22バンタムの2ピースロッドまとめ!ワン&ハーフとは?

今年も各社、新商品が発表されました。

その中でも22バンタムの発表には驚いた方もいるのではないでしょうか。

リールに注目が集まっているかもしれませんがロッドを見逃せません。

特に昨今、主流となっている2ピースロッドも多くラインナップされているので注目すべきシリーズになっています。

バス釣り界隈では2ピースロッドに懐疑的な人もいますが、一昔前の2ピースロッドより格段に性能も上がっている、ワン&ハーフのロッドになっているので紹介させていただきます。

狩野大吾
執筆者
  • 釣り歴19年
  • 元釣竿メーカー勤務

アニメで釣りに興味を持ち、長野県でバス釣りやエリアトラウトを楽しんでいます。 数釣りも大物釣りも楽しいですし、ビックベイトもライトリグも大好きです。 海の釣りも今後、本格的に参入予定。 夢は日本三大怪魚を制覇。アマゾンなどの海外釣行も夢見るおっさんです。

22バンタム(ロッド)の特徴

バスフィッシングで使用するロッドにおいてトーナメントシーンを含め、様々な釣りに対応できるラインナップを誇るブランドになっています。

ロッド自体もシマノの最新鋭技術が隅々まで使われ、グリップ周りのデザイン性も素晴らしい作りとなっています。

バスフィッシングを本気で楽しみたい釣り人に向けた、ロッドであることは間違いありません。

22バンタムの2ピースロッドの注意点!実は4タイプもある!

センターカット

2ピースロッドと言えば、このタイプが一般的かと思います。

ロッドの繫ぎ目がロッドの真ん中にあるタイプのロッドです。

このタイプのロッドはバットを強く出来つつ、ティップ側を繊細に作ることができるので

非常にバランスの良いロッドになります。

ワン&ハーフ(ショートバット)

グリップの上部に繫ぎ目を設定したタイプの2ピースロッドになります。

繫ぎ目部分は当然、太くなるので強制的にバットパワーが上がります。

これにより重いルアーのキャスト性能を上げ、魚に主導権を与えないバットパワーを得ることができます。

ワン&ハーフ(ショートティップ)

ベリー付近に繫ぎ目を設定しているタイプです。

ここに繫ぎ目を設定すると繊細なティップを確保しつつ、フィッキング時には鋭いフィッキングができます。

繊細にルアーを操作しつつ、魚を確実に獲るためのフィッキングができる1本です。

グリップジョイント

グリップの取り外しができるタイプのロッドになります。

ブランクス自体は繫ぎ目が無いために、とてもきれいな曲がりを実現できます。

幅広いルアーに対応できる万能タイプの繫ぎ方式とも言えるタイプです。

特にロッドパワーが強いロッドに採用される傾向にあります。

22バンタムの2ピースロッドまとめ

170MH(グリップジョイント)

ボトムを狙うタイプのラバージグやテキサスリグと抜群に相性が良いロッドになります。

ボトムサーチ能力がとても高い感度のよいロッドですが、魚を掛けた時のパワフルさも驚く1本です。

またロッド素材がスパイラルXコアになっていることで軽いというのも嬉しい所です。

172H(グリップジョイント)

フロッグスペシャルと呼ばれるほど、フロッグの使用に向いている1本になります。

Hパワーになっていますが、バスが釣れた時などの負荷が掛かればスムーズに曲がってくれる柔軟性があります。

されど、バスに主導権を渡すことはないほどのバットパワーがあります。

何百投もするフロッグゲームですが、軽快を追及しているロッドになりますから集中力を切らさず釣りをし続けることができます。

269M(グリップジョイント)

カバー絡みの釣りに本領発揮するタイプのロッドです。

カバーの中でスモラバやネコリグなどのライトリグを繊細に扱えます。

スピニングでは狙うのをためらってしまうようなカバー周りでもPEラインを使用して狙う事が可能となったロッドになります。

この1本でライトリグから小さめなフロッグまで扱えるので1本で色々と攻めたいオカッパリでも活躍できるでしょう。

274M+(グリップジョイント)

デカバスハンターの奥田さんがモンスターと呼ばれるデカバスを獲るために使用するロッドです。

スパイラルXコアを主にベリー〜バットセクションに採用しているので軽さを追求しつつ従来のMパワーよりさらに強いM+になっています。

操作性もよくロングキャストもできる強いフィネスロッドです。

163ML-2(ショートバットワン&ハーフ)

パワーのあるベイトフィネスロッドになります。

2ピースロッドにすることでバットパワーを持たせつつ、繊細なティップを備えているのでルアーの操作性が高く、デカバスが釣れても安心してファイトができるロッドになっています。

168L+-BFS/2(センターカット)

あえて2ピースでロッドを作成することで、より理想的なベイトフィネスロッドになりました。

ベイトフィネスロッドとしては少し長い設計になっていますが、これはロングキャストで遠くのカバーを攻めてバスを獲るためです。

そしてスパイラルXコアを使用しているのでカバーから従来より楽にカバーからバスを離すことができるようになったのも魅力的です。

168ML+-G/2(ショートティップのワン&ハーフ)

軽量のクランクベイトなどの巻物を快適に操作するために生まれたロッドです。

しなやかなグラスティップがルアーの重さを確実にロッドに載せて快適なキャストを可能としています。

またしなやかさはバスがルアーを咥えた時も追随し、確実なフィッキングへと持ち込むことが可能となります。

168XH-SB/2(ショートバットのワン&ハーフ)

ジャイアントベイトと呼ばれるビックベイトを確実にバスのいるポイントに送り込むことが可能となったロッドになります。

6.8ftと言う絶妙な長さ設定はロングキャストが可能な一方でピッチングのようなショートキャストで次々とポイントにルアーを送り込むのにも活躍してくれます。

170M+-G/2(ショートティップのワン&ハーフ)

アメリカでも活躍する伊豫部プロがクランキングの柱としているロッドになります。

投げやすく、掛けやすいロッドに仕上がっており、ファーストムービング系のルアーのほとんどをこのロッドで対応できてしまいます。

スパイラルXコアの恩恵によりパワーと軽快さがアップした次世代のクランキングロッドと言えるでしょう。

1711MH+-SB/2(ショートバットのワン&ハーフ)

ある程度の重量級ルアーに抜群の性能を発揮するロッドです。

SBの名前の通りSwim&Big baitのキャストや操作性はもちろんですが1/2ozを超えるようなスピナーベイトやマグナムクランクまで守備範囲とする懐の深いロッドです。

重いルアーが投げられるといってもガチガチのロッドではありませんので、ファイト時にはバスのパワーを吸収し浮かす事ができるでしょう。

264UL-S/2(センターカット)

究極とも言えるフィネスロッドとも言えるロッドです。

ソリッドティップTAFTEC∞登載で、ルアーを繊細に操作して誘い、バスに対して違和感なく食わせる事が一段レベルの高い部分で可能になったと言えるでしょう。

バットパワーもあるので、繊細に誘うだけではなく一瞬だけパワーを込めたリアクションの釣りもできてしまうのも、このロッドの強みです。

まとめ

バスフィッシングの楽しみを今より一段アップさせてくれるバンタムロッドを手に取り釣り場に向かいましょう。

今まで届かなかったポイントや魚に手が届く喜びをみんなで分かち合いたいですね。