15ft台ヒラスズキロッドのメリット・デメリット!製品も紹介!

ヒラスズキロッドの中でも、特殊な部類に入る15ft台のロングロッドは、状況に応じてうまく使い分けていくことで、アングラー側に大きなアドバンテージをもたらしてくれます。

今回は、そんな15ft台のヒラスズキロッドのメリット・デメリットについて、さらにはおすすめアイテム2選を紹介していきますので、ロングレングスのロッドをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。

酒井
執筆者
  • 釣り歴20年
  • 元釣具屋店員
  • 船舶免許あり

友人の誘いがきっかけでバス釣りの楽しさにハマり釣りを始める。その後、ヒラマサキャスティングゲームの発祥の地とも言われる佐賀県の呼子に移動。自身も船舶免許を取得し、ショア&オフショアでの青物やヒラスズキ等を中心に様々なジャンルのルアーフィッシングに魅了されつつ今日に至る。

15ft台のヒラスズキロッドが活きる状況とは

15ft台のヒラスズキロッドが特に活きる状況としては、かなり足場が高い磯場において、足元のポイントできれいにルアーを泳がせながらアプローチしたい時を挙げることができます。

意外と見過ごされがちな足元のポイントには、大型のヒラスズキが潜んでいることが多く、そのおいしいポイントを効率よく攻めていくために、この15ftという長さが必要となることがあります。

15ft台のヒラスズキロッドを使うメリット・デメリット

15ft台のロングレングスのヒラスズキロッドには、いったいどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

メリット

メリットとしては、上述したように足元のポイントを攻めやすいという点もありますが、それだけでなく安全性の確保がしやすいという点も見逃せません。

風が強く吹き荒れていて、うねりが磯の先端を洗っているような状況においては、短めのロッドではルアーをうまく泳がすことが非常に難しくなり、無理をして前に出ようとすると、かなり危険な状態に身を置いてしまうことになりかねません。

そんな状況で15ftという長さは大きなアドバンテージとなり、安全を確保しながら効果的にゲームを組み立てていく点で大いに役立ちます。

デメリット

もちろん、15ft台のヒラスズキロッドにはデメリットもいくつかあります。

まず、大きな特徴であるその長さから、狭い場所では取り回しに少し苦労するという点があります。

さらには、レングスが長い分それだけロッドの自重が増えることや、風の影響を受けやすくて、持ち重りを感じてしまうこともあります。

足場の高いポイントばかりでヒラスズキゲームを楽しむという方でない限り、メインロッドというより2本目のロッドとして所持しておき、使い分けをしていくのがおすすめです。

15ft台のヒラスズキロッド2選

では、とても貴重な15ft台のヒラスズキロッド2製品について見ていきましょう。

【ダイワ】
モアザン ワイズメン T150M-5 平狂

釣り好きなら誰もが知る、ダイワの超有名テスターでヒラスズキ釣りの名手でもあるあの村越正海氏が監修した、ヒラスズキ専用の15ftロッドです。

ブランクスには、東レのナノアロイテクノロジーをさらに独自に最適化した”SVFコンパイルXナノプラス”が採用されており、持ち重りを軽減させる軽量性と共に、ランカーサイズのヒラスズキもしっかりと浮かせることのできる、パワーと耐久性も兼ね備えたロッドとなっています。

【がまかつ】
ラグゼ ソルテージ サーフシャフト 150

がまかつのラグゼシリーズからも、15ftのヒラスズキロッドがリリースされていました。

3ピース仕様で、適合ルアーウェイトは18~60gとなっており、少し重めの大型ミノーやシンキングペンシルもしっかりとキャストすることができます。

ただし、こちらのロッドは過去に販売されていた製品で、現在は廃盤となっていて新品での入手は難しく、中古のアイテムを探して手に入れる必要があります。

まとめ

一見扱いにくそうに感じてしまうかもしれない、15ft台のロングレングスヒラスズキロッドですが、このロッドが活きる状況も意外と多く、年間でヒラスズキ釣行をかなりの回数行うアングラーであれば、1本持っておくとかなり重宝します。

他の釣りと比べ状況への対応力がより一層求められるヒラスズキゲームにおいて、さらなる釣果をあげていくためにも、15ft台のヒラスズキロッドの入手もぜひ考慮してみましょう。

紹介アイテム一覧

15ft台ヒラスズキロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ダイワ
モアザン ワイズメン T150M-5 平狂
がまかつ
ラグゼ ソルテージ サーフシャフト 150