多くのアングラーがリニューアルを待ちわびた「アンタレスDC MD」。
2023年、ついにそのアンタレスDC MDがリニューアルし、23モデルとして新発売されました。
18モデルからの乗り換えや、新たに購入したいとウズウズしている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、大注目の23アンタレスDC MDについて、基本的な解説と実際に使ってみたインプレを紹介するので、ぜひご参考にしてください。
- 釣り歴18年
- 年間釣行300日超え
- 調理師資格あり
三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。
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目次
- 1 23アンタレスDC MDとは？
- 2 23アンタレスDC MDの特徴や注目ポイント
- 3 アンタレスDC MD 23モデルと18モデルを使い比べて体感した違い
- 4 18モデルと23モデルの飛距離の違いは？
- 5 23アンタレスDC MDのボートシーバス実釣インプレ！
- 6 23アンタレスDC MDのおかっぱりシーバス実釣インプレ！
- 7 23アンタレスDC MDのロックフィッシュ実釣インプレ！
- 8 23アンタレスDC MDの飛距離結果まとめ
- 9 23アンタレスDC MDはどんな釣りに使える？
- 10 23アンタレスDC MDはどんなカスタムができる？
- 11 23アンタレスDC MDのオーバーホールやメンテナンス
- 12 23アンタレスDC MDのよくある質問
- 13 まとめ
23アンタレスDC MDとは？
23アンタレスDC MDとは、シマノが誇るフラッグシップモデルのベイトリールです。
フリースタイルリールの最高峰と位置付けられたベイトリールで、さまざまな釣りに使用できます。
23アンタレスDC MDのDCはDCブレーキ、MDはモンスタードライブを意味します。
2018年に発売になった前作は、発売が開始されて数年が経っても人気が高く、多くのアングラーが使用していました。
その大人気ベイトリールが2023年の春夏の新製品としてリニューアルが決定。
発表直後から注目を集めていて、SNSでも話題になりました。
23アンタレスDC MDの特徴や注目ポイント
より遠投ができる
前作でも十分に高かった遠投性能が、新型の23モデルでさらに磨きがかかり、より遠投しやすいのが特徴的。
23モデルには低慣性MGLスプールⅢを搭載し、キャスト時の立ち上がりの良さ、後半の伸びを実現しています。
それに加えて、新たにNEW4×8DC MD TUNEと呼ばれるMGLスプールⅢに最適化されたブレーキシステムを採用。
スプールとブレーキシステムの相乗効果で、高い遠投性能に期待できます。
まさに飛びのアンタレスといえる仕上がり。
遠投性能の高さで人気があった16アンタレスを凌駕する飛距離に期待大です。
巻き心地が抜群に良い
23アンタレスDC MDには前作よりも1個多い、計12個のベアリングを使用。
そのベアリングはドライブギア軸の支持部に追加されています。
ドライブギアはリールの駆動力の要となる部分。
そのドライブギア軸の支持部にベアリングが追加されたことで、ハンドルのガタつきをさらに低減しています。
ハンドルのガタつきが低減されたことにより、巻き心地が格段アップ。
ベイトリールながらも上位機種のスピニングリール並みの巻き心地を実現しています。
デザイン性が高い
アンタレスというと銀ピカなイメージを持つ人が多いはず。
しかし、23アンタレスDC MDは、やや落ち着いた暗めのカラーリングです。
その暗めのカラーリングがなんともいえない高級感を醸し出し、デザイン性の高さが光ります。
またハンドルの付け根付近のみ明るめのカラーを採用し、コントラストがあり、かっこいい仕上がり。
前作もかっこいいと話題になりましたが、新型もさらに洗練されています。
所有感を満たすのにも23アンタレスDC MDは最適です。
アンタレスDC MD 23モデルと18モデルを使い比べて体感した違い
巻き心地が向上している
23アンタレスDC MDを触ってまず感じたことは、巻き心地の良さ。
18モデルでも十分に滑らかだった巻き心地がワンランクアップし、さらに快適な巻き心地を実現しています。
言葉で表現すると、シマノ特有のいわゆる「ヌルヌル」。
巻き心地が良いため、巻き感度が非常に高く、ミノーやシンペンを操作しているときに、潮流の変化もしっかりと捉えられます。
またガタつきが少なく、ハンドルを回しているときのノイズも非常に少ない印象。
今作にはドライブギア軸支持部にベアリングを1個追加し、その結果ハンドル回転時のガタつきが軽減されていると推察できます。
パワーも健在
18モデルでも十分に高かったパワーは、23モデルにも受け継がれています。
魚がかかったときに負荷がかかった状態でも、ラインをスルスルと軽い力で巻き取れます。
ドラグをフルロックに近い状態にし、ごり巻きでキャッチに持ち込むロックフィッシュにも相性抜群。
筆者が最近ハマっているチヌ狙いのプラッギングでも、ヒット後にラインを強引に巻き取り、障害物を交わしてキャッチできました。
今後さらなる大物とのファイトにも安心して使い込めそうです。
軽量ルアーのキャストフィールが向上
18モデルには搭載していなかったMGLスプールを装備した23モデルは、10g以下のルアーでも快適にキャストできる印象。
いろいろなルアーをキャストしてみましたが、下限は7gほどのシンキングペンシル。
それ以上の重量があるルアーであれば、かなり快適にキャストできます。
次の項目で前作との飛距離を比較しますが、飛距離以上にキャストフィールが向上しているのが魅力。
シマノのフラッグシップを感じさせる、ベイトリールでのキャスティングの楽しさを存分に楽しめます。
18モデルと23モデルの飛距離の違いは？
18モデルと23モデルとでは、どれだけ飛距離に差が生まれるのか気になる人が多いはず。
ここでは、筆者がよく楽しむ、シーバス、ロックフィッシュで使用するルアーを中心に、前作との飛距離の差を検証します。
全体的に飛距離がアップし、MGLスプールの恩恵で、特に軽量ルアーの飛距離がアップしているのでは、というのが筆者の予測。
その予測も踏まえて、それぞれのルアーの飛距離をみていきましょう。
また条件としては、いずれもPEライン1.5号を使用し、同じブレーキダイヤルに設定することとします。
23アンタレスDC MDのボートシーバス実釣インプレ！
ボートシーバス編では、ワールドシャウラリミテッド1652Rに23モデル、18モデルを装着し、飛距離を計測。
ルアーは、シャローアサシン99F（14g）をセレクトしました。
23モデルのセッティングと飛距離計測結果
シャローアサシン99Fでは、内部ダイヤルはPEモードにし、外部ダイヤルは4に設定。
その飛距離は45mを計測しました。
キャスト時には、3mほどの向かい風で、飛距離を出すには不利な状況でしたが、それでも十分な飛距離が出せた印象。
キャストフィールも快適そのもので、バックラッシュをする気配を感じませんでした。
ただし、外部ブレーキを3にすると、風を受けたルアーの飛行姿勢が崩れた瞬間に、バックラッシュが起こります。
風がない状況では、外部ブレーキを3にし、さらなる飛距離を出せると予測できます。
18モデルのセッティングと飛距離計測結果
23モデルと同じく、内部ダイヤルはPEモード、外部ダイヤルは4に設定し、シャローアサシン99Fをキャスト。
飛距離は40mと、23モデルには5m劣る結果となりました。
18モデルは立ち上がり時と、後半の伸びが23モデルに劣る印象。
特に立ち上がりの良さは、23モデルが秀でているなと感じました。
23モデルにはMGLスプールを搭載していることから、立ち上がりが良いと予測できます。
23アンタレスDC MDのおかっぱりシーバス実釣インプレ！
おかっぱりシーバス編では、ローワー86Lに23モデル、18モデルを装着し、飛距離を計測。
ルアーには、シーバスルアーとしては軽量な部類のマニック75（7.6g）をセレクトしました。
23モデルのセッティングと飛距離計測結果
マニック75をキャストするときには、内部ダイヤルはPEモード、内部ダイヤルは4に設定しました。
その飛距離は35mと、実釣で十分な飛距離を計測。
投げている感じも、なんとか投げられるという感じではなく、快適にキャストできる印象です。
キャストしたときには、横風が3〜4mほどありましたが、それでも問題なく、バックラッシュレス。
ブレーキを弱めると、毎回バックラッシュし、強めると飛距離が出ず、快適にキャストできませんでした。
そのため、マニック75に近い軽量シンペンを投げるときには、PEモードに外部ブレーキ4が最適なセッティングだと感じます。
18モデルのセッティングと飛距離計測結果
同じく内部ダイヤルはPEモード、内部ダイヤルは4に設定し、マニック75をキャスト。
飛距離は30mと、23モデルに比べ、5m劣る結果となりました。
軽量ルアーをキャストすると、さらに立ち上がりの良さが23モデルに分があると感じます。
18モデルではなんとかキャストでき、気をつけて投げないと、思ったところに投げられない印象。
23モデルはMGLスプールがかなり効いていて、より軽めのルアーへの対応力が向上しています。
軽量ルアーも投げやすい23モデルは、18モデルでも十分に高かったバーサタイル性がさらにアップしていると感じています。
23アンタレスDC MDのロックフィッシュ実釣インプレ！
ロックフィッシュ編では、ハートランドリベラリスト763MH+RSB-23に23モデル、18モデルを装着し、飛距離を計測。
ルアーには、1オンスの鉛シンカー、ジャコバク3.2インチをセットしたフリーリグをセレクトしました。
23モデルのセッティングと飛距離計測結果
内部ダイヤルをXBモードにし、外部ダイヤルを3にセットしました。
その飛距離は78mと、磯やゴロタ浜でロックフィッシュを狙うのに十分。
キャストフィールは快適そのもので、バックラッシュを起こす気配を感じません。
外部ダイヤルを2にセットしてもキャスト可能です。
ただし、後半に失速したときにサミングしないとバックラッシュが起こりそうな印象。
またキャスト時には向かい風が3mほど吹いていたため、外部ダイヤル3が最適なセッティングでした。
18モデルのセッティングと飛距離計測結果
同じく内部ダイヤルをXBモードにし、外部ダイヤルを3にセット。
飛距離は73mを計測し、23モデルに5mとやや劣る結果となりました。
重量があるルアーになると、キャストフィールは18モデルと23モデルに差は感じません。
バックラッシュに関しても同様で、外部ブレーキを弱めると、キャスト後半にラインが浮き始めます。
それでも外部ダイヤルが3であれば、着水時のサミングのみで問題なし。
筆者的には重量があるルアーを扱うのみであれば、18モデルもありだと感じます。
23アンタレスDC MDの飛距離結果まとめ
飛距離の差は以下の通りとなりました。
| ルアー | 23モデル | 18モデル |
|---|---|---|
| シャローアサシン99F（14g） | 45m | 40m |
| マニック 75（7.6g） | 35m | 30m |
| フリーリグ（28g） | 78m | 73m |
全体的に23アンタレス DC MDの飛距離が上回る結果。
投げてみた感想としては、軽いルアーを投げたときのフィーリングが23モデルに分があると感じました。
それでいて、重たいルアーに対しても前作よりも飛距離が出せるとなると、さらなるバーサタイル性にも期待できます。
1台で幅広いルアーに対応したい、そんなときには23アンタレス DC MDが大活躍間違いなしです。
23アンタレスDC MDはどんな釣りに使える？
バス
23アンタレスDC MDはバス釣りにおいてバーサタイルに使用できます。
MGLスプールⅢを搭載したことで、前作ではやや投げにくかった軽量なルアーへの対応にも期待。
そのため、ビッグベイトから軽量なルアーまで幅広く使用できそうです。
パワーにも期待できるので、障害物周りでのやり取りにも楽々とできます。
シーバス
23アンタレスDC MDは前作同様ソルト対応で、シーバス釣りでも大活躍します。
港湾部や堤防はもちろん、遠投が必要なサーフや大河川の河口、強引なやり取りが必要な磯からシーバスを狙うときにも対応。
巻き心地に優れているため、シーバス狙いで中心となるただ巻きがしやすく、より繊細なゲームへの対応にも期待できます。
フラットフィッシュ
マゴチやヒラメといったフラットフィッシュを狙う釣りにも23アンタレスDC MDがマッチします。
近年ではサーフからの釣りでもベイトタックルを使用するアングラーが増えました。
前作もサーフからのフラットフィッシュ狙いで人気でしたが、新型もサーフで使用可能。
高い遠投性能で広範囲を探る必要があるサーフでも大活躍しそうですね。
ロックフィッシュ
近年流行しているアカハタやオオモンハタ、キジハタを狙うロックフィッシュゲーム。
そのようなロックフィッシュを狙う釣りにも23アンタレスDC MDが使用できます。
前作でも十分に高かった遠投性能がより高くなり、遠投したい磯でも活躍を期待。
パワーも備わっているので、大型のロックフィッシュがヒットしても問題ないでしょう。
青物
前作のアンタレスDC MDはライトショアジギングで使用するアングラーもいました。
新型も青物狙いのライトショアジギングにも使用できます。
23アンタレスDC MDはPEライン1.5号を250m以上、2号を200m巻けるサイズ。
ライトショアジギングに必要なラインを十分に巻けて、パワーもあるので、青物狙いにも対応できます。
オフショア
新型の23アンタレスDC MDはおかっぱりだけでなく、オフショアのさまざまな釣りにも対応できます。
前作でもタイラバやジギングに使用しているアングラーがいましたが、新型でもそのような釣りにも対応可能。
キャスティングだけでなくさまざまな釣りに使用できる、まさにフリースタイルの最高峰リールと呼べる汎用性も魅力的です。
23アンタレスDC MDはどんなカスタムができる？
ハンドルやノブの交換はできる？
23アンタレスDC MDを購入したら、ハンドルやノブを交換したいなと考えている人も多いはず。
まずハンドルについては、夢屋ハンドルタイプのBH-1であれば交換可能です。
またゴメクサスなどのカスタムパーツを販売する各メーカーでも、対応機種に23アンタレスDC MDが追加されることに期待。
ハンドルを交換したい場合は対応表を確認し、購入するようにしましょう。
つぎにノブは夢屋ハンドルタイプのAで、各社が販売するシマノAタイプであれば交換可能だと推察します。
標準のノブはラバーのI字ノブなので、ラウンドノブに交換するのもおすすめですよ。
スタードラグのカスタムはできる？
カスタムパーツを販売するメーカーから、各ベイトリールに対応したスタードラグが販売されています。
現時点では23アンタレスDC MDについて、スタードラグ用のスタードラグに関する情報はありません。
しかし、スタードラグのカスタムは人気が高いので、各メーカーから今後販売されることが期待されます。
新型の搭載されているスタードラグはやや小型で、使用しにくいと感じる人がいる可能性があります。
そのような心配がある人は、ゴメクサスやアベイルのスタードラグの情報を集めて、発売されるのに期待しましょう。
スプールのカスタムはできる？
23アンタレスDC MDはスプールを交換したい人もいるはず。
注意点としては、前作よりもスプールが1mmナロー化されていること。
そのため、スプールを交換したい場合には、23アンタレスDC MDの専用商品を購入するのがおすすめ。
前作のスプールとは径こそ同じなものの、互換性はないようなので、注意しましょう。
スプールに関しても、リールのカスタムパーツを販売するメーカーからリリースされるのを期待。
またマイナーでも高性能なスプールを作成しているメーカーもあるので、チェックしてみてください。
ベアリングのカスタムはできる？
23アンタレスDC MDはベアリングのカスタムは可能です。
ベアリングに関しても、カスタムパーツを取り扱うメーカーから専用のセット商品が発売されると予測します。
前作では分解図を確認すると、ベアリングの寸法が記載されていました。
そのベアリングの寸法を確認すると、釣り用でなくても、低価格なベアリングに付け替えることが可能です。
新型も分解図に寸法の記載があれば、釣り用以外の低価格なベアリングを購入し、錆びたらすぐに交換するといった運用も可能。
また高価でも錆が発生しないセラミックのベアリングも23アンタレスDC MDにマッチする寸法のものがある可能性があります。
まずは専用のセット商品をチェックし、まめに交換したい人は低価格なベアリングも要チェックです。
23アンタレスDC MDのオーバーホールやメンテナンス
オーバーホールは自分でできる？分解図はどこで見られる？
分解は自己責任になりますが、新作の23アンタレスDC MDも分解してのオーバーホールが可能だと予測されます。
前作も多くの人が分解し、私自身もまめに分解してオーバーホールしていました。
分解図については、現在はありませんが、今後シマノカスタマーセンターのホームページで確認できるようになると予測します。
メンテナンス方法は？
日頃のメンテナンス方法については、前作同様、水洗いだけで十分。
前作でも使用後ドラグを締めて、流水で流し、汚れを落とすだけでトラブルなく使用できました。
メンテナンス方法の詳細については、取扱説明書に記載されています。
しっかりと確認し、日々のメンテナンスを怠らず、長期間使用できるようにしましょう。
23アンタレスDC MDのよくある質問
アンタレスDC MDの飛距離は？飛ばない？
アンタレスDC MDは飛距離が出るリールです。
アングラーの間では飛びのアンタレスと呼ばれるほど、遠投性能が高いのがアンタレスの魅力。
新型には遠投性能が高かった前作よりもさらに飛ぶ、高い遠投性能に期待大です。
ブレーキはシマノ独自のDCブレーキで、新型には今までよりもブレーキ制御精度が高くなっているとのこと。
前作はもちろん、遠投できると今でも話題に上がる16アンタレスよりも高い遠投性能にも期待できます。
アンタレスDC MDの糸巻き量（ラインキャパ ）は？
23アンタレスDC MDはナイロン20lbを100m巻ける糸巻き量を有しています。
ナイロン20lbを100m巻ける糸巻き量があるため、シマノの番手表記だと200番です。
PEラインに換算すると、1.5号を266m、2号を200m巻ける糸巻き量があります。
シーバスのビッグベイトで使用するPEライン3〜4号を100m巻けるため、やや少ないものの、対応できます。
200番サイズは大きすぎず、小さすぎずで、糸巻き量もちょうど良く、さまざまな釣りに使用できるのが魅力的ですね。
アンタレスDC MDは壊れやすい？
アンタレスDC MDは強度が高いリールで、新型も耐久性、剛性いずれにも期待できます。
ほかのリールよりも壊れにくく、タフな環境下でも安心して使い込めます。
私は前作を4年ほど使用しましたが、壊れることなく、頻繁に使用しても問題ありませんでした。
またソルトメインで使用しましたが、磯やオフショアといった過酷な環境でも壊れずに今でも使用しています。
新型もソルト対応で、モンスタードライブの名に恥じない高強度で、大物狙いにも対応できると予測します。
アンタレスDC MDはドラグ音（ドラグクリッカー）は鳴る？
23アンタレスDC MDは、ドラグ音は鳴りません。
ベイトリールのドラグ音は、音出シピンがドラグ音出シラチェットの溝に干渉することで発生します。
ドラグ音が出るとドラグが効いてラインが引き出される感覚が耳でわかります。
しかし、ドラグ音を発生させる仕組みをベイトリールに搭載すると、ドラグ性能が落ちやすいとのこと。
アンタレスDC MDにはドラグ性能を重視するため、ドラグ音を発生させる仕組みを搭載していないようです。
それでもドラグ音を鳴らしたい人は、社外品のドラグクリッカーを導入、またはほかのリールのパーツを使用するカスタムが効果的。
ただし、カスタムをするとメーカーの保証やアフターサービスが受けられない場合があるので、注意しましょう。
まとめ
今回は2023年の春に新発売となるアンタレスDC MDについて詳しく解説しました。
遠投性能の高さがアンタレスDC MDの魅力。
シマノの技術が結集された最高峰のベイトリールで、より釣りを楽しいものにしてみませんか。
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