2023新型!カルカッタコンクエストBFSがモデルチェンジ!カスタムやインプレを紹介!

多くのアングラーから注目を集めている23カルカッタコンクエストBFS。

前作は2017年に発売されたモデルで、実に6年ぶりのリニューアルとなりました。

そんなベイトフィネスリールの23カルカッタコンクエストBFSを購入したいと検討している人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、23カルカッタコンクエストBFSについて詳しく解説します。

実機を触ってみて感じたことについても触れるので、ぜひ購入時のご参考にしてください。

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山下洋太
執筆者
  • 釣り歴18年
  • 年間釣行300日超え
  • 調理師資格あり

三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。

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23カルカッタコンクエストBFSとは?

23カルカッタコンクエストBFSとは、シマノから2023年に新発売となったベイトフィネスリールです。

カルカッタコンクエストの特徴でもある丸型で、軽量なルアーを扱いやすいリールになります。

前作は2017年に発売されたモデルで、6年経った2023年にようやくリニューアルが決定しました。

渓流やライトゲームをする人から人気が高い機種で、発表直後からSNSでも話題になっています。

ラインナップはハンドルの右左、ギア比のHG、XGの組み合わせで全4機種。

大半の機種が2023年4月発売予定ですが、右ハンドルのHGのみが5月発売予定となっています。

23カルカッタコンクエストBFSの特徴や注目ポイント

コンパクトになった

23カルカッタコンクエストBFSは21カルカッタコンクエストと同様にボディをコンパクト化。

ボディがロープロ化されていて、スプールの位置が下がり、丸型リールながらも握り込みやすい特徴があります。

前作を使用して、丸型特有の手の痛みを感じたという人でも、新型は使用しやすい仕上がり。

またスプールの位置が下がることでキャスト時に手首をより自由に使えて、正確なキャストにも期待できます。

正確なキャストが要求される渓流での釣りにも23カルカッタコンクエストBFSがマッチしそうですね。

軽量なルアーを扱いやすい

リニューアルされた23カルカッタコンクエストBFSには、低慣性マグナムライトスプールⅢとNEW FTBを搭載。

マグナムライトスプールⅢはキャスト時の立ち上がりが良く、伸びやかなキャスティングをサポートするスプールです。

またNEW FTBはブレーキシステムのことで、幅広いブレーキ設定ができるのが特徴になります。

そのマグナムライトスプールⅢとNEW FTBが相まって、1gほどのルアーも扱えます。

1gほどのルアーでも正確にキャストでき、よりライトな釣りをベイトフィネスタックルで行うのをサポート。

メバリングでジグ単を使用したいときにも出番がありそうです。

巻き心地がアップ

カルカッタコンクエストというと、巻きのカルコンとも評されるほどの巻き心地が魅力的。

前作でも十分に巻き心地が良かったですが、23カルカッタコンクエストBFSになったことでさらに巻き心地がアップしています。

実機を触り、ハンドル回転させてみるとギアが密に噛み合う感じがあり、違和感ない巻き心地に驚きました。

そのため、ただ巻きを中心にルアーを操作する釣りにおいてはかなり重宝します。

2022年に発売となったアルデバランBFSは撃ちもの、23カルカッタコンクエストBFSは巻きもののような使い分けもおすすめです。

待望のXGがラインナップ

前作ではXGが欲しいなと感じていた人も多いはず。

23カルカッタコンクエストBFSでは、前作になかった待望のXGがついにラインナップ。

XGは最大巻き上げ長が81センチもあり、ルアーを素早く動かすのにも最適です。

またルアーを回収する速度もアップするため、手返しアップにも貢献します。

さらに、XGはルアーの動きや魚がルアーを追従してきた感覚がリールを通してわかりやすい利点もあります。

実機を触ってみたところ、XGでも巻き心地が重たすぎる感覚はなく、快適な巻き心地を実現。

ぜひXGのモデルもチェックしてみてください。

23カルカッタコンクエストBFSの評判やインプレ

23カルカッタコンクエストBFSは発表直後からSNSで話題を集めています。

横浜で行われた釣りフェスティバル2023やフィッシングショーOSAKA2023で23カルカッタコンクエストBFSを実際に触った人も多いはず。

SNS上では購入を決めた、かっこいいとの声がありました。

私も釣りフェスティバル2023の会場へ行き、実機に触れてきました。

実際に23カルカッタコンクエストBFSに触れてみて感じたことは、かなりコンパクトでパーミングをしやすい点です。

前作は200gで新型は195gと5g軽量化されていますが、コンパクトになったことにより、5g以上軽くなったと錯覚するほど。

それでいてかっちりとしていて、高い剛性と耐久性にも期待できます。

ますます使いやすく進化した23カルカッタコンクエストBFSに期待大です。

23カルカッタコンクエストBFSはどんな釣りに使える?

渓流

23カルカッタコンクエストBFSは渓流でルアーを使用し、トラウトを狙う釣りに対応します。

前作の17モデルを渓流で使用していた人も多いのでは。

23カルカッタコンクエストBFSは渓流で使用するおしゃれなロッドと相性抜群です。

新型は渓流で多用するフリップキャストがしやすく、テクニカルにトラウトを狙えます。

メバリング

軽量なルアーでメバルを狙うメバリングでも、23カルカッタコンクエストBFSの活躍に期待大。

近年メバリングではベイトタックルを使うアングラーが増えています。

23カルカッタコンクエストBFSを使用すると、メバリングで使用する1gほどのルアーのキャストも快適。

ブレーキの調整が細かくできるため、トラブルなく、遠投できる快適性にも期待できます。

バス

23カルカッタコンクエストBFSはバスフィッシングにおいて、軽量なミノーやシャッドなどの巻きものとの相性抜群。

前作でもバス釣りにおいては、ワームの釣りよりも巻きものを使用した釣りでの人気が高かった印象。

巻きものを使用するときに滑らかな巻き心地で、軽量なミノーやシャッドをキャストできるだけでなく、快適に操作できます。

チニング

近年人気が上昇しているルアーでクロダイやキビレを狙うチニング。

チニングでも23カルカッタコンクエストBFSの活躍に期待できます。

23カルカッタコンクエストBFSは、軽量なルアーをキャストしやすい一方、パワーも十分。

そのため、引きが強いクロダイやキビレがヒットしても、問題なくキャッチに持ち込めると予測します。

23カルカッタコンクエストBFSはどんなカスタムができる?

ハンドルやノブの交換はできる?

23カルカッタコンクエストBFSを購入したときに、ハンドルやノブを交換したいと検討している人もいるはず。

まずハンドルについては、夢屋ハンドルタイプのBH-1です。

そのため、夢屋のラインナップからBH-1のハンドルを選択すると装着できます。

またノブについてはタイプAになるので、夢屋の薄型ノブやバンブー素材を使用したノブにカスタム可能です。

カスタムパーツを販売するゴメクサスやリブレなどでも23カルカッタコンクエストBFSに対応した商品の販売に期待大。

夢屋だけでなく、カスタムパーツのメーカーもチェックしてハンドルやノブの交換を検討してみましょう。

スプールの交換はできる?

23カルカッタコンクエストBFSはスプール交換が可能。

現時点では社外品のスプールについての情報はありませんが、前作ではアベイルから浅溝、深溝の2タイプが販売されていました。

糸巻き量を多くしたい場合には深溝スプール、細いラインを使用したい場合には浅溝スプールのように選ぶのがおすすめ。

新型の23カルカッタコンクエストBFSにもカスタムスプールが販売されることに期待大です。

またほかのメーカーでも17モデルのスプールを販売していたので、スプールを交換した人はよくチェックしておきましょう。

ベアリングの交換はできる?

23カルカッタコンクエストBFSのベアリング交換は可能と予測します。

前作の17モデルでは遠投性能を高めるためのベアリングが販売されていました。

また錆が発生しないセラミック製のベアリングも前作にはありました。

新型にもそのような専用のベアリングが販売されることに期待しましょう。

前作のパーツ表には搭載されているベアリングのサイズについても記載されていました。

そのサイズに合うベアリングを用意しても交換作業ができます。

ベアリングをまめに交換し、リールの性能を保ちたい人には、低価格で購入できるベアリングを用意するのもおすすめです。

プロテクション(デカール等)

プロテクションとは、リールに貼り付けられる厚みがあるデカールと呼ばれるシートで、傷を防止できるアイテムになります。

カルカッタコンクエストBFSでは、前作の17モデルでもプロテクションデカールでのカスタムが大人気でした。

そのことから、新型の23カルカッタコンクエストBFSでも専用のプロテクションデカールの販売が予測されます。

プロテクションデカールには彫刻のような柄が印刷されたおしゃれなデザインのモデルもあります。

そのため、傷防止だけでなく、リールのドレスアップにも役立つのがプロテクションデカールの魅力。

新型を購入したときには、ぜひプロテクションデカールをチェックしてみてください。

23カルカッタコンクエストBFSのオーバーホールやメンテナンス

まず23カルカッタコンクエストBFSのオーバーホールについては、メーカーのオーバーホールを受けるのがおすすめ。

器用な人でベイトリールの分解に慣れている人は、自己責任にはなりますが、自ら分解してオーバーホールも可能です。

分解してオーバーホールするときには、パーツを失くさない、パーツがついていた位置を覚えておく、の2点に注意しましょう。

また日々のメンテナンスについては、使用後の水洗いと注油を欠かさずに行うのみです。

注油をするときには、注油箇所を確認し、グリスとオイルを使い分けて丁寧に行いましょう。

水洗いに加えて注油をすることで、長期間使用できるようになりますよ。

23カルカッタコンクエストBFSのよくある質問

重いルアーは投げられる?(対応ルアーウェイト)

23カルカッタコンクエストBFSは軽量なルアーを扱うのに特化したベイトフィネスリールです。

そのため、扱えるルアーは10g以下がメインとなります。

ベイトフィネスリールは軽量なルアーをキャストしやすいように、初速がつきやすいのが特徴的。

そのリールで重たいルアーをキャストすると、初速がつきすぎてしまい、バックラッシュが起こりやすくなります。

前作ではおおよそ7gまでが快適にキャストでき、7〜10gは注意してキャストする必要がありました。

新型でも投げられるのは10g以下、快適に扱えるのは7g以下が目安になると推察します。

1gのルアーは投げられる?

23カルカッタコンクエストBFSで1gのルアーは十分に扱えると予測します。

新型の23カルカッタコンクエストBFSにはマグナムライトスプールⅢとNEW FTBを搭載しています。

そのため、前作よりも軽量なルアーへの対応が楽にできるのが魅力的。

1g以下のルアーをキャストするにはある程度の慣れが必要にはなりますが、十分に対応できる性能があると予測できます。

メバリングやアジングのようなライトゲームにもベイトタックルを使用したいけど、1gほどのルアーが扱えるか心配。

そんな人にも23カルカッタコンクエストBFSがおすすめですよ。

糸巻き量(ラインキャパ)はどれくらい?

23カルカッタコンクエストBFSの糸巻き量はフロロカーボン6lb、8lbのいずれも45mです。

メバリングやアジングのようなライトゲームで使用するPEライン0.4号を200mも巻ける計算になります。

しかしながら、ベイトフィネスリールにはラインを巻きすぎるのはおすすめできません。

ラインを巻きすぎるとラインの重量がスプールの回転性能に影響を与え、軽量なルアーを扱いにくくなることも。

ベイトフィネスリールでは50mほどのラインを巻き、スプールの性能に影響を与えないのが基本になります。

そのため、どのような太さのラインを使用する場合でも、必要最低限のラインの量を巻くのをおすすめします。

まとめ

今回は2023年に新発売となる23カルカッタコンクエストBFSについて詳しく解説しました。

23カルカッタコンクエストBFSはシマノが販売する最高峰のベイトフィネスリールです。

最高峰の性能を味わうために、ぜひ導入をご検討ください。