのものではなくなっているのが現状です。

3ピースのヒラスズキロッドのメリット

3ピースロッドと聞いて一番に思い浮かべるメリットは、やはりその携帯性ですが、実は他にもいくつかのメリットが存在しています。

2ピースロッドは継ぎ目が一つだけということもあり、負荷が一点に集中しやすくなりますが、継ぎ目が2つある3ピースロッドは負荷が分散されやすく、継ぎ目での緩みや破損のリスクが低くなるというメリットがあります。

また、分割が多いロッドの方が製造段階においてロッドの調子(テーパー)の味付けがしやすいというメリットもあり、個性的なロッドを作りやすくなっています。

3ピースのヒラスズキロッドのデメリット

3ピースロッドには、メリットだけではなくいくつかのデメリットもあります。

継ぎ目が多いということは、それだけアングラー側の手間もかかるということも覚えておきましょう。

特に、ロッドを繋ぐ際には不必要なトラブルを回避するためにも、ガイドの向きをきちんと揃える必要がありますが、3ピースロッドは2ピースのものよりもその手間が倍になります。

また、ロッドを繋ぐ際に差し込みが甘いと思わぬ破損を招きかねないのですが、継ぎ目が多いと繋ぐ際にミスをする確率が単純に増えるというリスクもあります。

3ピースのヒラスズキロッドおすすめ6選

【天龍】
スワット SW 1163S-M

天龍からリリースされている、平磯での使用を考えて設計された11.6ftのヒラスズキ専用モデルです。

レングスも長すぎず短すぎずで非常に扱いやすく、平磯での使用を謳ってはいますが、ある程度足場が高めの場所でもオールマイティに使用していくことができます。

適合ルアーウェイトもMAX50gとなっているので、状況に応じてさまざまなルアーを使用していくことが可能です。

【天龍】
スワット SW 1253S-MMH

12.5ftとロングロッドの部類に入る天龍の3ピースヒラスズキロッドです。

ロング設計ではありますが、振り抜き感は非常にシャープで、強風時にも持ち重りが少なく軽快に使用することができます。

ティップからベリーの部分にクッション性を持たせる設計により、ヒラスズキゲームのひとつの課題ともいえる”バラシ”も軽減してくれます。

【シマノ】
20 ネッサ エクスチューン S106MH 

主にサーフでの釣りを視野に入れた設計のロッドですが、ヒラスズキ用としても十分に使用することができます。

ロッドの継ぎ目には、シマノが独自に開発したスクリューロックジョイント加工が施されているため、ジョイント部でのトラブルリスクがほとんどありません。

リアグリップにはカーボン一体成型のグリップが使用されており、高感度と共にルアーキャスト時の飛距離と精度も高まっています。

【ダイワ】
モアザン 121M-W

大型ミノーやメタルジグなども自在に操ることのできる強さを兼ね備えた、ダイワのモアザンシリーズの3ピースロングロッドです。

ガイド全てに、チタンフレーム&Sicリングが採用されているため、ロングロッドにもかかわらず非常に軽量で、操作性も抜群のアイテムとなってます。

【エイムス】
ブラックアロー アンリミテッド BAU 126MH

ランカーサイズのヒラスズキや、時にヒットする青物にも余裕のファイトを演出してくれる、エイムスのヒラスズキ専用3ピースロッドです。

それだけのパワーを有しながらも、キャストフィールは非常にシャープで、ピンスポット打ちもしっかりとこなしてくれます。

特に青物の魚影が濃いフィールドで、ヒラスズキ釣りをする方におすすめの1本です。

【シマノ】
ワールドシャウラ BG 21203R-3

こちらは、ヒラスズキ専用モデルというわけではありませんが、ワールドシャウラシリーズの中でもヒラスズキゲームにぴったりのスペックとなっている1本です。

世界中のモンスターフィッシュを視野に入れて設計されているシリーズだけあって、全く申し分のないパワーを持ち合わせていますが、それと同時に高い遠投性能や、繊細さも兼ね備えているモデルとなっています。

プラグはMAX50gまで使用可能で、メタルジグであれば60gまで扱うことができます。

まとめ

意外と見過ごされがちな3ピースロッドですが、実は2ピースロッドにはない魅力がたくさん詰まっています。

ヒラスズキロッドにも3ピース仕様の製品がいくつかラインナップされているので、ぜひそれぞれの個性や特徴をしっかりと見極めて、自分のスタイルに合ったものを選んでいきましょう。

紹介アイテム一覧

3ピースのヒラスズキロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

天龍
スワット SW 1163S-M
天龍
スワット SW 1253S-MMH
シマノ
20 ネッサ エクスチューン S106MH 
ダイワ
モアザン 121M-W
エイムス
ブラックアロー アンリミテッド BAU 126MH
シマノ
ワールドシャウラ BG 21203R-3